サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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代表の監督はオシムじゃなくて岡田だ

 2010年南アW杯に向けて見通しの暗い悲観論が目立っているようだが、杞憂に終わるだろうという考えが常識的な見方だと思うものの、悲観的な雰囲気が出てきてしまうのも仕方がないと思う。ただし、日本サッカーが負けると「待ってました」とばかりに出てくる日本人論や文化論などと絡めた悲観論は御免こうむりたい。

 自分は自虐史観や考え方をサッカー界に持ち込んで「日本人は悪い」「間違ってる」「やっぱりダメだ」等というような論調で批評する輩は「キチガイ左翼」の思想や思考形態を持った「国賊」として扱い処分すべきと信じている。

 W杯3次予選は2位までが通過できるのだから、参加4カ国の戦力を見れば、日本が普通にやるだけで2位以内は確実というのが誰にでも判る。だから「バーレーン」にアウエイで負けたからと言って慌てる必要はないと思うのは、極めて常識的な考え方だと思う。

 ただ、今回は本当に酷い負け方で、内容は悲惨としか言いようがない無様なものだったし、実際に残りの4ゲームも同じ内容だったら2位以内は非常に難しいと言わざるを得ない。例えば、日本のように総合力で上回り、レベルの高い国内リーグを持っている場合、あのようなゲームを連続して行う可能性はほとんど無いと思って間違いないのだが、大問題となるのが「岡田の戦術と采配」にある事だ。これは、そういった実力のあるチームをボロボロ、メチャクチャにする要因になると思われるからだ。
 対バーレーン戦から学ぶ事は、日本のように実力のあるチームでも 《やり方によっては、あれ程にまで酷くなってしまう》という事だ。つまり《普通じゃなかったらああなる》わけだ。

 岡田の「これからはおれのやりたいようにやる」という発言を受けて、戦術変更に不安を感じている選手が居るそうだが、どうしてもオシムスタイルでなければ、自分の持ち味が発揮できないという選手は代表辞退すれば良いだけだ。せっかく選ばれていながら岡田の戦術に従わず無視したり造反し、不協和音をまき散らしてチームの雰囲気を悪くしたり、中途半端な戦いで終わってしまったら本当に残念な結果になる。

 岡田も大見栄を切ったのだから、今までのような中途半端な事はせずに与えられた最低限の任務(W杯出場)と自らが目標とした「世界をアッと言わせる」という好成績を目指して戦うに違いない。だから選手たちも、代表監督はオシムではなく岡田だと自覚して臨んでもらいたい。

 
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岡田よ!悔いを残すな!

 岡田が堂々と自分の色を出すと意思表示した事を支持する。今の状態では出場権を獲得してもオシムの成果とかオシム流が高く評価されるが、岡田自身は「手頃な便利屋扱いか」「オカチャン」とヨイショされて、アイドルまがいのキャラクターのような存在になってしまう公算が強い。

 逆に、もし敗退したら、すべての責任を押し付けられて失敗者の烙印を押されて永久に浮かばれないだろう。その場の流行や話題性ばかり追っかけているマスコミや一部のジャーナリストなどは、ついこの間まではジーコを絶賛して全てが正しいかのように報道していたのに、掌を返してジーコイズムとは相いれないスタイルのオシムの狂信者になってしまったのを、しっかりと覚えておいた方が良い。

 本当に高い授業料を払ったものだと思う。3次予選が終了して最終予選からオシム色から脱却して自分の色を全面に出すつもりだったそうだが、それでは遅すぎる事に気がついたのは大きな収穫だ。なぜならば、最終予選に進出してくる相手はレベルの高い強豪が多いのだから、その時点で戦術変更などに着手したら、それこそリスクが大きすぎるではないか。

 キリンカップからは海外組も招集できるだろうから、4月の合宿から岡田色を徹底して浸透させなければ、中途半端な状態で3次予選の対オマーン戦は難しくなる。自分の構想のサッカーが出来るかどうかの選手の見極めも実戦を通じてチェック出来たはずで、「クビ」になるまでは本当に頑張ってもらいたい。今、クビになっても、ジーコのように4年間で後に何も残さなかったのではなく、「内田」「安田」「田代」という置き土産が出来たのだから思う存分に采配を振ってほしい。

 マリノス時代の守備的なチーム作りとゲーム運びを懸念する声が多いが、今度は代表チームの監督だから選手選考の幅は広くなる。だから基本的な物は変らなくても少しは柔軟性が出てくるのではないか。

オシムチルドレンを重宝する必要もなく大リストラを実行すべきだが、「水野」「水本」の二人は才能があるからチャンスの場を与えるよう強く望みたい。また「阿部」「今野」をCBでスタメン起用する愚行は即刻辞めるべきで、長身大型でDF出身の選手、あるいはゴール前の危険察知のセンスを、経験で身に付けるのではなく始めから備えている選手を採用してもらいたい。

 ボランチを二人にした場合「鈴木」「稲本」がレギュラーで「阿部」「今野」あるいは「中田浩二」が控えに居る。素晴らしいと思わないか。【控えに置いとくのはもったいない】そのような選手が控えに居るから選手層が厚くなり、メンバーが交代して誰が出てきても戦力が大幅にダウンしない強力なチームが出来るし、対戦相手によって、また戦術によって、メンバーをその都度修正することも可能となるのだ。ただし条件付きだ。常にベストメンバーで戦うなどと【狂弁】してレギュラーを固定してはいけない。

フランス大会の時には、限られた時間と残された選手が中心で不本意な采配だったはずだ。また同じ轍を踏む【お人好しは辞めよう】協会が岡田監督を任命した意味は「オシム色から脱した代表チームで構わないよと承認した」という事なんだから。 

本当に、岡田のやりたいようにやってくれ

岡田は28日、スタッフ会議で「これからはおれのやり方でやる」と話し、今後は“岡田色”を強めていく決意を明らかにした。というニュースが流れているが本当だろうか。これが本当ならば大歓迎だ。

 だが、発言とここまでの采配をチェックしたらかなり疑問符がつくが、オシム色を踏襲してきたがここで岡田色を出すのは、ある意味、順当な決断といえる。なぜならば次の予選のゲームまで少しだが間が開くから、節目みたいなものと考えれば良いだろう。「負けたから変更する」のではなく、一人の監督としてみれば、自分の色を前面に出したチーム作りと理念を実践するのは当然の事だ。

 今まで、我慢してきたのならば相当にストレスが溜まっているに違いない。自分の真意とは異なるチームと戦術なのに、不甲斐ない結果に対してマスコミやサポーターに叩かれてきたのだから、。

次の発言は、即座に実行してもらいたい。
★・
 『具体的に独自色を出すことをほのめかしたのは守備。「いままで人につくようなDFをしてきたが、本来、僕はやっていない」。マンツーマンから、マークを臨機応変に受け渡すゾーンDFへの変更を示唆した。』


