注・前回の投稿記事はアップされてませんね。これが正式です。
対ボスニアヘルツェゴビナ戦のメンバーが発表になった。今回はW杯直前の合宿までに、欧州クラブ所属の選手が合流できる唯一の機会という事で、海外組み中心になったがこれは当然の決定であろう。
FWとMFには、実績と経験豊富なメンバーが多士済々であり、ジーコは、ほぼ全員の能力を把握済みである。今更テストではなかろう。もしテストをする対象者がいるとしたら「松井」だけであり、個人の能力よりも他のメンバーとの連係が試されるはずだ。また今回、召集されなかった事で、「平山」「大久保」がW杯の最終メンバーに選ばれる可能性は限りなくゼロに近いと思われる。
今回のゲームの目的と選手の召集は、表面的には「クロアチア対策」とされているが、もう一つ大事な点は、普段は、バラバラに活動している選手達を、チームとして一緒に行動する時間とゲームを通じて、連帯感とW杯へ向けたモチベーションを高める事にある。
選手達は、別の国・別のクラブで練習とゲームを行なっている為、その国によってサッカーのレベルも指向も異なるばかりか、ゲームにコンスタントに出場していない者も多いので、コンディションもまちまちである。
そのような代表候補メンバーを定期的に集合してゲームを行なう事で、コンビネーションと日本代表としてのコンセプトを維持する必要があるのだ。
2月に行なわれた3ゲームを通じて国内組みの新戦力の見極めを行い、大体の目処をつけたと思われるが、1月下旬から代表中心の生活で、合宿〜遠征〜3連戦と続き疲労も溜まっている。しかも来週からはJリーグの開幕を迎えるのだから、ここは無理をして新しいメンバーをドイツ遠征に連れて行かなくても良いだろう。
今回のメンバーで注目する点は、茂庭と駒野である。茂庭は本来スト一パーではなくリベロである。宮本のバックアップ要員として出場の機会もある。
特に浦和とガンバの選手は25日にゼロックスカップがあるため、非常なハードスケジュールとなる。両クラブの選手のコンディションによっては、もしかしたら「宮本」→茂庭・「加地」→駒野・「三都主」→中田浩二・という起用があるかも知れない。
3月のエクアドル戦・5月のキリンカップで、長谷部・巻・阿部といった選手が召集されなかったら、あるいはゲームに出場出来なかったら、2月の召集は、新戦力のテストという目的ではなく、やっぱり海外組みの穴埋めに過ぎなかったのかと思われても仕方が無い。

