サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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岡田監督への、皆の激励的批判、効果満点!

ベスト8進出を掛けた対パラグアイ戦は、0-0の引き分け・PK方式により、
パラグアイの進出が決まった。明らかに実力で上回るパラグアイに対して、
日本はよく粘って善戦健闘したと評価されて良い。

 海外での大会でベスト16という史上最高の成績を残せた要因の一つは
、サポーターやマスコミから浴びせられた岡田批判だったのは間違いない。
セルビア戦、韓国戦と続いた惨敗に対して、【岡田辞めろ】【更迭せよ】
等といった、強い激励と懸念が込められた批判や抗議が、あったからこそ、
岡田自身も、このまま自分の理想である「美しい攻撃サッカー」に執着
していたら、ベスト4が目標などとは「キチガイの戯言」「誇大妄想」と
疑われても当然ではないかと自覚して【現実的な戦術を選択する】事で
良い結果を残せるだろうという常識的な判断が出来たのだ。

 つまり、周囲の批判によって≪幻想から目覚めて、現実を認識した≫
という事だ。

たとえば、もし韓国戦の後でも、「岡田さんの目指す方向性は正しい。
このままのやり方でもベスト4は確実ですから、批判など無視、軽視して、
現状通りの攻撃的で美しいサッカーでW杯に臨んでください」
等と、絶賛、狂賛して、支持と賛同の声ばかり届けていたら、どうなったか?

グループリーグで3戦惨敗して、アジア枠を減らそうという意見に説得力を
与える材料を提供したのも500%確実だった。また国内のサッカー人気も
低下して絶望的な状況に陥ったのも、500%確実だった。

岡田批判をしてきたサポーターやマスコミは、今大会の好成績を生んだ事に
貢献出来た喜びを分かち合い、岡田監督と選手を祝福しようではないか。

しかし、対韓国戦惨敗の直後に、無原則、無節操に「岡田支持」を公言した
マスコミ関係者は、日本サッカーとアジアサッカーを危機に追い込んだかも
しれない愚行を自覚して、猛省していただきたい。

岡田監督以下スタッフ、選手達に御苦労さまと言いたい。

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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

決勝トーナメント始まる

 ベスト16が決定して、決勝トーナメントが始まったが、
すでに行われた4試合はいずれも面白かった。

 これから先は本当の真剣勝負だ。勝負強いチームや強運のチームが勝つ。
面白いサッカーや楽しいサッカー、攻撃的なサッカーを行うチームが勝つ
とは限らない。むしろ、負ける可能性の方が高い。

イングランドは運に見放されてしまったし、韓国はウルグアイの勝負強さ、
ずる賢さ、試合巧者ぶりの前に散った。アメリカも、真面目にひたすら頑張る
だけでは勝てない事を教えてくれた。

今大会は、グループリーグで上位2位に入らなければ勝ち抜けなかった為に、
ベスト16には、色々な意味でハイレベルなサッカーを行うチーム、あるいは
勝ちぬける要素を持っていたチームだけが残ったと思える。だから、期待外れ
のようなゲームは激減するはずだ。
 
16チームの長所や短所がハッキリと現れるだろうし、上位を目標とする
チームは、コンディションをピークに持ってくるだろうから、それらに
伴い、ベンチワークを見るのも楽しみの一つになる。



対デンマーク戦は完勝

 デンマーク戦は完勝だった。

デンマークの特徴は、欧州予選でポルトガルの攻撃力に耐えた程の堅い守備力で、
攻撃的なチームではない。それが勝たなければいけない状況になったという時点で、
ハンディを負った事になる。普段は守っておいて、相手の隙を突いて速攻で得点を
狙うスタイルのチームが、点を取りに行かなければならないという事は、いつもとは
異なるコンセプト、ゲームプランを選択しなければならないのだ。
そうなると、無理や歪みが生じる危険性が高くなるから、相手に付け入れられる隙が
生じると考えられる。

 日本は無理攻めする必要はないから、デンマークが出てくる裏を突けば良い。
引き分けでも大丈夫という考えで受け身になるとやられるから積極的に攻めに出る
べき等というのは極めて日本人的な考え方で、そのような短絡的な見方は辞めよう。
今まで通りの戦い方を変更せずに続ければ良く、積極的な守備と手数を掛けない
速攻で対応すれば良いだけなのだ。それを岡田ニッポンは正確に実行しただけだ。

