サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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キリンチャレンジ・2008・対チリ戦について

 対チリ戦は観ての通り悲惨な内容だった。大久保の決定的な場面でのミスが無かったら勝てたゲームだったが、あの内容では勝たなくて本当に良かった。勝てば自信につながるという見方もあるし、時と場合によっては許される。
 しかし、このチリ戦の内容では「結果オーライ」などという事になったら大変な事になる恐れがあったので、勝たなかったのを不幸中の幸いと考えるべきだ。

 あまり期待しない方が良いと書いた通り、攻撃面では何もなかったと指摘したい。8分のパスの連続からSHまで行った場面を取り上げて「成果」とか「手応え」などと評価する見方があるが、あのような攻めは、今回のチームが初めて見せたわけではなく、ゲームの流れの中から生まれた通常のパターンの一つにすぎない。立ち上がり8分で、まだチリがゲームに十分に対応出来ていなかっただけで、それ以後の時間は全く見られ無かったのを考慮すれば、評価に値せずである。

 岡田が掲げた「接近・展開・連続」という戦術が、どうサッカーに適応出来るのか不明だし、このゲームからは意図が十分に見られなかったというのが正直な感想だ。攻撃面では何をしたいのかサッパリ判らない。

 たとえば中盤の構成は、ワンボランチに3人が攻撃的な起用という触れ込みだったが「山岸・遠藤・中村」の3人が効果的だったのは守備面だけだった。それもボランチが4人居て局地戦では相手とつぶしあいをしたような展開に限られており、チリの速く大きなパス回しに日本の前線と中盤からのプレスは完全に振り回されてしまい空回りしていたのが実情である。

 選手個々のコンディションがバラバラで、動きだしとパスを出すタイミングが合わなかったのと、狭い地域で早くパスを回すという指示に拘束されていたようにも見えた。これが攻撃が機能しなかった要因だと思われる。

 後半、チャンスを作り優位に立ったが、新しい選手を次々と投入したのと、「羽生」を軸にオシム流の動きを行ったのが大きかった。この日の羽生の動きはなかなか良かったのだが、あれはオシムの時に見せたのと同じ動きだった。つまり前半は岡田の目指すスタイルが全く消化されていないの露呈してしまい、後半はオシムスタイルに慣れた選手の動きで勝負に持ち込めるゲームになったというわけだ。

 本来、まだチリのようなレベルのチームを相手に本格的なゲームを行う段階にまで戦術も調整も十分に達していないと判断せざるを得ない。しかしW杯予選のタイ戦まで時間が無いために、やむを得ずカードを組んだために、このような酷い内容のゲームになってしまったと解釈したい。
 次のボスニア戦の内容次第では、タイ戦は岡田色を出す事を目指すよりも、選手が慣れているオシムスタイルに可能な限り戻してゲームに臨むという方法もあって良いのではなかろうか。

 それにしてもお粗末なゲームだった。気温よりも内容の寒さに凍えてしまった。


 
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今日のチリ戦では巻に注目したい

いよいよ、本日は岡田《ニッポン》の初陣となる対チリ戦が行われるが、見どころとしては岡田色がどれだけ出るか、選手が理解できているかだが、オシム色が浸透したチームでの短期間の合宿という事を考えたら、あまい多くは期待しない方が良いだろう。

相手のチリは国内の若手主体の編成だから、十分に勝負に持ち込めるというよりも勝てる可能性が高いと思う。ただし、このゲームで大事なのは結果よりも内容だから、オシムの時とどう変化したかに注目すれば良いのではないか。

 予想されるスタメンで気になるのが「巻」のプレーだ。
伝えられる処によれば。これまでは得点よりも「ゴール以外の部分を評価して」と訴えることが多かったという。「ゴールに結びつくプレーを評価して」というのは、CFとしては明らかに間違いで、オシム前監督の口癖とも報じられているが、本当にオシムが信じているのか、巻を擁護するために、そのような発言を繰り返したのかは不明だ。

 CFの目的は点を取ることであり、プレーの大半も意識もその目標を達成する事に重点を置かねばならない。「チームとして結果として得点をあげる」というと耳触りが良く感じる人も居るかもしれないが、「個人としてゴールを狙い得点する」方が重要で、そうやって頼りになるFWとなり、高額年俸を払ってでも欲しくなる選手として評価される。
 「ゴールに結びつくプレー」というと変に納得してしまうが、別の言葉で適切に表現すれば、「オトリになれば良い」という事だ。相手のゴール付近で自分が直接SHを打たずに他の選手にチャンスを与える動きばかりするCFなど全然怖くないのだ。貪欲にゴールを狙い、チャンスになった際には、味方を押しのけて強引にガムシャラにSHを打とうとする。そういう選手にならなければ、今後の代表チームには必要ない。