これは本当に岡田が正しい。身体能力で劣る日本人が3BKの時に、二人のストッパーがマンツーマンで相手のFWにつくのはリスクが大きすぎるどころか、玉砕戦法のようなもので自滅の危険性がある。大体、今どきこんな守備システムを取っている代表チームがあるだろうか。4BKにしてそれぞれのブロックを任せられる、ドイツ大会で上位国が見せた守備方法が評価されている時に、3BKでマンツーマンで守るなんて、極めて前時代的な守備システムだ。

しかし、選手の顔ぶれはほとんど変更はないような事も言っているので、大きな期待はしないようにしていた方が良いと思う。なぜなら、その方が裏切られた時の失望も小さくなるからだ。

 岡田のやりたいようにやってW杯出場権を獲得出来たら、それは岡田の成果と実績として高く評価されるべきで、本大会の成績次第では「日本サッカー界の名将」としての名声と地位を得られる。だが、予選で敗退した場合は、自分の責任と受け止めてサッカー界から足を洗って「環境問題に専念してもらいたい」その時には、小野技術委員長と川淵会長を道連れにするのは義務である。

対バーレーン戦に関して

 対バーレーン戦の惨敗には、結果よりも内容のお粗末さに失望した人が多いだろうし、代表チームのイメージダウンにつながったと思われる。海外組が召集されない限り今後のチケットの売れ行きが悪くなるのは必然ではなかろうか。また、選手のモチベーションも低下するのは避けられない。

 ゲームを見て誰もが感じただろうが、これが日本代表チームだとは信じられないようなプレースタイルとゲーム運びだった。何か「こんなお粗末なゲームも出来るんです」と見せたかったのか、あるいは悪い表現だが、バーレーンに買収されたのかと疑われるような酷いゲームだった。オマーンやシンガポールに大苦戦したジーコ采配の方が≪数万段≫優れていたように思える。

 考えられる事として「対バーレーン対策」に神経質になりすぎたのではないか。策を弄して策に溺れてしまい、結局、自らのリズムを壊して自滅したようなものだ。それと岡田を擁護するわけではないが、「負の連鎖」といえるような現象が連続しているのが不運だと思う。
 それは突然の就任だった事と、すでに予選のスケジュールが決定されていたのと限られた強化期間しかないという前提があった。更には、予定していた選手が負傷して合宿やゲームに呼べない。追い討ちを駈けるように招集した選手が次々に負傷する。そして実際のゲームでは、自分の采配、特に選手起用の優劣が極端な結果になって現れる。

【自分の使いたい選手が使えないばかりか、選手の間には前任者の戦術とサッカー観が浸透しているから、大幅な修正は出来ない】

 しかし、これらの事例と要因は、就任の時点で判っていた事と、監督業を行う上で当然、予想される事ばかりである。したがって、問題となるのは次のゲームだ。「オマーン」戦で引き分けか敗退したら監督交代をするべきだろう。その時点ならば、まだ間に合う。次も内容も悪い場合には選手の求心力が著しく低下してチームが分裂してしまい残りのゲームも希望は無くなると思う。

 バーレーン戦は、4-4-2で、始めから「遠藤」「中村憲」の二人を起用する。FWは「巻」ではなく「田代」のスタメンで行くべきだったし、もう一人は「玉田」で、ツートップを組む。MFには「山瀬」が通用しなければ「大久保」に代えれば良い。

 今野はボランチかサイドの選手であってCBの人間ではない。韓国戦でもう判っていた事だ。「水本」が復調したならば起用すべきだったし、始めから他にCB要員を選抜しなかったのが根本的なミスだ。CBが出来るのと厳しい公式戦で通用するのとは全く別の事である。これが今回の惨敗から学んだ教訓とすべきだ。あの失点シーンでは長身大型の選手ならば競りかける事が可能だった。もう一人の「阿部」も本来CBではなくボランチで起用した時に最も有効な選手だ。こんな起用法をしていたら、Jリーグ各クラブの本職のCBの選手たちのモチベーションが低下する。「坪井」のように代表辞退してクラブに専念した方が良い。

好調の「玉田」を何のために連れて行ったのか。ロスタイムが無ければたった9分の出場じゃないか。「巻」はフル出場で何も出来ず、「田代」の東アジアでの経験は何だったのか。「山岸」が出てきた時には唖然として声が出なかった。左サイドから抉る攻めを放棄したようものだ。玉田じゃ守備に不安があるならば「駒野」を左に回して右に「内田」を入れれば良い。

 選手が走れなかったというが、ドバイ~バーレーンとコンディショニングよりも練習に重点を置いて疲労を残してしまったり、細かいパスをつなぐのではなく縦に蹴って攻め込むという全く初めての慣れない戦術を採用して選手を混乱させたり、ハーフタイムやゲーム中の指示を出したのは岡田だ。そして就任してから、ゲームの度に戦術やゲーム運びを二転三転して、代表チームのコンセプトがなんだか判らないチーム作りをしているのも岡田だ。

このような酷いゲームが最終予選でなくて良かったという見方も出来るし、「負の連鎖」「マイナス要因が集約した」ようなゲームというのは、どの時代にも、どの監督にもある。だが岡田の場合は不安要因が強いのが心配となる。たまたまコンディションが悪かったというだけではなく、自分たちのやり方を崩してしまい、レベルの低いサッカーをゲームをしてしまった事への不安だ。このサッカーは日本人の特徴を生かすとか、持ち味を発揮するスタイルではなかったのは明白な事実なのだから。


 今回のバーレーン戦の惨敗を見た人は、岡田のやりたいサッカーとは何なのか分かった人はいないんじゃないか。少なくとも「山岸」と「今野」が大好きで大好きでたまらない人なんだというのは、良く判った。自分も今野は好きだがCBの選手じゃない。


 
 



 




祝!2007年度、トト売りあげ600億円突破

 トトの売り上げが快調で、2007年度は6年ぶりに600億円を突破したという誠にめでたいニュースに大きな喜びを感じる。自分はJリーグ誕生と同時にサッカーくじを導入してもらいたいと願っていたので、サッカーくじ法案が成立した時には本当に嬉しかった。売り上げ不振で存続が危ぶまれた時には気が気じゃなかった。だから売上が伸びて存続する目処が立ったのでホットしていたのだが、今回の朗報を素直に喜びたい。

 昨年、「ビッグ」が好評を呼びそれまでの不調から脱して売り上げが順調に伸びているのに、本年度に入ってから、日本テレビの「バン記者」やTBSの朝のワイドショーなどで、「ビッグ」が導入されていない2006年までのデータだけを取り上げて、トトが売れなくて累積赤字が何億円で、穴埋めに国民の税金が投入されたらたまったもんじゃないという論調の内容の放送を行ったのを知っているだろうか。

