サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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W杯組み合わせに関して

 W杯の組み合わせが決定した。
「コートジボアール」「ギリシャ」「コロンビア」
この3カ国に共通しているのは、日本とは直接あまり馴染みが無い、
あるいは、優勝した実績のあるネームバリューが高い国ではない事だ。

どのような結果になるか予想すると、結論から先に言えば
「やってみなければ判らない」という事だろう。
極端に悲観的にも楽観的に予想すれば、2勝1分けか最悪3戦全敗
いずれのケースも考えられる。

個の強さを誇る強力FWが居るのがコロンビアとコートジボアール
堅守速攻の戦術で欧州チャンピオンになった実績があり、今大会の予選を
勝ちぬいたギリシャ、3カ国とも日本が苦手とするタイプなのが判る。

 日本はコンフェデ杯とウルグアイ戦に大量失点したし、
オランダにもベルギーにも2失点しているように、守備に問題がある。
世界ランクや過去のW杯での実績とか、気候とか移動距離などとは関係なく、
日本の弱点である守備面を突かれるという「サッカーの戦術面での要素」
このような点で分析すれば、非常に嫌な対戦相手ばかりである。
組み合わせが決定した時点で「グループリーグ突破確実」とか、
「良い組み合わせだ、楽な相手ばかり」等という発言は間違っている。

 では楽観的に見て見よう。
ブラジルは親日国である。そして日系人も多い。
移民後、日本人はサッカーが下手だと酷評されてきた中で頑張って
きた日系移民にとって、日本がブラジルで行われるW杯に出場するのは、
本当に嬉しい事であろう。事実上日本のホーム状態になると予測する。
おそらく、日本国内のゲームよりも、大音量でタイミング良く行われる
日系人とブラジル人によるブーイングは、相手と審判にプレッシャーに
なるはずだ。日本から現地に行ったサポーターは、その時には日本国内の
ゲームではまだ見られるが、一部のサポーターのように「応援歌を歌う」
のではなくブーイングをしてほしい。

3カ国とも日本の事をあまりよく知らないと思われる。欧州でプレーする
選手個人は知っていてもチームとしては未知の相手だろう。
だから、コンフェデ杯やベルギー遠征などで、守備面の弱点が浮き彫りに
なったビデオばかり重点を置いた分析をしてくれたら、今後の守備面での
強化に成功すれば日本は有利にゲームに臨める可能性がある。

また、高温多湿の環境は、「欧州でプレーしている選手が多い」
コートジボアールには有利に働かない。暑い国でも主力選手は涼しい欧州で
プレーして生活しているのだから、コンフェデ杯での経験を積んだ日本の
方が有利ではないか。2001年に高温多湿の日本で対戦したカメルーンは
何も出来ずボロボロだった。アフリカ勢は高温多湿への適応力が低いのでは
ないだろうか。日本の主力も欧州でプレーしているが、
オフや親善試合では日本に帰国するし、彼らは高温多湿の日本で生まれ
育った選手が大半である。

ギリシャは、日本の素早い動きと速いパス回しに翻弄される可能性もある。
日本のスタイルは中東勢とも韓国とも違うのだから、ギリシャが単純に
アジアのチームと思っていればヤケドを負うだろう。
もちろん高温多湿の気候は日本よりもギリシャにマイナスとなる。

そして、この2カ国は対コロンビア戦でかなり消耗するだろう。
彼らも、優勝候補とはいえ、コロンビアをブラジルやアルゼンチンほど
怖いとは思っていないだろうから、肉弾戦を仕掛けていくかもしれない。
そこでコロンビアの経験不足が致命傷になっても不思議ではない。
確かに南米予選2位通過は凄い事だが、手の内を知り尽くした南米同士
の戦いの中で得た順位である。過大評価して怯える必要は無いのだ。
コロンビアが日本と対戦する時には、かなり消耗してるか負傷者が出て
コンディショニングに問題が出ている期待も持てる。

他力本願的な願望を込めれば、コロンビアが本気でベスト4を狙っていて、
2戦で勝ち点6を確保して3戦目の日本戦では引き分けでも1位通過
という展開になれば、日本もコロンビア戦で勝ち点1を計算出来る。

というように考えたら、2勝1分けか3敗、で良くも悪くもなる。
そういう気持ちでいれば、3戦全敗の結果に終わろうが、勝ち進もうが
心の準備は出来るはずだ。

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親善試合の一つの考え方

 失敗に終わった10月の東欧遠征に続き、11月のベルギー遠征での
対オランダ戦、ベルギー戦は結果と内容とも収穫が多く成功を収めた。

 対戦相手がW杯予選敗退国ではなく、本大会での優勝候補だった事から、
非常に高い評価を得たが、セルビアとベラルーシとは違った戦い方をしてきた
のだから、同じ基準で評価するのは少し問題があると思うが、日本に対して
対等に向かってくる相手には、ある程度には戦えたという点では良かった。

