サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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五輪に関係なく、2022年W杯立候補に賛成する

 犬飼会長は東京が2016年の五輪開催地に選ばれなかった場合でも
サッカー協会単独で招致ができないか検討しており仮に五輪招致失敗で
18年はあきらめても、22年の開催地に手を挙げる可能性を示したという。

東京五輪がダメだったら、共倒れかと不安だったが、これを聞いて安心した。
常識で考えて18年は「イングランド」が有力だと思うから、22年開催に向けて
照準を当てて立候補した方が良いと思う。

 懸案の8万人以上収容のスタジアムだが、東京五輪が実現しなかった場合、
不可能かというと、そうとばかりも言えない。たとえば、味の素スタジアムや
埼玉スタジアムを増築すれば良いのではないか。

 2002年大会の時に、東京は開催会場にに名乗りすら挙げなかったが、
これは、東京都民にとって屈辱的な出来事であったし、開催地に首都であり
国際都市の東京が立候補さえしなかったのは実に不自然としかいえない。

当時の東京都都知事は「鈴木」氏だったが、サッカーには全く興味が無かった
スポーツ関連で、どんな施設を認可し造ったか、これはサッカー愛好者ならば
知っておく必要がある。

 シンクロナイズドの公式国際大会が開催可能な「超豪華な水泳場」
東洋一と評価が高い「テニス場」
夢の島の「ゴルフ場」

この三つなんだが、都民の税金を使って作られた、これらの施設は、当然の事だが
億単位の建設費と相当な年間維持費が投じられているが赤字の箱モノだ。

サッカー場や、球技全般が出来るスタジアムだって、同様の箱モノじゃないかと
思うだろうが、肝心なのは次の点だ。

 鈴木元都知事の趣味や好きなスポーツってなんだか覚えてるかな?
「水泳」「ゴルフ」「テニス」の3つだったそうだ。

要するに、自分が好きなスポーツ施設は、採算無視で造っちゃったって事だ。
この点を都議会の野党やマスメディアは追求しただろうか?自分の記憶には
残念ながらないんだ。

そして興味も関心もないサッカーのW杯会場地には立候補しなかった。

味の素スタジアムは2002年W杯やJリーグの為に造ったんじゃないから、
今度はW杯の為に増築してくれるように希望する。
 だから、次の2022年大会には、ぜひ東京が会場に立候補して
、国立競技場か、味の素スタジアムの増改築という構想を持って欲しい。

 あるいは埼玉スタジアムだ。建設当初よりは開発されたとはいえ、まだまだ
不便な場所で立地条件が悪い。だから、2022年大会決勝戦仕様への増築
と同時に、周辺の開拓とインフラ整備も兼ねた一大事業にするような方向性
に話を持っていけば良いと思う。




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野球とサッカーの練習公開の意味は違う

 WBCに備えて宮崎合宿中の野球の日本代表候補の公開練習に4万人が
集まったというニュースを聞いて、スポーツ紙と犬飼会長がタッグを組んだよう
に見える。岡田ニッポンが不人気なのに、野球の合宿に大勢ファンが集まるの
は、情報を公開の差が出てるからだなんて分析してたが、

バカじゃなかろうか。

 よく考えてみよ。
 野球は「イチロー」「松坂」「城島」「j福留」といった、メジャーリーグで活躍してる
普段はテレビでしか見る事の出来ないスター選手が大挙集まってる。
それに「ダルビッシュ」とか「稲葉」なんて九州がフランチャイズの選手じゃない。
地元の野球ファンならば観に行きたくなって当然だ。

 しかも、連日連夜、全マスコミが煽りまくってる。
スポーツ紙やスポーツニュースだけじゃなくて、自宅や車でラジオを聞いてる人は
判ると思うけど、全局が1日中、通常の番組の中でも話題にするし、テレビも
ワイドショーでも取り上げてる。

 これなら、いやでも関心が高まるだろうし、そうならなければおかしい。

サッカーみたいに毎年、日本代表が何度も合宿をやるわけじゃないから、
ファンにすれば選手を生で見られる貴重な機会になる。

そもそも、野球で代表戦が話題になったり関心を集めるようになったのは
最近の事で、代表が五輪やWBCで負ける事が国内の人気衰退に直結
するような環境にはなっていない。
 
 優勝してタイトルを取った時には、マスコミが煽って盛り上げるけども、
負けた場合には、国内で、何処が勝った負けた。誰かがこんな珍プレーを
したとか、こんな愉快な発言をした。なんて事を話題にしてシーズンを楽しむ
という、昔からのパターンが確立されちゃってる。

 アテネ五輪、そして北京五輪と惨敗しても、その事を理由にして、
観客動員が激減したか?マスコミの扱いが激減したか?
日本がレベルダウンした低迷状態だという論調の報道がされたか?

