15日の代表メンバーの発表を受けて、日本協会に抗議や問い合わせの電話が掛かってきたが、その数は僅か30〜40本という少なさだったそうだ。
しかも、その大半が「久保」「松井」を外した事に関係した事だと言う。また発表前日には、「巻」を選んでほしいと言う電話が多数あったとも伝えられている。
広島の「佐藤寿人」を選んで欲しいとか、なぜ外したという抗議電話ではないという意味を考えるべきだろう。
スターを作り紙面を埋めたいというスポーツ紙や、自分で分析できない底の浅いフリーライターによる「寿人」キャンペーンとでも形容出来そうな報道が行なわれて、自分で判断できないミーハ―サポーターと、ネットライターが扇動されてしまった。
代表のFW枠は当初4人とされていたが、≪寿人は決まり≫等と思いこんでしまう熱烈なサポーターも現れるという、何かに取り憑かれたような雰囲気があった。
サッカー関係者や解説者・評論家など、元代表選手やJリーガーの大半が、≪玉田のプレー≫を高く評価したのに対して、Jリーグ以降、サポーターになった若者が、佐藤との対比で、まるで正反対の評価をするという現象も見られた。
そのように扇動・洗脳されたミーハ―ファンやサポーターには罪は無い。皆、犠牲者なのだから。
しかし、マスコミ関係者・フリーライター・等は、責任を感じるべきである。
可愛そうに≪佐藤≫は、ショックを受けて記者会見をキャンセルしたというではないか。
おそらく、周辺には、持ち上げて、提灯記事を書いて、本人をその気にさせてしまった記者が居るのであろう。
マスコミはいつもそうだ。散々、持ち上げて持ち上げて、ス―パースターかのように扱い、旬が過ぎたと観ると掌を返すように引き摺り下ろして、雲の子を散らすように離れていくのが常である。
サッカーを愛する者として、サッカー選手をそのように扱う事に対して憤りを感じる。
そういう点で行くと、キリンカップの2ゲーム・それに続く15日のメンバー発表では、冷静に、客観的に受け止める事が出来るサポーターが多かったのは、本当に良かったと思う。
逆に不和雷同したり、宣伝・扇動に乗せられてしまい、≪佐藤を狂賛≫≪玉田を批判≫した人も、彼らマスコミの手口を観察するに従い、眼を覚ましてくれると信じたい。
そして「次には同じ被害に会わないように気をつけよう」

