サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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天皇杯決勝・FC東京が順当な勝利

 天皇杯はFC東京がめでたく優勝してACLの出場権を得た。
ゲームの方は誰が見ても圧勝、完勝だった。リーグ戦での対京都戦の
4-1・6-1の結果は順当なものだったのが判ったし、対戦する前から
FC東京の勝利も決まっていたようなものだった。

 あの内容から判断すれば、相性とかではなくて戦術的な面が大きく、
J2の上位陣や、今回、天皇杯で対戦したクラブなどは、京都に勝たない方
がおかしいと言うのが正論である。

京都の、正確に言えば大木監督の取った戦術は極めてバランスが悪かった。
ショートパスを繋いで手数を掛けて狭い局面に人数を集中して攻め込む、
このやり方だと、攻撃はピッチの一部しか使わない事になるので、守る側は
絞りやすい。ボールを奪った際には逆サイドに広大に存在するスペースを
効果的に(それも驚くほど楽に)使う事が可能となる。

 逆サイドにパスを出せば、一気にチャンスが作れるのだから、東京のように
手数を掛けずに、走りまくるクラブにとっては笑いが止まらない展開が待って
いるのだ。
 考えて見よう。片方の狭い局面でショートパスを多用して人数を掛ける。
逆サイドがスカスカになるのは当たり前であろう。相手側も守備に人数を掛けて
守るから、例えカウンターを食らっても威力が低下するし、相手もパスを回して
手数を掛けて攻め込んでくるから大丈夫という分析があるのだろうか?

 これは、ある意味では、J1の各クラブのサッカースタイルの欠陥を意味
している事になると思った方が良い。
カウンターアタックで京都のDFの人数が少なければ、一気にシュートまで
持ちこむ。特に、この日のルーカスや石川のように速さと突破力があり、
積極的にゴール前まで走り込む選手が前線に居るクラブは、バカの一つ覚え
のように緩い横パスとバックパスを回して手数を掛けて攻めるのは間違いだ。

完全にキチガイの戦術
狂った采配と自覚しなければいけない。


自覚出来ない指導者は精神病院へ叩きこまないと日本サッカーに未来は無い。

FC東京はカウンターから何度もチャンスを作ったし、攻撃ラインにもっと
能力の高い選手、例えば前田(ジュビロ)や清武(セレッソ)香川等の
選手が居たら、控えめに見ても、後10点以上は確実に得点できたと思う。

この大木をコーチに招いたのが岡田で、大木の理論や戦術に深く共鳴したと
伝えられているが、南ア大会の予選や、親善試合の韓国戦(埼玉)での
ボールポゼッションは高いがなかなか得点できないし、カウンターに大苦戦
したゲームも、なるほどと納得出来るではないか。
韓国に絶望的な大惨敗を屈したのと、今回の天皇杯で京都がFC東京に
お笑いのような完敗だった根源は同じなのだ。

サイドチェンジを使わない偏ったバランスの悪いサッカーの哀れな末路。
京都には23歳以下の有望な若手があれだけ居るのに、この妄想のような
サッカーをやらされるのは本当にかわいそうだ。

それが、この天皇杯から得る教訓である。
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天皇杯決勝戦、鹿島対清水から学ぶ事

 恒例、元旦の天皇杯決勝は「鹿島アントラーズ」の順当勝ちに終わった。
両クラブとも、負傷者が出た関係でベストメンバーではなかったが、
結果的に総合力の差と勝負強さで上回った鹿島が点差以上の力の差を見せて
勝ったという事だ。

 両クラブの最も大きかったのがDF、特にCBの守備力の差だった。
また、途中出場の選手の駒の豊富さでも明確な差が出ていたし、スタメン
時のフォーメーションの選択が、このゲームの大きな流れを決定付けたと
思える。

 「自分達のいつものやり方で勝つ」というと聞こえは良いし、正々堂々と
した闘いぶりだと好意的に評価する人も居るだろうが、それは間違っている。
間違っている事を証明したのが、この天皇杯決勝だったと位置付けて良い。