まだまだ、国際試合における機密情報の重要さや漏洩の危機意識の認識度が
他の競技とは全然違うのだ。

つまり、練習を公開してるからという理由よりも、上記のような理由の方が大きい。

サッカーはW杯本大会の出場権を獲得出来るか予選敗退かで、国内サッカー界
の盛衰に大きな影響が出るって、スポーツ紙やテレビ局が、そういう論調の
報道を行っている。野球界とは下地の部分、基本が大きく異なっている。

 それが人気を高める為の方策が「練習公開」とは情けない限りだ。

それならば「中村俊輔」や「遠藤」のFK練習・特にセットプレーの練習なんか
一般公開したらどうか。次に対戦する相手のスカティング部隊も偵察機材
持ち込みで自由に出入りさせるべきじゃないか。

 それが原因で偵察、分析され尽くして、セットプレーが封じ込まれて、
予選敗退、本大会出場ならず。という事態になっても 【自業自得】だ。


 だが、本当に情報の提供を言うならば、サッカー関係者だけでなく、
マスコミ関係者やスポーツビジネス業者までも知ってるオフレコ情報も出した
方が良いんじゃないか。

 情報公開ってのは代表の練習を見せる事だけじゃないはずだ。
走力や体力や調整の為の練習なんか情報じゃない。

 中には、公にしても問題にならないとか、サポーターだけが真実を知らなくて
一喜一憂したり、誤った情報や意見がネット上を駆け巡る場合もあるだろう。
最悪、それが原因で不祥事が発生したらどうするのか。 

 先日、某芸能人のブログのコメント欄書き込みが原因で騒動になったけども、
あれも「誤った情報」が原因だった。他のブログからの引用なんだけど、
未成年者でも残虐非道な極悪人は実名と顔写真を一般に公開してれば、
あのような騒動は避けられたはずなんだ。

 だから、熱烈なサポーターが何も知らない為に、一喜一憂してるのって、
本当にアホらしいし、可哀そうだと思う。

 
 

対バーレーン戦も、チケット、ほぼ完売

 オーストラリア戦に続き、バーレーン戦もチケット完売の勢いだそうだ。

岡田が対オーストラリア戦の前4日間の練習を非公開にした事で、
選手のコメントが思うように取れなかったスポーツ紙の記者が感情的な
批判記事を書いていたが、今頃、どう感じているのだろうか。

例えば、練習を非公開にして負けたら解任濃厚になるが、
練習を公開にすれば、負けても監督継続して良いのか?

突然「親善マッチ」が決まった上に、フル代表とは程遠いウルグアイ戦。
2~3流メンバーが「オープン戦のような感覚だった」フィンランド戦・

2ゲームとも観客動員数と、テレビの視聴率が低いなんて当たり前の事。
この2戦を引き合いに出して「岡田ジャパン」の不人気や代表戦のテレビ離れ
等を指摘していたが、なぜ、ウルグアイ戦など参考にしたのか理解不可能だ。

ウルグアイ戦を岡田が指揮して、前日4日間練習非公開にしていたのなら、
引き合いに出したのも、少しは理解できるのだが。

現時点で評価すれば、
【 21世紀の日本サッカーマスコミ史上最大の不思議 】と断定する。

 このような引用の仕方で、練習非公開に対して悪意と誹謗に満ちた報道を
行うようなスポーツ紙は買う必要無しだ。 もっとも、このスポーツ新聞は、
スポーツ文化よりも興行を重視する、超人気プロ野球チームを持っている
あの会社のグループに属してるから、初めから、買わない、見ないと決めてる
健全なサポーターが多いと思う。

だから岡田監督に期待したい。
バーレーン戦の前にも、4日間の練習非公開を再度実行してほしい。
もし自分が監督ならば、絶対にそうする。

手抜きメンバーによる親善試合よりも、W杯出場が掛った大事な公式戦の方が
サッカー界にとっても、サポーターにとっても重要な1戦だから、関心が高い。
そもそも、代表戦ならば、何でもかんでも観に行くとかチャンネルを合わせる
方がおかしかったのではないか。対戦相手やイベントの格に応じて観客動員も
テレビ視聴率も変動する方が健全だという物の見方が出来るようになってほしい。