 動き回り相手を引きつけても積極的に、SHをゴールを狙わないCFならば守っている方は本当に楽だ。そのような選手は木の幹にはなれない。枝葉の部分の存在終わってしまう。枝葉の部分という事は、代わりの選手に取って代わられ可能性が高いという事を意味する。例えば、巻よりも矢野の方が木の幹となる選手としては期待出来ると思えば良い。

チリ戦からタイ戦まで、巻がどれだけ変身するかチェックしてみたらどうだろう。


協会幹部の異常な感覚

 代表チームの対チリ戦とボスニア戦の前売りチケットの売れ行きが芳しくないようだ。特に30日平日のボスニア戦は、同時に、居間話題を集めているハンドボールの五輪予選のやり直し試合が行われる事もあって、当日売りがどこまで伸びるかは楽観的ではない。

 中村俊輔がメンバーに召集されずに、稲本・松井の海外組も不参加という影響もあるだろうが、要因としてまず第一にオシム采配の後遺症の大きさを、そして第二に協会幹部の感覚のズレを指摘したい。

 「オシム采配の後遺症」とは、スター選手の良さを素直に認めない発言・自分の育てた千葉勢の過保護ぶり・個人プレーへの偏見の三つをあげたい。それらは、各親善試合やアジアカップでの選手起用や選手の個人プレーやゲームでの評価に対する発言をチェックすれば判る。

 そして二番目に挙げた理由だが、岡田監督の就任が決まった際に、協会幹部はこれで観客動員が伸びるはずと語ったそうだが、全く信じられない。ただただ唖然とするばかりである。
「オシムが倒れた→予選まで時間がない」という状況だったにせよ、岡田監督就任の時点で「アジアのライバル国のいくつかは、代表監督が決定していなかった」という事実がある以上、決して最善の選択ではなかったし、時間的な余裕もあったと考えられる。
 
 サポーターとしては「実績のある有能外人監督」の就任を期待したし、それが多くの希望だったのではないだろうか。岡田は皆が承知しているように早大出身~古川電工OBであり、「川淵会長と同窓」なのだから、サポーターが、これは学閥&派閥人事であり、また既定路線という受け止め方をするのは当然であった。単純に一言で言ってしまえば「シラケタ」という事だ。

 サポーターから大歓迎されたわけでもない、待ち望んだ人事でもない。
それにも関わらず「これで観客動員も伸びる」と思う神経が理解できないし、ちょっと異常なものを感じる。協会幹部、つまり現体制の中で要職を占めて川淵会長の寵愛を受けてる幹部の立場からすると素晴らしい選択・理想的な人事と解釈されるのだろうが、この発言によって、世間一般やサポーターの感覚と著しいズレを感じざるを得ないのだ。はっきり言わせてもらえば「自分たちの殻に閉じこもり、自分たちの中でしか通用しない価値観や倫理観で物事を選択して決断しているのではないだろうか。

 川淵会長の直系の人事・「岡ちゃん」とヨイショするバカマスコミに取り巻き連中。

「裸の王様」に「裸の家来」という情景が浮かんでくるではないか。




東アジア選手権にはベストメンバー起用すべき

 日本協会は東アジア選手権もベストメンバーで出場するという意向らしいが、その理由付けは首を傾げるが、決断自体は今回は正しいと評価したい。

 岡田監督の当初の予定では五輪チームか、主力選手抜きの編成で全体の底上げを計りたい意向だったようだが、その考え方は間違っていないと思う。現時点では他の参加国がベストメンバーで出場するという確約はないし、過去の大会でも主力抜きの編成で参加した前歴がある。また過密スケジュールの中で、W杯予選を控えているために戦力を底上げする為にも、東アジア選手権を、そのような目的で有効に利用したいと思うのは当然だからだ。

 ところが、最終予選までのスケジュールを見ると、合宿と強化試合の時間が少ないし、今回の候補合宿で判明した通り、選手個々の連携や戦術理解がスムーズに行ってないと判断せざるを得ない状態だ。しかも現在の代表候補はオシム流サッカーに適応することが求められていたが、今後は岡田色を全面に出すチーム作りの為には、どうしても時間が必要となる。

