サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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中東遠征のメンバー発表

 アジアカップ予選2ゲームを行なう中東遠征の日本代表のメンバーが発表された。

トリニダード戦・イエメン戦に出場したメンバーを中心にした編成だが、今回は4人が初選出されたのが変化と言える程度で、選ばれた選手も活躍して才能を表現出来たものばかりであるから、驚く必要など今回も無い。

 新顔の若手選手が選ばれるたびに≪ビッグサプライズ!≫等と書き立てるところなど、この国のサッカーマスコミの愚かさを証明している。

ジーコが代表チームに23歳以下の若手をほとんど選ばなかった事の≪スーパー・スペシャル・ビッグサプライズ≫と比べたら、オシムの若手起用などW杯終了直後のナショナルチームの監督の采配として当たり前の事をしているだけである。

 中東の過酷な環境の中で2連戦という事で、当初は、意外な選考もありうるのではないかと言う憶測も出ていたが、発表になったメンバーを見れば、「強豪のサウジ」「高地のイエメン」と続く連戦に対して奇策を取らずに正攻法で臨むという事だ。

 今回の遠征の体験は貴重な資料になると思う。なぜなら、日本サッカーの長い歴史の中で、今回のような連戦は初めてのケースだからだ。≪高温のサウジ≫から、たったの中二日で、≪2300M≫のイエメン戦を戦うのだが、実は、サッカー協会でも≪やって見なければ判らない≫というのが本当のところらしい。
 というのは、高地対策と言っても、個人によって対応策や効果の個人差があるために、絶対といえるものが無いからだ。例えば、高地対策だけなら前例があるのだが、それに≪高温の気候≫という環境が付いて来るのが問題なのだ。

さて代表24人に関していえば、私も高く評価していた「西川」と「伊野波」が呼ばれたのは当然であって、実績のある「二川」や19歳の「梅崎」も、二人のプレーを思い出せば、納得するのではないだろうか。


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オシムvs川淵・嵐の予感

 川淵会長は、中東遠征後にもオシム監督夫妻と会食し今後の日本代表のビジョンについて話し合う意向を示したとされている。

 川淵会長は以前、夫妻同士での会食を提案したが断られており、今回は再度の提案という事になる。これは親交を深めるというのが名目的な理由だろうが、本当の所はどうなのだろうか?

 先月7月17日にオシムと川淵会長は会談を行なっているはずだし、また契約前には田嶋幸三氏が直接会い、色々な条件面も含めた交渉を行なっており、その時点で、≪日本代表のビジョン≫などテーマに上り、突っ込んだ話し合いが行なわれていると考えるのが常識的である。また、文藝春秋で二人の対談が企画され2回に渡り掲載されている。その際にも同様の話がされていても不思議ではない。

 夫妻での会食では《英語》で会話が行なわれると思うが、オシムが希望すれば通訳を入れての会食になる。つまり、その場には部外者は誰もいないという事だ。そこでの会話の内容は夫妻同士しか知らない・あるいはそれに加えて通訳だけが知っているわけだ。
 文藝春秋での対談の時には、部外者が何人も同席しただろうから、そこでは内密な話は出来ない。また田嶋氏との交渉段階でも、7月17日の会談でも、まだ新しい代表メンバーも、方向性も判らなかった。

 しかし、トリニダード戦・イエメン戦の采配と、メンバー発表~合宿~練習等を通じて、オシムの考え方や代表のビジョンなども徐々に明らかになってきた。例えば、《考えながら走る》とか《90分間走れないとダメ》《自分達のやりたいサッカーではなくオシム流》などという表現が知られている。

 つまり、中東遠征後に《今後の日本代表のビジョンについて話し合う》という事は、川淵会長が、現在のオシムのやり方に不安と不満を感じている事を意味する。
 当初、川淵会長は次期監督はジーコ流の流れを継ぐ者が望ましいと断言した。ところがオシムのやっている事は全く正反対で、選手選考でも采配でも《ジーコ色を一掃》するし、マスコミ対応でも、ジーコの時とは異なる対応をしている。おまけにU-21の反町までもが練習非公開などと言い出す始末だ。

 オシムのやり方に対して「マスコミ」も「協会」も「Jクラブ」も、皆が振り回されているのが現状である。オシムは次々に要求を出すが「トルシエ」よりもケンカ上手で、完全に主導権を握ってしまい自己流を貫こうと駆け引きする。それが川淵会長には我慢ならない事で、自分の眼の届く範囲で、自分の理解できる事をやってもらいたいと考えているのではないだろうか。

≪自分以外の人間が勝手な振る舞いをするのを容認できない≫のだ。

≪古今東西を問わず、独裁者というのはそういうものだ≫

 だから会食が行なわれた後に、≪ここまでとは、オシムの対応の仕方や方法が変わったならば、それは会食の席で川淵会長の要望があった為と判断出来る≫ だが、それは決して良い方向に向かうのではなく新たな火種を作ると思う。

ジーコ髪様・無能の証明

 前回の記事で大変なミスを犯してしまったのに気がついた。誤解を招くような表現で混乱した人には申し訳ない。
 どこが間違っていたかというと、≪ジーコを普通の監督と書いた部分だ≫

普通じゃなくて≪無能な監督だ≫訂正する。

あれから色々と情報を整理してみたら、対ディナモ・キエフ戦の展開は、まるで日本代表の時の負けパターンと似てるようだし、メデタク敗退後のコメントなんか、ただのボヤキにしか聞こえない。

あのような点差で順当に負けるのは「普通の監督」だけど、内容の酷さとアウェィの敗戦から何も学ばないのだから、トルコ人も、ジーコは「無能の監督」で、過去の名声だけで期待されてるのが判ったに違いない。

1・敗戦から何も学ばない
2・負け試合の後は審判の悪口を言う
3・ミスの修正をしない
4・同じパターンで失点する
5・守備を軽視して攻撃偏重
6・左サイドのMFに守備の下手な選手を起用してピンチを作る。

