サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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犬飼会長の女子サッカー強化案に関して

 犬飼会長が女子サッカーの強化策の一環として、Jリーグ各クラブに
女子のトップチームを持つ事を提案するという。

 大変に素晴らしい構想で、基本的には自分も賛成したいが、
大きな疑問がある。それは女子のトップチームを持つと言う事は、Jクラブは
現在抱えているチームに加えて、新たに1チームを余分に保有するという事
になるのだが、その運営予算はどうするのかという点だ。

 Jリーグクラブは、J1・J2とも、緊縮財政で身の丈のあった運営をしている中
、累積赤字が解消されていない、単年度でも収支決算が苦しい状況にある。

 犬飼会長は現役引退後は、ただのサッカーバカや、指導者やマネージャーでは
なく、また、丸の内の某企業の系列の子会社の幹部にしかなれない 【小物】
 と違って、三菱の有能なビジネスマンとして欧州勤務の経験がある人だ。

先のJリーグの秋~春へのシーズンの移行制の発言でも、積雪地対策に関して、
何の解決策も提案していないが、今回の女子チーム所有の際の各クラブの運営
資金をどうするのかという裏付けとなる対策も話されていない。

 良い事や希望ならば、誰でも提案できるが、協会の会長ならば、その提案の
実効性や予算的な裏付けを伴った提案をしてもらいたい。

犬飼「会長」の前任者であられる、川淵 「元大尉」 殿は、思いつきで色々と
発言して、さらに強権を発動して実行してしまった事もあるが、その場しのぎの
思いつき発言は控えるべきだろう。

 たとえば、今、協会が取り組んでいる「こころのプロジェクト」や「グリーンカード」
等の≪偽善事業≫に使ってる予算を全部カットして、女子チーム運営に補助金を
出すなどと言う具合にすべきで「先立つ物がないと動きたくても動けないんだ」

ちなみに「夢は実現する」等と言うのは真っ赤なウソで、実際には実現しない
方が圧倒的に多いのが世の中の現実である。だから実現した人の感動と喜びは
本当に大きいし、希少価値があるんだ。

 「こころのプロジェクト」の影響で、夢は必ず実現すると信じて破れてショックと
絶望で、悲観した若者がキチガイとなり、刃物を振り回して通り魔になったら、
サッカー協会は責任を感じるのだろうか?
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なでしこ・アメリカ戦とドイツ戦の内容に関して

 なでしこは残念だが4位に終わった。ベスト4に残った中では実績・総合力
いずれも4番目だったが、準決勝のアメリカ戦・3位決定戦のドイツ戦、
少ないながらも得点と勝つチャンスはあったのだから、希望のある敗戦として
受け止めよう。

 日本の通用した事と、しなかった事を再点検して修正と改善に努めて、
ロンドン五輪に向けた準備を明日から始めなければいけない。

 日本の戦い方とゲーム展開はアメリカ戦・ドイツ戦ともに共通していた部分が
多いため、長所も課題も明確になったのは、今後の対策を立てやすい。

 2戦とも、立ち上がりから20数分までは、日本が完全にゲームを支配した。
その時間帯に得点出来たのがアメリカ戦で、ドイツ戦も何時でも得点出来そう
な雰囲気になった為に、期待感と勝利の可能性を強く感じさせてくれた。

 だが日本は、それ以後は攻めあぐんでしまい、アメリカ戦では25分以降、
ドイツ戦では35分以降、完全に相手にゲームの主導権を握られてしまった。
ボールをキープしてる時間が長い為に、ちょっと勘違いしがちだが、
実は、中盤で潰されたり、パスをカットされてカウンターを仕掛けられて、
大慌てで守備に回るという展開が続いたのである。

 2戦とも、相手がスタミナ切れを起こすだろうという期待感と、実際に足が
止まりつつあるような光景が見られたが、先に運動量が低下したのは日本
の方だった。これは相手のスピードとフィジカルの強さに対抗する為に、
キックオフから激しく動き回るという戦術のリスクである。

