W杯ドイツ大会も来週9日開幕だが、これから行なわれる親善試合は、完全に調整のための物であり、強化のためのものではない。すでに行なわれている試合も、例えば、韓国やオランダなどは主力を外して控え選手を起用しているケースも目立つ。
大体、この時期に来て、コンディションに問題があるのは、明らかな調整ミスといえよう。ただ、例外的に優勝を狙うチームは、大会が始まってから、徐々にアップさせていくような調整方法をとっているから、そのつもりで見るといい。
日本も、4日に行なわれる『マルタ』戦は、選手の負傷回復状態に関係なく、控え選手の起用をするべきだ。ドイツ戦で、攻撃陣の連係の良さは判ったのだが、他の組み合わせもテストしておいた方が良い。中田や中村が削られたとか、福西や三都主が退場処分を受けたなどの事態も想定して、中田浩二や小野を入れても、ドイツ戦のようなパフォーマンスがチームとして出来るかどうかを見たい。
ドイツ戦で出たセットプレーでの弱点も、マルタ戦の展開次第では、再チェックする機会も得られないし、そもそも、このゲームで大量得点しても何の意味も無い。ライバル国の偵察部隊に長所を教えてあげるだけだ。
各チームの≪ 準備試合 ≫を見て、ドイツ入りしてからのテストマッチは、強いチームとゲームを組んで勝つとか、弱いチームに大量得点して景気付けする。そういう目的のために行なうのでは無いという事が判ったと思う。
あくまでも、コンディションの調整や基本的な戦術やコンビネーションのチェックが目的なのだ。

