6日・水曜日にW杯予選のタイ戦が行われるが、ここに来て「岡田ニッポン」が、ちょっとバタバタしてきているようだが、岡田の決断力が問われる一戦になるのではないだろうか。
当初の自分の構想したスタイルが選手たちには浸透していないのだが、それは当然で、タイ戦までの時間的な余裕が無かったのだから、問題視されるとすれば「オシムスタイル」の極端な変更はすべきではなかった事かもしれない。
しかもタイの戦術が想定していたものとは異なる事が予想され、戦術の大幅変更を余儀なくされてしまうなどは、少しお粗末ではないだろうか。この事から言えるのは、岡田は現時点では、「自分たちのやり方でゲームに臨む」のではなく、相手に合わせた対応を行う選択をしたという事だ。
好意的な解釈をすれば、直前になっても柔軟な対応ができる指揮官と言えるのだが、逆に解釈すれば、「チームスタイルや戦術に一貫性がない」指揮官と思われてしまう。
本当にタイが前線から積極的にプレスを掛けて攻め込んでくるスタイルならば、今回の代表メンバーでは、「内田」「阿部」「駒野」の3人のDFからのビルドアップが重要になってくる。特に内田と阿部は守備力よりも攻撃力が期待されているのだから、攻めになった時にどれだけ貢献出来るかが勝敗に影響を与えるかもしれない。
もし前半に苦戦するような展開になったら、岡田は後半にどのように修正するかが見どころで、監督就任3戦目で、今後の見通しを立てる上で評価される状況に追い込まれるわけだが、それは一つの楽しみでもある。
このタイ戦を乗きればチームも岡田も成長する。