 日本が低身長の割には単純なハイクロスなどの攻めには対応できるのと
、池田のラインコントロールの巧みさでカバーする守備を研究し、ボールを奪う
と徹底的に両サイドから、スピード勝負を仕掛けて突破してからクロスを入れる
か、内側に切れ込んでからSHを狙うという攻めを、アメリカもドイツも選択した。

 日本はアメリカ戦では、DFの右サイドの安藤が全く問題外で、ドイツ戦では
左サイドの矢野が速さに完全に振り回されてしまい、2戦とも、このポジションが
最大かつ致命的な「穴」となった。この2戦で起用された「原」も対応に苦しみ、
フィジカルの差はどうしようもない弱点だった。ボランチの「沢」「坂口」も守備に
回る時間が長くなり、それは攻撃力の低下となった。

 2戦とも、後半の日本に得点の可能性が出てきたのはリードされてから
FW陣を入れ替えた80分過ぎからの総攻撃体制になってからのものであった。
ドイツ戦で51分に沢のSHをGKがセーブしてCKになった以外は、
アメリカ戦は20分から、ドイツ戦は27分から、いずれも80分までの時間帯に
おける、日本のチャンスは【 ゼロ 】である。

日本は2戦とも、相手のMFの両サイドの選手の、速さとパワーを全面に出した
攻撃に対して、なす術なく完璧にやられてしまったのだ。おそらく今後対戦する
相手は、この2ゲームを参考にして日本対策を練ってくるだろう。

 これから4年間、身体能力が高い選手、走るのが早くてボディコンタクトの
強いサイドバックが出来る選手を育成しないと、世界のトップクラス相手には
苦戦するに違いない。
 DFのラインコントロールと中盤からの囲い込みだけでは限界があるし、
攻撃ラインの選手が守備に回る時間が長く消耗してしまうリスクが大きいのが
判ったのが、今大会の教訓でもある。

アテネ五輪でのアメリカ戦・W杯でのドイツ戦、いずれも防戦に追われて完敗
し、勝負どころか、まともな試合に持ち込むのが精一杯だったのが、やっと
勝負が掛ったゲームが出来るようになったのを高く評価したい。

 4年後には、必ず勝ってメダルを獲ろう。
そして、沢には色はなんでも良いから、メダルを掛けさせてあげたい。
だからあと4年間、現役を続けてもらいたい。
 

祝、女子代表ベスト4進出!

 北京五輪・準々決勝の対中国戦は日本の完勝だった。

ノルウェー戦の勝利が歴史的な勝利と思わせたが、この中国戦も内容といい、
ゲームの位置づけといい、歴史的な1戦で輝かしい勝利を収めたといえよう。
90分を通じて、アウェーゲームを感じさせない内容で、完全に中国を翻弄
したのは今後に向けて大きな自信となる。五輪という大舞台で、トーナメントに
入ってから地元と対戦して「やりたい放題」やって完勝したのだ。

 逆に中国は相当なショックでダメージが大きいだろう。特に8月15日という
特別な日に、第八路軍の根拠地だった土地で行われた決戦での無様な敗戦の
ショックは、どれほどのものだろうか。
 これで日本コンプレックスが生じるのを期待したい。

日本はペナルティーエリアの外側からでもコースが空いたら積極的にSHを
打っていき、しかも大半が枠の中、若しくは近い場所に行ったのが素晴らしい。
色々な選手が絡んでいたように見えたチャンスの大半は「大野」か「永里」が
最終的にSHという形になっていた。足元に弱点があるという中国CBが、
この二人に対応出来なかったわけで、もし自分が監督ならば、次に日本と
対戦する時にはDF陣の構成を変更するだろう。
宮間・安藤・坂口・沢の中盤で気がついただろうが、「上手い選手が汗をかき
水を運ぶ」と、こういうサッカーが出来るという事だ。

中国は前半は何も出来なかったと言っても過言ではない。最初に日本ゴールに
迫ったのが、なんと34分のFKであり、チャンスは44分の池田のバックパスミス
から得たもので45分のCKが唯一の決定的なチャンスだった。
 地元で圧倒的な声援の中で行われたものとは思えないような劣性だったのが
判るではないか。

