日本代表がアメリカ遠征に出発した。今回注目する点は、システムを「3―6―1」にする事と、始めて起用されるかも知れない若手がどれだけ通用するか、そしてジーコの采配である。
すでにジーコは、6月の本大会では自分の理想とする「4−4−2」のシステムで臨みたい意向を表明済みである。今回のアメリカ遠征で「3−6−1」を試したいと言う真意は本当に理解に苦しむが、多分、「中田ヒデ」「小野」「中村」「稲本」らで構成される「日本版黄金の中盤」を実戦で使いたくて仕方がないから、その為のテストを行なうものと考えられる。
これで上手く機能すれば、本番では「4−4−2」をベースにしておきながら試合展開に応じて、「4−5−1」や「3−6−1」にチェンジするつもりで、選手の組み合わせを試したいのかも知れない。
そのような意図があった上での「3−6−1」ならば、テストする価値はあるだろう。本当は、昨年の内にやらなければいけなかった事なのだが、「久保」が復帰したこの段階で行なうのも良いタイミングだと、好意的に解釈してあげよう。
それとせっかく起用された若手が、今回召集されなかった海外組みの単なる穴埋めに過ぎなければ、それはモチベーションの低下に繋がる。例のキャバクラ騒動の根源はそこにあったわけだから、ジーコは色眼鏡で見ないで、公平な眼で見て、競争の成果を判断してほしい。
本当に公平な眼で見るのか、それとも単なる穴埋め用員かの見極めの基準は、スタメン起用して出来る限り長く出場させるかどうかだ。我々もまたしっかりとチェックしようではないか。
実は、今回は「JFAが、サッカーを通じて道徳教育に乗り出す」というテーマで書きたかったのだが、あまりにもデリケートで複雑なテーマなので「マニア・正論」で、じっくりとやります。来週までにはアップされるでしょうから、そちらで見て欲しい。