オランダもベルギーも完全なベストメンバーではなかったが、それは日本も
同様で、極端に楽観的にも悲観的にもなる必要は無い。
オランダの若手DFは、日本の素早い攻めに翻弄されたし、ベルギーの若い
アタッカー達は経験不足を露呈した。しかしW杯本番で対戦した時には、
今回の経験や教訓が活かされてくるはずだ。

オランダもベルギーも、そして日本も、親善試合では、本番に備えて色々な
想定を立てて、また可能性を見い出す為のテストを行っていたのが判る。
その都度の結果に対して、一喜一憂するのはサポーター心理としては当然かも
しれないが、W杯が終わったら4年後に備えたチーム編成を行い、予選突破後
に行われる親善試合は、テストと試行錯誤の場であると理解すれば良いだろう。
我々は「強化試合」とか「テストマッチ」だから、各上の強い相手との対戦
ばかり希望して結果を求めがちだが、【親善試合は調整や実験の場】という
要素もある事を忘れてはならない。

 例えば、日本の場合、テストあるいは冒険を行うには、様々な雑音が直接
選手や関係者の耳に入る頻度が高い国内のゲームよりも、海外のゲームで
行う方が適切である。このような考え方は奇異なものではなく、その競技が
盛んになればなるほど、国内のゲームでは思い切った采配はしづらくなると
思っていた方が良い。

 同じスタメンで臨んだベラルーシ戦は確かに問題だが、あのゲームで
主力選手達は一つの可能性というか願望のような「戦い方」をテストしたの
かもしれない。詳細は別の機会にするが、ハーフナーを活かす空中戦を放棄し、
縦パスを入れずに横パスやスローテンポの攻めが、どこまで通用するかの見極め
としては、決定的な答えが出たと考えられる。

オランダとベルギー戦では、今までの親善試合では見られなかったほどに、
横ではなくて斜めへのパスの多用と、遠藤からの速いサイドチェンジが
あったのが印象的だった。
ベラルーシ戦ではゲーム前に遠藤は「遊びの要素をいれて」等と発言して、
実際に、縦パスを入れずに横パスばかり回していたのだが、
この2ゲームでは「遊びの要素や」いつもの「緩い横パス」は皆無だった。

コンフェデ杯では、日本の前線からのプレスとDFラインを高めにするという
ゲーム運びは、大量失点という形で破綻したのだが、この2戦では極端に高い
ラインを維持出来たのと、プレスも組織的で上手く連動していたのが良かった。
そして非常に良かったのが山口螢である。遠藤と長谷部の二人で中盤の底の
スペースを90分間守りきるのが困難になってきている現状では、豊富運動量
と速い出足で潰しまくれる山口をレギュラーにして遠藤と長谷部を併用する
起用法がペナルティーエリア正面の守備の強化になる。

このように親善試合では監督も選手も色々なテストや冒険が出来るのだ。

ウルグアイ戦から受け入れる事

 W杯ベスト4の強豪ウルグアイに対して2-4という結果は、
普通に評価すれば、必ずしも悪くないのだが、W杯優勝という
現実無視の目標と、コンフェデ杯での順当な3敗を正当に
評価できない、バカマスコミの為に、大惨敗のような雰囲気に
なってしまった。
 よく考えて見よう。大敗や連敗を受け入れる事に納得出来ない
ならば、格下の弱小チームとだけゲームをすれば良いだけだ。
「ブラジル」「イタリア」「メキシコ」「ウルグアイ」
勝ちこすよりも全敗の方が、はるかに可能性が高いではないか。

したがって惨敗ではなくて順当な敗戦と評価して受け入れるのが
常識人であり、正常な神経と判断力を持った人間なのだ。

本田と香川の2人のワールドクラスを軸にした攻撃陣は、これらの
強豪相手にも戦えたが、3流以下のCBが並ぶ守備陣は、ほとんど
無抵抗に近い惨状で、【順当に失点した】

 特に吉田の惨状は目を覆うばかりで、失点の内容が悪すぎるのだ、
確かに格上の相手とはいえ、あのような自滅に近いパターンで失点
すると、周囲の選手の信頼を完全に失うであろう。
 ウルグアイ戦の1点目は、スピード不足だけでなくて、
ポジショニングの悪さと、相手FWとの駆け引きの拙さという側面の
方が大きいだろう。コンフェデ杯では散々お粗末なプレーでピンチを
招き、挙句の果てに簡単に破られて失点した経験が全く活かされていない。

 これでは、吉田は学習能力が全く無い人間としか思えないのだ。
3点目など、一見クリアーミスのように見えるが、ポストプレーにしか
見えない。あの局面で、ペナルティーエリア内で相手FWが傍に居る
遠藤にパスを出す選択などは、絶対にあり得ない。