後半の中国は高目からプレスを掛けて、中盤からパスを回して来るようになった
が、決定的なチャンスは77分のCKと84分の「9」の強烈なSHだけであった。

パワープレーに出て来られた時に対応できるかの不安があったが、消耗した
中国は猛攻を仕掛ける体力はなく、監督も総攻撃体制に入る采配をとらずに、
ノルウェー戦に続いて、日本の良い所ばかり目立つ展開になった。

日本の不安はやはり守備だ。
 守備は池田のラインコントロールと中盤からの囲い込みが有効だったが、
個人技と戦術の優れた相手に機能しなかった時にどうするかという課題がある。
アメリカ戦での後でも、感じたが高さ対策は絶対に必要だ。
このゲームでも中国のチャンスはCKと強引なロングSHからのものだった。

準決勝の対戦相手は一度対戦したアメリカだ。
グループリーグで対戦した時には、実は日本の決定的なチャンスは87分の
丸山のヘッドの、わずか1回だけだった。
他にチャンスと呼べたの13分・18分・32分・46分と4回。

アメリカのチャンスは11回、そのうち決定的なチャンスは6回あった。
福元のスーパーセーブが無かったら、大量失点していた。それが現実だ。

ただ、日本はピッチ状態の悪さに相当、悩まされていたようだし、ベスト4に
残った事でチームの士気が全く違う。さらに近賀が見違えるような安定性と
有効な攻め上がりを見せている。たぶん、内容的にはもっと良いゲームが
出来るはずだ。

女子は、もう歴史は造ったが、これから先は上澄みするだけだから、何も失う
物はない。思えば、自分がサッカーにのめり込む切っ掛けとなったのが、
1968年のメキシコ五輪銅メダルだった。2008年の北京が女子サッカーの
新しい歴史のスタートとなり、これをきっかけにして新たなファンが生まれる
事を期待したい。


女子代表・ノルウェーに大勝

 女子が準々決勝に進出したのは本当に良かったと思う。

ここまでW杯も過去の五輪も「よく頑張った」で済ませざるを得ない状態
だったが、このノルウェー戦は一気にツキが回ってきたようだ。
決定力不足なのに大量5得点を挙げたから課題は解消なのかというと、
そんな事はない。毎回、5点平均の得点を取れるはずがない。
こういう時もあるんだと思えば良いだけだ。

大野や原の得点シーンを見て気がついたと思うが、男子だと、あのような
相手DFと一対一で勝負になった場面でどうなるだろうか?

1・簡単に潰される
2・サイド、特にコーナー付近に追い込まれる
3・ドリブルで突破するよりも、周囲に見方を探して見つけたらパスを出す
4・酷い時には、自分は仕掛けないで、見方が上がってくるのを待つ
5・そのために、マイボールになった時に、周囲を見てパスコースを探す。

だから、積極的にドリブルで仕掛けて交わしてのSHは本当に見事だった。
カウンターアタックになった時に、一人でドリブル勝負出来る時には、
周囲に構わずに単独で行ってSHすれば良いだけだという事を学んで欲しい。

 組織で攻めるのが良い事、良いサッカーだと異常に強調された結果、
あのような時には「単騎突入はいただけない」と批判的に評論するのが
通だと思われたり、サッカーを知っている人なんだと誇示するような雰囲気が
一部のオールドファンやジャーナリズムには存在する。

昨日は久しぶりに痛快な気分を味わった。

準々決勝は地元の「中国」だが、今までもアウエーで対戦しているので、その経験が
活きてくるように思う。PK戦にもつれ込んでも構わないから、勝って準決勝に
進んで≪歴史を創ろうじゃないか≫

対ナイジェリア戦の教訓

 北京五輪の対ナイジェリア戦は善戦健闘及ばず無念の結果となってしまった。
一見、あと一歩まで追い詰めたというように見えるが、最後の局面での差は
大きかった。

 両チームの決定的なチャンスの数は、ほとんど変わらない。
日本が前半1回・後半4回、合計5回
ナイジェリアが前半2回、後半3回、合計5回

だが、内容が大きく異なる。ナイジェリアの方は本当に得点になりそうな形だった
のに対して、日本は決定的ではあったが、SHが弱かったり簡単に防がれるような
ものであった。

