天皇杯も終わり、いよいよ来シーズンへ向けて各クラブ間での選手の移動が始まりました。
いや〜今年は面白い、愉快だ!
各クラブの草刈場と化した、レイソルとヴェルディのサポーターの皆さんは大変気の毒だと思いますが、第三者の立場からみてると本当に面白いです。
両クラブの主力選手達が、J2降格の責任や屈辱など、どこ吹く風で、さっさと誘ってくれるJ1のクラブへ、我も我もと流れるように動く姿は実に爽快。まるで沈んでいく船から先を争って逃げ出すような光景に見えてしかたありません。
勝手、降格したクラブから選手が、ここまで露骨に離れていった事例はあったでしょうか?
昨シーズン、雨にも負けず、風にも負けず、他のクラブのサポーターから、笑われ、馬鹿にされ、罵られながらも一生懸命サポートした熱心なサポーターの皆さんには本当に同情します。
去っていった選手を、「薄情者」「人でなし」と罵倒したいかもしれませんが、ここは我慢してください。次のように考えたらどうでしょうか?人生勉強の場だと思いましょう。このような時に、人間の本当の姿が見えるんです。
『そんなにJ1でやりたいならば、なんでもっと頑張らなかったんだよ!』と思うはず。離れていった選手達は、結局、自分の生活や名声を大切にしたかったんでしょう。
でも、プロサッカーの選手として生計を立てているのですから、より良い条件の所、自分を高く評価してくれる所を求めて移動するのは、これはプロとしては当然の行為です。
だけど、ここまで露骨な形で離れていったら、普通の神経の持ち主ならば、たとえ、行った先で失敗しても、もう戻ってはこれないでしょうね。
というわけで、今年の移籍の傾向は、主力クラスの選手の移動が目立ちますが、これは良いことだと思います。衰えて、もう戦力として計算出来ない為に、お払い箱になったロートル選手やプロとして芽が出ないと判断された選手ではなく、現役バリバリでレギュラークラスの選手がこんなに大量に移動したら、2006シーズンの戦力・タイトル争いに大きく影響してくるでしょうから、Jリーグの開幕が待ち遠しくなりました。