 そう考えれば、東アジア選手権は格好の場となるのだ。他の参加国がベストメンバーでなくても構わないわけで、まず第一に重要なのは「タイトルを獲るためのサッカー」ではなくて、岡田監督の目指すスタイルや戦術を徹底する事にある。
 だから結果として勝てば良いだけで、大会自体は最終予選に向けた準備と位置づければ良い。

 小野技術委員長の「いつもベストを尽くす」という発言はプロのものではない。
時には、メンバーを落として最終決戦で対決が予想される対戦相手に手の内を見せない事も重要となるし引き分けや少数点差での敗戦でも次のステージに進出できるような状況では、若手や控えを起用して経験を積ませる機会となるからだ。



岡田ニッポン始動

 いよいよ岡田「ニッポン」が始動した。合宿の様子を各メディアが報道しているが、「誰が得点したとか、ノーゴールだったとか」「好調さをアピール」等と書き立てているが、いちいち一喜一憂する必要はない。

 自分の好きな選手の様子が気になるのはサポーターとしては当然の事だが、岡田監督は、各選手のベストの状態のパフォーマンスは大体把握してるだろうし、今回の合宿の目的は、2月に行われるタイ戦に備えるためのものだという前提があるから。代表メンバーに残らなくても落胆しなくても良いだろう。

ジーコのようにレギュラーを固定化したり海外組に執着する事もないし、オシムのようにバランスが崩れた選手起用や戦術を強調したり、千葉勢を重宝したりする事もないだろう。

 練習試合でのFW陣の内容が伝えられているが、得点したか、何点取ったかだけに注目が集まりがちだが、3本やった時に誰と誰が組んだのか?守備陣も含めてどんなメンバーだったのか、といった点が重要だから単純な比較はできないし、また比較しても無駄だ。
 たとえば1本目の終了後に岡田監督が具体的な指示を出してから各自が積極的にプレスを掛けて行ったというならば、特別に指示を出さなかった1本目との比較は公平ではない。
今回の合宿で注目するとしたら、選手間の相性やコンビネーションだとか、組み合わせのチェックや、新しい戦術への適応性や即興性などの見極めなどであろう。

 26日のチリ戦では、岡田監督が目指すサッカーの方向性のかけらが見られるのを楽しみにしている。

 異常に忙しくなり更新が滞ってしまいました。実は高校選手権の決勝戦は見ることが出来ず、しかもまだビデオも見てない状態のために評価したくても出来ないのであしからず。

高原のレッズ入団を歓迎する

 高原の浦和レッズ入団が決定したようだ。これは代表チームの強化と日本サッカーのレベルアップを考えたら最善の選択だから非常に好ましい決断として評価したい。

 日本に帰って来る時は前所属の「ジュビロ磐田」が最有力候補とも報じられていたし、実際、今回も磐田も移籍先として候補に挙げていたマスコミもあった。しかし、両クラブの現状を観れば、絶対に浦和に入団した方が良いのは明らかだったので、本当に良かったと思う。
 中には、浦和だけ有力選手が集まってしまうと懸念する人も居るかもしれないが、次のように考えて欲しい。

 まず浦和には五輪も含めて代表選手が多く居る事。最近のサッカー界の過密スケジュールの中で代表合宿とゲームの為に割かれる時間が少なくなっている状況では、代表選手が多く居るクラブに入団した方が、コンビネーションやコンディショニング等の関係でプラスに働く。
浦和には「トウーリオ」「阿部」「鈴木」と代表チームの柱になる部分の選手がいるから、FWの軸になる「高原」が加入する事によって、攻守の中軸部分が同じクラブに所属した選手で構成される事になる。浦和の強化・調整が、代表チームとも連動されると思ってほしい。

 浦和だけが成長して良い想いをするんじゃないかと思うかも知れないが、もう一つの理由を指摘すれば納得するはずだ。Jリーグでの入団先は、高原のブンデスリーガでの経験が周囲に還元されて、現在の高いレベルを維持できる場所が望ましいのだ。それを考慮すれば、ACLを制覇してクラブW杯で健闘した「浦和レッズ」が最も高原にふさわしい場所となる。レベルの低いクラブに入ると、高原の経験を活かすとか、還元される場所が提供出来ない。さらに悪い事には、そのような低いレベルの中で練習やゲームをしていると、高原のレベルもダウンしてしまう危険性があるからだ。

だから、現在の日本&アジアサッカー界でトップレベルに位置する浦和で練習しゲームに出場する事で、浦和の選手が高原から吸収してレベルアップする効果が期待できる。その浦和と対戦して追いつき追いぬこうと努力すればJリーグの他のクラブにも高原効果が波及される。このような相乗効果によって、日本サッカーのレベルアップにつながる事になるのだ。