 ゲームは前半は潰し合いの展開だったが、後半に入って激しく動いた。
どうしても勝たねばならない日本が思い切って前掛かりになって攻めに出た
のに対して、カウンター狙いのナイジェリアというゲーム展開は、なかなか見応え
のあるものだった。

 このような展開になった場合、明らかに格下のチームにとってハンディとなる。
なぜならば、本来の力関係から検討すれば【自滅するような戦い方】を選択
したようなものだからだ。だから、一見日本が攻めこんでていたように見えるが、
実際にゲーム全体を支配していたのはナイジェリアであった。

 ナイジェリアのカウンターを見れば、守りに守ってから仕掛けたのではなくて、
日本のパス回しのすきを突くか、孤立した選手を狙って奪ってから仕掛けた
ものであった。
 例えば、1点目の攻めなど意図した通りのものだったに違いない。
香川を囲い込み、奪った途端、一気に4人がゴールに向かって一糸乱れず
襲いかかっていく姿が、この日のナイジェリアのゲームプランを象徴する
ものだったように感じる。

 今回の敗戦に関して、「こうすれば勝てた」とか「戦い方によっては、なんとか
なったのでは」とか、そういった采配や戦術的な指摘をするジャーナリストが
出てくるだろうが、それではまた同じ事を繰り返す事になるだろう。

 我々は ≪敗戦から学ばなければならない≫
学ぶという事は、采配ではなくて根本的なものでなければならない。
選手育成や強化の方法や、日本サッカーの方向性や世界を相手に勝つ為に
必要なものを再検討しなければならないという事だ。

≪自分たちのやり方・日本の特徴を出して戦う≫
それでは、ボールキープして細かいパスを回す事は出来るが、
勝負には勝てない事が明確になったのが、この五輪の教訓である。

ナイジェリアとの身体能力の差、他の参加国との比較や過去のゲームを含めて
シュートのお粗末さ、決断力、は改善しなければ未来は無いかもしれないという
不安が絶望感につながるように思う。

 Jリーグ選抜とKリーグ選抜で犬飼会長が指摘したのだが、
チャンスや勝負を掛けた場面での、思い切りの良さ、一気に相手ゴールに
向かう集中力や判断力なども、アメリカやナイジェリアとの差は大きかった。

W杯や五輪に出場して組み合わせに恵まれたら、ベスト16かベスト8に
残れるかもしれないが、それ以上の成績を残したければ、現状の継続では
多くは期待出来ないと感じるほどのショックだ。


 

女子もアメリカに0-1

 女子の対アメリカ戦は0-1で負けたが、はっきり言って惜敗というよりも完敗
に近い内容だった。1失点で済んだのはGK福元のスーパーセーブとDF陣の
奮闘があったからで、残念だが現状では、これが一杯一杯じゃないか。

 選手が一生懸命やっていたのは見ている者に伝わってきたし、男子よりも後味
は悪くなかった。失点場面も、あれは決めたアメリカを褒めるべきでだろう。
ちょっとレベルの違いを感じた。

選手個々の判断力と監督采配に、男子よりも柔軟性がある点を評価したい。
例えば、前線の選手が厳しくマークされている中で、フリーになる「原」にSHを
狙わせたり、パスやボールの処理なんか男子よりも芝生に適応してる。
3BKにして総攻撃体制にしたり、近賀と安藤のポジションを入れ替えたりと、
「リードされた状態で、なんとか手を打つ」姿勢が反町よりも鮮明に出ている。

 W杯の時にも感じたが、走力(走る速さ)に身体能力の差を改善しないと、
ベスト8を狙うのは苦しいんじゃないか。攻撃はテクニックとアイデアと機動力で
なんとかなっても、守備に回った時にハンディが大きすぎる。

 身長が170CM台で、運動神経が発達している人材がサッカーに入って来ないと
アメリカや欧州勢の上位クラスと、まともに戦って勝つのは容易ではないと感じた。 

北京五輪・男子・対アメリカ戦

絶対に勝たなければいけないゲームに負けてしまった。
内容でも、チャンスの数でも、サッカーの質でも完全に上回っていたのに、
残念と言うよりも、相当に悔しい敗戦だ。たぶん選手たちは負けた気がしない
のではなかろうか。