 日本代表の時に何度も見てきたから《う~んなるほど》と光景が脳裏に浮かんでくるけど、即刻クビじゃなくて出来る限り長く晒し者になって大恥をかいてほしいと思う。
 
★・一人の監督が異なるチームと選手で采配を揮ったのに、同じか、もしくは似たようなパターンや戦い方で負ける結果に終わり、試合後に同じようなコメントが出てくるというのは、≪その結果の要因は、選手じゃなくて監督にある≫と考えるのが論理的だ。

★・この結果、ジーコは自分自信で無能を証明した事になる。

日本代表で、あれほどデタラメ采配を繰り返していながら、マスコミは批判せずに神様扱いで好意的に扱ってきたけど。トルコのマスコミは、しがらみ抜きで正当な評価・批判を行なうはずで、ジーコも日本ではいかに恵まれていたかを実感するだろう。
 日本のマスコミは川淵会長の圧力で止むを得なかったという言い訳を用意しているだろうが、ジーコが辞めて日本を去った後も、好意的どころか妄信的な扱いをしてるなんて異常そのもの。

 ドイツ大会に出場した日本代表選手にお願いしたいのは、W杯の惨敗の原因はジーコではなく選手にあると書いたマスコミ・ジャーナリストの取材を拒否してもらいたいという事。

祝!ジーコ敗退!!!

 ジーコが欧州CLの最終予選の対ディナモ・キエフ(ウクライナ)戦で、めでたく敗退!!!、アウェイの第1戦が1-3で負け・第2戦のホームで2-2の引き分け・合計3-5で敗退が決まるという誠にオメデタイ結果となった。

 この得失点の数字を観て何が判るかと言うと≪順当に負けてる≫という事ですね。普通、何かのアクシデント(例えば誰かが退場処分受けて一人足りないとか、審判のホームタウンデジションの判定でやられたとか)が無い場合の順当な結果の好例となる。
 3-1という数字は、実力に若干の差のあるクラブ同士が対戦したら、ホームのクラブが勝つ点数として参考になる結果で、≪ホームでは2点差で勝つ・アウェでは引き分けで良い≫ という考え方があるけど、その典型的な結果だと解釈すれば良いと思う。
 監督というのは、その差をどうやって埋めて逆転して勝利に持ち込むかでもって、采配の力量が問われる。それが出来るのが名監督で、ジーコのように順当に負けてるのは普通の監督なんだよ。たぶんこれで、トルコのサポーターやサッカー関係者・ジャーナリストの間では、≪な~んだジーコって普通の平凡な監督だな≫という事がバレチャッタのではないだろうか。

 大体だな~2次予選で対戦した、フェロー諸島の「B36トルシャブン」なんてクラブは、観た事も聞いた事も無い超弱小クラブだ。それに勝って《爆勝》だの《大勝》だの、常識で考えたら、そんな見出し付けたり、内容の記事を書くなど恥ずかしくて出来ないはず。でもそれを恥ずかしげも無くやるのが日本のスポーツジャーナリズムだ。

 日本代表では日本人のレベルが低すぎて、ジーコの目指すサッカーが具現化出来なかったけど、レベルの高いトルコのクラブでは、選手が実行出来て思う存分表現されるかのような記事があちこちで出てた。それに加えて、これを切っ掛けにして、イタリアやスペインのビッグクラブで采配を振るう足掛りにするとも書いてた所もあった。

《フェネルバフチェ》てのは、トルコの名門で優勝争いに名前を連ねてる強豪クラブで、トルコリーグで優勝しても不思議じゃないから、国内の大会では優勝しない方が大問題になるはずだ。

 日本では《川淵会長の異常に厚い加護》があったし、しかも取材に群がるサッカージャーナリストは、サッカー無知が多く、ジーコを神様扱いしてくれたけど、トルコではどうなるのかな。おそらく、日本よりは、普通にサッカーを愛して理解してる記者が多いだろうから、厳しい批判や指摘が出ると思う。自分はその方に関心がある。

≪失敗監督⇔解説者≫の悪循環にNO!

 Jリーグ・FC東京大勝!!!

これで監督が交替してから、2ゲーム連続大量得点劇が見られたのだが、倉又がこれほどやってくれるとは思わなかった。まだ2ゲームなので、この先どうなるかわからないけど、なんとかこの調子を維持して≪天皇杯≫でも獲得出来れば文句無し。
 
 倉又は、日本リーグ時代、《お荷物だった日本鋼管⇒NKK》が比較的、有力な選手を補強して強化の実が出て、ようやく上位を狙えるチームに成長して≪チームとしてピークだった頃≫に、レギュラーだった選手で、あまり派手じゃないというよりも地味な存在だったけど、自分の与えられた役割は忠実にこなす真面目な選手というイメージがある。
 FC東京でも、何人かの監督の下でコーチを務めてじっくりと勉強してきたんじゃなかろうか。監督としての成長を期待したい。

 ところでこの日の相手の福岡は、クラブタイの10戦勝ち星無しの惨状だとか、早く手を打たないとJ2降格の危険性もある。監督は《川勝》だっけ。その選任理由が全く判らない。川勝は、他のクラブで失敗してる人材なんだよ。プロの世界のトップチームレベルでは成功してない人だ。なんで失敗者を呼んでくるんだ?

 プロ野球の世界では ≪監督 ⇔ 解説者≫ という図式を良く観る事が出来る。つまり監督就任~成績不振でクビ・その後は【テレビやラジオの解説者】あるいは【新聞で評論家】などを何年か続けているうちに、また誰かが監督をクビになると、野球無知のバカなオーナーから声が掛かって、晴れて再度の監督就任。そしてまたもや失敗して解説者になる。

《このような悪循環を繰り返すというパターンが存在する。》

 サッカー界・Jリーグでは、そのような愚かな循環劇は必要ない。《失敗者》を採用するとか、チャンスを与えるならば、それなりの実績とか再評価があってしかるべきじゃないか。S級ライセンスを持っていて、過去にJリーグのクラブで監督をやった事があるだけでは採用理由にはならない。

どのような成績を残したか?どんな選手を育てたか?
失敗した原因の解明。クラブとしての目標と将来の構想。

そういった事を分析して、誰が最適か決める。失敗者だが、彼のこういう点を評価して、今後のクラブが発展していく上で、どの部分に期待する。だからこの人を選びましたといった具合に、《監督候補の実績と能力とクラブの現実》を説明すべきだと思う。
 もし縁故採用とか、サッカー界のしがらみとか、そのような情実が絡んだ事情で呼んだのならば《フロントも責任を取るべき》だ。

