サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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横浜FC・監督補佐・カズの役割とは何か

横浜FCの三浦カズが、今シーズンから監督補佐という役割を任されるようになったが、この人事は適切と判断する。

昨年、カズが神戸から横浜FCへ移籍した際には、すでにピークを過ぎた選手であり、客寄せの為に獲得したとしても、その効果は、あくまでも一時的なものという受け止め方をしていた。その上、昨シーズン途中でシドニーFCへ貸し出されるに至っては、クラブのフロントは何を考えているのかと疑問を感じたのだが、やっと、理想的な役割を果たす立場に配置したといえよう。
 
 だが、それはクラブのJ1昇格の為とか、選手兼任で1シーズンフルに頑張って欲しいとか、コーチに近い立場で周囲の若手に高いテクニックのお手本を見せて、手取り足取り教える事が堂々と出来るようになったという意味ではない。
 
 もっと重要な役割があると考えるべきだ。
それは日本リーグからJリーグ誕生初期の段階の『鹿島アントラーズ』創世記の当時において、ジーコが果たした役割に近いような存在と役割を求められているとは考えられないだろうか。
 伝えられるとおり、監督を超えて、直接フロントに対して選手やクラブに関する意見を伝えられる立場といえば、これはもう半分GMのような権限を与えられたと見てよいのではないか。
 
 カズが、ブラジル時代から読売クラブ→本格的なプロリーグ発足・不遇な時代も含めた、その後の3回の海外のクラブでの体験の中で得たもの。しかもそれは、サッカー選手としての体験だけではなく、一人の人間として、また日本人という立場での貴重な物である。
 
 プロ選手とはどうあるべきか。クラブと選手の関係・マスコミへの選手とクラブの接し方など後輩に伝えたい事は多いだろうし、クラブの運営方針や地域やサポーターとの関係など、成功や失敗の両方の色々な例を『講義』や『メディアからの伝聞』ではなく実際に見て体験しているのが強みだ。
カズは日本サッカー界の貴重な財産ともいえる存在なのだ。

 鹿島で果たしたジーコほどの大きな事は出来ないかも知れないし銅像が建つかは不明だが、まだ基礎が固まっていないJ2の横浜FCでは、将来の一流クラブを目指した基礎作りを任されたと思えば、クラブ内での高額年俸と優遇の意味するものが見えてくる。

 横浜FCとカズの関係で言えば、引退したらクラブと個人の成績以外は、ほとんど何も残らず過去の栄光を食いつぶすだけのようなクラブであってはならないし、カズが単にOBとして顔を利かすだけの存在で終わってはいけない。
 
 カズならば、引退後は監督でも評論家でも、おそらく引く手あまただろうが、今回の監督補佐という役割は、GMとしての才能がどれだけあるかの見極めにもなる。

 そういう視点で見れば、今シーズンのカズは、ピッチでのプレーだけでなく、ピッチの外での発言や行動にも注目したら面白いだろう。
 その発言は、他のクラブのように存在感の大きいベテラン選手が、フロントやチームメートへの不満や愚痴をマスコミに公言するのとは違った重みのある提言となると思っても良いくらいだ。
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