犬飼色が鮮明になるのは二期目からだ

日刊ゲンダイの記事は面白かった。

もし報じられたのが正確な状況に近いのならば大いに歓迎したい。
小野剛の評価と役割分担に関しては、前回に書いた通りで、
所詮、技術委員長の器じゃなかっただけで適材適所を心がければ
それなりの成果が期待できるはずだ。

 田嶋幸三は、専務理事が適役かというと大いに疑問を感じる。
どういうポジションが適役かというと、Jビレッジ&各地に予定されてる
アカデミーの校長か、JFAコーチングスクールの統括責任者が良いと
思う。

 専務理事には、森隆慈氏か加藤久さんが自分の希望だ。二人とも
色々と経験豊富で全体を目配り出来る視野の広さと見識がある。
面白いのは、二人とも現役の選手時代に、将来は協会の幹部
という立場が期待&約束されていたのに、首脳陣と決定的な意見の
違いが生じて協会と袂を別けた事か。もし二人がイエスマンだったら、
森会長・加藤専務理事になってた可能性もあったんじゃないか。

 でも、そうならなかったところに二人の男気を強く感じてもらいたい。
今となっては理想論にすぎないが、この二人を協会に戻す度量の広さが
犬飼会長にあるかな。

 犬飼会長が、本当に協会を支配するというか、自分の思い通りにやる
為に、川淵一派を一掃するならば、次の理事会まで待たねばならない。
現在の理事会は、院政を敷いて黒幕としてサッカー界を動かしたいという
川淵元大尉の意向に沿った人事だから、これを改善しないと、いつまでも
犬飼会長は 【川淵のポチとして仕える忠犬】 にすぎない。

 前身の日本リーグ時代から、そしてJリーグ誕生初期の頃から、
川淵元大尉と盟友のような関係とか、親密なコネで登用された人物が
何人かいるから、そのような≪ポチ≫や≪下僕≫の処遇をどうするかが
見ものだ。
 
 Jリーグ創設の盟友だった「森健」さんや「木之元」さんは粛清されたけども、
まだ理事に残ってるあの人とか、フリューゲルスが解散した後、協会の重要な
役職に引き上げられたあの人とか、そういう川淵に恩がある連中が、今後
どうなるかに非常に大きな関心を持っている。
 
 今回の再編の件は、手をつけやすい所から手をつけたわけで、
それに関連して、昨年全国を回って地方の理事と会合を行った時に
各地方の理事を自分の色に染めるというか味方につける事に成功
していれば、基盤固めという目論見もあったのかもしれない。

 本当に犬飼会長の独自色が発揮されるのは、次の理事選挙が
終わって、二期目の理事会の構成が犬飼色が濃厚になってからだ。

所詮、サッカー優先で選手~監督生活を続けた後で、古河電工の子会社の
代表を務めた程度の人間と、選手生活よりも、ビジネスマンとして三菱の
欧州支社で頑張った人物では実績も能力も雲泥の差であろう。

 本当に川淵色が一掃されて改善するのならば大変に結構な事だ。
「毒をもって毒を制す」という事かな。 

技術委員会の再編に関して

 日本協会は従来の技術委員会を再編したが、現状を観る限りでは良い選択
だと思う。犬飼会長もたまには良い判断を下すようだ。

 小野剛委員長の力量不足が露呈したために、降格して適材適所に据えた
という事ではなかろうか。犬飼会長は仕事量の多さと役割に関して、一人の
人間では物理的に不可能という理由を示したが、これは小野前委員長に
対する温情であろう。

 小野体制になってから各カテゴリーの成績がパッとしなくなったし、若手の
優秀な人材が伸び悩んでいるように思う。

U-20のW杯には本大会連続出場が途切れる
U-23の五輪代表は絶望的な惨敗
A代表は、W杯予選とアジアカップで予選で大苦戦中。

 その一連の大会の中で、Jクラブとの連絡や連係がスムーズにいってない
事が露見したばかりか、Jクラブ側に責任を押し付けるような論調が出る。

 小野剛前委員長は、強化責任者の器ではなかったという事じゃないか。
本来は対戦相手の偵察部隊・スカウティング担当の責任者で才能を
発揮出する人材だったというわけだ。
明らかに失政続きで解任という処分が下されても当然としか思えないの
だが、降格させて持ち味が発揮できるであろうポジションで手腕を振って
もらおうという犬飼会長の思惑が見える。