2発のFKで勝負は決まったが、GKのミスとか壁の作り方が失敗等という理由が
あっても「本田」「遠藤」のFKの価値を低めたり過小評価する理由にはならない。

 カウンターアタックは、どれも素晴らしかった。
オシムは個人プレーに走ったと批判的だが、あれだけ守備に走り回っている中で、
大久保も本田も長友も、ドリブルで一気に駆け上がり攻め込む姿は、今までの試合で
バックパスや横パスばかり選択していた日本人選手のプレーからは、信じられない
程の頼もしさを感じた人が多かったのではないだろうか。
 強引で無謀な時もあったが、かなりデンマークを悩ませ、嫌がらせるような
ドリブルとキープだった方が多かった。エゴイストだと言って初めから禁じたら、
あのような勇敢で迫力のあるドリブルは生まれなかったはずだ。

 日本が、これほど効果的なカウンターアタックを何度も見せたゲームというのは、
ちょっと記憶がないくらいだ。それがW杯の重要なゲームで出た事が素晴らしい。
決定力が無いと言われ続けてきた日本が「本田」 「松井」「大久保」の3人で、
ここまでの3戦とも、相手DF陣を振り回し、混乱させているのを見れば、有効な
攻撃とは、必ずしも人数と手数を掛ければ良いものではないのが判る。

 細かいパスを回してボールキープ力を高めるよりも、相手の守備陣形が固まる前に
SHまで持っていった方が得点の可能性が高いのだ。

 このデンマーク戦から教訓を学べる。
中沢・トゥーリオ・阿部の奮闘と好判断は正当に評価されるのは当然として、前線に
長身大型の選手を3~4人並べて、DFラインや中盤からのゴール前へのハイクロス
を多用する攻めは、一見、迫力があって得点の期待感を高めるが、あまり効果的では
ないのが判ったと思う。
 思い出そう。1974年ドイツ大会決勝戦の西ドイツ対オランダ戦を。
リベロが「ベッケンバウアー」ストッパーが「シュバルツェンベック」
両サイドが「ブライトナー」「フォクツ」で、ストッパーを除いては、空中戦が弱い
と懸念されていた西ドイツが、屈強なオランダの後半の怒涛の攻めを防ぎきったのを。



 

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ポルトガル対北朝鮮の結果をどう見るか

 北朝鮮がポルトガルに7-0で大敗したが、ショッキングな結果ではなくて、
冷静に分析すれば、理に適っている結果に過ぎないのが判る。

まず初戦のブラジル戦は、ブラジルが単なる調整試合と位置づけていたとしか
思えない程の鈍い動きと単調なサッカーだった事。対コートジボアール戦では
完全に別のチームのようにコンディションが上がっていた。

北朝鮮は5人のDFと3人のボランチが、自陣奥深く引きゴール前にへばりついて
守り、時折右サイドバックが上がるが、攻めはチョンテセめがけてロングボールを
蹴り込むだけという、日本よりも徹底した守備的なゲーム運びだった。
だから2-1という結果に終わったに過ぎず、惜敗でもなんでもない。

 対ポルトガル戦は、1966年大会のリベンジ等という意気込みが災いした。
まともに、正面から派手に打ち合うような感じで、向かっていったのだ。
前半から凄いハイペースで飛ばして、しかも、かなり高めから積極的にプレスに
行っており、DFラインも上げていた。このような分不相応な戦術が完全に
裏目に出てしまったのだ。

 後半は、スタミナ切れを起こして運動量が低下し、集中力も途切れてしまい、
非常に惨めな内容で、ボクシングならばタオルを投げ入れるような展開だった。

 北朝鮮がペース配分に失敗してというか、無視して飛ばし、後半ガタガタに
なるのは、別に珍しい事ではない。これはスタッフのゲームプランに問題が
あるのが容易に判るではないか。
 
 そして、気が付いただろうか。ポルトガルの選手が攻め込んで来る時に、
北朝鮮の選手は、全員がボールウオッチャーになると同時に、ボールを持っている
選手にしか対応していない。その結果、第二列目から出てくる選手がフリーに
なってしまい、誰もチェックに行っていない。
 右に左に振り回され、全速力で自陣に向かって戻るのが精一杯という惨状で、
ボクシングのボディーブローのように、時間の経過と共に、スタミナと集中力を
消耗して行ったのである。
 あるいは、両サイドに起点を作られて、DF陣をワイドに広げられた上に、
ドリブルとワンタッチパスを旨く組み合わせて、第二列から飛び出してくる選手を
活かすという戦い方をするチームとの対戦経験が不足してたのではないか。