このアメリカ戦から学んだ事と言うとだ。

1・技術レベルが高く華麗なパスワークが出来るチーム
2・質の高いサッカーをするチーム
3・ボール支配率が高く、決定的なチャンスを多く作ったチーム
4・個人技も総合力でも上のチーム

サッカーとは、このようなチームが必ず勝つとは限らないスポーツだというのを
再確認した事か。

そして、さらに付け加えれば、

1・ゴールは獲れる時に取らなければいけない
2・泥臭くても勝負強いチームが勝つ
3・日本の恵まれたピッチ状態を基準にしてはいけない

失点場面での水本のプレーは、クリアーだったのか、繋ぎのパスなのか?
クリアーならば、もっと大きく蹴り返すか、タッチラインを割るように大きく蹴りだす
べきなのだが、ペナルティーエリア内にグラウンダーのボールでは、アシストを
した形になってしまった。

アメリカの決定的なチャンスは、得点場面以外は73分に交代出場した
「12・アルキドール」が80分に抜け出して西川と一対一になったのが
あるだけで、他にはハッとしたのは32分の「11・アドゥー」のトリッキーなSH
があっただけで、後は、チャンスは全く無かった。
それでも結果は1-0の勝利だ。それがサッカーというスポーツの怖さだ。

【 決定力不足 】なんて言い方は止めた方が良いのかも。
【 SHが下手な攻撃陣 】とか
【パス回しばかりで積極的にゴールを狙わないスタイル】
等と表現した方が刺激になるんじゃないか。 

アフリカ人の審判の判定は、昨日の女子に引き続き狂っていた。
≪おかしかった≫のではなくて≪狂っていた≫と断定すべきだ。

あのような判定がアフリカのスタンダードならば、
他の地域とは異なるルールでサッカーをやっているとしか思えない。
おそらく、日本で笛を吹かせたら3級レベルの人間が、
アフリカに居るお陰で、国際審判員になれて五輪で主審をやれるのだろう。

自分には、二日続いた不思議・奇妙な判定に関して、
それ以外に適当な説明と解釈が思いつかない。

ただ、日本協会とJリーグ幹部は、審判の判定に異議を唱えたり、
マスメディアに向かって、批判的な発言を行ってはいけない。
今シーズンのJリーグにおける主審の判定に関する展開と処理、
それに御通達を顧みれば当然である。

「死の組」とは、対戦相手の組分けだけではなく、こういう審判が割り当てられて
しまう事も意味するのであろうか。

収獲は「豊田」が空中戦を含めて、ほとんどで競り勝った事、「谷口」が良い仕事を
した事。それに「内田」が攻めに出た時はアルゼンチン戦同様に効果的だった事。


これで、男子は絶望的だ。予想通りの3戦全敗という結果に終わる可能性が高く
なってきたが、希望的観測として、2戦目・3戦目と中国の暑さに対して、
オランダとナイジェリアが適応に苦しんでくれて、日本有利に働き、奇跡が起こる事
を期待したい。
 

ニュージーランドに引き分ける

北京五輪が開幕した。
女子の対ニュージーランド戦は本当に悔しいゲームだった。明らかに日本の方が
サッカーの質も選手個々の能力も完全に上回り勝てたゲームだったのに、
信じられないミスで不運にも引き分けてしまった。

 まずニュージーランドの1点目

近賀のスルーはただ唖然とするばかり。あの場面でスルーとはどういう判断か?
「絶対にあり得ない判断」で、テレビ放送や一部の新聞には「連係ミス」と
報じられているが、GKとDFの連係の必要という問題ではなくて、例えば、
GKが声を出さなくても、逆サイドのDFはクリアーするかストップしか、やる事は
ないんだよ。自分の後方から相手選手がつめて来るという前提でプレーするのが
セオリーで、最低限、確認するべきで、「連係」ではなく「判断」ミスだ。
判断ミスがあった原因として考えられるのは、五輪の重圧で緊張があったとしか
思えない。近賀は、その後のプレーは安定していたから、きっとそうだろう。