おそらく人類の歴史上起こった不可解な現象の一つとして記憶されるのは
確実であろう。

吉田と遠藤との連係ミスでも、吉田のクリアーミスでも無く、
吉田の異常な判断と見るのが正しい。

攻撃陣には「本田」「香川」の2人のワールドクラスの人材がいるが、
中央の守備を固めるCBとボランチには、この2人に匹敵する人材が
居ないのだ。だからW杯ベスト8クラスの強豪相手にも得点したり、
チャンスを作る攻撃が出来るが、跳ね返し抵抗する守備力は無い。
こう分析すれば、現在の惨状は「当然の事」「理に適ってる」のだ。

これで、ハッキリと判ったし、誰もが認めざるを得ない事として、
DFラインを高めに位置して、前からプレスを掛ける戦い方は
世界のトップレベル相手には通用せずに、カウンターからの攻撃には
ほぼ無抵抗に近い状態で自滅して大量失点する事を指摘したい。

このゲームで得られた成果の一つに吉田はハーフナーよりも
ポストプレーが遥かに上手いという事があげられる。
次回も代表に選ばれるとしたらCBではなくCFでだろう。

祝!東アジア杯初優勝

東アジアカップはめでたく優勝。
当初、結果よりも個々の能力を見極める事を優先する方針のはずが、
3ゲームとも、それぞれ成果のある内容で初優勝してしまった。

ある意味嬉しい誤算と言えよう。

初戦の中国戦は、寄せ集めのメンバーで僅か2日間の練習に加えて
初めての代表戦の緊張のせいだろうか、前半のお粗末な内容は
言語道断だったが、参加国の中で、最も充実したメンバーで参加
した中国に3-1か4-1で勝てたはずのゲームが出来たのだ。
連続失点は、経験の無さと守備陣のリーダーシップ不在の影響が
大きく、駒野ではなくて槙野か栗原をキャプテンにすべきだった。
このゲームでは代表に残る選手は誰も居ないと思われる惨状で、
代表戦の経験のある駒野、栗原までも信じられないミスを連発した。

オーストラリア戦は、スタメン総入れ替えという冒険的な采配が
見事に当たった。特に攻撃陣は豊田、斎藤、山田、大迫の4人は
素晴らしく、今がW杯予選前ならば、すぐに代表に選んでも良いと
思わせる出来だった。また徳永、高橋の安定性が目に付いた。
しかしCB2人のポジショニングのミスと軽率さは致命的で、
経験が少ない2人をCBに並べる事の危険性とリスクの大きさを
実感できたのが成果だ。オーストラリアのボディコンタクトが
甘かったので、ほぼ同じメンバーで次の韓国戦に臨み、厳しい中で
どれだけ通用するかを見たかった。

韓国戦は、押し込まれたが実は決定機は少なく、見た眼よりは危機的な
内容ではなかった。中国戦と同じメンバーだったが、全員が見違える
ような貢献度を見せたのは一種の驚きで、明らかに中国戦よりも
精神的、肉体的なコンディションが良かった。酷かった中国戦が
ウソのようなゲームで、例えば槙野は中国戦は攻撃は良かったが守備が
ボロボロだったのが、このゲームはあれだけ自分の所を攻め込まれたのに
充分に抵抗したし、CBの森重は安定した守りを見せていた。
韓国の空中戦に対しても破綻せずに闘えた点を評価すれば、高さに関して
だけいえば、このチームの方がW杯予選メンバーより強いのではないか。

 柿谷・豊田・大迫と今すぐに使えるFWが3人も出てきたのだから、
ザックも嬉しい悲鳴を上げているのではないか。前田とハーフナーが
優れているのは経験だけである。柿谷の決定力と、走るタイミング
豊田のポストプレーと高さ、大迫の競り合いとメンタルの強さ。
3人ともセンスが良いから、本田や香川とも連係が上手く行くと思う。
来年のW杯で勝負するならば、この3人に経験を積ませた方が、前田と
ハーフナーに頼るよりは可能性を感じる。

 残念だったのが柴崎が来れなかった事だ。遠藤の後継者としての地位を
確率出来た大会になったかも知れないのに。

今大会の内容と結果はJリーグのレベルの高さというよりも、
選手個人のレベルの高さと可能性の大きさを証明したと言いたい。






コンフェデ杯・ブラジル戦

 コンフェデ杯のブラジル戦に点差以上の完敗でガッカリした人も
いると思う。もし勝っていたら素晴らしい事だったが、この完敗で
現実をしっかりと直視する事が出来るのだから、幸いである。

 地元で本気モードで向かってくるブラジルに対して、日本は、
昨年の対戦時と同様に、自陣に閉じこもりガチガチに守ってから、
カウンターを仕掛けるという戦法ではなくて、正面から堂々と
まともに立ち向かっていった。
 その結果として、ブラジルの怖さを肌で知る事が【再度】出来たし、
日本代表のチームと選手の現状の力と、課題がハッキリと現れた。
超守備的な戦い方で0-1の敗戦で善戦大健闘と称えられるよりは、
遥かに良いだろう。選手一人一人はもちろん、サポーターもマスコミも
結果だけで、世界のトップと対等に戦えた等と勘違いしないからだ。

