サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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ゼロックスでのジャッジが参考になる

 3月1日に「ゼロックス・スーパーカップ」が開催されるが、「鹿島対広島」じゃ観戦に行く人も多くないかもしれない。ただテレビでも構わないから観て損はない。少なくとも得るものが多いはずだ。

 たぶん、知っている人は構わないけども、知らない人の為に書くと、このスーパーカップでの審判のジャッジが、今年1年間のJリーグの基準となるから、そういう視点で見ると参考になる。ゲーム終了後に「レフェリング・カンファレンス」が開かれて、そこではJリーグ担当審判が参加して当日のビデオを流しながら、笛を吹いた本人がジャッジの判断について説明を行い、それについてディスカッションが行われるそうだ。

 納得できるジャッジに関しては、その解釈が基準となり運用される。改善した方が良いと思われる点は、シーズンに入れば修正されるというわけだ。だから微妙なジャッジがあったら注目しておいた方が良い、リーグが開幕して同じようなシチュエーションで、どのような展開になるかをチェックしてれば、審判の優劣や、選手やクラブの方も賢いか愚かか等の判断材料になる。

 自分も、これは聞いた話だから、それ以上の詳しい内容は知らないけど、参考になるから見学したいものだ。

 審判の人たちも能力向上のために努力しているのが判るけども、そうなると、ゲーム毎やワンプレー毎にジャッジが替わっちゃう審判というのは、明らかに技術かメンタルなどに問題がある人物だという事になる。あるいは同じ判断ミスを繰り返したり、解釈を巡ってトラブルになる選手やクラブはプロとして問題があるといえる。
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オシムチルドレンを酷評した川淵発言に思う

川淵会長が、東アジア選手権の対北朝鮮戦でのプレーを元に「山岸」「羽生」「水本」の3人を酷評したそうだ。

 確かに、そのような評価をされても仕方ない面はあるだろう。しかし、山岸と羽生に対して、なぜ、今頃になって酷評するのか不思議だ。本来ならば、羽生はアジアカップの時に酷評されるべきだし、山岸にいたっては、オシムが代表に選んだ時点で「なんでだ?」と疑問符を投げつけて、その後の一連のゲームで批判するべきだ。そうすれば北朝鮮戦での、この二人のスタメン起用は無かったかもしれない。

 自分は、このブログやマニアHPや「サッカーこそわが命」の分析専門ブログ等で、再三再四「山岸」は代表レベルの選手ではないと指摘し続けている。ゲーム中に消えていたとか攻撃でほとんど役に立たないのは北朝鮮戦が初めてではない。羽生もテクニシャンタイプではないし、ボールをキープしてゲームメイクする選手でもない。二人の惨状に関しては、今までの代表のゲームを見ていれば誰にでもわかる事だ。

 名指しで批判されるとか、酷評されるべきは「代表に選んだ岡田」「スタメンで起用した岡田」である。

 そこでひらめいた。この3人に共通している事がる。そう!オシムチルドレンだ。しかもジェフ千葉出身者だ。日本協会が観客動員力が期待出来ず、川淵の意向など無視するオシムとの関係を実質的に形式的な関係だけにしたい思惑があって、それに感銘してネームバリューのない地味な選手を外してしまうチャンスと捉えているのではないだろうか。考えてみれば「山岸」「羽生」に二人に対して「山瀬」「大久保」あるいは「中村俊輔」「柏木」を比較すれば、どちらが集客力があるだろうか。 

 もちろん技術とセンスでは実力差は明らかだから、二人が外されるのは当然だが、改めて問いたい。オシムが采配を揮っていた時には静観していたのに、なぜ、今この時期に酷評するのか?それ以外にも、加地の左サイドなんか完全に失敗だし、韓国戦での今野CB起用も酷評されねばバランスが取れない。でも、加地と今野は名指しで批判をしたりはない。だから、今回の川淵発言は選手の能力以外の側面があるように感じてしまうのだ。
 

