自動降格圏の17位に低迷する福岡が27日、福岡市内でサポーター88人と意見交換会を行ったという。
クラブからは幹部4人が出席。池下専務は会の冒頭「みなさんの意見を真摯(しんし)に受け止め(降格)危機を乗り越えたい」と話したそうだけど、クラブ側の答えとしては無難な対応と思う。
それはともかく、クラブ側の対策としてシーズン前の松田監督続投の判断に対する責任、そして川勝監督選任を決定した責任、この二つの点を明確にしておかねばならない。これは現時点での犯人探しという意味ではなく、それらの決定に至った理由と反省、今シーズンの残りのゲームの戦い方の方向付けなどを、クラブとしてハッキリとしておかないと、また今後も同じ事を繰り返す可能性があるからだ。
シーズン開幕前の松田監督の戦略にミスは無かったか、最低限、J1残留が目標のはずだから、それにふさわしい采配を執ったか?
J1残留請負人とは到底思えない「川勝」監督を選んだ理由が全く判らない事。
この2点の見極めと責任はGMにある。だからGMの役割は重要であり、実務能力がある者だけがこの地位につくべきだ。
J1残留が当面の目標なのだから、例えば残りの対戦相手との相性を観る。相対的な戦力比較を行なう。クラブの現有戦力で何が出来るか、どこまで抵抗可能かを検討する。現有戦力を活かして戦う采配を揮える人が望ましい。
《大分のシャムスカ監督》なんか、そういう点で素晴らしい人材だと思う。与えられ戦力をやり繰りして、一シーズンをどうやて乗り切るか、そして最低限の結果を残せるかで監督の評価は決まる。
そしてJ1残留に必要な価値点数を予測して、引き分けで勝ち点1でもOKの相手と、まともに勝負に持ち込んで3を狙う相手を設定して、相応の戦い方を選択するべきだ。
今のJリーグのレベルならば、優勝争いに加わるならばともかく、J1残留を、まず第一の目標と設定して達成するのは難しいとは思わない。大型補強などしなくても、選手のメンタル面での指導や位置付けで修正するのは決して不可能ではない。
大事なのは、残りのゲームをここまでと同じ戦い方を行なう事は無いはずだ。そうでないと、この話し合いも何の役にも立たなかったという事になる。