 清水は2人のCBが裏を取られると非常に危険な状態だったし、実際に
対応力が弱点だった。にも関らずに4-4-3システムで、中盤の3人の
うちの二人が攻撃的なポジション取りと動きに比重を置きすぎてしまったのが
中盤で鹿島を優位に立たせてしまった要因である。しかも、鹿島にはボランチに
経験豊富で駆け引きに巧みな「小笠原」が居る。

後半、やっと4-4-2、それも中盤の4人を鹿島に対応するような扇形に
変更した事で、守備陣の崩壊を阻止できたのだが、ゲーム開始当初から、
このようなシステムで臨むべきだったのではないか。ただ、評価したいのは
長谷川健太は修正能力のある指揮官で、学習能力のある人物だという事だ。

リーグ戦ではなく、カップ戦では「自分達のやり方で闘う」のではなくて、
その時のチーム状態と、対戦相手との戦力の相対的比較の分析次第では、大幅に
修正する事が必要だと思う。明らかに総合力が戦力が劣っているチームが、
正々堂々と全面に出て正面からまともに打ち合うのは、誠に愚かな事だと思う。

 と言うわけで、今回の天皇杯決勝は、内容は例年よりも少し低調だったが、
「戦術の選択」や「修正能力」それに「判断と決断」という事を勉強する上では、
実に有意義なゲームだったと高く評価したい。
もし、将来スポーツジャーナリストや監督になりたいと希望する人が居たら、
そういった点に注意して録画を見直すと参考になると思います。



天皇杯決勝戦ガンバ対名古屋

 天皇杯決勝を観戦して仲間たちと新年会やってきました。
ガンバ大阪対名古屋グランパスの決勝戦は見ごたえがある面白い1戦だった。
自分は名古屋が勝つかと予想したけれども、総合力で上のガンバの完勝で、
特に監督の采配の差が一番大きかったと思う。

ストイコビッチよりも西野の方が経験で上まっており、それが采配に現れて
このような4-1という点差になったのだが、実際には2-1の時点で勝負
あったから、後の2点はやむを得ない失点という見方も出来る。
 
名古屋が4-3-3で行ったのは、プラスマイナスで行くとマイナス
1トップに2シャドーになるのかと思っていたら、3トップの両サイドが
ワイドに開いてクロスを上げてケネディに合わせる。MFが第2列から
飛び出してケネディに絡むという戦術で、実際に得点を挙げたのは成功と
評価したいが1点しか獲れなかった。
 ワイドに開いた事で、ガンバの両サイドのDFを攻めに参加させない意図は
右では安田を抑えたが、安田が張り付いたためにスペースも消えてしまった。
左は、加地が上がって来た時には「マギヌン」がカバーしきれずに苦しんだ。
ケネディが孤立気味で、フォローに入るタイミングも遅れて行った。

 致命的だったのは中盤を3人にした為、ガンバの強力な4人のMFを封じ
込めずに、終盤は好いようにやられてしまった事だ。

 2点目を取られてから選手交代で攻めの人数を増やして4-2-4から、
4-1-1-4に近い形にまでしたが、結果的に攻守のバランスを崩して
中盤を完全にガンバに支配されてしまった。あの場合、1点差でも3点差でも
負けで、しかも後のないカップ戦だから、バランスを崩してでも総攻撃に行く
姿勢は間違っていないのだが、早めに前線へ放り込むのではなくて中盤でパス
を繋いで組立てて行くように見えた。これがストイコビッチの意図したもの
なのだろうか。中盤の人数を減らしたのに、パスを繋ぎ組立てる攻撃は、
ガンバに対しては自滅行為である。
 三都主を左サイドにおき起点として、ケネディと巻にクロスを合わせる
攻めを選択すべきだった。吉田をトップに挙げ、中央に3人並べて3-4-3
にして、パワープレーを仕掛けても良かった。

 初めから4-3-3ではなく4-4-2で行った方が良かったと思う。
ケネディと玉田の2トップにしてMFの4人はダイヤモンド型に配置する。
しかも守備重視でカウンター狙いの方が、勝ち目はあった。
 ガンバのような強力な攻撃陣を要するチームに対して攻め合いに出たら、
相対的に観てデメリットが大きすぎるのだ。