なでしこ・アジアチャンピオン

 東アジア選手権で女子代表(なでしこ)が中国を破って3戦全勝で見事優勝。本当に素晴らしい。男子が3戦とも消化不良がちな内容だったのを思うと、素直に快挙達成を喜びたい。男子にも沢や大野のような選手が攻撃陣に居たらと思わせるような爽快さを感じた。
 やはり一番の要因は監督の交代ではないか。前任の大橋監督は「相手に応じた戦術や対策を練るよりも、自分たちのやりかた」にこだわったように感じる。その前の上田監督は「相手の長所を潰して弱点を突く戦術家」で、二人は別のタイプの指揮官だった。今度の佐々木監督は、「個人でもグループでも目の前に居る相手に勝つ」事を重視するようだが、この3人が指導した結果が非常に良い方向に発展しているようだ。


 これで五輪のメダルもと期待したいところだが、昨年のW杯での「イングランド」「ドイツ」戦を思い出すと、残念だが相当に難しいだろう。イングランドとは2-2の引き分けだったが内容的には完全な負けゲームだったし、ドイツ戦は手も足も出ず文字踊りの完敗だった。

 高さとパワーとスピードに対応できないと欧州勢に勝つのは難しい。身体能力と体格差を埋めるゲーム運びが出来なければ、所詮アジアでしか勝てないだろう。そこで五輪本番までに欧州遠征を行うべきだ。日本は監督が代わり戦術も異なるチームになったのだから、何が通用して何が通用しないかを肌で感じる為にも、「イングランド」「ドイツ」などの強豪と、ぜひ一度対戦して置くのを薦めたい。五輪でメダルを獲得するためには有力国との事前の対戦は必要なことだと思う。

 女子代表は節目節目のゲームでは本当に良い物を見せてくれる。「ここで頑張らないと日本の女子サッカーが萎んでしまう」「自分たちの力で歴史を作るんだ」という強い意気込みがあるしそれが見ている者に伝わってくる。代表に選ばれただけで満足してるんじゃないかと錯覚するような選手が見受けられる男子よりも好感度は大きい。

 実は先週から本日・月曜日に掛けて異常な忙しさになってしまい、やっと一段落出来た。このレベルアップ講座の更新が精一杯で、女子のゲームはまだじっくりと見ていないし、男子のほうも対北朝鮮戦を除き、分析が終わってない。今日、明日には終えて「サッカーこそ我が命」の方にアップしたいと思うので少し待ってほしい。おまけに三浦和義は捕まるし、【国賊日教組】の悪の集会に対する愛国団体の勝利や沖縄の米兵事件やら、別のブログで書きたい事が山ほどあるので、本当に急がしい。

 

 

 

韓国と引き分け→岡田の采配ミス

 韓国と引き分けて東アジア選手権の初優勝ならず、実に残念な結果だったが現状では止むを得ないと割り切るしかない。相手の韓国も国内組の事実上の2軍のようなものだったが、考えてみればKリーグの韓国選手によるベストメンバーみたいなものだから弱いはずがない。

 中国に3-2で勝ち、北朝鮮とは日本と同じ1-1の引き分けでも、内容は圧勝だったようだから、その相手と、あの内容ならば納得せざるを得ない。岡田は選手の気迫とかメンタル面での甘さを指摘しているが、ちょっと待ってほしい。

1・そのような選手を候補に招集して選抜したのは誰か?
2・クラブに無理なお願いをして合宿して鍛えたのは誰か?
3・今大会の3ゲームのスタメンとメンバーチェンジを決心したのは誰か?
4・ゲーム前とハーフタイムとゲーム中の指示を出したのは誰か?

 その人物は岡田監督、貴方自身ではないか。
選手のプレーぶりを云々する前に自分自身の判断と采配ミスを反省するのが先である。

 この韓国戦のCBに「今野」を起用したが、「水本」で行くべきだったと思う。
あの失点シーンは、中村・内田・との連携不足という側面はあるが、今野と中沢の連携が機能していなかったのが大きいし、もっと決定的な要因は今野が《CBを本職としない選手の限界》を露呈した瞬間だった。もし本来のCBだったら身体を投げ出すか、足で行くか頭で行くかの判断が出来て勝負できただろう。これ以外にも今野はマンマークしていながら簡単にマークを外されて振り切られる場面が何度もあった。
 水本は北朝鮮戦での失点シーンが評価を下げているが、確かに「12・チョンテセ」には全く相手にならなかったが、他の選手「右の4・パク・ナムチョル」「左の11・ムン・イングク」に対しては、そこそこに対応していたのだから、あの1ゲームだけで見限るのは酷だと思う。