 「ビッグ」で6億円が出たとか、キャリーオーバー発生で大人気、売上が伸びている、などと番組内で取り上げておきながら、同じ出演者が、そういう点には一切触れずに「赤字蓄積」「廃止」「税金で補填」等と、司会者からコメンテーターまで、声をそろえて大合唱していたが、極めて悪質な世論操作を企んだ輩が背後にいるのは明白だった。

 しかも売上が好調で、赤字解消に相当の額が投入されて、スポーツ関係のほ補助金に回される方の割合が少ないという事に対して「使途に関して論議の対象になる」と難癖をつけた記事を書いた一一般紙があった。こいつも「某省庁」の息がかかった悪徳記者の一人なんだろうなと思ったが、

 売上好調で余裕が出来たならば、まず借金返済に回すのが常識ではなかろうか。当り前のこと、正しい事をやってるのに、イチャモンをつける。上げ足取りをする。前述の番組関係者も含めて、ジャーナリストやマスコミ関係者としての良心とか公共心とかプライドはないのだろうか。

 これからもトトをバンバン買って、日本のスポーツ界に貢献しよう。買わないと6億円は当たらない。どうせ当たらないからと買わなかったら、大金持ちになるチャンスと権利を自ら放棄するようなものと心得ておこう。




UAE合宿の成果に期待したい

 UAEで合宿中の岡田ニッポンは、システムや攻撃陣の組み合わせを色々とテストしているようだが、約1週間程度のミニ合宿を有効に使ってほしい。監督就任から、ここまでの間、選手の負傷者続出とコンディション不良などで岡田色は少ししか出せていない。システムや選手の組み合わせも試行錯誤しているような感じも見られる。

 対バーレーン戦では、従来の4BKではなく3BKの練習をしてるようだが、DFラインからロングボールを多用する戦術練習も行っているのは、あくまでも対バーレーン対策なんだろうが、このアウエイのバーレーン戦には絶対に勝つという意気込みが伝わってくる。FWも2トップだけでなく、1トップ2シャドー、それも選手を組み分けて試しているようで、単なる調整合宿にしない点を評価したいと思う。高原の不調もあるせいか不安も感じさせるが、このゲームを乗り切れば、非常に良い経験となって戦力アップにつながるとプラス思考に受け止めたい。

 今、やっているのがバーレーンのスカウティングを警戒した陽動作戦なのかは判らないが、「阿部」と「大久保」の復帰に加えて「稲本」が召集され、一応の形は整った事になる。20日にUAEのクラブチームとの練習試合を終えて21日は稲本が合流するから、その後は完全に戦闘モードに入るという段階になる。基本的なゲームプランと予想される展開を熟考した上で、システムと選手の組み合わせも決定される事になるが、ゲーム展開によって随時変更していく構想なのではないか。
 心配なのは、稲本がチームにフィットするかどうかと、高原が不調のままだった時にどうするか、といった事くらいか。


 東アジア選手権では、かなり大胆な冒険やテストをしたようだが、W杯予選では、一つ一つのゲームを確実に勝って勝ち点3を獲る為に、対戦相手に応じた対策にゲームプランを立てて臨もうとしているようだ。

 5月のキリンカップ・そのあとに続くW杯予選では、オシム流とは違った岡田色をさらに全面に出していくと期待している。今は、目先の結果を必要とされてている中で苦心しているようだが、現時点ではチームとして熟成している段階ではないのだから、対北朝鮮戦のようなスタメンで、選手にとって貴重な経験の場を無駄使いするような異常な采配が無い事を願うばかりだ。バーレーン戦は無謀な冒険やキチガイじみた博打をする場ではない。

 左サイドならば【 玉田 】や【 大久保 】【 安田 】それにFWならば【 田代 】といった、Jリーグが開幕してから結果を出している≪ 国家代表レベルにふさわしい才能のある ≫選手たちに期待したい。

 

勇み足をお詫びします

 前回の記事でサポーターが練習見学記事をブログに掲載せよと書いたけど、勇み足でした。お詫びします。友人からのメールの一部を本人の許可を得たので転載します。

★以下転載部分

 【 多分ほかのチームでも同じことだと思いますが、最近ではブロガーによる練習内容の情報漏洩防止のため、一般サポーターの練習見学ルールとして練習内容の個人ブログ等掲載はチームから固く禁じられています。 】


なるほど、それで状況がわかりました。熱心なサポーターの皆さん、自分の記事に煽られて掲載しないよう気を付けてください。確かにスパイ行為につながるので、掲載したらルール違反になる。簡単な事なのに気がつかずに不覚でした。

 それはともかく、報道姿勢には腑に落ちない面があるのは変わらない。
例えば、明らかに練習内容に問題があって負けたとか、拙いゲーム内容になっていると感じたならば、具体的にストレートに表現しないまでも、そういう点を示唆するような批判記事を書くべきではないだろうか。今回の浦和のような段階になってから、練習にも問題があったと指摘しても手遅れ、後の祭りである。
 
 また、浦和フロントのオジェック解任の決断は、たった2試合の段階という見方ではなく、堪忍袋の緒が切れたようなもので、誠に適切だったと改めて評価したい。





記者証の無駄使いは辞めよう

 浦和レッズが、エンゲルス就任後、初の本格練習を行ったという。

非常にびっくりしたのが以下の報道である。

ゲーム形式練習が中心で戦術練習などほとんどなかったオジェック前監督と対照的に、エンゲルス新監督は約1時間10分の練習の約半分を、守備からのビルドアップに重点を置いた「戦術練習」に費やした。坪井、堀之内の両DFは「ビルドアップ練習は(オジェック監督のときは)やったことがない」と口をそろえた。

 マスコミ各社の浦和レッズ担当記者、あるいは取材した記者やフリーライター・そして選手や関係者と親交が続いてる芸能人や文化人、彼らの中で、オジェックの練習方法に関して、疑問符を付けたり、批判的な意見や感想、あるいは提言などを、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等で表明した人は何人いただろうか?

 このような事は練習を観てれば、何も今更「坪井」や「堀之内」に聞かなくても、とうの昔に判っている事だと思うのだが、正規に記者証を発行されて、選手や監督やコーチスタッフ等に直接対面して話も聞けるのに、一体、何を取材しているのか?何処を見ているのか?