そこで新たに原を強化担当として、小野を育成担当とする再編は妥当かも
しれないが、原は今まで制約があった中でそこそこの成果を上げている。
今度は協会の中で、今まで出来なかった分を含めて、思う存分に動ける
だろうから、強化委員長として頑張ってもらいたい。


2010W杯最終予選対オーストラリア戦(ホーム)

 昨日行われたW杯最終予選の対オーストラリア戦は、
攻めきれずに「勝てた&勝つべきゲーム」に引き分けてしまった。

 両監督の采配と駆け引きが、このゲームを見応えのある内容に
して、特に守備面でのハイレベルな対応がなかなか面白かった。
普通、このような対戦では、どうしても結果が全ての評価になって
しまうのは止むを得ないのだが、両チームが基本的に守備重点の
ゲーム運びで臨み、負けられない、負けたくないという意思が強く
出すぎた1戦だったという事か。

 日本はオーストラリアの前線の3人を自由にさせないのと、
最終ラインからのビルドアップをさせない事を優先させつつ、攻撃では
共通のコンセプトで戦う意思を見せて、岡田の構想に近い攻めを見せる
事が出来たのではないだろうか。

 オーストラリアは、中盤を守備的な布陣で日本の強力なMF陣を
潰す事を最最優先にして、CB2人が壁となり中央突破をさせずに
SHコースを空けない点に非常に神経を集中させたようだ。

内容では日本が完全に圧倒していたが、結果を見ればオーストラリア
の方が収穫は大きかったと判定したい。

オーストラリアはコンディショニングとコンビネーションに問題があった中で
守備陣が持ちこたえたのが大きな自信となるはずだ。攻撃面でも、まだ
一工夫も二工夫も積み重ねる事が出来るように思う。

課題を挙げれば、攻めになった時に、そして主導権を握って押し気味に
戦う時には、両サイドの戦い方や選手起用をどうするかという点だ。
両サイドが「田中達也」「内田」の速さに対して振り切られるシーンが多く、
守備に神経を使い過ぎた結果、押し込まれて日本のリズムを作らせて
しまった。

 日本は攻撃パターンが両サイドからの突破からクロスを入れるか、
DFラインの裏を取るという形に偏っており、サイドチェンジを織り交ぜても
同じテンポでプレーしているので、DFのレベルが高いチームの場合は、
守りやすいのではないか。

 特に、オーストラリアのように中央のCB2人とGKが強力なチーム相手
には、ボールを支配していても、得点の可能性は極めて低くなり苦戦する
のは必至である。

本当は自信がないピム監督

 ピムが大口をたたいて色々と挑発を行っているが、実に愉快だ。

大事な1戦を前にして、あのように発言をするのは、本当はピムの方こそ
絶対に勝てるという自信がなく、不安でいっぱいだからではないか。

5週間も一緒に練習していると言うが、トゥーリオと中沢、それに欧州組が
揃ってベスト布陣で練習が出来るのはほんの僅かな時間に過ぎない。
おそらく、ピムは日本人の顔の見分けが付かず、日本人は皆同じ顔に
観える為に、そのように判断したのだろう。Jリーグで監督をしたのに、
頭が悪いのか、物覚えが悪いのか、それとも若年性の痴呆症か?
まだ52歳なのに可哀そうに。お悔やみ申し上げたい。

 イエメン戦・バーレーン戦のセットプレーでミスをした青木やトゥーリオ
ではなくて、「中沢は失点を防げない」という趣旨の発言をしたのは、
中沢を怖がっているか突破が困難と感じてるので挑発する目的だ。
だから、青木やトゥーリオではなく、中沢の名前を出したのだ。

「ホームで戦う日本は負けられないからプレッシャーがかかる」
なんて、別に普通の事を言ってるだけで、チャンチャラおかしい。
オーストラリアだって、ホームで戦う時には負けられないだろう。

 岡田ニッポンに対して勝つ自信が無いから、手を替え品を替えて
挑発的な言動を繰り返して揺さぶりプレッシャーを掛ける作戦と思えば
良いだけだ。それは自信の無さの裏返しである。
本当に自信と才能のある指揮官ならば、決戦前に相手を刺激するような
発言は行わないし、それが「賢い人間」である。

