サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

南ア大会アジア最終予選組分け発表

2010年南ア大会のアジア最終予選の組分けと日程が決まったが、結論から先に言ってしまえば、
悪くはない組み合わせだと思う、スケジュール的にはかなりハードなのが気になるが、それを乗り越えるしかない。

 毎回の事だが、悲観的に観るか、楽観的に観るかで、分析も評価もまるで正反対になってしまうのだが、日刊スポーツのセルジオ越後のようになってしまうと、辛口を通り越してマイナス志向の自虐的な意見の押し売りになってしまう。

 まずA組とB組の顔ぶれを見れば、誰もがB組に入らないで良かったと思うだろう。つまり組分けの時点で、【日本にはツキがある】と言えるのだ。B組を見ると、最近のW杯常連の、イラン、サウジ、韓国のうち一つはプレーオフに回る運命にある。なおかつ北朝鮮・UAEの奮闘次第では、予選敗退になるのだから、まさに死の組といえよう。

A組だが、過去の対戦成績を参考にして分析したり、予想を立てるメディアが多いが、その時々で条件や環境が異なるので、本当に参考程度で良い。なぜならば、これもまた、悲観的にみるか楽観的にみるかで分析結果が大きく異なるからだ。

A組で良かったと思う反面、少し不気味な感じや不安感を持たれる要因は、例えば「イラン」「サウジ」「韓国「北朝鮮」等は、名前を聞いただけで、どういうサッカーや試合運びをするのかというイメージが湧いてくるが、カタールやウズベキスタンと聞くと、ちょっとなじみが薄い事にある。

今回の組み合わせの感想に関しては長くなりそうなのと、後日の参考資料の役割も果たしたいので、姉妹サイトの「サッカーこそわが命」の方で、久しぶりに「正論」コーナーを復活させて論じたいので、これから書き上げたい。今日中には間に合うでしょう。

岡田のオレ流のスタートは合格点

キリンカップは内容は悪かったみたいだけど、1−0で勝利を収めて、岡田のオレ流サッカーは、とりあえずは面目を保ったようだが、選手をの顔ぶれを見れば随所にオシムとは決別したのが判るようになってる。

「松井」「玉田」「大久保」「長友」そして「香川」、今回は出てないけども「内田」「安田」と見て、共通しているのが、アグレッシブな選手が多い事か。ボールを持った時に、自分から仕掛けるプレーが出来て、主導権を握って戦えるタイプが揃ってるのが判る。
 しかも基本に忠実というか、基本がしっかりしてる選手が多い。

ボールコントロール、つまり正確に「止める」「蹴る」「キープする」
その上で走れて守備と攻撃の両方で頑張れてメンタルも強い。

CBやCFタイプは、これらが全て揃ってなくても構わないけども、中盤やFW・サイドの選手は大体、そういう方向性が明確になっているようだ。

 コートジボアールは、中一日のゲームで、しかも攻撃的なメンバーを落としての来日だから、その点は割り引かないといけないが、岡田のオレ流のスタートしては悪くはないと思う。問題はこれからの肉付けになるんだけども、来月2日に「オマーン戦」が控えているのを考慮すると、時間がなさすぎるのが不安要因になるが、ホームで戦うという利点をどこまで生かせるかが重要になってくると思う。

トゥーリオはCBが適切だ

キリンカップに向けた日本代表の合宿が始り紅白戦が行われたが、「トゥーリオ」は本来のポジションであるCBで起用されている。ボランチには「鈴木啓太」「長谷部」「阿部」「今野」と4人の本職が居るのだから当然の事だ。

 攻撃力が有ってJリーグで得点を挙げているからという理由で、トップ下とかボランチとかスポーツ紙の記者は事あるごとに書き立てて理いたが、トウーリオの身のこなしは、トップ下やボランチの物ではなく、前線に攻撃参加したCBらしいスタイルだと直ぐに判らないようでは困る。

 ゲーム中に、同点かリードされている状況で得点を狙ってCBを前線に上げてパワープレーを仕掛けるとか、サイドバックを中盤に上げるという采配は、よく見られるものだから別に特筆する必要はない。「トウーリオ」の攻撃参加とか前線での起用と言うのは、そういったオプションの一つとして準備しておけば良いだけだ。

 したがってスタメンからボランチやトップ下での起用は、まず考えられないだろう。もし実現した場合には約束事を徹底しとかないといけない。

 それは。まず他のMF陣はカバーに走りまわらないといけないから運動量が通常よりも多く要求される事。それとトゥーリオは相手に攻め込まれた時に最後尾へ下がらずに、DFラインの前で相手の攻めを潰すように心がける事。  この二つが徹底されないようだと、敗戦と言う結果になる可能性が高い。

 DFを攻撃的なポジションで使うというと、どうしても思い出すのが今から30年位前だったか、日本代表の監督が「二宮監督(三菱重工)」だった時に、ストッパーだった「斎藤和夫(三菱重工)」(元フロンターレの監督だったかな?)をCFに起用した事だ。代表チームは当時も決定力に悩まされていたのだが、斎藤はシュート力を買われての抜擢だった。斎藤のSHはツボにはまったら、強烈で正確だったから、DFにしとくのはもったいないと感じる時もあったくらいだが、それはあくまでもDFが攻撃参加した時に見せるから効果的な物だった。
 