 このゲームで比較的良かったと評価出来るのは
「本田」「内田」「今野」「長谷部」だけである。他の選手は論外で、
特に、清武、岡崎、長友、吉田にはガッカリした。

観た通り、攻撃で個の力が通用したのは本田だけだった。前半の途中から
ブラジルは本田がボールを持つと潰しに掛って来たのが、その証拠で、
相手の中で、怖い選手、自由にさせたら厄介になると認めた相手は
早目に潰して持ち味を出させないようにするのは、トップレベルの
戦いでの常識である。
 内田は、右サイドでオスカルと対峙しつつ、サイドに流れてくる
ネイマールにも対応するという、ある意味、非常に贅沢なマッチアップを
体験した事になる。右サイドをズタズタにされても不思議ではないのに、
それほど大きな破綻は無かったのだから、評価するべきであろう。
 今野は最終ラインの危険なシーンになる直前にクリアー、あるいは
ブロックしており、決定的になる前の段階でかなり防いでいた。
1点目は、後一歩早めに出ていれば、防げたかもしれない。たしかに
ネイマールのSHは素晴らしかったが、普段Jリーグでプレーしていると
またアジア勢との対戦経験だけでは、初っ端での対応が遅れてしまう。
 長谷部は、ボールの出し所を探して苦労していたが、それ以外は
安定しており、所属クラブで変な起用法をされずにボランチでフルに
出場しておれば、代表でも安定した力を発揮して存在価値がある。

岡崎は、このレベルの相手では全く通用せず、後半の頭から「乾」と
交代させるべきだったと思う。清武は空回りしていてゲームから
完全に消えていた。そして長友は、良く動き走っていたが、W杯予選の
2戦同様に、コンディションが良くないと思われる。プレー面で
負傷の影響が残っているのではなかろうか。身体に切れが無い。

吉田は、ヨルダン戦のミスと同様にプレミアリーグでの経験が本当に
活かされている、あるいは糧となっているのか疑問だった。2点目の
失点は、後一歩遅れており、あの局面であれだけフリーにするとは
信じられない。ブルガリア戦でも感じたが、ポジショニングを修正
する必要を強く感じる。聞いた話では、所属のサウサンプトンでも
ポジショニングでは、かなりイージーミスを冒しているとの事だが、
もしかしたら速い動きへの対応が遅れる傾向があるのかもしれない。

 ブラジルのゲーム運びから学ぶ事はボール回しの意味である。
DFラインで回しているのは、日本のFWとMFをつり出す為のものだし、
ピッチを広くワイドに展開するのは、日本を左右に振り回して疲れさせ、
また守備の組織に綻びを作らせる為のものである。パス回しの為のパスは
無かったのが判るはずだ。
日本のパス回しとは大きく異なり、パススピードが速く、ダイナミックで
斜めに入れるパス、ミドルパスとサイドチェンジを多用していた。

そし3点目の凄いカウンターアタック。
前回の対戦でも日本はカウンターから失点したが、この3点目は、
センターラインよりも深い自陣から、スピードドリブルで長い距離を走り、
日本のDFの動きを観て、対応しずらいスルーパスを通したものだった。
日本だと、あの位置からスピードドリブルで前進する事は、ほとんど無い。
ボールを持った者は、バックパスと横パスを出す為に周囲を見回して、
ゆっくりとドリブルしながら、誰かがパスをもらえる位置に出てくるのを
待っている事が多い。なぜならば、そうやって細かいパスを回して攻める
のが高級なオシャレな攻め方だと洗脳されているからだ。

日本よりも、遥かに格上のブラジルでさえ前回の対戦同様に、格下の日本
相手でも、手数を掛けずに速攻の方が得点できると判断したら、あのような
カウンターアタックを仕掛ける。

 そして我が日本代表は、パスを出すスペースを消されてしまい、
前線の動きが無いと、個の力、例えばドリブル等で、局面を打開出来ずに
横パスを繋ぐしかなく、プレスを掛けられるとバックパスか、ミスをして
ボールを奪われるという見るも無惨な光景となってしまうのだ。

本田発言について考える

 W杯出場決定後の記者会見での本田の言動が支持され感動をよんでいる
ようで、メディアの論調と扱い方を観ると「カリスマ化」ともいえる。
しかし、これは当たり前の事で、今まで、代表クラスの選手やJリーグに
対して甘すぎたのかも知れない。

 例えば前田だ。
前田はヨルダン戦の前半に2回、決定的なシーンでヘッドをミスして
まるでGKへのバックパスのようなSHをしている。もし欧州のクラブならば、
次のゲームはベンチかベンチ外になるのは確実で、サポーターからは非難の
大合唱が起こったはずだ。オーストラリア戦でも随分と攻撃の足を引っ張り、
本来ならば、前半で交代させられても仕方が無いだろう。

