アジアカップ予選2ゲームを行なう中東遠征の日本代表のメンバーが発表された。
トリニダード戦・イエメン戦に出場したメンバーを中心にした編成だが、今回は4人が初選出されたのが変化と言える程度で、選ばれた選手も活躍して才能を表現出来たものばかりであるから、驚く必要など今回も無い。
新顔の若手選手が選ばれるたびに≪ビッグサプライズ!≫等と書き立てるところなど、この国のサッカーマスコミの愚かさを証明している。
ジーコが代表チームに23歳以下の若手をほとんど選ばなかった事の≪スーパー・スペシャル・ビッグサプライズ≫と比べたら、オシムの若手起用などW杯終了直後のナショナルチームの監督の采配として当たり前の事をしているだけである。
中東の過酷な環境の中で2連戦という事で、当初は、意外な選考もありうるのではないかと言う憶測も出ていたが、発表になったメンバーを見れば、「強豪のサウジ」「高地のイエメン」と続く連戦に対して奇策を取らずに正攻法で臨むという事だ。
今回の遠征の体験は貴重な資料になると思う。なぜなら、日本サッカーの長い歴史の中で、今回のような連戦は初めてのケースだからだ。≪高温のサウジ≫から、たったの中二日で、≪2300M≫のイエメン戦を戦うのだが、実は、サッカー協会でも≪やって見なければ判らない≫というのが本当のところらしい。
というのは、高地対策と言っても、個人によって対応策や効果の個人差があるために、絶対といえるものが無いからだ。例えば、高地対策だけなら前例があるのだが、それに≪高温の気候≫という環境が付いて来るのが問題なのだ。
さて代表24人に関していえば、私も高く評価していた「西川」と「伊野波」が呼ばれたのは当然であって、実績のある「二川」や19歳の「梅崎」も、二人のプレーを思い出せば、納得するのではないだろうか。

