いよいよ、本日は岡田《ニッポン》の初陣となる対チリ戦が行われるが、見どころとしては岡田色がどれだけ出るか、選手が理解できているかだが、オシム色が浸透したチームでの短期間の合宿という事を考えたら、あまい多くは期待しない方が良いだろう。
相手のチリは国内の若手主体の編成だから、十分に勝負に持ち込めるというよりも勝てる可能性が高いと思う。ただし、このゲームで大事なのは結果よりも内容だから、オシムの時とどう変化したかに注目すれば良いのではないか。
予想されるスタメンで気になるのが「巻」のプレーだ。
伝えられる処によれば。これまでは得点よりも「ゴール以外の部分を評価して」と訴えることが多かったという。「ゴールに結びつくプレーを評価して」というのは、CFとしては明らかに間違いで、オシム前監督の口癖とも報じられているが、本当にオシムが信じているのか、巻を擁護するために、そのような発言を繰り返したのかは不明だ。
CFの目的は点を取ることであり、プレーの大半も意識もその目標を達成する事に重点を置かねばならない。「チームとして結果として得点をあげる」というと耳触りが良く感じる人も居るかもしれないが、「個人としてゴールを狙い得点する」方が重要で、そうやって頼りになるFWとなり、高額年俸を払ってでも欲しくなる選手として評価される。
「ゴールに結びつくプレー」というと変に納得してしまうが、別の言葉で適切に表現すれば、「オトリになれば良い」という事だ。相手のゴール付近で自分が直接SHを打たずに他の選手にチャンスを与える動きばかりするCFなど全然怖くないのだ。貪欲にゴールを狙い、チャンスになった際には、味方を押しのけて強引にガムシャラにSHを打とうとする。そういう選手にならなければ、今後の代表チームには必要ない。
動き回り相手を引きつけても積極的に、SHをゴールを狙わないCFならば守っている方は本当に楽だ。そのような選手は木の幹にはなれない。枝葉の部分の存在終わってしまう。枝葉の部分という事は、代わりの選手に取って代わられ可能性が高いという事を意味する。例えば、巻よりも矢野の方が木の幹となる選手としては期待出来ると思えば良い。
チリ戦からタイ戦まで、巻がどれだけ変身するかチェックしてみたらどうだろう。

