サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

北京五輪・女子組み合わせ

北京五輪の女子サッカー組み合わせが、以下の通り決まったが、男子よりは厳しくないといっても、
非常に難しい組になったと言う点では安心出来ない。救いは、明らかに弱い「ニュージーランド」が入ったのと、3位でも準々決勝進出への可能性がある事くらいか。

女子】
▽E組 中国、スウェーデン、アルゼンチン、カナダ
▽F組 北朝鮮、ナイジェリア、ドイツ、ブラジル
▽G組 ノルウェー、米国、日本、ニュージーランド

日本のG組を普通に予想すれば「アメリカ」「ノルウェー」の1位2位通過は決定だが、ここは佐々木監督の手腕の見せ所ではないか。「戦いやすい相手」という強気のコメントを出しているからには、何か秘策か、あるいは目論見があるのかもしれないが、前任者よりは期待を持てそうな気がする。

 東アジア選手権での戦い方を見れば、前任者よりも優れた采配を取れる人材だと言うのが判る。
前任者は「自分たちのサッカー」に固執してしまった結果、スカウティングの資料を無視するかのような、見た目は華々しいが勝利を度外視した分不相応の戦術と采配を遂行して、格下の相手には順当に勝てるが、格上の相手に対して、真正面から挑んで無謀な戦いを仕掛けて完敗するというパターンの連続であった。
 だが佐々木監督は、そういうサッカーには固執せずに相手に勝つための采配を重要視するタイプの監督で、上田監督のように「スカウティング」のデータを参考にして、相手の長所を消す戦い方を選択する事も出来るのではないかと思う。だから「アメリカ」には勝てそうもないが「ノルウェー」には、実力差を戦術で埋めて、負け試合を引き分けに、引き分け試合を勝ち試合に持っていけると≪希望≫を込めてベスト8進出を期待したい。

 


なでしこ・アジアチャンピオン

 東アジア選手権で女子代表(なでしこ)が中国を破って3戦全勝で見事優勝。本当に素晴らしい。男子が3戦とも消化不良がちな内容だったのを思うと、素直に快挙達成を喜びたい。男子にも沢や大野のような選手が攻撃陣に居たらと思わせるような爽快さを感じた。
 やはり一番の要因は監督の交代ではないか。前任の大橋監督は「相手に応じた戦術や対策を練るよりも、自分たちのやりかた」にこだわったように感じる。その前の上田監督は「相手の長所を潰して弱点を突く戦術家」で、二人は別のタイプの指揮官だった。今度の佐々木監督は、「個人でもグループでも目の前に居る相手に勝つ」事を重視するようだが、この3人が指導した結果が非常に良い方向に発展しているようだ。


 これで五輪のメダルもと期待したいところだが、昨年のW杯での「イングランド」「ドイツ」戦を思い出すと、残念だが相当に難しいだろう。イングランドとは2−2の引き分けだったが内容的には完全な負けゲームだったし、ドイツ戦は手も足も出ず文字踊りの完敗だった。

 高さとパワーとスピードに対応できないと欧州勢に勝つのは難しい。身体能力と体格差を埋めるゲーム運びが出来なければ、所詮アジアでしか勝てないだろう。そこで五輪本番までに欧州遠征を行うべきだ。日本は監督が代わり戦術も異なるチームになったのだから、何が通用して何が通用しないかを肌で感じる為にも、「イングランド」「ドイツ」などの強豪と、ぜひ一度対戦して置くのを薦めたい。五輪でメダルを獲得するためには有力国との事前の対戦は必要なことだと思う。

 女子代表は節目節目のゲームでは本当に良い物を見せてくれる。「ここで頑張らないと日本の女子サッカーが萎んでしまう」「自分たちの力で歴史を作るんだ」という強い意気込みがあるしそれが見ている者に伝わってくる。代表に選ばれただけで満足してるんじゃないかと錯覚するような選手が見受けられる男子よりも好感度は大きい。

 実は先週から本日・月曜日に掛けて異常な忙しさになってしまい、やっと一段落出来た。このレベルアップ講座の更新が精一杯で、女子のゲームはまだじっくりと見ていないし、男子のほうも対北朝鮮戦を除き、分析が終わってない。今日、明日には終えて「サッカーこそ我が命」の方にアップしたいと思うので少し待ってほしい。おまけに三浦和義は捕まるし、【国賊日教組】の悪の集会に対する愛国団体の勝利や沖縄の米兵事件やら、別のブログで書きたい事が山ほどあるので、本当に急がしい。

 

 

 

祝!女子代表五輪出場決定!!