 逆に内田は「チリ戦」「タイ戦」と悲惨と表現したいほどのお粗末な内容だったが、ずいぶんと我慢して使い続けたおかげで、北朝鮮戦・中国戦と成長の跡を見せて使える目処が立ったのに、あまりに対照的な起用法ではないか。

 それ以外にも「橋本」の起用などは、連れて行ったから出さないと拙い。所属のガンバからクレームがつくと困るから出したような気もする。起用するならば「中村憲」とポジションが逆ではないか。矢野も播戸もピッチに送り出すのが遅すぎる。たとえば、前半で、田代のワントップ・右の橋本が効果的ではないのが明らかだったのだから、後半の頭からFWをツートップで行くとか、上手くいってない時には早めに手を打つべきではないだろうか。

というわけで、一番甘かったのは、選手ではなくて「岡田監督」という事だ。

川淵会長の抗議発言に関して

 我らが川淵【会長】《71歳》が、中国のラフプレーと、それを野放しにした北朝鮮主審に対して抗議を行う意思を表明したが、確かに選手生命に関わるような重大事に発展する前に、またアジアサッカーと審判のレベルアップの為には必要なj事かも知れない。
 
 東アジア連盟に対して文書を提出する方針だそうだが、本気で怒ってるならば、ゲームのビデオをFIFAに送った方が効果的だと思うがどうだろう。要は、日本人を本気で怒らせたら恐いぞ、何をしでかすか判らないぞ!とアジア各国にアッピールする意図を持ってやった方が良いと思う。

 太平洋戦争の末期「神風特攻」を行ったお陰で、日本人を本気で怒らせない方が良いという認識が世界各国に持たれた時期もあったそうだが、最近は完全に舐められ切ってる。日本に対しては強い態度で要求すれば、いくらでも譲歩を引き出せるという国辱的な雰囲気が周辺諸国にある。

 サッカーでも日本で行われるホームゲームで、日本有利に働く判定など、ほとんど記憶にない。相手チームの選手・また審判もまるでプレッシャーを感じていないように見える。だから、川淵会長が本当に憤慨してるならば、東アジア連盟に文書で抗議など生易しすぎるのではないか。

 どの程度、効果があるかわからないが、ここは東アジア内における日本協会と川淵会長の政治力と影響力を見極める機会だと受け止めたい。

祝!中国に快勝

 東アジア選手権の対中国戦は課題はあったが終わってみれば見事な完勝だった。
中国が日本を脅かしたのは開始35分までで、それ以後は全く危なげない試合運びで、日本の賢さとメンタルの強さ、それに対する中国の拙攻と淡白な試合運びが印象的な一戦だった。35分以後、日本を脅かしたのは技術や戦術や体力ではなく「ラフプレーだけであった」あのようなサッカーを行い、ラフプレーに走る中国は全く怖くないし、今後世界に伍して戦うチームには成り得ない。あれだけ身体能力が高く、運動神経も優れた人材を大量に発掘して、なおかつ国民と国家の期待と支援を受けながら、なぜ、あの程度のサッカーしか出来ないのか。

 振り返ってほしい。17日の北朝鮮の攻撃のほうが怖かったし、点が入りそうな気がしたと思うがどうだろう。

 主審の判定が、「そこまでやるか!」と言いたいような露骨なホームタウンデジションで憤慨したり、呆れかえった人も居たと思うが、ここは考えようだ。あの判定のおかげで日本代表のメンタル面での強化には非常に役立ったのだ。思い出せば中国のアジアカップ、あの時は、中国人大衆の反感と敵意むき出しのブーイングの嵐を体験した中での優勝で、日本の精神的な強さとチームの一体感を養成する結果となった。
 
 もし最終予選で苦しい展開を持ちこたえたとしたら、今日の体験が活かされるというわけだ。そう考えたならば、あの北朝鮮の審判は、日本代表の精神面での強化に大いに貢献してくれたのかもしれない。