岡崎も長友も決定機を活かせなかった。後半の長友の惜しかったSHも
GKの出鼻を浮かすか、あるいは中に居た2人のどちらかに合わせる
クロスを入れた方が確実だった。逆にSHするべき時にパスを選択した事も
あり、判断力に問題があったと思われる。
全体として身体の切れが戻って無く体調が完璧ではなかったようだ。
もしかしたら酒井の方が良かったかもしれない。

川島の失点シーンは、クロスが飛んだコースが良くて偶然ゴールしたような
もので不運だったのだが、川島のポジションが後一歩後ろか、ジャンプする
タイミングを少し遅らせていたら防げたはずで、厳しく言えば目測ミスだが、
ちょっと油断があったのではないかと思われる。

長谷部と遠藤のボランチは全盛期よりも衰えてきており、DFラインの前に
強力な壁を構築していた代表のゴール正面に穴が出来るシーンが観られる
ようになってきたし、プレスを掛けられると攻撃が遅れるようになった。
長谷部の場合は、所属クラブでの右サイドバックでの起用が多くボランチ
としての対応への不安が懸念されていたが、それが的中してしまった。
 遠藤は非常に有効な縦パスを何本は供給したのは素晴らしかったが、
Jリーグのような感覚で、緩い横パスを叩いた所をカットされて、一気に
ピンチを招きかかったシーンが2回あった。ちなみに遠藤は対ブルガリア戦
では、パススピードが遅くて欧州組とタイミングが合わなかったシーンが
何度もあった点を指摘しておこう。
日本代表の場合、女子のなでしこも共通しているのだが、このボランチの
所で潰されたり、良い球出しが出来ないと攻撃が苦しくなる。

 このように分析すれば、記者会見で本田が名指しで指摘したのは正論で
誠に適切だったのが判る。

W杯で優勝を狙うからではなくて、日本代表をJリーグを更にレベルアップ
させる為には、このようなシビアな指摘と検証を行う必要がある。
一般には「個の強さ」と言われているが、日本サッカーは今まで、組織力に
頼ったスタイルと戦術を構築してきたが、更にレベルアップする為に、
個を重視する時期が来たのではなかろうか。

祝W杯出場決定「対オーストラリア戦」

 我が代表チームはオーストラリアと1-1で引き分けて、ブラジル大会の
出場権を獲得した。ハラハラドキドキの展開だった事で、不安を感じたかも
知れないが、劇的な結果となり、またまたサッカーの奥行きの深さに接する
事が出来たのではなかろうか。

 結果は引き分けだが、内容的には日本の圧勝と言っても過言ではなく、
実質勝利ゲームと評価するのが常識的な見方である。

 オーストラリアは戦術的に非常に優れており、この日のゲームは、日本に
対して勝つか引き分ける事だけを考えた選手起用とゲームプランで、
過去の対戦とは大きく異なる戦いを仕掛けてきた。
両サイドからの早めのハイクロスを多用するか、DFとGKからロングボール
を入れて、空中戦とフィジカルの強さを活かす攻めで日本を力でねじ伏せる
ような展開ではなく、両サイドで数的優位を作り、速いパスワークと、ドリブル
による地上戦を仕掛けてきた。
 両サイドのMFは守備に回った時にはDFラインまで下がったかと思うと
攻めに出た時には大きく開いて起点となったが、日本の守備が高さに対応する
為に、両サイドバックが真ん中に絞った裏を突く結果となり、それがカウンター
からチャンスを作る上で実に効果的だった。

実はゲーム前の練習で、3人1組のトライアングルでワンタッチのパス回しを
かなり入念にやっていたのが、実際のゲームでは中盤から前線への速く鋭い
パス回しとなり現れていた。

後半のオーストラリアは、自陣に退いて見事なブロックを作り、引き分けでも
良いが、カウンターで得点出来れば上出来という戦い方で、ちょくちょく
ボケ采配を演じて、自ら墓穴を掘るオジェックの采配の特徴が、今回は
観られなかった事も幸いして、この結果には満足して良いだろう。

 日本は攻撃が、狭いエリアに集中し過ぎた為にオーストラリアのDFが
密集地帯を構築する結果となってしまい、こじ開け、崩すのに相当苦戦する
展開となってしまった。本田と香川のトリッキーなコンビプレーは素晴らしく
金を払う価値のあるプレーだったし、遠藤のタイミングの良い縦パスは
チャンスを作り続けたが、得点はPKの1点だけだった。

 持ちこたえた点については、オーストラリアの守備陣と戦術を評価する
べきだろうが、効果的なサイドチェンジ、例えば、同じ距離のパスだけでなく
一人飛ばして大きく振ったり、もっとワイドに展開していれば、簡単に
崩せて決定機も増やせたはずだ。

