日本代表次期監督の一連の人事について次のように考えてみた。
次期代表監督として「オシム」が内定したと思ったら、「ストイコビッチ」も、日本協会から監督就任の打診があったことを明らかにした。
それに対して、川淵会長は、監督就任の打診があったことを明らかにしたことについて「わたしは知らない。そういうことはあるかもしれないし、ないかもしれない」と経緯を明確にする事を避けた。
川淵会長は、オシム監督がストイコビッチのスタッフ入りを希望した場合は「問題なく認める」という。また、時にはオシムが総監督的立場になるとも述べた。
またストイコビッチに近い別の関係者は、当面は代表の監督ではなくチーム強化を統括する立場に就くよう要請されたと明らかにした。
オシムは2年契約を希望し、期間満了後に改めて2年契約を延長するかどうか決めたいという意向を告げたとされている。
この一連の流れをどう解釈できるか?
≪ストイコビッチ≫は監督としての実績がないので、そのような人物を「田嶋幸三」氏が候補に推薦するとは考えにくい。
可能性があるとしたら、二つのケースがある。「川淵会長」の強い推薦があった場合だ。ご存知のように≪ジーコ≫を決めた前科があるから、ここでまた『ストイコビッチ』というのも充分にあるだろう。『ジーコ』で懲りたはずという意見は甘い。
川淵会長は批判されたら反発するタイプの人間であり、ジーコ選任問題では、完全に意固地になり自らの正当性を主張する方向に動いてる。だから、監督として実績がなく、理論派というよりも、感覚派・経験派のように見えて、ネームバリューのあるブランド ≪ストイコビッチ≫ は≪ジーコパターンの再来≫としてありうる話だ。
オシムを推奨する『田嶋』氏と、ストイコビッチ狂信の『川淵』会長との間の妥協案というわけだ。
もう一つの可能性は、もしかしたら『オシム』の強い希望かもしれない。ストイコビッチは、まだ41歳と若いのだから、会長職ではなく、指導者として現場へ出ろ、前線で采配を揮えという考えをオシムが持っており、ストイコビッチの指導者としての資質に対して、自分の後継者としての期待を掛けている可能性もある。だから、自分の手元に置いて鍛えるつもりではないか。
おそらく2年後に、オシムで継続するか、あるいはストイコビッチが引き継ぐかの判断を行なうのではないだろうか。
以上のように考えれば、この一連の流れは説明できるし、誰もが≪ウソツキ≫にならずに済むのだが、果たしてどうだろうか?