 今日の岡田采配は良かった。信頼できるFWが不足してるならば、無理にツートップにしないでワントップにして中盤を厚くする。それも攻撃的な選手を多く起用して中盤を抑えるという考え方で、なかなか面白い采配だった。これは「中村憲」「山瀬」が復活して「安田」の存在があったから出来たシステムだった。今野のCB起用は、あまり好感は持てないが、計算できる配置という事なのだろう。岩政が負傷。水本ではなく今野を使ったのは「勝ちに行った」為の起用だし、途中出場の「橋本」は守備固めだ。

 それにしても中国は哀れだ。主審が地元の中国に勝たせてあげようと涙ぐましいほどに手助けしてあげているのにも関わらず、調子に乗ってゴールにアタックするのではなく、日本選手に不当なアタックを繰り返すだけで効果的な攻めは影を潜めてしまった。
 そうとう攻められてしまい、中国の猛攻を受け続けたように感じたかもしれないが、35分以降、中国のチャンスはゼロである。せいぜいクロスとCKのボールを楢崎に阻まれたシーンが惜しかった程度で、特に後半はゲームの主導権を握っていたのは日本だった。もし、審判が公正な笛を吹いていたら、中国は手も足も出ずに完敗していただろう。

 これで韓国戦が楽しみになってきた。なんとか勝って優勝してもらいたいと願う。

東アジア選手権の有効活用

 やった!!!東アジア選手権で女子が北朝鮮に逆転勝ち。
まだゲームを見てないので内容は判らないが、選手・スタッフ皆さん、ごくろうさま、そしてありがとうと言いたい。対北朝鮮戦では海外のゲームで初勝利という事は「歴史を作った」という事だから素晴らしい。

 さて、その一方で男子は「前田」が負傷で帰国・岩政も負傷と苦難が続くが、ピンチだ。大変だと騒ぐよりも、このような苦しい状況をチーム強化とレベルアップに利用すると受け止めようじゃないか。苦しくなればなるほど、選手個々のメンタル面の強弱が鮮明になる。本当に頼りになる者は誰なのか、チームが旨くいってる時には活躍するが苦境になったりベストの状態でないと力が発揮できないといった面も発見できる。
 
 また、このような苦難を乗り越えて選手は精神的に成長するし、チームの結束力も高まるというメリットがある。この大会で悪意に満ちた大ブーイングを浴びながら、控えメンバー主体の慣れない編成で、アジアの強豪と真剣勝負を戦う中から、生き残った者だけが最終予選のメンバーに選ばれる。そして、最終予選で出番が回ってきたら、今回の経験が生かされるというわけだ。
 
 北朝鮮にまさかの引き分けと報じるマスコミが多いが、こういう表現は「朝鮮の人たちに失礼だと思う」どう見たってタイよりも強いしレベルも高い相手に対して、日本は主力は「中沢」「鈴木」「遠藤」「加地」「駒野」の5人だけで、しかも加地は不慣れな左サイド、駒野は途中出場だったんだから、引き分けたからといって落ち込む必要はない。

 川淵会長が北朝鮮戦に関して、控え選手のメンタル面に対して苦言を呈したようだが、最大の要因は「経験不足」にある。だから毎回ベストメンバー起用に執着してはいけないのがわかっただろう。
 
 次の中国戦からは、幸いな事に山瀬と中村憲が復帰出来そうだから中盤は北朝鮮戦よりも良くなるどころか本来の構成になる。今年に入っての日本代表本来の中盤でゲームに臨めることになる。中国戦での興味は第一にFWの組み合わせをどうするのか、播戸と田代はテストしたから、次は矢野と田代が有力だろう。第二に守備陣はどうするか、岩政が負傷ならば中央は中沢と水本になるとして、サイドをだれにするかが興味深いし、今野と橋本をいつ、どのような形で使うのかも注目したい。