 スポーツ紙各紙、ザック采配に疑問や批判を投げかけているが、
実は、イタリア人らしい駆け引きと判りやすい采配だった。
前田に代えて栗原を投入したのは、内田を上げて3BKにする為ではなく、
終盤になってから、オーストラリアがパワープレーに出てきた場合に
対応する為に中央の守備を高さのある「吉田・栗原」で固めて、最悪
0-0の引き分けに逃げ切る為の意図を感じた。
勝ってW杯出場を決定出来れば、それは良い事だが、引き分けでも良いの
だから、無理攻めしてオーストラリアのカウンターの餌食になるリスクを
払う必要は無い。そしてトップにはキープ力のある本田を上げる。
この日の前田は、前線での守備と質の高い動きだしで貢献していたが、
ボールが全く収まらず、日本の攻めを苦しくした要因となっていた。
ザックは今野を左BKに回し、長友をMFに上げたが、これで左サイドの
守備は強力になったし、若くて突進力のあるオアーと対峙する右サイドに
スペースを作られたら危ないから4BKを維持する。

スポニチのコメント欄じゃないけど、誰かさんみたいに、バカの一つ覚えで、
攻めて得点する事ばかり考えていたらゲームには勝てない。

 不運な失点後、今度は、内田に代えてハーフナーを投入。
同点にしなければ、ここでW杯出場を決められないのだから、逆に積極的に
得点を狙う必要がある、だからリスクを覚悟で3BKにする。
実に理に適った采配である。オーストラリアが自陣に引いてしまいスペースが
少ないから、乾のドリブルが効果的かは疑問なので、ハーフナーを入れて、
最後は吉田も上げて、一か八かの空中戦勝負を仕掛ける。
ザックはイタリア人、欧州人である。CFには長身大型の選手を起用する
のはよくある采配ではないか。
そして3人目は岡崎に代えて清武である。ザックは清武は好きなタイプの
選手だと言ってる。最後の最後に自分の好みのタイプの選手を入れて
任せるが、それでも実らず負けてしまっても悔いは無い。諦めがつく。
監督も一人の人間なのだから、そういう点では人間味のある采配といえる。

 

対ブルガリア戦をどう評価するべきか

 W杯出場が掛ったオーストラリア戦をまじかに控えたブルガリアに0-2の敗戦
という結果に対して、スポーツ紙とテレビ局を中心に悲観論が広がっているが、
冷静になって見なおせば、このゲームの内容は悪くない事に気がつくはずだ。
 敗戦の後で、選手が悔しがり出来が悪かったと反省したり、奮起を求めるのは、
よくある事だから全てが適切な表現だと思わない方が良い。

 もし、対戦相手が「オランダ」「イタリア」「ドイツ」「アルゼンチン」
といったベスト8クラスのチームだったら、この敗戦は「完敗ではなく大善戦」
と評価され、オーストラリア戦に向けて明るい展望が語られたに違いない。
 問題なのは、対戦相手がネームバリューが無いブルガリアだった点にある。
実際のブルガリアは非常に強力なチームだった。イタリア・チェコ・デンマークと
同組の欧州予選を無敗、それもイタリアと2-2の引き分け、そして親善試合の
オランダ戦に勝利という実力は本物だった。
 来日したチームは主力メンバーをずらりと揃えた本気で真面目に戦う集団
だったのだから、そのような相手に負けたからといって悲観する必要などは全く
無いのが判ったはずだ。

 1点目は情報不足だったのかもしれないが、川島が虚を突かれたもので、
FKをブレ球で直接決めるという素晴らしいゴールだった。2点目はFKから、
長谷部のオウンゴールによるもので、日本は流れの中から崩された失点では
無かったのだから、完敗という表現は当てはまらない。

 日本が無得点だった事を指摘しても、あのブルガリアの強力なDFを相手に
決定機を何度か掴んだシーンを振り返れば、相手を崩して作ったチャンスは、
ブルガリアよりも、日本の方が多いのだ。むしろ、ブルガリアの守備の強さ、
そしてDFのラインコントロールの上手さを高く評価するべきだろう。
また、フィジカルの強さと派手さは無いが堅実で水準以上の足技を駆使して
きたのも、昔からのブルガリアの特徴を維持している事を確認できただけで、
日本が特別に酷かった事にはならない。

 オーストラリア戦を4日後に控えて大丈夫かという声が上がったが、
次のように考えてもらいたい。
4日後に大事な本番があるのだから、ここでムキになって全力を出して消耗
したり、負傷したり、コンディションをピークに持っていくのはバカである。
そして、すでに来日しているオーストラリアが、このゲームを観ている事を
忘れてはならない。そこで全開モードで手の内を曝け出すのはバカ丸出しだ。
例えば3-4-3のMFの左のサイドで長友ではなく駒野を起用したのを
おかしいと思っても、ベストの布陣をオーストラリアに披露する必要が
あるだろうか?