ポイントをチェックしてみよう。
【開始から中盤で数的に劣勢で挑み、終盤は攻守のバランスを崩した】
【潰しにいくよりも、正面からまともに正攻法で攻め込んだ】
これでは、強力なMF陣を要し、チームとして総合力で上の相手に対して
勝負を挑むのは自殺行為であり、華々しく散っていくだけである。

ストイコビッチの攻撃優先のスタイルは、ゲームとしては面白いが、
勝負という点では、評価は厳しくなる。実力が上の相手に対しては、
勝つ為には、時にはカッコ悪いように見えるがなりふり構わない方法も
選択せざるを得ない事を知った方が良いと思う。

この敗戦は、ストイコビッチには非常に良い経験であり、
今後の監督人生に生かされると期待したい。


テーマ:天皇杯 - ジャンル:スポーツ

天皇杯準決勝

 天皇杯準決勝2ゲームとも熱戦だったようだ。
自分は清水と名古屋のゲームをテレビ観戦したが、レベル的には不満だが勝負
としては面白かった。
 リーグ戦では名古屋が勝ち越してるし、終盤の成績も名古屋は好調で、清水は
息切れという状態だったが、やはり、カップ戦はそのような成績が、そのまま
スンナリと反映するものではないと再確認した。
 観たとおり、総合力では名古屋の方が上だったが、楢崎のファインプレーが
無かったら、清水が勝利を収めて決勝戦に進出したと思う。

 楢崎の復活を一番喜んでいるのは「岡田」で、これでW杯本大会では確実に
計算できるGKが出来たのだから嬉しいと思う。岡崎もゴール前では、相変わ
らずの抜け目のない動きで名古屋のDF陣を悩ませ、さすが代表のレギュラー
クラスと思わせる存在だった。

 もうひとつの準決勝「ガンバ対仙台」も、仙台が善戦健闘したようで、
決勝だけでなく準決勝も見ごたえのある内容に発展してきてるから、次回以降は
準決勝もスタジアムへ駆けつけて観戦、応援する事をお勧めする。
 ただ、あくまでも、これは勝負の面白さという点に比重を置いた発言で、
レベル的にはまだまだだ。しかし、これは勝ち抜きのカップ戦という性質上
やむを得ない面もあると思った方が良い。良いゲーム、楽しいゲームを行うよりも
、勝って元旦の決勝戦へ行くのが最大の目的だから、【まず勝つ】という方に
重点が置かれた戦い方になるからだ。

 決勝戦は名古屋が勝つと予想する。理由は三つある。
まず準決勝のPK戦で勝利が決まったあのPKだ。バーに当たって失敗と想われ
たのが、跳ね返ったボールがGKの身体に当たりゴールインという幸運なもの
だったが、あれは【ツキがある】という事だ。
 こういうカップ戦では、ツキとか運、あるいは流れや勢いに乗るとかは無視
できない。決勝戦まで中二日しかないから良い雰囲気を持続して決勝戦に望める。

 次に、楢崎の復活は大きな戦力アップで、決定的なSHを確実に何発か防いで
くれるのだから、対戦相手から観たら対戦前からハンディがあるようなものだと
思えば良い。

 三つ目に、オランダのクラブに移籍が決定した吉田の名古屋での最期のゲーム
になる事。これも、全員の奮起を促す要因になると考えたい。

 それとおまけで、もうひとつ、あの長身大型の選手がそろった空中戦の強さは、
セットプレーでの大きな武器になるから、どれだけ有効に活かせるかも注意して
観る価値がある。

 両チームを比較したら、総合力ではガンバの方が上で、重要なゲームの経験も
豊富だし、鹿島に圧勝したように、集中力を発揮した時のガンバは相当強いから、
意外とあっさりと勝負を付けてしまうケースもあるかもしれない。