 他にも何人か同じように《監督》⇔《解説者》というパターンの人が出てきているのが現実だけど、そんな悪習が定着する前にやめてもらいたい。プロってのは実力の世界なんだよ。

中東遠征2連戦・引き分けでもOK

 中東遠征・アジアカップ予選、9月の2連戦には欧州勢は召集しないと決めたようだが、オシム采配がどうなるか注目したい。国内組みだけで乗り切ると決断したのだから相応の体勢で挑むのだろうが、今回もチーム編成と強化の準備期間が短いため、アウエーという事で2引き分けでも良しとしたい。最悪サウジに負けても最小失点ならば、ホームで取り戻せるだろうし2位以内に入れば予選通過なのだから、絶対に勝たなければ行けないと悲壮感を持たなくても良い。

 土曜日の《鹿島対浦和》はテレビで観たけど、なかなかの好ゲームだった。そこで気が付いたのだが、やっぱり三都主のFKやクロスの入れ方を見てると、代表でも浦和でやってるのとほとんど同じ事をやってたと言う事。たぶん頭の切り替えが出来ないようじゃ代表に残るのは無理だろう。
 それと《小笠原》もう一度代表に呼んで欲しいと思う。あれだけ一対一に強くてボール奪取能力が高く、ずる賢い駆け引きが出来るのは貴重で、しかも運動量も豊富で攻守に渡り走り回れるスタミナもあるようだから、是非代表のチャンスを与えてあげたいのだが、海外へ行ってしまうのだろうか。
 オシム流のサッカーが馴染めないようならばしょうがないが、「三都主」と「遠藤」にチャンスを与えたのだから、ジーコ色一掃は別に構わないけど、使える可能性がある選手は試すべきと思う。

 それにしても再開されたJリーグ・代表候補を狙ってる選手の意気込みが本当に充分に伝わってくる。競争による活性化という点では《オシム効果》は、大夫出ていると判断して良いのではないか。

 実は、昨日は靖国神社へ参拝に行ってまいりました。リンク先でもある《珍・日本サッカー書誌学》の「宇部」氏・それに《自衛隊員の友人》と3人でしたが、《遊就館》は、もう何度も見てるので今回は、≪昭和館≫⇒《北の丸》から《桜田門》へと進み、結局《千葉対FC東京》のゲームを観る事が出来なかったのが残念だったし、ブログの更新も出来ませんでした。

 ここ数年の傾向だが特に今年は、10~20代の若者達、及びアジア系外国人の姿がかなり眼につくようになったのが明るい未来を期待させる。皆さんも話のタネに一度参拝にいかれるのも良いかと思いますよ。
 九段下から坂を登っていくと靖国神社が視界に入り、そして【日の丸】や【愛国団体の街宣車】を観ると、本当に来て良かったと思う事でしょう。
 
 今、こうしてサッカーを楽しめるのも《日清》《日露》《大東亜》と続いた ≪ 祖国防衛戦争 ≫ で殉じた英霊のおかげだと思うと、各カテゴリーの国家代表チームの選手には、世界大会の予選や本大会の前には、参拝にいくのも悪くないだろうと感じた次第。



9月のアウエイ・2連戦に向けて

 オシムは欧州勢の召集に消極的と伝えられているが、今、非常に難しい情況にあると推測する。なぜかと言うと、欧州のシーズンは開幕したばかりで、立場が不安定な日本人選手の場合、レギュラーポジション獲得の為には、ここで代表に戻るのはマイナスになる。

 国際Aマッチデーであっても、9月の2連戦は中東で行なわれる。日本に戻ってくるよりは近いだろうが、気候とコンディショニングの面で問題がある為、まずは所属クラブでの地位確保に専念させる考え方は良いと思う。

 オシムが表明したように、所属クラブでゲームに出場している事が条件ならば、それに確当するのは《松井》《中村》の二人だけだ。

 この二人抜きでも《サウジ》《イエメン》とのアウェイゲームを乗り切る事が出来る自信があれば、無理をしてでも召集する必要は無い。
 またこの二人、特に中村のプレースタイルが、「オシム」の目指すサッカーと合致しなければ、なおさら呼ぶ必要は無い。ただし、その場合には対イエメン戦のようなゲーム運びとスローテンポな手数を掛けるサッカーではなく、《考えて走るサッカー》をピッチ上で表現出来る事が条件になる。

【 暑いサウジ 】【 標高の高いイエメン 】この条件の下で、果たしてオシム流のサッカーが展開できるのかという点に不安を感じている人も多いだろう。
 9月の2連戦は、そのような環境も考慮して選手選考を行なうか、万全の対策を取るべきだ。
 W杯アジア予選の対イラン戦・バーレーン戦・などを参考にすれば、コンディショニングさえ注意して臨めば問題なくクリアー出来ると思うが、イエメン戦の時のような戦い方では、サウジには大苦戦するはずだ。
 あのような展開になってしまったら≪小笠原≫と≪中村俊輔≫が必要になってくる。遠藤と三都主ではゲームメイクし相手を崩すのは不可能だし、押し込まれてからのカウンターの起点にもなれない。

9月のアウェイの2連戦は、≪考えて走るサッカーを行なう為に、加地・三都主・遠藤を外して千葉勢をスタメン起用するか≫ それとも≪イエメン戦のやり方を基盤にしつつ若干の修正を加えるだけで選手の意識改革に期待するのか≫という、どちらかの選択をするわけだが、準備期間の少なさがオシムの思うようなチーム作りを行なう上で弊害になっているのは否めない。

 対イエメン戦での浦和とガンバ勢は(田中達也は除く)攻撃面で非常に拙かったのは誤算だったと思うが、オシムの引出しがどれだけ用意されているかが、早くもこの時点で試されるわけだが、新たに召集される顔ぶれを見れば、どのような決断をしたのか判るだろう。