また3-4-3をテストした中では一番良い出来だった事も認めるべきで、
これでオプションが広がったし、ベストメンバーでも100点満点の準備
でもないのに、強力なブルガリアを相手に、あれだけやれたら決して悲観する
内容と結果ではないと思うだけである。

 確かに問題点はあった。
前半の吉田のポジショニングの悪さは、長谷部と内田との連係に支障をきたして、
攻守に渡り右サイドを不安定なものにしたし、ボランチの2人長谷部と遠藤は
全盛期のような堅固な壁とならずに、ゴール正面にスペースを与えてしまい、
ブルガリアに巧みに利用されていた。

しかし、今の日本代表にとって一番の目標はどこにあるか、
親善試合のブルガリアに勝つ事ではなくて、4日後のオーストラリアに勝って
W杯出場権を獲得する事である。マスコミは「大一番」という言い方をするが、
それならば、全ての準備と戦略は大一番に備えた物になる。
何時でも、何処でも、どんな相手でも、ベストのメンバーとコンディションで
全部に快勝するなど、理想を超えた妄想の世界の出来事にすぎないのだ。

自分は6月4日は埼玉スタジアムへ行ってライブで応援します。
代表メンバーとスタッフを信じて最後まで勝利の為にベストを尽くしましょう。
 

今シーズンのJリーグの序盤戦の傾向

 今シーズンのJリーグの序盤戦から観られる傾向と特徴を指摘すると、
「勝つ為のサッカー」を志向する「マリノス」と「大宮」が快調に飛ばしている
のと、パスサッカーを基本とするが、より欧州に近いスタイルのクラブが
「浦和」「広島」方向性は似ているが、好不調の差が激しく安定性に欠ける
「FC東京」韓国スタイルの独特の戦い方で善戦した鳥栖が「やり方」を
覚えられて苦戦が続いてる事か。

 マリノス、大宮、鳥栖、それと調子が良いという条件付きで、浦和、広島、
東京は、高めの位置でボールを奪取して、手数を掛けずに一気にボールを前に
運び、相手が守備陣形を整える前にシュートまで持っていく戦い方が出来ている。

 ポゼッションサッカーに完全に狂ったマスコミと、ジャーナリストと
一部のサポーターは、このようなサッカーを典型的な格下のチームの戦い方と
して、バカにして蔑む傾向がある。

 彼らは、マリノスと大宮が負けないで上位争いをしている現実を理解できないし
受け入れられないであろう。
Jクラブも代表も、今までは、このような戦い方を選択せずに、また苦手な対戦相手
としていたのだが、現実に気がついた指導者が出てきたという事を高く評価したい。
他のクラブも、鳥栖や仙台を研究しているし、昨年までのように振り回されっぱなし
というわけではないようだ。

 ここらで、70年代の古いブラジルスタイルみたいなサッカーをやめて、
無駄なパス回しを激減する事を目標にしたらどうだろう。

 一つ指摘しておくと、W杯で優勝した女子代表(なでしこ)のゲームの録画を
観れば判るが、「パスを回してリズムを作る」が、実は無駄なパスが少ない。
パス回しの為のパスではなくて、攻撃&シュートの準備の為のパスだというのが、
ハッキリ判る。だから欧州の関係者やファンから「女バルサみたいだ」という
声が上がったと思ってもらいたい。

 Jクラブも代表も、攻撃とシュートの為のパスではなくて「パス回しの為のパス」
が多すぎる。ハエが止まりそうな緩いバックパスと横パス。物差しで測れそうな
ショートパスの多用。
 
 日本では逆サイドへの大きなサイドチェンジや、早い縦や斜め前方へのパスは
独自の国内ルールで禁止されているのではないかと錯覚するようなクラブや
ゲーム展開が多すぎる。
 さらには、相手の守備陣が陣形を整える前に攻め込んではいけない事になっている
としか思えないし、ボール奪取した時に、前方にスペースがあったり、フリーな味方
が居ても無視して、まず身近にいる味方選手に緩い横パスを出すという決まり事も
存在しているようだ。

これではACLで、ベスト8に進出するのに苦戦するのも当たり前だ。

ヨルダンに無様な敗戦

W杯最終予選のアウエーのヨルダン戦は、期待を大きく裏切る惨敗だった。
結果は1-2、内容的には主導権を握り押し込んだ展開だったから、
惨敗という表現は不適切かもしれないが、見た人は惜敗よりも惨敗という
イメージの方が強かったはずだ。