 という事で、対中国戦も「テストをしながら勝ちに行く」采配になるのだろうが、選手の見極めを行う場として十分に活用してもらいたい。

東アジア選手権・対北朝鮮戦

 東アジア選手権が開幕して第1戦で北朝鮮と対戦したが引き分けに終わった。
内容を見れば消化不良で欲求不満と感じた人も大勢居たはずだ。あっさりと先制されてしまい、得点できそうもないような展開と続き、後半にはどのような采配がと期待したところが、立ち上がりもメンバーは同じで、ようやく同点に追い付いたが絡んだのは交代出場した「安田」と「前田」ときては、なぜ「何も出来ない・役に立たない」山岸をj引っ張り続けて、後半立ち上がりからこの二人を出さないのかと不満を持つのは当然だろう。「中村憲」が体調を崩して出場できなかったのが非常に痛かったわけで、出場していたらもっと楽な展開になったはずだ。

今回の岡田采配は微妙なところだ。

 まず、加地の左サイドバック起用。これは失敗だったと思う。攻撃力を生かすため左にコンバートという事だったが、攻撃では全く見どころなし。むしろ守備でフィジカルと経験を生かしてカウンターに対して貢献したのが目立った。

 水本のフル出場は、北朝鮮のパワフルな速攻に戸惑ったようだが、あまり参考にならなかったので評価は次回に持ち越しだ。

 播戸と田代は北朝鮮の強くて激しいDF陣が中央を固める中でよく頑張ったと思う。非常に残念だったのが、中盤の組み立てをする二人のうち、中村憲が出場できず遠藤の孤軍奮闘の状態だった為に、相手DFの裏を取りたくても良いパスが出てくるチャンスが少なかった。羽生と山岸からは全く期待できないのだから無理もない。特に播戸は裏へ出るタイミングと連携が合わなかった。注目すべきは播戸が左右両サイドに開いてチャンスを作る能力が通用すると判った事。

 安田は素晴らしかった。振り返ってみても、代表初出場の選手で、しかもあの若さで、北朝鮮を相手に、こんなに思い切って堂々と仕掛けた選手は今まで見た事がない。ドイツ大会予選で埼玉スタジアムの第1戦で見せた三都主の臆病なプレーと比較したら賞賛に値する。

そして内田、ここまで代表で起用された3戦の内容がウソのような出来で、攻撃力は十分に代表レベルのものと評価したい。守備はフィジカルと競り合いでは完敗だったが、経験が生かされて成長したわけで、やはり才能のある若手は実戦経験を積めば伸びる時期には目覚ましいい成長をするのが、改めて証明されたといえよう。

 山岸のスタメン、全く論外であり、そもそもなぜ代表に選出されるのか全然理解出来ない。安田や播戸や前田と比較しても、攻撃面で山岸が貢献した場面は皆無である。何の役にも立ってないのだ。
 ボールをもらった時に前を向いてキープした場面があっただろうか?ドリブルで仕掛けただろうか?第二列から裏を狙って飛び出しただろうか?播戸や田代にタイミングの良いスルーパスを出しただろうか?左右の両サイドに開いて相手DFを引っ張っただろうか?

 山岸の名前がスタメンにあるだけで応援の意欲が低下するし、10人対11人のハンディが付けられた状態でスタートするような感じがする。

これだけ新しい選手で構成されたチームで公式戦を戦ったのは初めてだったのを考慮したら本気モードの北朝鮮を相手に引き分けたのは上出来だったと思う。前半だけ見てると、とても勝ちに行く采配とは思えず、後半も北朝鮮のカウンターアタックを相当に警戒していたように感じたが、チームとしても明らかに経験不足だったのだから、選手や戦術の見極めも出来た部分があるので、残りの2ゲームではもっと良いゲームが出来ると期待したい。


トウーリオにはこれから過酷な日程が待っている。

 トウーリオが無事現場復帰してスムーズに練習しているようで安心した。本人は東アジア選手権出場の意欲があって、今回メンバーから外れた事が不満らしいが、選手というのはそういうもので、所属クラブでも代表でも多少の無理をしてでもゲームに出場したいと望むものだ。

 ただ、今回は開幕からのスタートダッシュに向けて、浦和レッズに専念してもらいたい。すでにレッズの強化とレベルアップが、Jリーグと代表の戦力アップに直結する状況になっている。そういう考え方をすれば焦ったり憤慨せずにじっくりと練習に励むのが好結果につながるのが判るはず。