見ていて疲れた対イエメン戦

イエメン戦は、一方的に押し込む展開で、あれだけチャンスを作りながら攻めあぐみ、イライラが募る見ていて非常に疲れるゲームだった。どうにかこうにか得点を挙げて2ー0の勝利を挙げたが本当に疲れた。
 さて、オシム《ニッポン》見所として5点を指摘したが、どうだったろうか。

1・[CF巻とのコンビ]・東アジア選手権の時に一緒にプレーしていた事もあり「田中達也」との凸凹コンビは良かったし、佐藤寿人は出場時間が少なかったが、この相手ならば、思い切って3トップにしても面白かった。

2・[MFの構成]・スタメンの4人が一番良い組み合わせと考えたのだろうが、羽生が入ってからアグレッシブな組織的な攻撃が見られたのが印象的だった。特に指摘したいのは、三都主が「羽生」「佐藤勇」との間の意思疎通が欠けており、連係が巧く行かなかった点である。後半の三都主はジーコの代表そのままの動きであり《オシム流》とは相容れないプレーだ。

3・[三都主の動き]・2点に絡んだのだが、やはり懸念したとおりの惨状だった。後半、あれだけフリーでボールを持つ機会があったが、強引に真ん中へのドリブルとショートパスを連発してチャンスを潰し、何も工夫をせずに中途半端なクロスを放り込み、拙攻のS級戦犯である。やっぱり、サイドから崩すよりも中央突破の攻めが好きなのであろう。

4・[中央の守備陣3人の連係]・相手のカウンターの威力がたいしたことが無かったのも幸いしたのだが、うまく行ったのではないか。「トゥーリオ」は後半はほとんど前へ上がりっぱなしだったが、「鈴木啓太」と[阿部」とのバランスも良かったが、強い相手との対戦ではどうなるか。

5・[退いて守る相手への攻め]・ジーコの時は、中央突破に執着して攻めあぐねる展開になったが、このゲームもやはり同じパターンなってしまった。その原因は3の項目とも重なるのだが、三都主を起点に使うのと、相手とのレベル差が大きく、ボールが持てて余裕があるので、 持ちすぎ&左右への展開が遅くなるためである。

 オシムは終了後のインタビューで《メンバーの入れ替え》を示唆したが、当然だろう。9月のアウエイの2連戦で、海外組みを収集するならば、今回のゲームの反省点も考慮する選考が行なわれるのではないか。

イエメン戦の注目点

 16日のイエメン戦の見所を考えてみよう

 攻撃では巻・守備では阿部の千葉勢が軸になると思われる。オシムの教え子が攻守の軸としてチームを引っ張るわけだ。システムが4-4-2なのか3-5-2になるのか不明だが、始めは4BKでスタートして、相手の陣形と戦術を見てから3BKに変更するのか、得点が欲しい時は3-4-3とか、あるいはDFの両サイドを攻撃的にして2BKにしてしまうのか、そういった采配を見るのも楽しみの一つだ。

1・CFに巻が入ってクサビ役になる.もう一人のFWが田中 達也か佐藤寿人になるか。一番効果的なのは誰か?

2・MFは左が三都主・ボランチが阿部・鈴木啓太で、問題は 右が誰になるか?
山瀬と小林は、トリニダード戦でテスト済みだが、召集したくても出来なかったガンバと千葉の選手が入っているので、このゲームは遠藤を置いてゲームメイクさせるか、佐藤勇人で双子コンビを活かすのか。あるいは羽生・佐藤の千葉勢を始めから使うのか。

3・4BKか3BKかで起用法も変わってくるが相手のイエメンが守備を固めてカウンターを狙う戦い方を選択する可能性が高い。相手をこじ開ける為には中盤に個人技の高い選手が必要なので、遠藤の役割が重要になってくる。三都主と一緒にFKの練習をさせていたので、遠藤のスタメンは濃厚だと思う。
 三都主は前のチームでは、サイドから崩す動きよりも、ドリブルで強引に中央に切り込み潰される事が多かった。オシムはそういう自分勝手は許さないだろうから今回の三都主の動きに注目したい。

4・阿部とトゥーリオ・鈴木啓太の3人の連係が巧く機能するか。ジーコの時は、相手のFWが1人でも2人でも、ワントップ・ツーシャドーの場合でも、4BKか3BKと決めたら、ほぼ変更も修正もしなかったのだが、オシムが相手次第でDFラインをどう対応させるかも興味深い。

5・ジーコの時は、三都主だけでなく『中田英』・『小野』・『小笠原』皆が、昔のブラジルみたいに中央突破に執着する傾向があったのだが、このメンバーはバランスの取れた攻撃が出来るかどうか。

 以上の5点を注目したいのだが、このチームは真ん中の柱の部分を【千葉】【浦和】の両クラブの選手で構成するような構想らしいが、もし、このメンバーで目処が立つようだと、少なくともアジアカップ本大会まではベースになるのだろうから、9月以降の国際Aマッチデーでの海外組み召集にも影響が出るはずだ。
 とにかく、このゲームは【オシム色】を前面に出してくるだろうから、オシムの目指すチームの形の輪郭がハッキリと見えると思う。

対イエメン戦のメンバー発表

 対イエメン戦の代表メンバー22人が発表された。
親善試合の対トリニダード・トバゴ戦からは若干の変更と、予想された千葉とガンバの選手が6人加わった。

外されたのが『青山』・『栗原』・『今野』の3人。
選ばれたのが、千葉の『巻』『羽生』『阿部』『佐藤』4人とガンバの『遠藤』『加地』の2人だ。

 青山と栗原の2人を外してCBの人数が足りないのだが『阿部』をCBに起用するつもりなのだろうか。

 それにしても「ジーコ」のチームとは大きな変化で、この22人が新生・ニッポンのベースになるとしたら、完全に別のチームに生まれ変わるといって良いだろう。≪無能ジーコ≫が目指したチーム・スタイルは≪古き良き時代の昔のブラジルスタイル≫だったのは確実で、その≪傲慢・我がままを野放しにした為≫に近代サッカーの流れから大きく外れた非常にお粗末な代表チームでW杯本番に臨んだ結果、≪国家的・民族的な屈辱を受ける惨状≫となったのである。

 ≪無能ジーコ≫の時の代表の常連だった『小笠原』・『柳沢』・『本山』・『小野』・『宮本』・『田中誠』・『福西』らを外したのは壮快であり、しかも≪バカの一つ覚えのような≫代表メンバーの固定化と選手起用をするつもりも無いようだ。