 これならば、練習を見学に行ってる熱心なサポーターが自分でブログを立ち上げて、練習内容と感想や意見を書き込んで公開してくれたのを読んでる方が参考になるし役に立つではないか。

 レッズが勝ち進み、人気があるから、辛口や、マイナス要素となるような事に関しては書かないか、触れないようにして、一緒に勝利に酔いしれてきたとしか思えない。また、練習を見ても何が欠けているかがわからないのかもしれないし、勝っているからこれで良いんだと思っていたのだろうか。
 更には、選手や関係者の苦労話や出世話に関するエピソードや人間模様などにスポットライトを当てた人間ドラマやスポーツフィクション等に傾斜した話題にしか興味や関心を示さない連中が、大勢いるのではなかろうか。

 その手の連中に【IDカードを発行してプレスとしてスタジアムやその他施設に入場させて、ゲームや練習を見させても、ほとんど無駄だ】というのを証明するようなのが、今回の練習内容の件の報道である。 記者席を減らして、サポーター席に割り当てるか、【取材じゃなくて観戦してるのと同じ】なんだからチケット代金をとっても良いんじゃなかろうか。、

 繰り返しになるが、新聞の記事を読んでるよりも、熱心なサポーターの練習見学記事を読んだ方が本当に参考になるような気がする。それにしても「日本代表監督にオジェック就任」と報じた日刊スポーツの記事には「オシム流の後継者としてふさわしい」と書いてあったのを思い出したけど、オシムって千葉でも代表でも、紅白戦ばかりやっていて戦術練習はやらなかったんだろうな。




オジェック解任の解釈の仕方

オジェックの解任に関して、スポーツ紙の報道の仕方と「田嶋専務理事」の発言について、サポーターの間に誤解が生じる恐れがあるので、ストレートに受け取らないで次のような見方も必要だ。

 今朝の日刊スポーツは、一面で「選手が斬った」という見出しを付けている。他の新聞も「選手の要望が通って、オジェックをクビにした」という論調が見られる。あるいは「規律重視のオジェック」に対して「エンゲルスは対話路線」で逆の対応をするかのように書いているが「規律と対話」は相反する指導方針ではない。「選手と距離を置く」と「対話路線」ならば対極の立場になるが、なぜ「規律」と「対話」を全く逆のように報じるのだろうか。エンゲルスは「規律は必要ない」とか「ピッチでは自分勝手にやって良い」等と一言も言ってない。戦術を教えない、練習しないオジェックの方が、ある意味、自由奔放だったという解釈も出来てしまう。

 また、田嶋専務理事の発言として「ひどいな。たった2試合だよ。選手(の意見)に流されるのはよくない。選手だって一枚岩じゃないんだから」とクラブ首脳陣の下した決断を理解しかねる様子。と報じられている。この発言が全部だったのか、あるいは一部だけを取り上げて記事にしたのかは判らないが、あまりにも短絡過ぎる。

 「選手が斬った」というが正確ではない。なぜならば、昨年シーズン中にオジェックに造反&批判した二人がどうなったか。「ワシントン」をクビにしたし、今シーズン開幕前には「小野」を放出した事を前提にして論評するべきである。
 つまり、浦和のフロントは、まず監督批判を露骨に行った選手二人を「先に斬った」と認識しよう。前に記事を書いたけども、監督と選手が対立した時に、選手側の言い分がまかり通っていたら、規律が無くなり指揮系統がメチャクチャになってしまい、浦和レッズが「第二の読売ヴェルディ」になってしまう危険性があったという事も覚えておいて欲しい。 そしてシーズンが開幕しても ≪昨シーズン終盤の悪い雰囲気が続いていた≫そこで、≪次の策として今度は監督を斬った≫というわけだ。
 
 このように一連の流れを見ていけば、浦和のフロントの対応は順序どおりの判断で理にかなっているのが判ったと思う。だから、田嶋専務理事の発言のように開幕からたった2試合でクビにしたのではなく、昨シーズンからの積み重ねを評価して判断したのだ。
 
【 選手は監督の指示に従う 】⇒ 【その結果に対する最終的な責任は監督にある 】 ⇒ 【 監督の采配が適切かどうかを判断するのは選手ではなくフロント 】 ⇒ 【 選手や監督の去就に関してはフロントが決定権を持っている 】  

そういう点で田嶋専務理事の「選手に流されるのは良くない」という発言は正論ではあるが、ここまでの全体の流れを見た上で発言するべきだったと思う。ただし自分は「田嶋専務理事」と「オジェック」が親しい友人なのかどうかは知らない。




 





 

オジェック解任に関して

 浦和レッズのオジェック監督が解任されて後任にはコーチだったエンゲルスが昇格した。フロントの実に素早い決定で、ちょっとビックリしたが思い切りの良さは悪くはない。

4月中に結論を出すのではないかと思っていたが、開幕2戦目での早い解任は、フロント幹部の並々ならぬ意志が感じられる。現在の状況を深刻に受け止めて早めに対応したに違いない。当初はオジェック擁護とも思われるような対応をしていたのだが、対名古屋戦終了後のクラブ内部の雰囲気が相当悪かったのではないだろうか。

 今回の速い対応は、「藤口社長」「中村GM」が、二人とも現場出身で三菱のOBだったのが良い方向に向かったと思われる。おそらく昨年度の天皇杯・Jリーグ終盤のオジェック采配と選手の雰囲気から、今年のキャンプの内容も含めた上での判断であろう。
 
藤口社長は、現役時代は日本代表として経験豊富な選手だったし、2002年の第22回サッカー医科学研究会の基調講演でも、その志の高さに感銘を受けたのを記憶している。また中村GMは、三菱の主流学閥の慶応ではなく青学大出身ながら、フロントの重要な立場に居る事で、その手腕が高く評価されているのが伺われる。

 この時点で解任すれば、まだ再生可能という判断を下したのだろうが、「補強」も「キャンプの内容」もオジェックの要求を受け入れた点は、まずかったかもしれないし、今後、尾を引く可能性はあると覚悟しておいた方が良い。オジェックはベストになるまでに6週間必要と公言していたが、これは選手の連係とコンディショニングに関してだけの事で、「戦術練習」をしなかったツケは大きい。特に攻めのパターンが皆無に等しいという現在の惨状が全てではなかろうか。
 対名古屋戦でスタミナ面でも大きな不安を感じたが、その原因がメンタルな要素が強いのか、それともキャンプで体力作りに時間を割かなかった為なのか、今後の要チェック項目である。

 とにかくエンゲルス体制の下で、日程と選手のコンディションを見ながら、どこかでミニキャンプを張るべきで、ACLと天皇杯・Jリーグの中盤以降にはベストの状態に持っていければ良いのではないか。
 また、エンゲルス体制で今シーズンを乗り切るのか、それとも暫定的な体制にしておいて、欧州のシーズンが終わる頃を見計らって外人監督(ドイツ人?)の招聘に動くのか、その辺がどう展開するかフロントの第二段階の対応策が問われる。
 
 


浦和対名古屋・オジェック采配に疑問

 浦和レッズが名古屋に負けて開幕2連敗、それも無得点で内容も良くないために、サポーターの間からは失望と不満が噴出しているようだ。

 負ける時や上手くいかない時には、このような展開になるという見本のようなゲームの進行状況だった。立ち上がりから一方的にゲームを支配されてしまい、選手がパニックに近い状態にも関わらず、ほとんど対応策も取られない中で失点して、シュートはポストに当たり、バーの上を越えてしまい、そのうちにチャンスも作れなくなり、焦りが凡ミスを生み自殺点に近いような形で追加点を奪われてしまった。上手くいかずに負ける時というのは、こんなものだから覚えておくとよい。