 大口をたたき誹謗する所だけは「ヒディング」から学んだようだ。
確か、ピムは韓国代表の監督をクビになったはずだが、韓国では
次期大統領になってほしいという声は出なかったのかな?
その分、韓国の人たちも「人を見る眼は持っている」と言う事だ。

 日本は、ドイツ大会では、ミニブラジル・というかブラジルモドキのような
チームで望み、ジーコの采配ミスで惨敗したが、アジアカップではオシムが
欧州スタイルの未成熟の発展途中段階のチームで臨んで日本が勝った。
岡田のチームはベストで臨んだ時には、オシムの時よりも速くて強いチーム
になれるのだが、ピムはその一連の動きを観てるし、実際に対戦している。
だから、日本がベストの状態で向かって来ないように希望しているはずだ。

岡田の代表非公開練習に賛成

 岡田が直前の練習を非公開にするという正常な手段を取っている事に対して
スポーツ紙が異常な報道を行っている。またテレビ局も映像が取れないために
取材体制を縮小するようだ。

 この件は、日本のスポーツメディアの弱点・欠陥、報道姿勢を知る上で、
大変に参考になる。

オーストラリア戦を盛り上げるためにテレビ局内の各番組やニュースで
取り上げたいので、練習風景や選手の映像が欲しいのだろうが、これはテレビ屋
の発想だ。チケットはとっくに完売済みだから、観客動員には影響は無い。
「盛り上げる」というのは、基本的に視聴率アップが目的だと思われるが、
これは「代表の勝利とW杯出場権獲得」とは全く関係ない事だ。


 テレビ局にとって、一番の目標は高い視聴率を取ることである。
勝利とはあくまでも二の次だと思ってもらいたい。勝つ事で盛り上がるのではなく
テレビ局の一大イベントとして、世間の関心や興味を高めて盛り上げるわけだ。

 だから映像が欲しいし、選手のコメントや番組への出演を期待する。

「 番組には勝利の後で出演すれば良い 」

 練習風景、特にセットプレーの映像などは、対戦相手に情報を提供している
ようなもので、いわばスパイ行為。売国奴と断定して構わない。

 練習風景やスター選手が、スポーツと関係ない番組に出演しなければ、
サッカーには関心を示さないとか、代表戦の中継は観ないなどと言う人がいたら、
それはサポーターではないしスポーツファンでもない事を肝に銘じるべきだ。

我々は過去の不愉快な体験を忘れない。
93年のアメリカ大会予選での「ドーハの屈辱」だ。(ドーハの悲劇ではない)
テレビ各局は散々煽って、盛り上げておいて、予選敗退が決まった後に
「感動ありがとう!」だった。感動とはW杯本大会出場を果たした時に使う
言葉で、予選敗退で何が感動だ!ふざけるな!!!


 スポーツ紙の場合は、連日記事を書きたいのだけども、練習が観れないとか、
選手のコメントが取れないと記事が書けないという情けない記者が大勢居るのと、
スポーツ紙の構成が、分析や評論中心ではなくて、スターやアイドルの話題や
監督や選手の発言の受け売りなどが中心になっているからで、これは読者にも
責任があるから、そのような内容の記事を求めない事だ。

 読者のためとか、サポーターが知りたがってると言う報道を観るだろうが、
あれは、記事を書けないから、読者やサポーターをダシに使ってるだけだ。


 だからトルシエがスポーツ紙の記者に不評を買った最大の原因は取材規制を
行ったからで、采配やサポーター関係などは、あまり関係ない。

 これを機会に、少なくともゲーム直前の代表の練習は非公開を定着すべきだ。

 熱心なサポーターは、よく聞いて考えて欲しいのだが、取材してる記者は
特権階級みたいなもので、メディアに公開されない、出来ない情報を得てるが
それをほとんど役立てていないし、理解してない場合もある。
そういう連中に公開しても無駄ではないだろうか。

 練習非公開の時に、頭を働かせてどのような取材を行い有益な記事を書けるか、
各担当記者の腕の見せ所だと思ってもらいたい。
サポーターも、記者の能力とサッカー観察眼の見極めをする際の基準になる。