 オシムは、力を伸ばしてくる選手をギリギリまで待って、コンディションも見極めた上でベストメンバーを選出し、チームをつくり上げる。「視察の際には今まで名前が出ている選手をチェックするだけでなく、どんどん新しい選手の名前を挙げてきてほしい」と要望したと言う。

 この言葉どうりならば、Jリーグで頑張って実績を残して、オシムの戦術や哲学にマッチすれば、誰でも日本代表に呼ばれる可能性があるのだ。≪無能ジーコ≫のようにネームバリュー優先で、実際にJリーグを観に行ってチェックしない代表選手選考哲学とは完全に正反対ではないか。

 これなら国家代表選手に選ばれながら、レギュラー固定化・≪親善試合だろうが、格下相手でも同じメンバー≫で戦いつづけるという≪無能ジーコ≫の≪ウルトラキチガイ采配≫に腐って≪キャバクラ遊び≫に行くような事もなくなるだろう。

 独裁者川淵が勝手に組んだ為に仕方なく消化した対トリニダード戦と違って、イエメン戦は公式戦であり、いよいよここから、新生オシム≪ニッポン≫の本格的なスタートである。
権力ボケの川淵が≪狂賛!絶賛!陶酔しきった!≫ジーコ流とは完全に正反対のオシム流で結果を出してもらいたい。






「文藝春秋」掲載の川淵&オシム対談に関して

昨日、書店で《文藝春秋》の《オシム&川淵対談》を読んで来たのだが、どこかの宗教団体の信者啓蒙活動みたいな内容の展開だったので呆れて、買わずに帰ってきた。
 
 まず最大の疑問が、この程度の話を引き出すのに対談形式の企画を立てる必要があるのかと言う事。すでに他のメディアで紹介されている内容がほとんどで紙の無駄使いだ。全体として「オシム」のサッカー観とか、哲学とか方向性などについて言及されてるんだけど、川淵会長が、【それに迎合してご機嫌取りに終始している】のが不自然であると同時に大笑いしたくなるような展開をかもし出している。

 オシムの目指すサッカーの志向が、ジーコ流とは全く異なるのが明白なのに≪ジーコ流に陶酔!狂賛!≫したのが、ウソのような迎合振りで、≪川淵さん・精神科で検診しなくて大丈夫ですか?》と言いたくなるほど媚びているのには、もう唖然!絶句!
≪この人、自分の言ってる事が理解できてるのかな?≫と疑ってしまう。

 さすがに≪三歩、歩いたら考え方が変わっちゃう≫と関係者やマスコミ人の間で言われている(もちろんご本人の居ない場所で)人の精神構造は常人では理解できない、マネの出来ない態度を執れるものだと感心するだけですな。この対談でもう一つ注目すべきは、自分の今回の居座りを悔い改めている様子が全く無く、平然と開き直っている姿がより鮮明になってる事。

 結局、この企画の意図と目的は、川淵会長が、サポーターの皆さん・協会に登録してる皆さん・世間の皆さん・≪私とオシムさんは親しくて、サッカー全般に渡ってこんなに共有している部分があるんですよ≫と見せ掛けの宣伝をする事にあったようだ。

あ~バカバカしい!!!

テーマ:スポーツ - ジャンル:ニュース

川淵会長・辞任要求デモを容認!

 9日のゲーム終了後の『川淵会長辞任要求デモ』に参加した皆さん、ご苦労様でした。自分は参加出来ませんでしたが、サッカー仲間が何人か参加しました。
 実際の参加者は、各メディアで伝えられているよりも多かったそうで、結構、盛り上がったようですね。

《この男、暴君につき》とか《平成の無責任男》といったプラカードの文句には笑っちゃいました。

≪主役の川淵会長≫は、ゲーム終了後に速攻で帰ったという噂だが、そういえば、この対トリニダード戦の感想の談話がメディアで伝えられたのが、当日9日の深夜ではなく、翌日10日の午後から夕方の時間帯になってる。という事は、ゲーム終了後に《記者団と接触する機会を作らずに帰路に着いた》事になる。
 もしかしたら、サポーターの辞任要求デモが不測の事態に発展してしまい、97年のW杯予選の時みたいに、国立競技場に閉じ込められて暴動になるのを恐れて《スタコラさっさと》逃げた可能性も充分にある。これは機転が利くというよりも、本当は≪小心者≫なのかも知れない。独裁者というのは猜疑心が強く意外と小心だったというのはよくみられるケースだから、案外、川淵会長も神経を尖らせていたかもしれない。
 
 それと各メディアの報道によれば、試合後にあった同キャプテンの辞任を求めるデモ行進については「そういう意見を持っている人もいるが、それもファンの1人。ご自由に、としか言いようがない」と述べたそうだ。これで、今後も自由にデモをやっても構いませんよと≪川淵会長自ら、お墨付きのありがたいお言葉≫をもらったのだから、大きな収穫といえるのではないか。

 今回は、夜のゲームだったから、デモもあの時間帯では、コースの選択や規模も限度があったわけで、そのような制約の中でよくやったと思う。

 川淵も《ここは下手に刺激して騒ぎが大きくなると自分に不利になるから、静観しておいて自然消滅するのを待つ作戦》じゃないか。まだ《元旦の天皇杯決勝戦》という、抗議行動や騒動を起こすには誠にふさわしいお膳立ての舞台が待ってる。
 それに任期は2年・最悪2年延長して2010年の南ア大会まで居座る危険性もある。それは川淵会長は、批判の矢面に立たされる場が、まだあるという意味なんだ。

祝!オシム流で初戦勝利

 オシムの指揮する新生日本代表が順調な船出をしてホッとした人も多いと思う。ドイツ大会の負け方が酷かったのと、メンバー一新、さらに代表選手召集のゴタゴタと続き、とどめはオシムの口から負けた方が勉強になるといった発言で悲観的な見方が出ても止むをいえないし、自分も準備期間が短かったので初戦は期待してなかった。