 なぜ、そう感じたか?
明らかに勝てたはずのゲームだった、それも前半の段階で勝負が決定
していたであろうはずが、想像を絶するプレーの連続で自滅したからだ。

ゲーム開始当初に、清武が左サイドから切れ込んでGKと一対一になった
のは決定的なチャンスだった。一部のパスサッカーの狂信者を除いては、
誰もが、SHして先制点と期待したはずが、清武は中に居る香川にパスを
してDFにクリアーされてしまうという、今回のW杯最終予選のゲームの中で、
最も、不可解なプレーだったので唖然とした健常者も多かっただろう。
あそこでパスを選択した事を誉めるのは精神異常者だから、まともに話して
議論したり、意見を聞く必要は無い。キチガイが移る危険性がある。
これ以外に、清武は2回、SHするべき場面でパスを選択している。
清武は、このゲームでは、前後半を通じて何度も決定機に絡んでいる。
SHする意思が強ければ、違った展開になっていたのは確実であろう。

また前田が、ドフリーで2本のヘッドを外したのには、SHではなくて
クリアーしたのではないかと錯覚させるほどの惨状だった。今シーズンの
Jリーグで、まだ前田が得点していないのも納得出来るではないか。

遠藤の不甲斐なさと存在感の無さも際立っており、まるでJ2のレベルに
馴染んでしまったかのようだった。自分の前にコースが空いて、ミドルSHの
チャンスなのに、遠藤はパスをしたが、相手が密集した中で、コースが空いたのに
SHしないでワンツーを試みるとは、W杯出場を掛けた真剣勝負のゲームでは
なくて、まるで見世物ショーのようであった。
そして、多くの時間、遠藤はゲームから消えていた。

遠藤のPKは読まれていたというよりも、研究されていたというべきだろう。
ヨルダンのGKは、遠藤が蹴る寸前まで全く動かなかった。
遠藤と言えば「コロコロPK」が有名なように、強く蹴るのではなくて、
コースをついてくるか、GKの動きを観て逆に転がす方法のいずれかを選択する。
 だから遠藤が蹴るまで動かない方が良いし、強いキックではないから、
他のキッカーと同じタイミングで飛ばなくても防げる可能性が高い。
自分が監督ならば、遠藤がキックの方法を変更しないならば、次からキッカーに
絶対に指名しない。少なくとも、アジアのチームと対戦した際に、相手GKが、
じっくりと構えて遠藤の動きを観てから動くようならば、もうアジアでは通用
しないと判断するべきだ。

2点目の失点シーンでの吉田のボーンヘッドは眼を覆うばかりで、原因は
ポジショニングだけでなく、あそこで交されそうになりそうな時点でボールを奪う事
よりも、スライディングタックルして、タッチに出すか、ファウルで止める事を
選択するのが「結果論」ではなくて普通の守り方だ。
ロンドン五輪での対メキシコ戦で、日本のDFが、スライディングタックルしないで
ペナルティーエリアまで持ちこまれて失点したり、対韓国戦でも数的優位なのに、
突っ立っているだけで、SHを打たれるという失態を演じたのと根っこは同じだ。

ちなみに吉田は1点目も、あの場面で大切なのはホームの相手にCKを与えない為に
簡単にクロスを入れさせない事なのに、跳ね返すのではなくてCKにさせてしまう
身体の動きをした。

つまり、タックルでタッチに逃げるとか、なりふり構わず身体を投げ出して防ぐ
のではなくて、綺麗にカッコ良くボールを奪ってからビルドアップする事を
優先する意思が、ダイヤモンドよりも堅いからに違いない。
泥だらけになってカッコ悪く這いずり回ってでも勝つ事を第一に実行しない
選手は、サッカー選手ではなくて、ファッションモデルに転向した方が良い。

香川もトップ下では全く機能しなかったというか、組立てが出来ないのが判った。
香川を活かす為に、本田ではなくて香川をトップ下でという声が出ていたが、
代表チームのようにパスを回して相手を崩すスタイルのチームでは、あのポジションに
組立てが出来ない選手を置くと攻撃が機能しなくなる。
初めから中村憲を起用するべきだったし、あるいは遠藤をトップ下に上げても良かった。

 この辺りの采配はザッケローニのミスである。
また、SHへの積極性が無い清武を長く引っ張りすぎてしまった。
後半の頭からでも積極性のある乾とチェンジした方が良かったし、
CFが前田からハーフナーに替ったのに、CKの時に、遠藤は岡崎と吉田にばかり
合わせてたのも明らかなミスである。あのような状況下においては、ハーフナーを
オトリに使うのではなく、ガンガン合わせて、それでダメならば諦めるしかない。
ほとんどのメディアが指摘しないが、今野と遠藤のガンバコンビの精彩の無さと
モチベーションの低さが目立ったのも、このゲームから見えた事だった。

以上のミスや不甲斐なさを考慮すれば、ヨルダン戦は【自滅である】

 対オーストラリア戦では、スタメンの構成にいくらかの修正が必要だ。
 このゲームのA級戦犯の遠藤と前田が出ていなくても不思議ではない。
まだ若い香川、清武、吉田は、この苦い経験から学んで成長して欲しいが、ベテランは
世代交代が必要だ。コンフェデでは、CFとボランチ,CBといったポジションで
若手か新顔のテスト起用が積極的に行われると信じたい。

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