日本対オーストラリア戦で笛を吹いたエジプト人主審が降格処分扱いとなった。理由は日本に本来、与えられるべきだったPKを与えなかった為とされている。
また、ファウルを犯した「カーヒル」は後半24分に警告を受けていたため、PKなら2枚目の警告で退場処分になった可能性が高く、日本には決勝点が入り、オーストラリアにとっては後半44分の決勝点が生まれなかったかもしれない。という論調もメディアには出ているが、これは結果論にすぎず、また≪ゲーム全体を見渡して90分トータルで考えるべきもの≫という解釈が理解出来れば、そのような考え方は間違っているのも判るだろう。
なぜ、PKを取らなかったかというと、26分の日本の得点を認めてしまった事への帳尻合わせをしたと考えられる。ゲーム中に、オーストラリア側に対して、『誤審が有った』と認める発言をしていたというではないか。日本にPKを与えないでイーブンにしたから納得してくれよというエジプト人主審のメッセージなんだよ。
こう考えてみよ。あのまま1−0でゲームが終わっていれば、ゴールを認めたのが誤審だったとして問題になるだろう。つまり、日本の先取点を認めるという『誤審』が無ければ、その後の展開は変わっているのだから、この部分を強調するのは止めた方が良い。それよりもジーコの采配の方がはるかに責任は大きい。
W杯の主審は本当にレベルの高い審判だけでやってもらいたい。無理して各大陸から選ぶ必要は無いと思う。本当に実力・能力で選んだのだろうか? 各大陸から選ぶというのは政治的理由が結構なウエイトを占めてくるような気がする。

