サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

キリンカップ2007・対モンテネグロ戦

 キリンカップの初戦、対モンテネグロ戦は観ての通り、2−0の完勝だった。相手の情報が少なかったので不安だったが、モンテネグロ側の方にも不安要素が多く、それが、このような結果になったという見方も出来る。

 例えば、このゲームが代表チームを結成してから2戦目、初めての海外遠征、それも馴染みの無い極東の日本だった事。今日のゲームを見ても、選手個々は実績が有るがチームとしての経験不足を感じさせたし、まだまだ、これからのチームとみていいだろう。
 
 ただ、3月に対戦したペルーよりも明らかに骨のある相手で、オシム采配が今回は上手く機能しなかった。
「中村俊輔」が居なかった事が大きかったとはいえ、後半の途中でバテテしまい、日本の若手に振り回されたペルーと違い、モンテネグロは、前半セーブしたためか、スタミナ切れすることなく終盤まで戦う意思を見せた。そのために、頻繁に行われた日本の選手交代とそれに伴う、ポジションの変更が裏目に出て、バタバタして落ち着きのない展開になったり、選手の動きとパスコースがちぐはぐになってしまった。
 それと、遠藤を引っ込めてから、中盤でバランサーの役割を果たす選手が居なくなったのが、一番大きかったのではないか。

 そういった点を差し引いても、日本は確実に強いチームになっていると評価して良いだろう。オシムが就任した昨年のゲームと比べても、早く正確なサッカーが出来るようになってきているし、≪ジーコイズムからの脱皮≫という点では、文句無しで合格点をあげたい。