 CFにコンバートされた斎藤のプレーは悲惨で眼を覆いたくなるような無残なものだった。相手のストッパーにマークされた状態でのボールの受け方が出来てない。だからキープ出来ないし、振り向けない。フリーの時でもボールのもらい方から走るコース取りから、まるで素人みたいで「身のこなし全体が」CBのプレースタイルのままだった。

 その直後だったか、ちょっと記録を調べれば判るが、日韓定期戦で1−4で負けたんだけども、その時の韓国の得点は全て「朴成華(パクソンファ)」現韓国五輪代表監督」が一人で挙げたものだった。その日韓戦は、実はそれまでストッパーだった朴が初めてCFとして起用されたゲームだった。それもヘディングあり、ドリブルからのとバラエティーに富んだ得点パターンを見せられて、DFからFWへのコンバートの失敗例と成功例の対比があまりにも極端だったのを今でも覚えてる。

だから短絡的な発想で、DFからFWへの安易なコンバートのキャンペーンは辞めてもらいたい。

祝!!!キリンカップ用代表メンバー発表

キリンカップ用の代表27人が発表されたが、これが岡田の俺流で選んだ代表候補ならば、大歓迎したい。岡田が正常な人物であり、普通に判断が出来るのが判ったのは大きな成果だ。このメンバー発表で顔部ぶれを見て、キリンカップに関していえば興奮と感動で喜びを抑えきれない。

良かった!良かった!本当に良かった!

オシム⇒岡田・体制の中で、ようやく「まともなメンバー」が選出されたのだから、喜ばない方がおかしいのだ。注目すべきは誰を選んだかという事ではなくて、誰を外したかであった。歴代の日本代表チームの中でも、ちょっと例を見ないほどの最凶の存在が「山岸」であり、一昔前の日本リーグ時代に居たような選手が「羽生」だった。この二人が抜けただけで明るい希望がともされたように感じる。
 遅まきながらも。やっと当り前の事が当り前として通用する代表が編成される事になるんだ。
今までは、正論とか良心などとは程遠い人選が行われていたのだから、もう二度と後戻りしないように強く望む。

 それと鈴木啓太も、かなり復調したようだし「長谷部」を召集出来たのも本当に心強い。「明神」など呼ぶ必要が無いのが判明したのもまた非常に大きいのだ。今回、スポーツ紙各紙が、「隠し玉」とか「視察した」などと色々な選手の名前をあげてきたが、岡田は実は煙幕を張っていたのではないか。明神と鈴木啓太を比較したら啓太の方が数億段優れているのは誰でも判る。この「数億段」という表現は全然オーバーだと思わない。

欧州組も加えた結果、まだコンビネーションで不安を抱える為に、ゲームでは思わぬミスをして敗戦という結果に終わるかもしれない。それでも山岸が居るよりは良い。代表に選ばれた事自体が、現時点で21世紀の日本サッカー史上、最大の不思議となるのは500%確実だ。これで、「松井」「玉田」「大久保」といった才能のある左サイドの攻撃的な人材が陽の目を見るチャンスが正当に与えられるのかと思うと、嬉しくて堪らない。今年一番の喜びだ。

今週は体調不良でブルーな気分だったのが、一瞬にさわやかな日本晴れになった。

 キリンカップでの代表チームへの応援の意欲が急速に湧いてきた。

代表のボランチは誰にするのか?

岡田は、キリンカップと3次予選に「稲本」「中田」の二人のボランチ要員を召集しないと決めたそうだが、想定の範囲内の事だと思う。

 中田は膝の半月板の負傷からリハビリだという段階ならば、ベストのパフォーマンスは期待出来ないし、稲本は手術が必要ならば代表入りなど論外であるから、ここまでキリンカップのメンバー入りが 
現実の物として語られてきた事がおかしいと思うが、「明神」「トウーリオ」のボランチ起用は本当にあるのだろうか。例えば、「トーウリオ」は得点しているから攻撃力を生かしてトップ下とかボランチ等で起用したらという意見もあるようだが、プレーを見れば判るとおり、スタメンから前の方で使う選手ではない。それにあんなに動かない・走らないボランチでは、守備になった時に、ゴール正面に広大なスペースを与えてしまい穴が出来ちゃう。ゴール前での競り合いの強さ・空中戦の強さは後方から攻撃参加した時や、セットプレーで活かした方が得策である。

 もう一人、岡田のお気に入りらしい「明神」だが、身体は小さくてテクニックは高くないが献身的でチョコマカ走って頑張る選手というは、典型的な古いタイプの選手でオールドファンや玄人ぶったファンに受ける選手だ。ベテランになって今がピークかも知れないが、「阿部」の方が素材が良いし、インターナショナルな舞台では「今野」の方が力が発揮されるんじゃないか。少なくともテクニックとセンスは今野の方がはるかに上のランクの選手だ。
 守備の能力の高さ、例えば、相手のキープレーヤーをマークしながら、スペースを潰す点で行けば、五輪候補の「本田拓」「小林」が非常に優れているし、あるいはフロンターレの「菊池」なんか凄い選手になれるんじゃないか。

 この部分での選手選考とゲームでの采配は要チェックで、岡田が一世代前の古い価値観に染まった指導者なのか、それとも現実を直視しながら未来志向が可能な監督なのか、見極めが出来ると思う。