 元旦の決勝戦はスタジアムで観戦します。






天皇杯の改革について

犬飼会長が天皇杯の2回戦、アマとJクラブの対戦を将来的には、アマ側の
ホームで行いたいという意向を表明したが、これはぜひとも早い時期に実施
してもらいたい。

 天皇杯の改革で重要なのは、全試合ベストメンバーで臨む事ではなくて、
地域大会から勝ち上がってきた下部のクラブのホームでゲームを行う事
である。本来ならばホーム&アウエーで行うのが理想なのだが、日程的な
問題で不可能ならば、下から勝ち上がったクラブの地元でやった方が、
地域の振興につながる。

 問題点は、会場と運営スタッフの確保で、たとえば、JFL、地域リーグ等に
所属しているクラブは、常日頃からの経験があるから、なんとかなるだろうが、
都道府県リーグや高校が出てきた場合は、スムーズに運営できるか不安だ。
所轄の協会が全面的に関る事になると思われるが、Jクラブを迎えての公式戦
となると、過去の試合開催実績と経験がある地域を除いては心配だ。

 自前のスタジアムを所有していないから、公共の施設を使用せざるをえない。
9月下旬から11月は、各種スポーツイベントが行われるだろうから競争になる。
公式戦が開催できる会場は≪天皇杯で勝ち進むという前提で≫あらかじめ確保
しておけないものか。そして県代表のチームの試合結果に対応して、その都度
別のイベントと入れ替えるという用意をしておけば、なんとかなるかもしれない。
ある意味、都道府県協会の力量が問われる事になる。

犬飼会長は、天皇杯でのジャイアントキリングを期待しているようだが、本当に
望んでいるならば、早急に改革を実行してほしい。

テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ

天皇杯決勝・G大阪対柏での西野采配について

元日の天皇杯決勝戦は「ガンバ大阪」が1-0で柏レイソルに辛勝した。

柏にも勝つチャンスがあったが、あと一歩及ばず、準決勝までは
勝利の為に決定的な役割を果たし、対戦相手の脅威となった、
フランサと李の二人が時間と共に封じ込まれたのが痛かった。

ガンバは明らかにコンディション不良で、ベストとは程遠い内容だったが、
ACLとクラブW杯での経験が見事に生かされており、「余裕と自信」が
みなぎったプレーで、延長戦まで120分間を戦った、
遠藤はあまりボールに触れず、また決定的なチャンスへの関わりも
少なかった。

西野監督が中々メンバーを交代しなかったのが注目された1戦であった。
よく、「監督が選手と心中する」という言い方をするが、それが典型的な
采配となって現われたのが、この決勝戦であった。

ゲームの内容が柏が主導権を握る時間帯が全体の3分の一くらい有った
ものの。それ以外はガンバがゲーム支配する時間帯が続いており、後半
に「フランサ」「李」の二人が交代出場しても、同じような流れの展開が
続く状態であった。その中で、チームの軸の選手を引っ込める事で生じる
変化の必要性を西野は求めなかったというわけだ。

延長に入ればベストコンディションではない、二人に攻撃を頼る、柏の方に
苦しい展開になると読んだのではないか。と同時にそれは、疲労が蓄積
してるはずの自分の選手達の頑張りと粘りを信頼していた事の証明である。

次のように考えてみよう。

遠藤を出場させているのが得点出来ない原因ではない。
遠藤を他の誰かに替えたからといって得点する保証は無い。
遠藤を出場させている事で失点する危険性も無い。

むしろ、精神的な支柱である遠藤を替える事で、残された選手たちに
動揺と焦りが生じる危険性がある。

それならば、精神的な支柱であり、ガンバのやり方で戦うために必要不可欠
な遠藤を勝負の決着の目処が立つまでは、ピッチに残しておくのがベストで
あり、最悪それが失点し、敗退の要因となっても構わないし、諦めがつく。
という覚悟を決めたのであろう。

 それが「西野が遠藤と心中するつもり」という意味であり、カップ戦の時の
戦い方の一つの方法である。

 このように考えれば、西野は我慢したというよりも、実は中心選手を大切に
してゲームを乗り切るという点では、実は理に適ってるのが判る。
つまり「石崎」の采配ばかりが注目されているが、西野も名監督の道を歩み
つつあるのが判ったゲームであり、また日本人監督として、将来への夢と
期待を持たせてくれる器に育ってきたと評価して良いのではないか。