 反町のU-21といい、オシムのA代表といい、即席のチーム編成で、これだけやれたという事は、日本サッカーのレベルの高さの証明だ。監督の人選がいかに重要なのかを教えてくれたという点で、この2ゲームは本当に有意義だった。

 さて対トリニダード戦は・相手も4年後を目指しつつ、国内組み主体の編成なので、あの程度の戦力ともいえるが、W杯の時のチームと共通していたのは《しぶとい》《粘り強い》《守備が強い》という点だが、攻撃は脅威にはならなかった。

 一見、日本の完勝に終わったが、日本の決定的なチャンスは、ゴールになった2回だけで、後は、惜しかったのが前半2回・後半4回位あっただけで、実は、攻撃に関しては、いまいちだったと思う。後半なんか、ほとんど点が入りそうな気がしなかった。
 それに対してトリニダードの方も、決定的なチャンスは、75分のCKに17チャールズ(191Cm)が、フリーで飛び込んだ時だけのたったの1回で、両チームとも中盤でプレスを掛けて潰しあって消耗したゲームという感じがする。

 良かったのは《三都主》で、DFよりもMFで起用したのが正解だった。前代表の時も、センターラインあたりを境に《高めのポジションで》プレーする時間帯の時には、結構、効いてたから、ジーコも始めからこのような起用をしてたら大夫違ったかも知れない。それに随分、カバーリングやポジションチェンジにと真面目に走っていたのが印象的で、ジーコの寵愛を受けていた時には《サボってたな!》と思う。
 《鈴木啓太》も文句なし。DFが上がった時のカバーリングは素晴らしかった。オーストラリア戦の後半に出場してたらと思うと、ジーコの選手選考と采配のデタラメ・無能ぶりが際立つではないか。

 これで、オシムがジーコ流とは違う流れの采配をする事が鮮明になったのは確かで、川淵とバカマスコミ&フリーライターの支離滅裂ぶりもまた明らかなのだ。

 とにかく来週16日の「イエメン戦」では、もっと良いゲームを見せて圧勝して欲しいと思う。

U-21代表・反町初陣飾る

 Uー21代表の対中国戦勝利というめでたい結果を素直に喜びたい。自分の予想では完敗もありうると悲観的な見方をしていた事に加えて、基本的に自分は≪政治絡みの理由で中国が大嫌い≫なので、本当に嬉しい勝利だ。

 今月は靖国神社へ参拝に行くが、英霊に対して勝利の報告を行なうのはいうまでもない。

 日本の勝因は、前半、中国にペースを握られてかなり押し込まれて苦しい時間帯が続いたのだが、集中力を切らさずに辛抱強く持ちこたえたのが大きい。召集出来る人員は限られ、実質3日間のキャンプという短期間の準備しか確保できなかった点を考えれば、このゲームは合格点を与えたい。
 CBの真ん中を「増嶋」ではなく「伊野波」にして、それが当たったのが一番のプラスである。増嶋は瞬間的な速さに欠けて競り負けたり、軽率なプレーでピンチを招く事があったので、このコンバートを決めた「反町」の判断を高く評価したい。
 それと後半・再三見せたカウンターアタックの鋭さと攻撃陣のアイデアと思い切りの良さも目についた。
 また懸念されたコンディショニングも問題なく、最後まで頑張り、逆に中国の方がバテたのが印象的で、選手全員から精神的な強さを感じた。

 不安だったのは、サイドの連係で、右の⑦「中村」⑭「枝村」⑤「青山」のトライアングル・左の⑪「本田」と②「増嶋」のコンビが、カウンター受けた時にスムーズに行かずに、チャンスを作られてたが、これは一緒に練習を行い実戦を通じて解決可能な課題だ。

 観ていて面白いゲームだった。特に53分の日本の先取点から62分の2点目が決まるまでの10分間の両チームのゴール前での白熱した攻防は結構楽しめたし、どちらが勝ってもおかしくなかったが、GKと決定力の差で日本が上回った為に、この対戦では勝てたのだが、次はやってみないと判らない。





 

オシム≪ニッポン≫5人追加に関して

 オシム・ニッポンに新たに5人のメンバーが追加召集されたが、先に召集された13人同様、このメンバーも特に驚くに価しない顔ぶれだ。
 例えば、坂田・鈴木啓太・山瀬・の3人が、今までAマッチの経験が無かったのが不思議な位で、個々の才能と持ち味を考慮すれば、例えば、もしB代表というのが結成されていたら、その常連だったはずだ。

 また中村と栗原もオシムの構想に合った選手ならば、呼ばれるのは当然で、ドイツ大会に出場した選手が優れていたとは限らないし、チーム編成上必要な存在ならば、ネームバリューに関係なく評価するのは当たり前の事である。≪サッカーは名前でやるものではない≫

 また、22歳とか24歳等という年齢は極端に若い物ではなく、この若さに懸念を示すのは、ジーコの極端な若手軽視の完全に狂った編成思考に慣れてしまった弊害があると思われるので早急に直すよう心掛けた方が良い。

 本当に若い年代というのは20歳とか10代の事をいうのであり、4年後の事を考えたら今回選ばれた18人の年齢に4歳プラスしてみれば良い。オシムは、これまた当たり前の事をしているだけなのが理解できるはずだ。

 W杯が終わったら、4年後に備えたチーム編成を行なうのが常識で≪世代交代≫を驚いたり不安を感じる必要は全く無い。

 新しい5人の中で、山瀬と坂田・中村はバックアップ要員だが、三都主の状態次第と、システムを3-5-2にするならば、栗原はスタメン起用もありうるのではないだろうか。CBが出来るのが坪井とトゥーリオの二人だけなので、出場のチャンスが有ると思われる。また今野が負傷で辞退なら、鈴木啓太が長谷部とボランチのコンビを組むだろう。

 W杯の「オーストラリア」戦・「クロアチア」戦では、今野・鈴木啓太のようにセカンドボールを拾いまくり、中盤で相手の攻めを潰す「働き蜂」のような選手が居たらと振り返って欲しい。特にMF陣がスタミナを消耗して足が止まった時には、貴重な交代要員になる。攻撃力とスター性にネームリューを優先したジーコの選考が誰にでも判る間違いだったのだ。