 ポルトガルは、コートジボワールと0-0で引き分け、最終戦にブラジル戦を
残しており、2st進出はコートジボワールとの得失点差の争いになる公算が高い。
しかもコートジボワールの最終戦の相手は北朝鮮だから、ここは1点でも多く得点
を上げる必要がある。

 このように考えれば、7-0という結果は意外でも何でもなく順当なものだった
という分析が可能なのだ。

テーマ:2010年FIFAワールドカップサッカー - ジャンル:スポーツ

メンバーチェンジのミスが響いた対オランダ戦、

オランダ戦は後一歩で引き分けに持ち込めたのが無念な結果に終わった。
親善試合での0-3完敗の印象が強かったので、試合前は不安だったが、
0-1の結果は、内容も含めて予想外の健闘と言って良いだろう。

後半立ち上がりから53分に失点した時間帯を除いて、オランダには
全くチャンスを作らせなかったのだから、悪い試合では無かった。
日本との力の差を考えたら、最少失点は許容範囲として受け入れて良い。

 前半の日本の守備は素晴らしかった。オランダに何もさせなかった。
オランダのチャンスはゼロである。
 後半の立ち上がりから、オランダのパスやボール回し、選手個々の動きが
スピードアップしたのに気が付いただろうか。前半は対応できていた日本
だが、それについて行けなかったのか、気持ちの切り替えが遅れたのか、
そこに世界レベルとの差を観る事が出来る。またオランダが得点後、
かさに掛って攻め込むのではなくて、引き気味になって、日本が同点を
狙って出てくる、裏を突こうとカウンター主体の戦術に変更したのも、
大いに学ぶべき事だろう。その選択が必ず正しいわけではないが、相手や
状況に応じて、格上のチームでも、このような戦い方をしたのだ。
時には、その方が追加点を取りやすいケースがあるという事だ。

 この試合の最大の問題点は岡田采配だった。
カメルーン戦では、岡田の采配、メンバーチェンジが見事にハマったのだが、
このオランダ戦では、全て空回りか妄想に終わった。

 その最たるものが中村俊輔の交代出場で、完全なミスで、失敗に終わった。
失点したから攻めに出る必要がある。その為に俊輔を攻撃の起点にしようと
いうのだろうが、小技に執着して、モタモタボールをキープしたり歩いたりで、
リズムを壊すは、挙句の果てがミスパスするわ、簡単にボールを奪われて
カウンターで決定的なピンチを招くで、散々な出来だった。
「流れを変える為ではなくて、得点する為に起用されたという自覚が無い」

 また、岡崎はSHミス、玉田に至っては、ピッチに居ただけの有様で、
毎度おなじみのパターン化した岡田の選手交代は、疲れたはずの松井や
大久保の方が、まだ効果的だったとしか思えない程に酷いものだった。

 どうすれば良かったか。
本田をMFに下げて起点にすれば俊輔を出す必要は無かったし、森本と矢野を
投入してツートップにした方が可能性があったのではないか。
森本は、このような展開の時、得点が欲しい時の為のスーパーサブだったのでは
ないだろうか。トゥーリオをトップに挙げたのはリスクを冒してでも得点する
という総攻撃体制を意味するのだから、韓国戦以降は絶不調の岡崎ではなくて、
森本の一発に期待するべきだった。矢野は高さと速さがあるから、トゥーリオと
前線で並べたら、オランダにも脅威となった可能性はあるし、運動量豊富で
守備も出来る選手でもFWなのだから、逃げ切り態勢に入った場合でなくても
起用する価値はあるはずだ。

 岡田が特定の選手に執着した事と、パターン化した選手起用の2点が、
引き分けに持ち込めたかもしれないゲームを落としてしまったのだ。

 カメルーン戦、そしてオランダ戦の前半と、勝利の為に、超守備的な戦術で、
就任以来のコンセプトを大幅に修正したゲームプランで結果を出してきたのだから、
ここでも、その流れを継続するべきだった。