ニュージーランドの2点目。

 なぜ、あれがPKなのか、誠に不思議な判定だ。
その直前に坂口にイエローカードを出したが、あの時点で主審は興奮していた
のであろう。主審があの程度の事で興奮するようでは「失格」である。
ゲームコントロールが出来ない危険性があると考えた方が良い。それがCKでの
不思議な判定につながったに違いない。確かに日本のDFが押したようにも見える
が、そういう時に悪意に解釈したという事と、もし押してたとしても、あの程度で、
ファウルと判断されたら、DFはゴール前で競り合えなくなってしまう。

以上のように信じられない二つのミスで失点した以外は、完全に日本ペースで、
相手GKの神がかりのファインセーブで「大野」の決定的なSHが防がれたのが
非常に痛かった。

 完全に勝てたゲームを、あわや敗戦という状況を救ったのが「沢」と「宮間」だ。
沢はやっと五輪で得点出来たが、素晴らしいボレーSHで、これがワールドクラス
のプレーだという手本のようなゴールだった。精神的に頼りになる存在で、
ず~っと現役を続けてもらいたいくらいだ。
 
 宮間は沢の後継者になれるんじゃないか。大事なPKを任されても決めたし、
リフティングで相手を翻弄した時には天才じゃないかと思ったほどだ。
ゲーム中に緊迫した状況の中で、相手の危険な地域で、重要な場面や時間帯に
あっと驚くような創造的なプレーが出来るというのは、天才の証である。
日本のファンタジスタとして、ワールドクラスの選手になりそうな予感がする。

勝ち点3を計算した相手に引き分けてしまった事で、残りの強敵のうちのどちらか
に勝たねばいけない状況になってしまったが、今日のニュージーランドを参考に
すれば、これだけ実力に差があっても引き分けに持ち込めるのだから、
日本がアメリカに勝つチャンスもあるはずだ。

日本完敗の要因は準備の差だ。

 オールスター戦は、kリーグ選抜が完勝したが、ある意味、順当な結果だった。

 失点するまでは、完全にJリーグ選抜がゲームを支配していた。
K選抜はチャンスらしいチャンスも出来ずに、J選抜の楽勝という雰囲気もあった
のだが、失点後、k選抜に余裕と自信が生まれたのに対して、J選抜は、それまで
の展開がウソのような狼狽ぶりで、後半、一端立ち直ったかに見えたが、あのPK
が、完全にゲームの流れを決定付けてしまった。

 山瀬が止められた後は、トウーリオと小笠原の二人を除き、著しいパフォーマンス
の低下が見られ、それ以後は、何をやっても上手くいかない展開となってしまった。

 完敗の要因は何処にあるか?
采配や選手の能力の差ではない。それは、オールスター戦に対する両国の熱意の
違いにある。K選抜は、このゲームに備えて3日間の合宿を組んで乗り込んできた。
それもリーグ戦が中断したのが7月20日だという。つまり、一端休養してリーグ戦の
激闘から一息入れてから、日韓オールスター戦に焦点を当てて練習を積んできたの
である。
 それに対してJ選抜は、代表合宿終了後の31日には「浦和」「横浜M」が外国勢と
オープン戦を組むというハードなスケジュールをこなした後だった。
合同練習といえば、前日の公式練習、たったの1時間だけである。これでは本気で
勝つ為に取り組んでいる等とは、到底信じられない。

つまり勝敗を決定付けたのは両チームの「準備の差」であり、ある意味順当な結果
だったという結論になるのだ。

 そもそも、前身のオールスターゲームが「単なるお祭りイベント」に過ぎなかった。
日本側には、まだまだ、その流れが続いているのであろう。勝利の為に国立競技場
に乗り込んできた韓国側とは、大きな温度差があったと感じられた時点で、勝負が
ついてしまっていたのだ。

Jリーグ当局は、この大会を、どのような位置づけと捉えているのだろうか?
リーグ戦中断後から、今日のゲームまでのスケジュールを振り返れば、勝利にこだわる
姿勢はなかったし、お祭りイベントを一つ消化する程度の位置づけとしか思えない。
来シーズンの大会で、本気で勝ちに行くならば、コンディショニングに加えて、事前に
数日の合宿、せめて合同練習するような準備をしなければならない。

 
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