 このゲームも、オジェックの采配は不可思議な部分が多かった。あれだけ、両サイドに振られて、いいように攻め込まれているのに、これといった対策はとらなかった。無策といって良いだろう。もし監督が昔ヴェルディで指揮を振るった「ネルシーニョ」だったら、失点する前に守備面を修正したはずだ。しかし、オジェックは失点した後もなにもしなかった。選手のパフォーマンスが低いと感じたら、3BKを4BKにしてサイドのスペースを消すか、そうでなければ両サイドのMFの「相馬」「平川」に守備重点でチェックを厳しくさせるか、あるいは逆にポジションを高めにして相手を牽制するか、方法はあったと思うのだが、全く手を打たなかったのは理解しがたい。

 名古屋が前半からハイペースで飛ばしていたから、後半はバテるのではないかと見ていたが、運動量が落ちたのは浦和の方だったのは意外だった。キャンプでは紅白戦ばかりやっていたと伝えられていたが、体力や走力トレーニングはやってないのか?それに球際の弱さも異常で、ほとんど競り負けていたのではないだろうか。粘りもしつこさも全然見られずに、ずるずるっといってしまったように感じる。大きな疑問なのだが、オジェックは田中達也が嫌いなのだろうか?交代枠が一つ残っていて0-2でリードされているのに、なぜ出さないのだろう。

 もう一度振り返ってみよう。
1・キャンプの内容が問われるようなコンディショニング
2・苦境に陥っているのに修正しない
3・リードされてるのに交代枠を有効に使わない

 もしオジェックに見切りをつけるならば、4月中だと思う。どこかでタイムリミットを設けておかないと、取り返しがつかなくなる。だから、この後も、内容が悪くて結果も芳しくないならば、フロントの決断力と判断力が重要になってくる。 
 
それに対して、名古屋は一人一人がボールを持った時に自信を持ってプレーしていたように見える。一対一で浦和の選手と対峙しても、明らかに主導権を握っていたのは名古屋の選手で精神的に優位に立っていたように感じる。全体的に、ストイコビッチの現役時代を連想させるような綺麗なサッカーだったのが印象的だった。大胆に思い切って仕掛けるから見ていて楽しい。名古屋がまだ調子が良い状態を維持できている間に、一度でもスタジアムへ行って生で観戦する事を薦めたい。

バーレーン戦のメンバー発表に関して

 W杯3次予選・アウェイの対バーレーン戦に臨むメンバーが発表された。

「玉田」「稲本」が入った以外は代り映えしないメンバーだが、岡田は、帰化した2人のナイジェリア人を警戒していたのと、このメンバーはアウエイのバーレーン戦用であると明言しているから、今回のメンバーは、あくまでもそういう理由で選ばれたのであって、残りのゲームも同じではないという事だ。

 俊輔は追加招集の可能性があるが、松井が選ばれなかったのは残念に思う。東アジア選手権で問題とされた選手が何人か居たようだが、2月~3月の「タイ戦」「東アジア選手権」「バーレーン戦」は、最初の構想のメンバー主体で乗り切るという方針を貫き通す腹積もりなのだろう。
 加地と三都主が負傷でダメ・山岸は使い物にならないとなると、一連の親善試合~公式戦で、「内田」「安田」の二人を使って経験を積ませておいて本当に良かったと思う。このあたりは岡田采配の成果として評価されるべき項目だ。
 
 おそらく4-4-2システムならば、ボランチに「鈴木啓太」「稲本」と組んで、両サイドに「中村憲」に「遠藤」で行くと思われるが、稲本と中村憲の二人がキープレーヤーになるのではなかろうか。短期間の合宿で、稲本と周囲の連係がどこまで構築されるかが不安だが、守備面ではフィジカルの強さと球際の強さに激しさ、攻撃面ではダイナミックな動きと突進力を生かして、稲本は攻守の軸となってもらいたいし、そうなれば攻守ともに新しく強力なオプションが出来るので非常に期待が高まる。
 
 そして中村憲は中盤のバランサーとして重要な役割を担う事になる。稲本が攻めに出た時には、空いたスペースをカバーし、パフォーマンスの低下が懸念される遠藤が上手く機能しない時には、パッサーとして前線に供給する仕事も求められる。
 例えば、稲本が連係が上手くいかずに噛み合わないとか、遠藤が機能しない。俊輔が追加招集されなかった。あるいはコンディションjに問題がある。そのような最悪の状況下に陥った際には、中村憲が代表チームを引っ張る存在にならねばいけなくなる。
 FW陣は「高原」「巻」のコンディションが不安だから「田代」「玉田」に掛る期待は大きい。ひょっとしたら始めからこの二人のツートップという組み合わせも、案外面白いかもしれない。
 

日本協会の補助金と寄付に関して

 日本協会は47都道府県協会と地域協会に総額4億8900万円の補助金を支給し、また、来年、福島県猪苗代町で開催されるフリースタイルスキーの世界選手権に20万円を寄付し、運営面でアドバイスをすることも決めたと報じられている。

これは実に良い事だと思う。

 各都道府県協会は法人化が進んだが、財政的には必ずしも余裕があるとは言えないのだから、こういう支援は必要な事だ。しかも、均一にばら撒くのではなく、重点施策を決めて積極的に取り組む協会に補助金を厚くしているという。これは当然の事で、どこかの間抜けな政府みたいに財政赤字の中で、一律「創生基金」のような大盤振る舞いを行い、純金の飾り物を購入するようなアホな使われ方をするのとは大違いである。
 
 サッカーの普及や振興のために努力する所と十分でない所では差をつける。今後も継続してもらいたい。競技団体によっては数千万円の赤字の穴埋めに四苦八苦している所もあるが、このような金額の補助金を支給出来るのは、サッカー界の努力と精進の賜物であるから、感謝と誇りを持ち有効に使おうではないか。

 福島県は、ご存知「Jヴィレッジ」で色々とお世話になっているのだから、県内で行われるスポーツイベントに寄付をするのは非常に良い行為として高く評価したい。このような寄付は、さりげなく行うのではなく、なるべき目立つように話題になるように行うのが望ましい。
 そうする事で、県内のスポーツ愛好者の間に、サッカーへの理解者やサポーターを増やすメリットが生まれる。普段はサッカー以外のスポーツに親しんでいるが、見るスポーツとして好意的に受け入れてもらえるとか、県内の自治体や教育関係者や商工会議所などに、サッカーへの理解を深めてもらえる効果が期待できるのだ。

 そのような努力と貢献の積み重ねが、「Jヴィレッジ」を誘致して良かった」という評価になる。
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ジュニーニョの帰化を歓迎する

 ジュニーニョの帰化の可能性が話題になっているが誠に喜ばしい吉報と歓迎したい。実現して日本代表として出場可能ならば、一日でも早く帰化申請が認められてもらいたいと願う。

