ヘラクレス側と移籍証明書発行問題でもめた「平山」のFC東京入りが正式に決定した。
移籍金を受け取ったので了承したというヘラクレス側と、払っていないというFC東京側の言い分が異なるが、平山が今シーズンからクラブでも代表でもプレー可能という、我々の望む方向で決着がついたのでとりあえず良かったと思う。
この件では、平山&FC東京側とヘラクレス側の間に代理人が入って交渉役となっているだろうから、どちらの言い分が正しいのか不明だが、おそらく代理人が真実を知っていると思う。例えば、移籍金の額がたいした金額でなければ、誰かが払っておいて、平山関連やFC東京の興行絡みの権利の収益で、負担した分の代金を埋め合わせるという方法もあるからだ。
例えば、三浦カズがイタリアのクラブへ移籍した際には、クラブ側は一切金を払っていない。年俸等の経費は日本の宣伝スポンサー企業の収益で相殺したし、カズの身の回りで必要な物(ホテル・自家用車・その他)はイタリアの代理人が負担していたのは有名な話だ。代理人はクラブの日本遠征興行の収益の何割かをもらう契約をして、それで儲けようと目論んでいたわけ。
だから、この世界は公には出ない、出せない契約内容や条件があって、それで結果的に巧く回転していれば構わないと思えば良いのではないだろうか。
平山の代理人の「田辺」氏とは以前一度お会いしているが、当時はまだ若いが有能な人材という印象が強かった。『若手で将来、有望なのは誰だと思いますか?』と聞かれて『稲本』と答えたんだけど、その後の行動を見ると田辺氏も同じ考えだったのだと思う。今回の件を丸く収める事に成功したのならば、代理人として今後の更なる飛躍に繋がると思う。
今回、不可解だったのが平山の行動で、再度、大学で勉強したいと強く希望していると伝えられている事だ。筑波大に再入学して大学卒業資格獲得のために頑張るのも悪いとは思わないし、ヘラクレスの会長も、その意向に基づいての≪解雇⇒移籍金無し≫だったのだから、他のクラブへの移籍という形を取るならば違った形を取ったはずで当然の要求だ。そういう点では、平山の行動はフェアーとはいえない。
平山が優柔不断だったのか、それともわがままを押し通したのかよく知らないが、要するに将来、指導者になりたいから大学進学しておいて、なおかつプロ選手としてJのトップクラブで出場したいという事でしょう。これは≪欲しい物が二つあって両方とも手に入れたい≫というわけだ。
そもそも、一端、筑波大に進学してから休学⇒退学して海外のプロクラブへの道を歩むなども、何かスッキしないものを感じていた。始めから海外のプロの道を選べばよいものをと思ったものだ。
本人の努力と才能さえあれば、引退してからでも指導者の勉強は出来るし、大学卒業するのに8年掛かっても構わないつもりならば、まずはFC東京とU-21代表でプロサッカー選で大成する方に力を注いでもらいたい。
それにしても、オランダに馴染めない理由がホームシックだったとはなんとも情けない話だが、それなら今後は海外移籍など考えずに、ず〜っと日本で不動のスターとして活躍してもらいたい。
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