ガンバ大阪の選手・関係者・サポーターの皆さん、天皇杯優勝とACL出場権
獲得、おめでとうございます。ベテランの後継者育成と獲得がスムーズにいき、
黄金時代が続けられるように努力されるよう希望します。



テーマ:ガンバ大阪 - ジャンル:スポーツ

天皇杯・33年前の思い出

 天皇杯決勝は「柏レイソル」対「ガンバ大阪」に決まった。

柏は前身の日立製作所で優勝した55回大会以来、33年ぶりの
決勝戦進出という快挙だ。

 このブログを始めた最初に書いた記事が天皇杯決勝だったが、
自分が初めて国立競技場の決勝戦を生で観戦したのが、そのゲームだった。

1975年という年は、ボールゲームにとって、ある意味、歴史的な年でもあった。
サッカーではバイエルンミュンヘンが来日して1月5日・7日と2ゲーム行ったが、
観客動員数が主催者発表で、5万5千人と4万5千人。

そして1月15日に行われたラグビー日本選手権決勝が6万人という大観衆を
集めたのだが、これがその後10数年ほど続いたラグビーブームの切っ掛け
となったゲームである。正確に言うとマスコミがラグビーを大々的に取り上げる
切っ掛けとなったゲームというべきか。

 サッカーはベッケンバウアー・ミュラーの豪華マッチ。それに対してラグビーは
日本一を決める国内大会。嫌でも比較されてしまわざるを得ないイベントであり、
サッカー全般とラグビー日本選手権との集客力の差が決定的に露呈したのである。

 その時にサッカー担当記者が某専門誌に書いた記事が印象的だった。
「ラグビー日本選手権に大観衆が集まったのは、関係者の努力の集大成の結果だ。
サッカーの記事を増やしたいと思ったら、まず天皇杯決勝戦で、国立競技場を
満員にする努力をするべきだ。もし満員になったら、マスコミ各社の扱いは大きく
変わるだろう」
 少し違うかも知れないが、おおよそ、そのような趣旨の内容だった。

その時に、自分は決めた。
「ヨシ!毎年、元旦は対戦カードに関係なく、国立競技場へ足を運ぶぞ」と。


当時、低迷してマスコミの扱いも小さく少なかった事を嘆き悔しかった自分に
とっては、サッカー日本一を決める大会に足を運ぶ事で、国立競技場を
満員にする事に貢献するのは、一種の義務となり、元旦に集まるファンとの
連帯の場でもあった。

 それが1976年の元日(75年度)の「日立対フジタ工業」の1戦だった。
それ以来、後藤健生さんと香港まで、スペインW杯予選を応援に行った
60回の三菱対田辺製薬、チケットが入手出来なかった85回の浦和レッズ初優勝
の2回を除いて、全て決勝戦は生で観戦している。

日立が、71年から「走る日立」をキャッチフレーズに築いた黄金時代の終盤だった
のに対して、フジタ工業は、ブラジルスタイルが軌道に乗り、強豪チームへの基盤を
構築中の新進気鋭のチームだった。

 風邪による高熱を押して強行出場した「ハイエナ・松永」の2ゴールで日立が
2-0で勝った。内容的には互角だったが、経験の差が勝敗の境目となった。
以後、日立は没落し衰退の道を歩むが、フジタは読売・日産に主役を奪われるまで、
黄金時代を築く事になる。

確か、この時から、優勝チームがメインスタンドの階段を上り、ロイヤルボックスで、
優勝カップを受け取るというスタイルが始まったと記憶している。それまではピッチで
表彰式を行うという、日本ではおなじみだが、ちょっと野暮ったいと言うかなんというか、
やはり「カップ戦」は、FAカップのように、ロイヤルボックスへ選手が上がってゆき、
カップやトロフィーを受け取り、高々と掲げるというスタイルの方がサッカーらしいという
声を取り入れた点は素晴らしかった。

 今じゃ当り前のように行われているが、ベテラン選手が多くて、泥臭いサッカーだった
日立は、その新しい表彰式には、慣れてなかったせいか、ちょっと違和感があったのが
印象的だった。

