しかし、普通に考えれば、社会常識がほんのちょっと有れば、ジェフサイドの主張は当然の事、正論であり、協会サイドの主張こそ、理不尽なゴリ押しにしか見えない。
オシムは、千葉との契約が残っていることだけが、代表監督就任を決断できない理由ではなく「契約よりも大切なものがある。お互いの取り決め、握手、言葉を交わすこと。こういったものが最も大切だ」と話したとされている。帰国会見での《川淵失言》とは、こういった大切なものをぶち壊す要因ではないだろうか。
あの《失言》は正式契約するまで公表しないという「オシム」や「ジェフ千葉」との約束を守らなかったわけで、しかも単なるミスではなく、川淵会長の自己保身の為という疑いが極めて強いのだ。
川淵会長は、辞任しない理由として、代表が負けたら会長も辞めるという悪い前例は残したくないという事を上げたが、その一方で、Jクラブの監督に契約の途中でオファーを出して、約束を破って公表し、強引に話を進めるのは悪い前例とは思わないのだろうか?
だが、オシムの発言も代表監督就任に向けて前向きなように見えてくる。確かにW杯出場の可能性の高い代表チームの監督というご馳走が目の前にあれば、拒否するのは難しい事だ。このままの流れでは、代表監督オシム就任で決まりそうな感じがする。
オシムは、最悪の場合、千葉とも協会とも契約せずに帰国する選択もあるといわれているが、それでは非常に残念な結末となってしまう。
そこでどうだろう、ここで一つ提案をしたい。
ジェフのサポーター達には、悔しくて残念で不愉快な事かも知れないが、このまま、川淵会長と御用ジャーナリストに打たれっぱなしで、
結局 《日本サッカーのためという大義名分の前に》
泣く泣くオシムを手放す食らいならば、次のような手段に出るのも良いのではないか。
1・オシムを代表監督一本で専念させる事に同意する。
2・来年1月までの契約期間の違約金を協会に要求しない。
3・次のジェフの監督やスタッフに協会の特別な計らいは受けない。
ただし一つだけ条件がある。
今回の一連の騒動の原因を作り、ジェフからオシム監督を手放させたのは、紛れもなく川淵会長である。しかもW杯で惨敗した代表の指揮を執ったジーコ監督の選任を決定した最高責任者でありながら、自身の責任問題・辞任問題から、世間や大衆の眼をそらす為の意図的と思われる《失言?》によって作られたものである。
したがって 《川淵会長が引責辞任をして、サッカー界から身を引く事。この条件を受け入れれば、オシム監督との契約を中途で破棄して協会に委ねる》 と提案したらどうだろうか。
オシムをあきらめる見返りに、川淵会長の首を取るんだ。
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