 岡田監督も期待しているようだが、懸念されるのが周囲との連係や戦術にマッチするかという点だが、自分はあまり不安を感じていない。優れた選手というのは短時間の練習でも周囲と溶け込める場合が多く、特に才能豊かな点取り屋ならば完璧なコンビネーションを求めなくても構わないだろう。組織で攻めるとかコンビネーションを重要視するあまり、「チョンテセ」のような個人の力による強引な突破に見られる単騎突入を毛嫌いしたり、過小評価する傾向が、長い間、サッカー界、特にメディアや通ぶった評論家モドキの有名人サポーターやアマチュアライターの間には見受けられるが、それは間違いであり、日本サッカーのアタック陣や攻撃スタイルに欠けているオプションだという認識が浸透しつつあるように感じる。「日本人のFWは怖くない」と韓国サイドからよく聞かされるのを覚えていよう。悔しいけど現実はその通りだ。

 ジュニーニョならば、攻め込まれたり相手にゲームを支配されて受け身に立っている状況でも、トップに残しておくだけで対戦相手には相当な脅威になるのは確実で、カウンターの一発で得点する事も可能となる。またチームメイトの「中村憲」とのコンビもあるのだから、代表チームの攻撃力は確実にアップすると大いに期待したい。

 日本で生まれ育った国産の選手が出てきてくれたら嬉しいのだがという意見も聞くが、日本のサッカー界に貢献してくれるんだから、何人だろうと日本国籍ならば構わないと思う。こんな時にそういう事を言う輩に限って、外国が他国人を帰化させても、とやかく言わずに「日本にとって脅威」もたいな事を言って悲観論を振りまくんだろうな。それに森本がやっと戦力になりそうな希望を持たせてくれそうじゃないか。

バーレーン戦に誰を招集するか

26日のアウェイの対バーレーン戦に海外組が召集されるかどうかが楽しみの一つになったが、中村俊輔は呼ぶだろうか。過酷なスケジュールとコンディションを考慮したら無理なような気がするがどうだろう。最終予選には必要かもしれないが、まだこの時点では非常事態では無いので絶対に呼ばなくても良いと思う。連係で不安の部分もあるが「中村憲剛」「遠藤」「鈴木」「高原」等と一緒にプレーするのは初めてではないから、少しの練習でもなんとか形にはなるはずだが、ここは岡田の決断次第で決まる。

 召集するとしたら「松井」が良いのでないか。ポジション的には「山岸」の所に入れば良く、連係には不安の部分はあるが、個人技は高いレベルにあるから個人で打開出来るし、組織プレーとパスワーク偏重の中で、チームにアクセントをつけて攻撃パターンを増やす効果が期待出来る。

 対ペルー戦で守備的な「中田」とボランチの「稲本」の二人は周囲と全く合わずにリズムを崩す負の部分ばかりが目立ってしまったが、現在の岡田はオシム色からの脱却途中であるのと、サイドで攻撃的な役割を担う松井は、それほどの違和感がなく溶け込める可能性が高い。大久保が復帰する見通しが立っているが、コンディションが整わなかった時や、大久保をFWで松井をMFの左で同時起用しても構わない。

 後は、「高原」の回復状態が気掛かりで、まだ満足出来ないようならば「田代」を軸にするのかどうかと、DFでは「トゥーリオ」を招集するのを期待したい。「加地」「三都主」「前田」が負傷で使えずに、他の代表メンバーもまだ完治していない選手が多いという非常に厳しい状況の中で、どうやりくりするか岡田の手腕を見極めたい。

監督の差が出た・「浦和対マリノス」

浦和レッズがマリノスに負けたが、ポイントは、浦和の攻撃陣が昨年とは変わっているのにも関わらずに、オジェックが何も手を打っていなかった事にある。

 昨年のツートップは「ワシントン」と「永井」だったが、「高原」「エジミウソン」ではタイプが違うし、それに加えてMFでは「長谷部」が抜けて「ポンテ」が離脱してる中盤の構成も異なるのだから、攻撃パターンが昨年と異なるのは当然である。したがってキャンプ中でも、そのことを前提にした戦術練習が行われていなければならない。
 マリノス戦に関して言えば、「高原」と「エジミウソン」の二人のコンディションが良くなかった訳で、マリノスが1人退場後に「永井」「田中達也」投入で4FWにしてスペースを消してしまうなどは、ある意味、悪循環だったともいえる。

 オジェックのミスは明らかだ。
昨年とは攻撃陣が異なるのに、戦術変更も含めた練習を行った形跡が無い事。
ポンテ復帰までの対応の見通しが甘かったのではないか。

 この2点の意味するところは、補強が不十分だったのと、キャンプ中の練習が失敗だった事を意味する。おそらく「オジェック」は代表に主力メンバーを取られているから、紅白戦を繰り返す事によって、選手間のコンビネーションを高める事に重点を置いたのではないだろうか。本来ならば「高原」「エジミウソン」の二人を活かす為の攻撃パターンや、ポンテがいない場合の中盤の組み立てなどの、戦術練習に時間を費やすべきだったのではないか。

 それに対して、マリノスの桑原監督が、10人になってから、坂田を入れたのは冒険でも積極的な姿勢でもなんでもない。理にかなっている采配である。
 退場になったのがFWのロニーである。ここで更にFWに代えて守備の人間を入れたならばどうなるか。前線を放棄する事になる。その結果、浦和の波状攻撃を浴びて力尽きるかもしれない。
 相手が優勝候補の浦和だが、圧倒的な強さがあるわけではなく、しかもコンディションに問題があり攻撃陣が有効に機能していないのがゲームの途中でも明確となった。だからスピードのある坂田を入れる事で相手にカウンターへの備えをさせる効果を期待し、またトウーリオの攻め上がりを防ぐ意味もあったのではないかと思われる。

 9日付の「スポニチ」紙上で「スポーツライターの誰かさんが言ってたような」自分たちのゴールから一番遠い選手を替えるのが、一見、セオリーで理にかなっているように思うが実はそうではない。
対戦相手の特徴や状況や相対的な戦力比較・それと時間帯、ゲームの流れ、等を読んで分析して一人退場となった時も、誰と誰を代えて、交代選手に何を求めるかで、選手起用方法は異なるのだ。FWを一人は残して置いて、中盤には第二列目から飛び出す能力のある選手を入れる。
 
 特にトウーリオのような攻撃が大好きなCBが居る相手に対しては、ツートップのFWを二人とも外してしまいMFとDFだけで固めて守って逃げ切るだけしか考えない采配は、一方的に押し込まれる展開となり自滅する危険性がある。だからトップには誰かを残しておく必要がある。
 また中盤の誰を替えるかという点で行けば、消耗して疲労が心配される選手か攻撃力はあるが守備に問題がある選手を替えれば良い。そう考えたら坂田を投入した桑原采配は理にかなっているといえるのだ。