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アルゼンチン対韓国

 アルゼンチン対韓国は面白かった。

 内容でも結果でも、文句なしのアルゼンチンの完勝だった。
史上最強委という触れ込みと、対ギリシャ戦に2-0で勝った事で、
韓国は、相当に行けると思ってたようだが、ギリシャ戦も完勝では
なくて、ギリシャにも決定的なチャンスが結構あったから、2-2で
引き分けてもおかしくなかった。

 前半の韓国の戦い方、戦術的な選択のミスを指摘する声が上がったが、
それは結果論で、例えば、オシムなんかも、もっと積極的に行けば、
という事を言ってたが、前半は自陣に引いてたから、2点で済んだだけ。
後半、前掛かりになったら、アルゼンチンのカウンターが炸裂した。

 前半のアルゼンチンのチャンスは4回・韓国は1回
 後半は、アルゼンチンは7回・韓国は1回

後半の立ち上がりから韓国は積極的に前に出てきてアプローチも速く、
アルゼンチンは運動量が低下して、手こずったように見えるけども、
実はチャンスの数は後半の方が倍近くあったのに、韓国は前後半とも
1回ずつだったという数字を観れば、両国の力の差は如何ともしがたい。

 そういう分析が出来るはずで、おそらく韓国が開始直後から後半の
ように積極的に仕掛けて行ったら、同じようにカウンターでやられたと
思った方が良いのだ。前半だけで3~4点入ってゲームが終わってしまい
後半は間延びする展開になったのではないか。

パク・チソンも、マンチェスター・Uでは、第二列から飛び出す動きで
ワールドクラスの評価を受けたが、トップ下から中盤あたりでパスを
出す役割では、全く通用しなかったという事だ。
 後半、左サイドに回したのは、そこにボールを集めて起点にさせようと
いう意図があったのだろうが、それもまた機能しなかった。

 トップ下で使うならば、後ろに中田ヒデが居たら面白かったと思うし、
左サイドに置くならば、守備の負担を少なくするべきだった。

 アジアでは、競り合いと球際の強さでは際立っている韓国が、
アルゼンチンの選手、特にメッシやテベスの前では、3~4人がかりで
潰しに行っても振り切られたのが印象的だった。

というわけで、アルゼンチンの強さ、凄さだけが目立ったゲームだったが、
韓国が酷かったというのではなくて、実力差はどうしょうもないだけで、
≪ベスト16が目標≫と言った、パク・チソンの大会前の発言は非常に
現実的かつ常識的なものであって、世界との差を判ってるという事だ。
  

テーマ:2010年FIFAワールドカップサッカー - ジャンル:スポーツ

W杯のレベルダウンを避けるために

 負けると思ってた対カメルーン戦で勝った事で盛り上がってきてるが、
観ての通り、カメルーンが相当酷い出来だったのは確かで、過大評価
しない方が良い。

 番狂わせとか、奇跡とか、そういう見方をするのは、カメルーンの絶好調の
時を基準にして予想するからで、まさかあのようなボロボロの状態で来るとは、
皆、思っても居なかったはずだ。
 カメルーンのコンディションに問題があったのは明らかだし、攻めもチグハグ
で、攻守にわたって組織的な動きが無かった。伝えられる通り、チーム内部で
問題が生じていたのであろう。

 日本が良かったというか評価されるべきは、カメルーンがベストの状態で
無かったとはいえ、彼らの長所を消すような戦い方が出来たという事で、
日本人の特徴である、忠実・勤勉性が活きたと自慢して良いと思う。

ヨーロッパのマスコミからは、ゲーム内容が「退屈」「ワーストゲーム」
「ゆるい」等と批判されてるが、それは、日本ではなくて、カメルーンの方に
大きなが問題があったわけで、開幕に合わせてベストコンディションに持って
来なかったミスを追求するべきだろう。

だから、そんな論調には「アッカンベー」するだけだ!

我々第三者から見たら「オランダ対デンマーク」だって「退屈なゲームだった」

それに、ブラジルも、ポルトガルもイタリアもフランスも、コンディションの
悪さが目立つ。本調子になるのはトーナメントに入ってからでも良くて、
一次ラウンドでは ≪ 退屈でゆるい ≫ゲームをやっていても許されるのか?