ピークを完全に過ぎてしまい下り坂にある磐田よりも最盛期にある浦和に入団する決断が正しい理由が判ったと思う。

天皇杯決勝

 昨日は天皇杯決勝戦を観てきました。
鹿島と広島のサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 やはり鹿島が順当に勝ったわけだが、広島も健闘したと評価したい。「柏木」欠場の穴は大きく、「高萩」では埋めきれなかったが、充分に予想された通りで仕方がない。前半は鹿島のチャンスばかりが目につき、広島は攻撃では右サイドの「駒野」の攻め上がりしか観るべきものが無く、この調子では完敗かと思ったが、後半は積極的に仕掛けて見せ場は作れたのではないか。柏木抜きでもあれだけ戦って鹿島を苦しめた点を好意的に受け止めるべきだと思う。ただ注文を付ければ、1点とはいえリードされているのだから、終盤のもっと早い段階で総攻撃を仕掛けて欲しかった。「盛田」を前線に挙げたのもロスタイムに入ってからだったし、残り時間が少なくなっても丁寧にパスを繋ぐよう試みていたが、両クラブの技術の差を考慮したら、鹿島の守備のリズムを狂わすためにも、正攻法ばかりではなくて、もっと早めに強引に放り込んでも良かったのではないだろうか。

 鹿島は本当に勝負強く、試合巧者といって良い戦い方で、レベルの高さを感じた。
守備面では自分の対峙する相手と、スペースに対しては責任を持って対処する。その上で相互にカバー仕合うという役割分担と意識の高さを感じた。一対一での競り合いでの球際の強さ、しつこさ、攻撃面では効果的なサイドチェンジを入れて揺さぶったり、「田代」「マルキーニョス」にロングパスを出して裏を狙わせるか、くさび役としても活かすなど、明らかに広島よりも上手で、ロスタイムでの2点目が入らなかったら1-0で、なおかつ素人受けのしないゲームという評価が下されたかもしれないが、中盤で小笠原を中心にして結して無理攻めをせずに攻守のバランスを考えた堅実な戦い方と評価したい。

というわけで、広島の後半の奮闘と、鹿島の堅実な戦い方を観れたのは収穫だった。

ゴール裏はサポーター達優先にすべき

 サポーターレベルアップ講座を見に来てくれてる皆さん、新年あけましておめでとうございます。さ~今日、元旦は天皇杯決勝戦、サッカー日本一を決める大切な日です。今頃は鹿島と広島のサポーターは決戦に備えて心が弾んでいる事でしょう。

 元旦は国立競技場で天皇杯決勝戦を観戦する事が一年の始まりとなる。そして終わったら仲間たちと新年会を行う。これをもう約30年続けている事になる。昔は元旦にサッカー観戦というと奇異に思われる事もあったが、最近はそういう事は少なくなった。本当に良い時代になったと思う。それだけサッカーがメジャーになったのと、元旦日本一の行事が一般の理解を得られるようになった事を意味するのだと感じる。

若い皆さんも、自分がサポートしているクラブが出なくても、可能な限り国立競技場へ出向く事を薦めたい。我々、サッカーの仲間の日本一が決まる大会なんだから現場で観るのを一年の楽しみの一つにしませんか。サポートするクラブは違ってもサッカーを愛する仲間という意識を大切にしたいと思う。ただし、サポートするクラブが出ないときには、ゴール裏ではなくて違う場所で観戦して、ゴール裏は決勝戦に出場するクラブのサポーターの為に席を譲りましょう。そして自分はマナーだと思ってるんだけども、ゴール裏の席しか確保出来なかったら、そこでは汚い野次は当然として、サポートしている人たちの声援や野次へのに反論・誹謗、粗探しするような事も差し支えるべきでしょう。騒動や喧嘩の原因になるし、もしそのような事態になったら責任をかぶるのが筋だと思う。 

 特に日本サッカー後援会の「チケット優先販売」でゴール裏の席を選択した人は充分に注意してほしい。貴方達はクラブをサポートしてるサポーターや地域住民のチケット分を削って居るようなものだと自覚するべきで、そう考えたらサポーターの感情を逆なでするような野次を飛ばしたり、無神経な反論や批判や口論は控えるべきだ。自分はゴール裏はサポーター優先と思っているから、いつも指定席チケットを購入して純粋にゲームを楽しむ事にしている。



 
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