 スタメンフル出場にこだわる主力やベテラン選手の言い分を受け入れた結果、彼らが消耗して金属疲労のような形でベストコンディションでゲームに挑めずに、挙句の果ては選手寿命を縮めてしまい、才能のある若手選手に経験とチャンスを与える場所を奪ってしまうのは本当に愚かな事だと認識しよう。浦和レッズは人気クラブになっても、第二の【読売】ヴェルディになってはいけないのだ。

 トゥーリオには休養十分で心身ともにリフレッシュした状態でJーグに望んでもらい、そして三次予選と過酷な最終予選では獅子奮迅の活躍を期待している。Jリーグと天皇杯・ナビスコカップに加えて、ACL・クラブW杯・最終予選といったハードスケジュールがこれから待ち構えている。無理をしてでも頑張るのはその時だと思って今回は我慢して鋭気を養うよう望む。

前向きな岡田の考えを支持する

 東アジア選手権でCBとFW陣の主力欠場に関して、岡田が前向きにとらえているので安心した。この前の記事で忘れたがFW陣には「播戸」もいたんだ。本人とファンの皆さん、申し訳ない。播戸も素質は巻よりも上だから大いに期待したい選手の一人だ。

 他の参加国がどのようなメンバー編成なのか不明のために、断定はできないのだが、日本代表は今回のメンバーでも優勝を狙うのは当然の事だが、現実的に考えたら結果よりも内容を重視したい。岡田は新戦力の実戦テストと初優勝の「二兎(にと)」を追うつもりと伝えられているが、「二兎を追う者一兎を得ず」と言われるが、3ヶ国がまともな編成でなかったら今回のメンバーでも十分に優勝できる戦力はあると思う。
 
ジーコのようにメンバーを固定化して、いつでも、どこでも、相手構わずフルメンバーを送り出すというキチガイのような采配がいかに間違っていたか、狂っていたかが判れば良いと思う。

今回もマスコミの報道は面白かった。
主力の欠場をピンチとか非常事態等とセンセーショナルな見出しで、日本人が喜ぶ、歓迎する「悲観論」を振りまいていたのが、岡田が前向きとか、好機と捕えるような発言をすると、オウム返しのようにその言葉を報じて、それまでの悲観論垂れ流し記事には知らん顔なんだから。自分のように、岡田発言が出る前に「控え組に経験を積ませるチャンスであり、最終予選に備えるべき」といったような趣旨の記事を書けないようでは、本当にサッカージャーナリストなのか、スポーツライターなのかと疑われても仕方がないだろう。

例えば、「阿部を守備の要」と報じたスポーツ紙があったけど、「要は中沢とトウーリオ」だし、守備能力もセンスも「水本」の方が上だ。まだA代表での実戦経験&公式戦が不足しており、周囲との連携にも不安がある。これは「田代」や「前田」等の攻撃陣・サイドバックの「安田」も同様で、つまり控え選手というのは共通の不安と問題点を抱えているのだ。

 だから、イージーミスや明らかに連係が十分でない事が原因のミスが出ると思う。しかし、アジアカップでの「阿部」がそうだったように我慢して使い続けて経験の場を与えなければ、若手や控え選手は育たない。今の阿部は目覚ましく成長した姿を見せてくれているが、典型的な若手育成の成功例ではないだろうか。

CBには「水本」「岩政」の二人を起用するべきで、オシムみたいに「今野」を出して、ストッパーでマンツーマンマークさせる必要はない。またサイドバックは「駒野」を右に回して左に「安田」を使ったパターンも見てみたいものだ。

 東アジア選手権がどのような結果に終わるかわからないが、すべては最終予選を勝ち抜き本大会出場権を得るためにあると解釈して、そのような視点で大会を眺めてみよう。
 

東アジア選手権は控えの戦力アップの場にすれば良い

 負傷者続出で東アジア選手権は、ある意味面白くなったと言えるのではないか。「高原」に続いて「坪井」が代表引退宣言・さらに「大久保」「巻」「阿部」と主力メンバーが次々に離脱するという状況になったのは大変だし非常事態ともいえるが、こうなってしまった以上は仕方がないから、大会の目的と意図を切りかえれば良いだけだ。