 現在の日本代表が、格上と思われる相手に勝つ為に、最善の方法を選択して、
結果を出したのだから、外国人からとやかく言われる覚えはない。
北朝鮮も、あのチーム構成で、しかも調整段階とはいえ相手がブラジルなんだから、
あのような戦い方もやむを得ないでしょう。
 強豪が日本や北朝鮮といった、アジアの格下の相手に大量得点で勝たなかった
からと言って、筋違いの批判をするのはおかしい。

 確かにレベルの低い国が参加する事で、W杯の価値が低下する危険性があるが、
それならば、出場チームの数を減らして上げ底大会にするのを辞めれば良い。

 本大会出場国を減らして、大会期間も短縮する。
そうすれば、強豪国だって、初めからコンディションを整えてきて、
グループリーグから、ハイレベルなゲームが多く観られるようになるはずだ。


 

テーマ:2010年 FIFA World Cup - ジャンル:スポーツ

祝!別人になった岡田ニッポン

 南アW杯の初戦、対カメルーン戦は、日本の完勝と言っても良い程の
勝利だった。

 岡田就任以来、こんなに何もかもうまく展開して、采配がはまったゲームは
無かったはずで、全ての運を使ってしまったかのような感じがする。

 懸念された本田の1トップは見事に成功したし、松井の起用は大正解だったと
言えよう。フランスリーグでアフリカ選手との対戦経験が豊富な松井は、
対峙するカメルーンの左サイドを完全に圧倒して起点となった。
大久保の気迫あふれるドリブルとアタックは、カメルーンを悩ませた

 チーム作りの基盤は対イングランド戦にあったわけで、それまでの攻撃的で
ボールポゼッションを高めてゲームを支配する【見栄えの良い】戦い方
ではなくて、極めて守備的な布陣と戦い方を選択した事にある。

 分相応という言葉があるが、このゲームの戦術は、まさにその言葉の典型例
である。自分たちのサッカーを全面に出して、真正面から正々堂々と立ち向かい、
力でねじ伏せるようなものではなくて、格上の相手に対しては、守備を重点にし、
相手の長所を消す事を優先したのだ。

 カメルーンのボールになった時には、センターラインよりも後方にひいて、
MF陣がプレスに行くのは、かなり低い位置において、攻めになった時には、
中盤で手数を掛けないし、一気にトップの本田めがけてロングボールを送る
というケースもあった。

 このやり方ならば、中村俊輔は必要ないし、遠藤もいつもの様に、バックパス
や細かい横パスを多様するスタイルから変更すべきだし、トゥーリオが
流れの中で攻撃参加する機会はゼロにひとしくなる。

 つまり、惨敗した対韓国戦を境目にして、日本代表は、完全に別のチームに
なってしまったと思えば良い。だから進退伺を出した時の岡田と、イングランド戦
以降の岡田は、完全に別人になってしまったと断定出来るのだ。

もし、岡田を好意的に評価するならば、そのような分相応の戦術とチーム作りを
選択してW杯本大会に臨んだ点をあげたい。もしかしたら、このように超守備的な
スタイルの方が、岡田采配が活きるのではないだろうか。

 したがって、韓国戦までの岡田采配を支持したから、自分は正しかったという
分析は全く成立しないのが、バカでも【ハエ】でも判る。何しろ別人と断言できる
采配をとったのだから、単なる岡田個人崇拝カルト信者にすぎないのだ。

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ミスターベスト4岡田

W杯南ア大会が開幕した。

 岡田は、自信と余裕に満ち溢れた態度と雰囲気で、ベスト4が目標と
「それが当たり前の事」のように力強く豪語したのだが、それが実現する日が
近づき、今や夢心地で鼻高々に違いない。

 直前になって、今まで体験した事の無いシステムや、守備偏重の戦術に
方向転換したかのように装ったり、悩んだり、迷走状態で、支離滅裂なテストを
しているように見えるが、あれは全部、演技と煙幕であろう。

 対戦相手を油断させる為に、練りに練った作戦が、あのような異常な
戦い方と、覇気の無いプレーの連続で、日本のマスコミもサポーターも
騙されてきたと思うしかないのだ。

岡田は不甲斐ないゲームの後で、「方向性は間違っていない」と
反省や教訓よりも、自分の正当性を主張し続けてきたのだから、
異なる方向性の象徴のようなシステムとコンセプトの変更は、しないと思う。

