オシムの指揮する新生日本代表が順調な船出をしてホッとした人も多いと思う。ドイツ大会の負け方が酷かったのと、メンバー一新、さらに代表選手召集のゴタゴタと続き、とどめはオシムの口から負けた方が勉強になるといった発言で悲観的な見方が出ても止むをいえないし、自分も準備期間が短かったので初戦は期待してなかった。
反町のU-21といい、オシムのA代表といい、即席のチーム編成で、これだけやれたという事は、日本サッカーのレベルの高さの証明だ。監督の人選がいかに重要なのかを教えてくれたという点で、この2ゲームは本当に有意義だった。
さて対トリニダード戦は・相手も4年後を目指しつつ、国内組み主体の編成なので、あの程度の戦力ともいえるが、W杯の時のチームと共通していたのは《しぶとい》《粘り強い》《守備が強い》という点だが、攻撃は脅威にはならなかった。
一見、日本の完勝に終わったが、日本の決定的なチャンスは、ゴールになった2回だけで、後は、惜しかったのが前半2回・後半4回位あっただけで、実は、攻撃に関しては、いまいちだったと思う。後半なんか、ほとんど点が入りそうな気がしなかった。
それに対してトリニダードの方も、決定的なチャンスは、75分のCKに17チャールズ(191Cm)が、フリーで飛び込んだ時だけのたったの1回で、両チームとも中盤でプレスを掛けて潰しあって消耗したゲームという感じがする。
良かったのは《三都主》で、DFよりもMFで起用したのが正解だった。前代表の時も、センターラインあたりを境に《高めのポジションで》プレーする時間帯の時には、結構、効いてたから、ジーコも始めからこのような起用をしてたら大夫違ったかも知れない。それに随分、カバーリングやポジションチェンジにと真面目に走っていたのが印象的で、ジーコの寵愛を受けていた時には《サボってたな!》と思う。
《鈴木啓太》も文句なし。DFが上がった時のカバーリングは素晴らしかった。オーストラリア戦の後半に出場してたらと思うと、ジーコの選手選考と采配のデタラメ・無能ぶりが際立つではないか。
これで、オシムがジーコ流とは違う流れの采配をする事が鮮明になったのは確かで、川淵とバカマスコミ&フリーライターの支離滅裂ぶりもまた明らかなのだ。
とにかく来週16日の「イエメン戦」では、もっと良いゲームを見せて圧勝して欲しいと思う。