 不安要因としては、坂田と山瀬は負傷の影響でリーグ戦の出場機会が少ない事と、鈴木啓太は球出しが悪い事が上げられるのだが、今回、ゲームに出られなくても、A代表の雰囲気を味わっておくのは良い事で、次に召集される時には、心の準備もできているわけだ。


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オシムの強烈なメッセージ

 早くも「オシム」と日本協会&川淵会長の間の関係が、すんなり行かない事が表面化した。これは、≪私はイエスマンではない。良い結果を出すためには自分の要求を主張する≫というオシムの強烈なメッセージである。

 オシム監督が求めるのはあくまでも初戦からのベスト布陣。日本協会が大幅譲歩しない限り、このままでは6日から13人だけで代表合宿が行なわれる見通しだが、この際、トリニダード戦も13人でやるベきで、負傷者が出たら欠けたままで続行するだけだ。代表監督として結果⇒責任を問われるのだから、ベストの布陣で臨みたいと希望するのは当然である。

 川淵会長は、Jリーグは日本協会の下部組織だからリーグもクラブも協会の指示に従うべきと主張していた事があったはずだ。実際、対エクアドル戦では、ジーコの言い分を丸ごと受け入れて、当初は≪呼ばない事で決定していた≫ガンバ大阪の選手を強引に召集したではないか。しかも、あんなお粗末な相手との対戦で、終わってみれば無理に召集するほどの相手ではなく、おまけにW杯本大会では、≪宮本≫を高さとパワーの無さで負けた戦犯扱いするという暴挙を容認したのだ。
 ジーコの時には《我がままを受け入れる》が、オシムの《正当な要求は拒絶する》では筋が通らない。

 新聞報道によれば、川淵キャプテンも「ジーコなら『うん』といったはずだが、オシムは『おかしい』という。A3との関係を話して理解してくれているけれど、納得したように見えて納得していない」と話した。

川淵は頭がおかしいのじゃないか?
オシムにもジーコにも個々に自分のポリシーやサッカー観があるのだから、同じ答えにならなくても当然だ。そういう≪御自分が推奨する自主性や個性≫を否定して、すべて自分の言う事・あるいはジーコのように答えたり動かないと悪いとでもいうのだろうか。
 またジーコが、いかに計画性の無い強化策と、行き当たりばったりの思いつき采配を振るっていた事の証である。

 トルシエの時もそうだったが、代表の監督というのは、自分の要求を実現させるために協会と駆け引きし交渉するのは常識である。今回の件で幸いなのは、トルシエの時には≪単なるメッセンジャーボーイ≫と称された大仁が役に立たなかったのに対して、田嶋専務理事がオシムとの折衝にあたっているようなので常識の範囲で妥協点が見つかると予想するが、老獪なオシムの事だから、協会に貸しを作る形で決着するのではなかろうか。

 いずれにせよ、この時期に新監督の意向も聞かずに国際マッチを組んだ川淵会長に全ての責任があり、テレビ放映権と広告スポンサー料目当ての興行優先のマッチメイクのツケを払うのだ。
 しかし、これで「オシム」がどうしても召集したい選手が「ガンバ大阪」「千葉」に7人程度いるのが明確になったわけだ。後は、「福西」と「小笠原」を選ぶかどうかに興味がある。

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オシム・≪ニッポン≫メンバーの分析

 本日、注目のオシム・《ニッポン》のメンバーが発表されたが、サプライズは無かった。とりあえず13人が発表されたが、顔ぶれを観た限りでは≪常識的で論理的≫なメンバーといえよう。

オシムは、代表メンバーの追加召集に関して以下のように述べたと言う。
 トリニダード戦とイエメン戦は約20人前後を召集して、同じメンバーで戦いたい。
 イエメン戦にはG大阪と千葉の選手を加える。
 
という事は、この13人プラス「ガンバ」と「千葉」の両クラブに、トリニダード戦には、残りのクラブから抜擢された合計20数人前後が、当面の間、オシム・≪ニッポン≫の基盤になるわけだ。

 本日発表された13人を観てみよう。
もし、サプライズを感じたとしたらGK「山岸」(レッズ)くらいだろうか。

まず大前提として考慮するのは、次の3点である。

1・このトリニダード戦がシーズン途中のゲームである事。
2・準備期間が短く新しいシステムやコンビネーションの練習時間が取れない事。
3・1週間後にアジアカップ予選の公式戦が控えている事。

 欧州の監督によく観られるのは、このようなケースの場合は、国内リーグの上位で好調なクラブの選手の組み合わせを、代表でもそのまま使う事だ。
 だからこのメンバーならば、レッズの守備陣をソックリ起用しても不思議ではない。GKのスタメンが「川口」ではなく山岸でも驚くにあたらないと思って欲しい。もし、システムが4-4-2なら、右サイドの「駒野」以外はレッズ勢が4人というわけだ。「トゥーリオ」は、時に攻めに比重が掛かりすぎる事があるのと、川口とのコンビは初めてなので、GKとCBの連係に不安がある。その場合は山岸の方がDFとの連係という点に関して言えば安心できる。
 つまり選手個々の能力よりも、セットで選んでグループで戦って乗り切るというわけで、将来的には選手の入れ替えもあるだろうが、今回のケースの場合は間違った選択ではない。

 中盤の4人はいずれも代表に選ばれて当然の活躍と実績で、特に「長谷部」「今野」「小林」の3人は、W杯に連れて行っても不思議ではなかったし、「田中」もアジア大会では素晴らしかった。もしかしたら全体の攻守のバランスという点に関してだけを評価すれば、W杯の中盤のレギュラーメンバーよりも、こちらの方が上かも知れない。 不安があるとしたら経験不足の点で、パニックになった時にペースを取り戻せるかどうかだ。そこで、この4人のメンタルコントロールについては、興味を持って観察したい。

 FWも、面白い3人が選ばれたと思う。
特に「我那覇」は一度使ってみたらという存在だったのに、≪失敗者・ジーコ≫に気に入られなかったようで、チャンスさえ与えられなかった無念さを晴らしてもらいたい。
 「佐藤」は、ジーコの下では、せっかく選ばれてもメチャクチャな起用のされ方で消化不良の感が強かったのだが、トリニダード戦では是非スタメンで起用してもらって、出来る限り長時間テストされるよう望む。「田中達也」は何も言う事は無く、ただ実力を発揮してくれればそれで良いだけである。
 