 今、岡田の頭の中は、どうすれば第1戦のカメルーンに勝てるかでは無い。
ベスト4を当たり前のように実現して、帰国後の大歓迎とお祭り騒ぎ、
オープンカーに乗り、紙吹雪とテープの雨の中をパレードする自分の姿を
想像して、歓喜と感動の渦が巻き起こっていると思われる。

 そして、狂ったように岡田支持を公言してきた【カルト連中】は、
花火大会と提灯行列の準備で忙しい事だろう。

もし、俊輔や岡崎や内田をスタメンから外して、4-5-1のような守備的な
システムで逆襲速攻のような戦い方を選択するならば、代表23人は初めから、
そのようなコンセプトで戦えるメンバーを選ばなければおかしいのだ。

3ゲームで何十点取れるか?
オランダには、どのような勝ち方をするのか?
準決勝の相手はどこになるのか?

とにかく楽しみは尽きない。それがW杯だ。


 
 

対コートジボワール戦について

 コートジボワール戦は、見るべきものが何も無いという凡戦だった。
日本はコンディションに問題があったようで、暑さの中で、前半は、
SHらしいSHは無く、全く手も足も出ないという悲惨な展開で、後半は
パスが回ったように見えるが、途中から出場した選手も含めて、バテて
しまい、収穫なしと断言して良いほどのお粗末なゲームだった。

 コートジボワールは、後半は、不必要なリフティングを見せたかと思うと
無理をしないでパスを回すという展開で、ほとんど遊んでいたようなもの。
強化と言うよりは、調整の為の練習試合といった雰囲気が漂っていたのは
テレビの映像からも判った。
 それに対して、日本が必死に立ち向かっていきながらも、振り回され、
空回りさせられたのが印象的で、悲惨な内容を更に悲惨なものにしてしまった。

 後半にパスが回り始めたが、コートジボワールが前半よりも、中盤で楽に
ボールを持たせてくれるようになったからにすぎない。

トゥーリオのファウルは弁解の余地無しで、極めて悪質で危険なものだった。
「わざとじゃなかった」とか「激しいプレーはつきもの」等と言う
弁護や言い訳は全く通用しない。なぜならば、あり得ないプレーだからだ。
マスコミは「危険なタックル」とか「身体を投げ出した」と報じてるが、
そうではなくて≪明らかな飛び膝蹴り≫だ。
 あのような局面で、あんなに足を高く上げて飛び上がるなんて、絶対に
おかしい。

 本来ならば≪一発退場≫ ≪追加処分が下される≫ようなものと理解して
もらいたい。これはトゥーリオが好きか嫌いかという次元の話ではない。
サッカーで飯を食っている人間ならば、相手選手の選手生命に関るような
危険なプレーを行うのは非常識で、人間性を疑われるものだ。

長い間、サッカーを観てきたが、胸に、
我が≪皇国日本≫の「日の丸」をつけた国家代表選手が国際試合で、
これほど危険なファウルを行ったのを観た事が無い。

 おそらく、考えられる事として
オウンゴールをした事で、熱くなってしまい、テンションが高いまま、
自分の失策を取り返そうとした結果であろう。
名古屋でサポーターと言い合いをしたのでも判るように、トーゥリオは、
メンタルコントロールに問題があるのは間違いないと判断して良いだろう。
 2014年の母国のブラジル大会では、攻守の貴重な控えとして、
またムードメーカーとして、代表選手を支える役割が待っているのだから、
これを教訓にしてもらいたい。

 それとメディアにも責任がある。
DFならば、選手生活の間には、オウンゴールの何発か入れてしまうのは
珍しい事ではなく、宿命みたいなものだという認識を持ってほしい。
技術レベルが低いのが原因か、一瞬の出来ごとで不可抗力なのかは、
まともに見ていれば判るはずだ。

 自分も豪快なオウンゴールを決めた事があるので、その体験から
言わせてもうらうと、オウンゴールというのは、ミスをした選手個人の
責任ではなくて、色んな要因が絡んできた結果のようなものなのだ。

だから、いちいち、大騒ぎするのは辞めた方が良い。

ちなみに自分が決めた時は、GKが一歩も動けず、彼から、
≪長い間GKをやってきたが、自分が受けたSHの中で、一番凄かった≫
という称賛と感嘆の言葉をもらった事を記しておく。

テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

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