今大会では、どんなドラマが生まれるか楽しみである。

犬飼会長は大分に謝罪すべきだ

 「天皇杯常識采配イチャモン事件」で、狂乱状態となり吠えまくった
犬飼会長だが、やっぱり「頭の中が混乱しているのは決定的」なようだ。

 浦和と優勝~3位を争っていた大分には、処分規定がないのにも関わらず
「処分せよ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!」と吠えて、
世間とマスコミに醜態を晒した揚句に、「県大会の一回戦からベストメンバー」
等という「常軌を逸した」暴言乱舞で、トップに立つ人物の資質に疑問符を
持たれるような騒動を起こしたのは、未来永劫、記録と記憶に残るのは、
500%確実となってしまった。

 今度はジュビロ磐田の「オランダ人」オフトの「選手入れ替え当たり前采配」
に対して「正常な判断が出来なくなっている」という名誉毀損寸前の暴言と、
ガンバを一方的に応援するような発言で、磐田サポーターと自治体&住民に
敵視されても文句を言えないような状態を作ってしまったのだから大変。

 協会会長が、感情的になって、一方のクラブを応援するような発言を行う
等は、おそらく前代未聞の暴挙であろう。
 この暴挙は一万年・一億年先までも語り伝えるべきと考える。

 それがどのような理由からか、
J1残留を優先する磐田が選手を入れ替えた天皇杯でG大阪に敗れたことに
ついて「状況としては分かる。ファンは納得していると思う」と理解を示した。
というニュースが流れた。

 また「ベストメンバー規定を作るのは反対」という見解も示した。
よく考えて猛省してほしいのだが、一体全体、何故「天皇杯実施委員会が、
ベストメンバー規定を設ける」ような作業に着手したのだろうか。

 それは犬飼会長が、狂乱激怒して処分だ!と吠えまくったのが原因だ。
それなのに、まるで、他人事・第三者みたいに「反対だ」と言うのは無責任すぎる
ではないか。即刻、作業中止を厳命すべきだ。

 世界各国、特に犬飼会長が大好きな西ヨーロッパでは、
カップ戦の規約に、「ベストメンバー規定」等というキチガイじみた規約など
設けていないはずで、今回の一件で「イギリス」「オランダ」等にも、
日本の異常な状況が伝わった可能性が考えられる。

 もし規定が出来たらどうなるか?
来年以降、Jリーグの監督として来た外国人は、そのような異常な拘束力を
持った規定に縛られた采配を余儀なくされる。これは国際的なイメージダウンに
繋がるのは確実で、世界の笑い者になるんじゃないか。

 天皇杯には、Jリーグやナビスコカップのようなスポンサーは付いてないが、
「NHK」と「共同通信」が非常に大きな貢献をしてくれてるから、
ベストメンバー規定に関する苦情や抗議は、この2社に集中したら効果的かも
しれないと思う。

それと、犬飼会長は、今回の一連の騒動で迷惑を掛け、不安を与えた
「大分」「千葉」のクラブ幹部とサポーターと自治体及び地域住民に対して
謝罪するべきではないか。



 

大分と千葉の常識采配への犬飼会長激怒に関して

 天皇杯で、リーグ戦との兼ね合いから主力を外すという特に珍しくない
普通の采配を行った「大分」と「千葉」に犬飼会長が激怒したという。

 天皇杯という名称のカップ戦よりも、権威があって高く評価される、
リーグ戦の優勝がかかっている大分と、そのリーグで、J1から下部のJ2
に降格の危険性が残ってる千葉が、コンディショニングを考慮して
主力を休ませたのは、他国でも普通に見られる采配に過ぎない。

まだ優勝の可能性が残っている「浦和レッズ」の前社長で、まだ愛着が
ある犬飼会長が、優勝~3位を掛けて争っている大分の方に対して、
特に激怒したというのも、なるほどと納得した人も居るんじゃないか。
浦和がACL出場権を得られなかった時の対応がどうなるか?