 この3人に共通の特徴は、個人の力でも突破して得点する能力が、日本人選手の中では比較的高いものがある事だ。今回のような練習時間が充分に取れない時には、連係や組織での攻めよりも、個人の力に頼るという考え方なのかも知れない。

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オシムと反町の初戦の位置付け

 オシムのA代表と反町のU-21代表の最初のゲームが、いよいよ来週に迫ったが、ハッキリ言ってあまり期待しないほうが良い。なぜかと言うと準備期間が短すぎるからだ。

 オシムが、この時期の対戦に難色を示したのは当然で、両ゲームとも明らかに興行優先の日程と思われても仕方が無い。監督就任が正式決定する前にゲームが組まれてしまい、しかも川淵退陣要求の眼を逸らすのが目的ではないかとも見えるような発表の時期と仕方だった。

 7日に行なわれるU-21の対中国戦は完敗しても不思議ではない。北京五輪に向けて強化に励む相手とアウェイでの対戦・そして日本側は、伝えられているように《調整ではなく強化のための走力に重点を置いた》相当なハードトレーニングを行なっている事などを考慮すれば、いくらシーズン中とはいえ、コンディショニングという点で心配だし、まだ選手達と反町の間のコミュニケーションと戦術的な方向性の相互理解の面で不安を感じる。
 中国選手の情報収集と、日本ではベストとはいえない状態の中で、誰がどの程度出来るのかの見極めを行なえるのが注目点か。

 9日のA代表の対トリニダード・トバゴ戦は、考え方によっては、一週間後の16日に行なわれるアジアカップ予選の対イエメン戦の為に、調整と準備を兼ねたテストマッチという見方もできるのだが、最大の疑問は、なぜトリニダード・トバゴなのかという事だ・マッチメイクの意図と目的が全く判らない。そもそも、この時期にまともなメンバー編成で来日するのだろうか?
 
 4日のメンバー発表が楽しみだが、W杯に出場した国内組み中心に、新しい顔ぶれが何人か加わった即席のチームが編成されるのは間違いない。ジーコの時とは大夫試合運びが変わっても不思議ではないが、その場合、従来のメンバーが≪オシムイズム≫を理解出来ていないだろうから、千葉で実際にオシム采配を体験した選手が軸になる可能性もある。このゲームは消化試合のようなもの程度に考えても良いのではないだろうか。あえて注目点を探せば、現元の千葉所属以外の選手の動きと、オシムがどれだけ自分の色を出せるかだ。

アジアカップの日程はすでに判っているのだから、ジーコの次の監督正式決定も当然、早めにするべきだったし、それが無理ならば暫定的に『コーチ』か、U-23の監督に采配を執らせるという方法もあったのだが、皆さんご存知のように、日本人コーチを加えてなかったという《ツケ》をここで払う事になったのである。

週刊ポストの記事について

 「武藤文雄のサッカー講釈」から宇部氏のリンク通して多勢の皆さんが訪問されたようですが、何か参考になりましたら幸いです。自分が武藤さんと知り合ったのは、サッカー狂会が企画した85年のW杯予選・日本対香港戦(神戸ユニバ)の応援バスツアーだったと記憶してます。あれから今年で21年目ですか。早いものです。

 拙稿《川淵新会長の愛称》は預言書か?というよりも、茶かして書いた部分が多かったのですが。
 ただ、すでに4年前のあの時点で《独裁》の芽が出ていたのは確実です。一握りの例外を除いて、サッカー関係者・マスコミ関係者は、すでに公の場では《川淵批判》が出来ない情況になっていたわけで、そういう点ではサッカー界への警告の意味も込めたつもりだったんだけど不幸にも的中したという事です。掲載した26号は川淵会長の自宅宛で贈呈してるんだけど、たぶん読んでないか無視されたかのどちらかでしょう。

 《サポーターレベルアップ講座》《WEBサッカーマニア》御覧のとおり、自分と武藤さんはスタンスが異なる部分もありますが、時々、当ブログとWEBマニアに遊びにきてください。

 さて、現在発売されてる《週刊ポスト》今日、観てきましたが、今回はかなり実名が出ていたり、出てなくても少し考えれば誰だか判るような書き方で、なかなか生臭い記事になってる。今、週刊ポストにリークした《犯人?》探しに躍起になっているそうだけど、あそこまで記事にしちゃうと、ある程度絞られてくる恐れがある。

 実は、今年3月の時点で関係者の間では、次期Jリーグチェアマンの人事は、《関東》では犬飼氏(レッズ)《関西》では鬼武氏(セレッソ)の名前が挙がっていて、どちらかというと鬼武氏で決定という雰囲気だった。確かに順序で行けば、それで良いのだろうが、実績では犬飼氏の方がはるかに上で、年末の時点では犬飼氏で決定という話も出てたんだけど-----
それ以上の詳い事は知りません。

 前任者の《鈴木氏》に続いて今回の鬼武氏と、いずれも川淵会長の操りやすい人事を優先したならば、今回の理事選挙の前に《要職にはイエスマンを置く》という人事を繰り返す意図があった事を意味する。この点は重要で、川淵会長は、すでに3月の時点でW杯の成績に関係なく会長職を辞任せずに、さらに継続する意思を持っていたという事である。

 週刊ポストで伝えられる人事に絡む権謀術数が事実ならば、随分メチャクチャな事・人を人と思わないような事をやったとしか思えない。アメをぶら下げて利用しておいてポイ捨てして、自分を批判する理事は能力や実績にお構いなく降格する。

 特に≪熊地≫≪野村≫両氏の降格人事なんか、露骨すぎるんじゃないか。このような行為は新たな反感を招くだけで何もプラスにならないのだが、追い詰められた権力者には冷静な時には見えるものが見えない。理解できる事が理解できない。

周囲をイエスマンで固めながら、自己保身のためには彼らも平然と切り捨てるのだから、次々と人心が離れていくのは確実で、こんな事をやっていたら本当に≪裸の王様≫になってしまう。まさに末期的な惨状といわざるを得ない。

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