 その判断を、見極めをどうするかが、監督に任せられた「駆け引き」であり「采配の妙」でもあるのだ。

 したがって勝負を決定づけたのは、両クラブの選手の戦力の差ではなくて 「監督の采配と適切な戦術選択」であった。


2008シーズン第1節を終えて

 Jリーグが開幕したが、開幕カードで格下と思われていたクラブが健闘したおかげで、下克上の雰囲気が漂う油断のならないシーズンになりそうな予感がする。優勝候補と予想された4クラブのうち、鹿島だけが快勝を収め。残りの3クラブは不本意な結果となった。
 
 ひょっとしたら大勝かと期待された川崎はヴェルディに大苦戦の末に引き分けに持ち込まれ、ガンバは主力が抜けて大幅な戦力ダウンとなったはずの千葉と引き分け、浦和はマリノスに完敗と言われても仕方がないようなゲーム内容だったようだ。 それ以外にも、優位が予想されたジュビロが柏に、また清水もホームで大分に、それぞれ敗れてしまった。

 各クラブのサポーターの一喜一憂する姿が想像されるが、残念な結果になっても、まだ始まったばかりだから、いくらでも挽回可能な時期だというのを忘れないように。

 たとえば、浦和とガンバは代表に主力選手を取られたり、レギュラークラスの移籍や入団に伴い、まだ連携やチーム戦術等に問題があるようだが、これらはシーズン中の練習と実戦を通してクリアーするしかないだろう。開幕から負け知らずの全勝優勝などあり得ないのだから、立ち直る時間と機会は十分にあると思えば良い。

 また健闘したクラブは、一シーズンを通して同じレベルのゲームが出来る保証はないのだから、あとは、どこに照準を合わせてリーグ戦を乗り切るかという課題がある。だから、例えば浦和や川崎といった上位陣と予想された相手に対して善戦健闘したのに、自分たちと同レベルか格下の相手に対して、引き分け・敗戦を繰り返すという結果を残すクラブが現れても不思議ではない。
 そういう事はリーグ戦ではよく見られる光景で、優勝候補と評判が高いクラブは標的となり厳しいゲームが待っていると覚悟して臨んでもらいたい。標的となるという事は、相手に研究されて対応策を練った相手が待っているという事だ。

 第1節が終了して「千葉」と「ヴェルディ」が、以外とやるんじゃないかと期待出来そうなようだが、安定した力を発揮出来るかどうかは疑問だが、上位陣以外の相手に対してどこまで戦えるか興味深い。両クラブとも監督が交代して新しい色を出す上に、キャンプでは全体練習を行う期間もあったのだから、意志統一という点では徹底されていると思われる。特に開幕当初はモチベーションも高いから、対戦相手にとっては厄介な相手になるかもしれない。

次の第2節が楽しみだ。


 


 

Jリーグ優勝に向けた重要なポイント

 いよいよ、明日Jリーグが開幕する。そこで順位予想といきたい所だが、各クラブのキャンプやプレマッチを見てないから判らないので、順位予想は難しい。

「鹿島」「浦和」「川崎」「ガンバ大阪」が有力という見方が大勢だが、たしかに順当な所だと思う。浦和とガンバは選手層が厚い。鹿島は安定した戦い方が出来そう。川崎は爆発力がある。この中からどこがタイトルを獲るか決め手になるのは、なんだろうかと考えてみるとだ。

1・一シーズンを通して安定したゲームが出来るか。
2・主力が負傷した時に穴を最小限に防げるか、あるいは采配で穴埋めできるか
3・良いコンディショニング
4・攻守のバランスが取れているか。

 こんな事は誰でもすぐに思いつくだろうし、実際にタイトルを取る上で重要なポイントだ。しかし、もっと大きくウエイトを占める要因があるのが、他国のリーグでは見られないであろう、Jリーグ独特の特徴だ。それが悪名高い「ベストメンバー」規定だ。

 もしオジェックが、ベストメンバーの起用で全ゲームを乗り切ろう等という愚行に拘らなければ、昨シーズンのJリーグの優勝と、おそらく天皇杯も、「浦和レッズ」がダブルタイトルに輝いていたであろう。

 昨シーズンの浦和は大きな教訓を残してくれた。それは、どんなに厚い選手層を準備しても、いつも同じメンバーでゲームに臨んでいたら、主力メンバーは疲労蓄積、控えメンバーは実戦から遠ざかりゲーム感覚が鈍ってしまう。その結果、明らかに勝てるはずの格下のクラブとのゲームを落とすいう事だ。

 そこで次のポイントが非常に重要になってくる。
ベストメンバーの許容範囲内で、どのように選手のやりくりをして1シーズンを乗り切れるかだ。特に今シーズンは北京五輪とW杯予選が行われるから、従来のシーズンよりも不確定要素が入る比率が高くなる。監督とコーチングスタッフの采配の見せどころであり、フロントの理解度とJリーグ当局との駆け引きが出来る政治力・交渉能力も問われる。

 ACLに出場しない分だけ「川崎」が有利だと思うが、主力7人抜きでも大幅に戦力ダウンしないガンバの総合力は捨てがたいのではないか。

川崎フロンターレの対応に関心あり

開幕戦の「ヴェルディ」戦のチケットが、アウェイ側が3000枚売れ残っている件に関して、アウェイゾーンの縮小も検討するという適切な判断が出来そうなのでホッとした。
当初、フロンターレは「ヴェルディサポーターに来て欲しいです」等とトンチンカンな事を言って、異常な動員キャンペーンを行う計画を立てたようだが、時間と労力と金の無駄使いは辞めろと言いたい。

異常な動員キャンペーンとは以下の通りだ。

1・東京Vのおひざ元である小田急線「読売ランド前」駅前でも集客チラシを配布することになった。

2・キャンペーンは東京Vを意識して小田急線6駅をはじめ、JR南武線など計18駅で行われる。午前7時30分からと午後6時30分からの1時間ずつで、武田信平社長(58)自ら陣頭指揮を執り、クラブのスタッフが開幕戦告知チラシを配る。

 これらが、なぜ異常な事で間違っている事か理由は簡単だ。
ヴェルディは地域密着を重視していないクラブなので、小田急線や南武線の沿線住民だから、ヴェルディのサポーターだという可能性は高いとは言えない。他のJクラブなら常識ともいえる「地域住民=サポーター」という図式はヴェルディに関しては当てはまらない。だから、どれだけ効果があるか疑問だ。

開幕戦はアウエイゲームだけど、応援に来てください。アウエイゾーンに3000枚のチケットが残ってるので余裕があります。などとヴェルディサポーターに呼びかけるのは、ヴェルディのフロントがやるべきことではなかろうか。なるほど収益は川崎に入ってヴェルディには入らないから動かないとしたならば、そういう考えは興行であってスポーツ文化ではない。地域住民やサポーターとの繋がり、結束力を高めるとか、サポーターを増やす活動とも関連してくるはずだ。
 

