川淵会長は、5月のキリンカップに欧州組みを召集したい意向を示した。
例によってスポーツ紙各紙はトンチンカンな事を書いてるが、自分は、川淵会長の焦りを感じるのだがどうだろう。
それはどういう事かというと、ボスニア戦を振り返れば判る。
昨年からのコンフェデを除く一連の試合で、国内組みの守備陣と、欧州組み主体の攻撃陣の連係が巧く機能してないからだ。その典型的な例が、守備に入った時のボランチとCBの関係であり、中盤の攻守のバランスの悪さだ。
キリンカップの日程は『5月9日・対ブルガリア』『5月13日・対スコットランド』だが、WEBサッカーマニア『正論48』で指摘した通り、もう強化の場じゃなくて本番に向けたシミュレーションになる。
だから、少しでも長く、欧州組みと国内組みが一緒にプレーする時間を稼ぎたいというわけだ。
エクアドル戦で国内組みが活躍したから、欧州組みと切磋琢磨させて競争させる為の、サバイバル目的ではない。
ジーコは、もう23人の候補は決まってるとすでに公言してるのだから、キリンカップでは、W杯本番を見据えた戦い方を行なうはずだ。
今回のW杯は、非常に重要な位置付けになるかもしれない。
前回大会と同様に、国民的な関心事となってしまい、嫌でも世間の注目が集まっている。それとジーコ監督決定の経緯から、本大会で惨敗した場合、川淵会長の責任問題に発展する可能性もありうる状況になっている事だ。
だから、ここは万全を尽くしたい為に欧州組み召集という提案を行なったと考えられるのだ。

