マルタ戦は課題ばかりが目に付き、ほとんどプラス材料が無かったと受け止められてる。
ドイツ戦で予想外の好ゲームを行なった事で、期待が高まった延長線上での「マルタ」戦だっただけに、失望感が強いと思う。
このゲームは、非常に評価が難しい内容だった。この時期で一番重要なのは、選手のコンディションとチーム内での攻守に渡る連係・それに対戦相手に応じたセットプレー対策などが上げられる。
甘口と辛口の評価と、どちらも可能なのだが、マスコミでは大半が辛口のようなので、あえて弁護すれば次のようになる。
Jビレッジでのフィジカル主体のハードな合宿、ドイツ到着後も、極端なスローダウンをしてるようでもないので、調度、疲労が現れる頃だったのかも知れない。海外遠征した場合、1週間後くらいに、溜まった疲労が出るのはよくある事なので、ドイツ戦直後あたりが、疲労のピークになっても不思議ではない。
ドイツ戦の善戦(充実感) → 疲労のピーク → 集中力と緊張感の欠けたゲーム
という図式を描けば、それほど失望する事も無いし、運動量が少なく、イージーミスが目立ったのも説明がつく。肝心なのは、12日のオーストラリア戦なのだから、そこにコンディションを、ビシッと合わせられれば良いのだから。
それと皆、やりにくそうだったように見えたが、芝生が長かったのも影響しただろう。日本のようにパスワークが信条のチームには、重要なチェック項目だ。
ドイツ戦とマルタ戦では、あまりにも落差が激しい内容なのが気がかりだ。もし、仮にだが、対オーストラリア戦でも、状態が悪いようならば、ドイツ入りしてからのコンディショニングの失敗が指摘されるはずだ。
しかし、ここでも露呈したのが、自陣に深く引いて、中央を固める守備陣に対して、攻撃が機能しない事だ。単に決定力不足というよりも、華麗なパスワークで綺麗に攻め込むという事にこだわり過ぎるのが大きいのではなかろうか。