 例えば守備陣は離脱者が「守備の要の中沢」でなくて「阿部」だったのはむしろ幸いと考えるべきだ。岡田体制になってから起用してない「岩政」「水本」の二人を実戦でテスト起用出来るチャンスが生まれたのだ。本来のCBは「中沢」と「トゥーリオ」だが信頼出来る控えが「阿部」と「今野」の二人だけで、しかもこの二人は元々のDFではない選手だから、最終予選の事を考えたら「水本」「岩政」の成長を期待した方が守備陣の層は厚くなる。
 むしろ「Jリーグ・ACL・日本代表」とハードスケジュールをこなして疲労蓄積の心配がある阿部にとっては心身のコンディションを考慮したら充分にリフレッシュするチャンスと受け止めてほしい。
 最終予選の時に、負傷や警告累積などの理由で「阿部」「トウーリオ」の二人が、あるいは中沢が出場できなくなるという状況も全くないとは誰も保証できないのだから、ここは水本と岩政に経験の場を与えられて良かったと思うべきだ。

 それに対して攻撃陣は確かにダメージが大きいが、これまた考えようである。
「高原」はコンディション不良だったし、巻は最終予選で対戦する強豪国を相手では通用するか疑問を感じる。素材の良さでは巻を完全に上回る「矢野」「田代」「前田」の3人に経験とチャンスを与える事が出来るようになったのは【神の思し召し】と解釈したい。もしかしたら今回の東アジア選手権は「矢野」「田代」が飛躍する切っ掛けとなる大会になるかもしれない。ただ大久保の不参加は非常に残念だが、FWとトップ下で使える目処はたっている。
 すでに巻と矢野の出場時間と起用法、それに対する得点やチャンスに絡む機会を比較すれば、矢野の方がはるかに貢献度が大きいと思われる。

ベストメンバーを起用して優勝を狙うつもりが、主力選手の負傷や調整不足によって、控え選手に対して実戦を通して経験とチャンスを積ませるという岡田監督の当初の目標が実践できるのだから、非常事態とかピンチと受け止めるのではなく、むしろ感謝するべきであろう。3次予選の公式戦の中で連携や戦術の確認と徹底を行う事になるかもしれないが、最終予選までにチームを熟成に近づければ良いのであって、3次予選ではベストの状態でなくても勝ち抜けるような戦力とレベルに達していれば良いのだ。対戦国の中ではタイが一番ライバルというスカウティングの報告が正しければ、3次予選の残りの各ゲームも心配する必要はないだろう。


心配な岡田采配

 6日・水曜日にW杯予選のタイ戦が行われるが、ここに来て「岡田ニッポン」が、ちょっとバタバタしてきているようだが、岡田の決断力が問われる一戦になるのではないだろうか。

 当初の自分の構想したスタイルが選手たちには浸透していないのだが、それは当然で、タイ戦までの時間的な余裕が無かったのだから、問題視されるとすれば「オシムスタイル」の極端な変更はすべきではなかった事かもしれない。
 しかもタイの戦術が想定していたものとは異なる事が予想され、戦術の大幅変更を余儀なくされてしまうなどは、少しお粗末ではないだろうか。この事から言えるのは、岡田は現時点では、「自分たちのやり方でゲームに臨む」のではなく、相手に合わせた対応を行う選択をしたという事だ。

好意的な解釈をすれば、直前になっても柔軟な対応ができる指揮官と言えるのだが、逆に解釈すれば、「チームスタイルや戦術に一貫性がない」指揮官と思われてしまう。

 本当にタイが前線から積極的にプレスを掛けて攻め込んでくるスタイルならば、今回の代表メンバーでは、「内田」「阿部」「駒野」の3人のDFからのビルドアップが重要になってくる。特に内田と阿部は守備力よりも攻撃力が期待されているのだから、攻めになった時にどれだけ貢献出来るかが勝敗に影響を与えるかもしれない。

 もし前半に苦戦するような展開になったら、岡田は後半にどのように修正するかが見どころで、監督就任3戦目で、今後の見通しを立てる上で評価される状況に追い込まれるわけだが、それは一つの楽しみでもある。

 このタイ戦を乗きればチームも岡田も成長する。


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