 そして、あらためて指摘したいが、この全ての責任は代表合宿や練習を公開と
するように現場に要求してきた川淵元大尉と犬飼会長にある。

対フィンランド戦から見えた事

 フィンランド戦は良い意味での収穫は何も無かった。
あえて探せば、今年に入って3戦行った事で、オーストラリア戦に向けた
コンディショニングという点で少し不安が取り除けた程度か。

イエメン戦はオフ明けで経験不足の初めてのメンバーで動きが悪かったし、
バーレーン戦も、まだ調整不足の段階で、新しいメンバーとレギュラークラス
の間の連携も上手くいかず、本気モードの相手に対応出来なかった。
フィンランド戦は、オーストラリア戦に向けた壮行試合という位置づけと思えば
、大きなけが人も出ず、久しぶりに復帰した「トゥーリオ」に負傷していた
「遠藤」の二人の回復状況も順調だったのが幸いであった。

 国際試合・テストマッチとして観たならば、凡戦で3流のゲームであった。
フィンランドが、ほとんどプレスを掛けてこなかった為に、日本は中盤で
楽にボールが持て周りを観れた事で、余裕充分の展開だった。

 課題は、今までのゲームと全く同じで、何も解消していないのが明らかで、
大柄で速いFWのカウンターアタックへの対応に悪戦苦闘する事、
高さへの対応が不十分な事。守備の弱点は、むしろクローズアップされて
きてるように感じる。

 監督や指導陣を除いた、マスコミ・サッカージャーナリズム・サポーター
それらに影響された世論の大半が、日本サッカー界に蔓延させた、
長年に渡る攻撃偏重と守備軽視の風潮と選手やチームに対する評価が
今回の危機を招く元凶の相当部分になっている。

 守備の拙いサイドバックに攻撃偏重のボランチは、ジーコ以降の
日本代表の特徴であったが、今頃になって守備が弱点と騒いでも
遅すぎるのだ。もし去年ならば0-1で負けたら、必ず「決定力不足」が
最大の課題と報道していただろう。

例えば、右BKに内田・右のボランチに中村憲という布陣では、右サイドに
スペースが出来てしまい、そのカバーリングの方法に問題点があって、
実際にそこから失点したのに指摘せず、また、ほとんどサイドの守備を
しない香川を、若手スター選手として甘口評価をしてきたではないか。

さらに付け加えれば、多くのスポーツ紙が煽ったように、もし「トゥーリオ」
をFWで起用し続けていたら、今頃CBはもっと悲惨な状況になっていた。

 岡田ニッポンで、一番の問題点はGKだ。
川島も都築も合格点は付けられない。二人ともDF陣との連係がスムーズに
いってない。都築はキャッチングミスが多いのが不安だし、失点場面は完全に
ミスである。あのように両手を使えるGKとFWが競り合った場合、DFへの
指示以前に、競り負ける方が大問題となる。
普通に考えれば、コンディションの良い方を優先するのがセオリーだが、
相手のオーストラリアの高さとパワーを考慮したら、高さとパワーに対抗できる
能力の高い方を起用するべきではないか。

 結局、偵察に来たピム監督が一番得をしたのではないか。

日本に対しては、このフィンランドのように、中盤で自由にボールを持たせると
いいようにやられるから、前線からプレッシャーをかけなければいけない事。
また、両サイドの内田と長友を押し込んで受け身に回せば、日本の攻撃力は
激減する事も判ったはず。

この2点は、バーレーンが(正確に言うと監督のマチャラが)日本封じの見本を
見せてくれたから参考になるだろう。

そしてGKに問題点がある事、また鈴木啓太が居ないボランチは、攻めに出た
後にはゴール正面にスペースが出来る事、
フィンランドが単純なポストプレーから容易にSHチャンスを掴んでいた事

以上、ピムの手元には攻守にわたって有益な資料が揃ったであろう。
心配なのは欧州各地から集まってくる自分の選手たちのコンディションと
連係に不安がある事だと思う。

 このように見ていくと、日本は負ける危険性も、勝つチャンスもともにあるから
11日は、サポーターの「明るく楽しい応援」ではなくて、審判とオーストラリアに
恐怖のプレッシャーをかけるような熱い声援を送ろうではないか。
キーの高い楽しい応援歌よりも、男どもの野太い声で圧倒しよう。

11日は、歌ったり踊ったりして、パフォーマンスを楽しむお祭りではない。
我々の 【 国家代表チーム 】 がW杯本大会出場に一歩近づくかどうかの
重要な決戦の日である。 
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