犬飼会長の言い分は実に愉快だ。

≪監督というよりも、クラブのトップの判断。トップの話が聞きたい≫

 これは絶対に変だし、あまりのおかしさに笑ってしまう。
ベストメンバー規定のない天皇杯で、どのような采配・選手起用を
行うかは、監督の裁量に任せられていると解釈するのが妥当だ。

大分(シャムスカ)も千葉(ミラー)も、日本よりもサッカー先進国の外国人
監督で、リーグ戦重視という世界サッカー界の常識に則って采配を振るった
と思っているだろうから、犬飼会長が、月に届く程の大声で絶叫して、
狂ったように怒鳴りこんでも、まともに相手にされないだろう。

議論になったら、世界モードとは異なる規定やら見解の犬飼会長が完敗
するに違いない。だから、監督ではなくクラブのトップを怒鳴りつけて圧力を
掛ける戦術に出たと推測する。

犬飼会長は天皇杯は「最強チーム規定」が無く適用外の理由として、
「ルールに書いてないのは当り前だから」という独自の解釈をしたが、

「シャムスカ」も「ミラー」も
【 ルールに書いてないのだから、主力を休ませるという当り前の事 】
をやっただけなのに、なぜその国の会長が激怒するのか理解できない
だろうと思う。

多分、日本で仕事をしてる間は親日的な態度で大人しくしていても、
Jクラブとの契約が切れて、国へ帰ったら、
日本での監督時代の異様な体験、若しくは笑い話として語るに
に違いない。

大分と千葉のサポーターは、残りのリーグ戦で審判が不利な判定を下すか
どうかに注意をする必要がある。もし明らかにおかしな判定があった場合は、
懲罰だと思えば良いだろう。



天皇杯はリーグ戦ではなくカップ戦である

 J1勢が登場した天皇杯は、ほとんど番狂わせは無く順当な結果に
終わったが、J1勢が格下に大苦戦したので、浦和のサポーターが
抗議したり、仙台を狂気の如く応援してるサンスポが仙台絶賛の記事
を書いてるが、この大会がカップ戦だという事を理解して冷静に観るべき
である。

 カップ戦の一番の見どころといえば、≪ジャイアントキリング≫だ。
格下のチームが上位チームを食うのが売り物、見ものであって、
今年は何処が暴れるかとか、苦しめるか等を期待する大会でもある。

失うものが何もない下部リーグ・格下のチームが思い切って仕掛けるのに
対して、J1勢はどうしても受け身になりがちだから、大苦戦するのはよく
ある事だから、今年も例年と同じだと思えば良いだけだ。

 これは日本リーグ時代から起こってる事で、2部リーグや大学勢が
番狂わせで勝った事もあるし、負けても圧倒的に押しまくって惜敗。
というのも昔から何十回も見てきた。

 J1勢のクラブのサポーターも悲観したり、慌てる必要はない。

【カップ戦で、もっとも大切な事は結果なんですよ。】

内容は二の次、三の次で構わない。
天皇杯のタイトルはノックアウトシステムで最後に勝ったチームが
日本一なんですから。

いいですか! 得失点差で順位が決まるんじゃないんですよ!!

昔、読売や三菱が大学や2部リーグに1点差2点差で内容も悪くて
苦戦してるなかで、日本鋼管が大学勢に5~6点取っても一生懸命、
攻めまくったのを見た時には、笑っちゃったよ。

「天皇杯って、得失点差で優勝チームが決まるのか?」

 どんなに無様でも構わないから、とにかく勝利という結果を出す事で、
1-0だろうがPK戦だろうが、勝った方が次に進出するのがカップ戦だ。
素晴らしいサッカーで一方的に押しまくったり、どちらがJ1かわからない
と評価、絶賛されたところで、負けちゃ~おしまいなんだよ!

 だから仙台も、愛媛も内容よりも結果を出して欲しかった。

大体、今はJリーグの終盤を迎えてるんだから、コンディショニングを
考慮したら、J1勢は必ずしもベストの状態には持って来なくても
不思議じゃない。監督が意気込んでも選手は計算してるんじゃないか。

ただ、浦和はチーム力が低下して昨年のクラブカップの頃の力はないし、
コンディションも悪いから、天皇杯もJリーグもタイトルを獲れなくても、
現状ではやむを得ないと思う。

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