アウエイ・サポーター側のチケットの売れ行きが悪いならば、ホームのサポーター用にチケットを回せば良いだけだ。次回からは今回の実績を楯に、ヴェルディサイドにに対しては1500枚しか用意しなければ良い。今年は優勝出来る可能性があって、アウェイゾーン以外は完売ならば、見に行きたい・応援に行きたいけどもチケットが入手できないという人だって必ずいるはず。だから、アウエイゾーンを縮小するのは理にかなってる。

「敵サポーター動員」なんか辞める。レッズのように、「スタジアムの大半を味方サポーターで埋め尽くす」ホームゲームなんだから、まず地元の住民とサポーターズクラブのメンバーにスタジアムに足を運んでもらう事を最優先に考えれば良い。

 アウェイゾーンだから、相手のサポーターに来てくださいなどと律儀に活動するのは愚の骨頂である。前売りでさばけなかったら当日売りに回せば良いだけだ。


ラモス発言には違和感を感じる

 ゼロックス・スーパーカップは大荒れの展開になってしまったが、主役となった家本主審に関しては、以前から警告乱発で何かと問題のあった人物だから、「あっ!またやったか!」と思われても仕方がないだろう。

イエローカードを乱発するというのは、いくつかの要因があるが、選手の側に問題がない場合は、主審の権威の乱用で、レフェリングに問題があると解釈される。警告をして威圧しないとゲームコントロールが出来ないようでは、審判技術以前のどこかに問題か欠陥があるのではないだろうか。

 冷静さを欠くとか、判定に一貫性が無いとか、選手や監督への対応の仕方などを検討すると、やはりメンタルコントロールに問題があるとしか思えない。国際審判員だから、海外のゲームや大会でも笛を吹くと思うと、大事件の主役になる前に手を打つべきと考える。審判委員会は、そういう視点で評価し判断してもらいたい。

 そして新たな問題が発生した。
ラモスの次の発言だ。

「鹿島はもったいない試合をした。2-1か3-1で勝っていた試合だよ。
あのPK判定からおかしくなった感じはあったけど、すべてを審判の責任にしてはいけない」。
試合後、家本主審に猛抗議した鹿島イレブンに対して厳しい意見を口にしたと報道されている。

 一部報道では「冗談じゃないよ」という、ラモスが度々使うセリフまでもが飛び出したという。

 鹿島サポーターの中には、ラモスがいちいち口出しする事ではないだろうと思った人もいるはずで、
なぜ厳しい意見を言う必要があるのか不思議だ。鹿島の事を思っての叱咤激励と非常に良く解釈するのも可能だが、何故、ラモスなのかという点が問題となる。
 ラモスは現役時代には、味方のチームメイトや審判に盛んに文句を言っていた過去の実績が十分すぎるほどある。自分の怠慢プレーやミスを反省するべきなのに、負けたら仲間のせいにした事はなかっただろうか。
 
 現役時代を知ってる者から言わせてもらえば「ラモスが、この手の発言をしても、全く説得力が無い。審判や選手にあれだけ文句を言ったり抗議していたのに、今頃になって、何を言ってるのか!」
「なぜ、鹿島の選手やフロントの対応に関して、冗談じゃないよと言うのか」「怒りの矛先は主審に向けられるのが筋であって、過去、ラモスがどのような状況で、この冗談じゃない発言を行ったかを振り返れば、越権行為とみなされても仕方がないと思う」
 自分の現役時代の行動を反面教師として、鹿島イレブンに対して厳しい意見を口にしたのならば、理解できない事でもないが、そんな事はどこにも書いてない。
 
そもそも、この問題で、なぜラモスが発言しなければいけないのか。なぜ一々記事にするのか。必要性があるのか。今のラモスは評論家ではなくて、Jリーグの1クラブの「ヴェルディ」のフロントの人間だ。コメントは控えるべきだったんじゃないか。





対戦相手のサポーターの動員力に期待するのは営業放棄だ

 Jリーグが今シーズンの観客動員950万人を目標とするそうだが、大変に結構な話だと思う。実現に向けてJ1J2各クラブとも頑張ってもらいたいが一つ注文をつけたい。
 
 クラブの中には対戦相手のサポーター向けチケット販売に力を注ぐとか、浦和レッズのサポーターの動員に期待するような 【営業努力?】 をにおわせていた所もあるが、そのような戦略は完全に間違っているので即刻中止としてもらいたい。
 なぜなら、自分たちのクラブのサポーターや地元の地域住民が、大勢スタジアムへ応援や観戦に来てもらって入場者数を増やすのが本来の姿だからだ。そうしないと、場合によっては対戦相手のサポーターの方がスタジアムの中で多数を占めるという光景になってしまう。どう考えてもおかしいじゃないか。Jリーグが誕生当初「サポーターズクラブ」とか「地域密着」という発想を元に大衆化を目指した流れに逆行するのではないか。
 それではホームでやってる意味がない。ホーム&アウェイじゃなくて、アウェイ&アウェイである。昔のプロ野球はそうだった。巨人ファンの方が多いのが普通だった。

 だから、このような発想は基本的に興業であるし、プロ野球と同じパターンを追従することになる。
プロ野球でいえば「読売巨人軍」との試合・要するに人気の巨人戦で「テレビ放映権料と観客の入場料収入」を稼ごうという営業と同じになる。
 現在のJリーグの場合は、浦和レッズ戦が巨人戦に相当するような形になるのだが、ハッキリ言って貧困な発想というか、精神が卑しい。

 浦和レッズは、Jリーグ誕生当初から弱くて成績が悪くても、J2に降格しても「自分たちクラブのサポーターを増やす事と地域に密着する事に大変な尽力を費やした」それが今、実を結び各クラブの目標となるような存在になった。
 当時の超人気クラブだった「読売ヴェルディ」のサポーターにチケットを買ってもらって入場者数を増やそうとか、埼玉県をフランチャイズにする「西武ライオンズ」と提携して共通チケットを販売しようとか、そのような営業努力に重点を置いただろうか?

 他のクラブも同様で「ヴェルディ人気」に、おんぶに抱っこの営業はしていない。対戦相手のサポーターの動員力に期待するなんてのは「営業努力」ではなく「営業放棄」だ。

 たとえば「マリノス」なら、横須賀を準ホームにするよりも、まず横浜市民にサポーターになってもらってスタジアムに足を運んでもらえるような努力をするべきだ。浦和レッズは弱くても、全国的な人気スター選手が居なくても、日本代表がゴロゴロと並んでなくてもサポーターは増えたし、地域住民の支持を得て、自治体との良好な関係を築きあげることに成功したじゃないか。

 東京ヴェルディを見れば良い。ホームゲームなのに、対戦相手のサポーターの方が多い時もあったそうじゃないか。それを情けないとか恥ずかしいと感じるのが本来の姿である。

ジェフ千葉ならば「京葉線や総武線沿線をジェフ一色に染めてみせる」とか、柏レイソルなら常磐戦沿線をレイソルサポーターの温床地帯にしようとか、そういう意気込みで取り組んでもらいたい。





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