アメリカ戦と比べて選手の動きがだいぶ良くなった。これは結果論になってしまうが、コンディショニングという点で行けば、先にフィンランドとホームで対戦した方が良かったのではないか。
スカウティングの問題も絡んでくるわけで、今回のようなパターンでの今後のマッチメイクと遠征先の選択に関して協会の担当者は一考願いたい。
フィンランドが自陣に深く引いていたのも幸いし、危なげない内容で日本の完勝に終わった。ちょっと内容的には物足りなさもあったが、強化よりも調整と新メンバーのテストを兼ねたゲームとして見たならば、まずまずの出来であり、課題よりも収穫の方が多かったと評価する。
収穫は起用された若手が自分の持ち味を充分に発揮出来た事と、常連メンバーとのコンビネーションも取りあえずは問題がなく連係が取れた事か。
それとDFとMFでの球回しと球出しが良かった。特に中澤と福西の二人は、巧くボールを左右に散らしていたのが印象的で、またMF陣が、後半に入り、フィンランドがアプローチを早めに仕掛けてきたのを、ワンタッチ・ツータッチのパスで交わして空回りさせたのと合わせて、レベルの違いを感じさせた。
残念だったのは、壁のようなフィンランドのゴール中央の守備網を破れなかった事だ。両サイドを崩してチャンスを作っても、真ん中は強くて自由にSHを打たせてくれなかった。
守りを固めてくる相手から得点するという課題はあるが、新しいメンバーと組み合わせをチェック出来たのだから、それで良いとしよう。
フィンランドは順調に伸びたら、ユーロの予選の頃には、かなり手こずる守備陣に成長する可能性を秘めているチームとみたがどうなるか?
詳細は対アメリカ戦同様「WEBサッカーマニア」の方に書くのでそちらを見てください。