 女子代表チームの北京五輪出場権獲得を喜びたい。
本当に良かった。選手の皆さんには「おめでとう!」「お疲れ様!」と言ってあげたい。

 理想を言えばアウェイの韓国戦に勝って決定して欲しかったのだが、今の女子サッカーにあっては、どんな形であれ予選を勝ちぬくのが一番大切な事だから素直に喜びたい。ホームでのベトナム戦ではなかなか得点できなかったので、過酷な環境が待っているアウェイのゲームには不安を感じたのだが、まだまだ実力差が大きかったという事なのだろう。まだ映像を観てないんでゲーム内容に関しては、なんとも言えないのだが、8−0という結果からして、そのような点差で一方的だったとしたら、粗探しをするような指摘はしない方が良い。

 オールスターなんかよりも観たかったから、ちょっとテレビ局やJFAも考えてもらいたい。オールスターなんか所詮、お祭り試合で強化には役に立たないエキジビションにすぎない。女子五輪予選で出場権獲得が掛ったゲームの方がはるかに大切・重要と思う。またU−22候補も同様で、中国の瀋陽のあの異常な雰囲気の中で「中国」や「ボツワナ」と対戦して経験を積んだ方が選手の成長に役立つ。

早く、女子代表のゲームがバレーボールのように、ゴールデンタイムで中継されるようになって欲しいと思う。オールドファンの中には「女子はレベルが低すぎて金を払う価値があるか疑問とか、まだまだ観戦に耐えられない」と公言する者もいるようだが、実際にスタジアムへ行って生で見れば、一生懸命プレーしている姿を観る事が出来るし、意気込みや情熱が伝わってくる。
 例え、レベルが低くても「上手くなって欲しい」「勝ってほしい」という気持ちで応援したくなってくるでしょう。

 というわけで、これで「W杯」に「五輪」と構好成績をあげて活躍するように、心から願っている。そして底辺拡大に競技人口の増加はもちろん、自治体や企業の協力やスポンサーの獲得にとつながってもらいたい。


 

女子五輪予選の対韓国戦について

 女子五輪予選・ホームの対韓国戦は、見事な完勝だったが、順当な結果なので、特別な喜びも感動もない。あえて探せば6対1の大勝だった事か。この結果に韓国が大ショックを受けて「競り合いになれば日本には勝てる」という自信が吹っ飛べば、まことに喜ばしい限りだ。
 
 もし、このゲームが大事なものと位置づけるとしたら、「韓国に対して、もう日本に勝つのは難しい・日本とは対戦したくない・なぜ今回の五輪予選で、日本の居るグループを選択したのか」といった具合に、あきらめさせる効果を狙う一戦だったという点であろう。6対1という数字を、そのような意味を込めて評価すればよいのではないだろうか。

過去の女子代表の対戦を振り返れば、日本と韓国の差は大きく、まだ焦ったり、勝つか負けるかハラハラドキドキするレベルではないのだから、このゲームも安心してノンビリくつろいで観戦していた人が大半だったはずだ。

 日韓戦だと意気込み、大騒ぎしてキャンペーンを張ったり、大量動員をかける必要などない。そういう事が必要になるのは、まだ先の話だ。だから、現時点で不安や動揺を煽るなど非常識で、とんでもない事で、そんな事をしていたら「オオカミメディア」になるから、次からは冷静に分析して報道するなり、ゲームの宣伝を行うべきだろう。

 日韓戦だから行くのではなく、女子のサッカーを、代表の公式戦だから、観戦や応援に行こうという雰囲気になれば良いのだが、起爆剤やヒロインが必要かも知れないな。

五輪予選・タイに圧勝

 女子代表(なでしこ・ニッポン!)が、五輪予選の対タイ戦のアウエイで、めでたく快勝!!!

 両国の力の差を考えれば順当勝利だから大袈裟に喜ぶ必要も無いかとも思うが、アウエイゲーム・つまり日本とは異なる環境の中で、地元のチームを相手に公式戦を行なったという点に価値がある。
 例えば、男子の場合でも、必ずアウエイの洗礼などと報道されるように、日本では考えられない事が起こるのはよくある事だから、女子でも同じように体験しておけば、次から、あるいは将来、東南アジア諸国が力をつけて戦力が拮抗したような状態になった時にも、不安要素が少しでも少ない方が良いと思う。
 
 テレビ中継が無いので、ゲーム内容が判らないが、タイの監督が「アジア大会の時よりも強くなってる」と評価するコメントを出しているから、悪くは無いのは確かで、後は、どこかのテレビ局でも良いから、アウエイゲーム総集編でも後日、放送してくれないだろうか。

 韓国は、私が推測した通り、「オーストラリア」「北朝鮮」を避けて、「日本」の入ったグループ入りの為に、わざと香港に負けたという意見が大勢を占めているが、今の実力差ならば、日本の圧勝に終わると予想する。韓国の女子は男子と違って、明らかにアジア内の力は上位陣とは落ちるから心配は無いだろう。
 韓国の立場に立って考えれば、オーストラリアと北朝鮮には勝てないし、日本の方が実力は上だが、日本とは競り合いになれば勝てる可能性があると信じ込んでいるために、「あわよくば一発仕掛けて勝ってやろうと」いう思惑があるはずで、このような選択をしたと考えられる。それは彼らから見たら、戦略的に正しい判断だと思う。
 
 過去の大きなイベントを例に挙げれば、「名古屋五輪」「2002W杯」での実績は、「後発でも日本が相手なら競り合いになれば勝てる」という自信の裏付けになっているわけで、韓国がこのような考え方をするのは覚えておいた方が良い。
 そのような思考を捨ててしまうように韓国戦では、コテンパンに叩いておく必要がある。そして次回からは「日本とは同じグループに入りたくない」という選択をさせた方が良いのだが、あるいは、負けても負けても、ず〜っと「競り合いになれば勝てるはず」と信じ込ませておいて、毎回、勝ち星を計算できる相手としてキープしておくのも面白いと思う。