サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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本日はJ2プレーオフ

 今日はJ1昇格を掛けたJ2のプレーオフ「千葉対大分」の1戦があったが、
テレビ中継があったおかげで、観る事が出来た人も多かったと思う。

 ゲーム内容では完全に千葉が上回っていた。
決定機も多く、ゲームを支配していた時間も長かったが、残念な事に結果が
付いてこなかった。41分の失点で昇格がならなかったのだから、今夜は
選手やチーム関係者だけでなく、サポーターも悔しくてガッカリしている事
だと思うが、このプレーオフは実質的に勝ち抜きトーナメントみたいなもので、
内容よりも結果が重要だという事だ。

 ボールを支配して、決定機を多く作り、相手を圧倒して、どんなに良い内容の
ゲームをしても、それが必ずしも結果を伴わないのだから「勝負事」は理不尽では
あるが、それが面白さであり、理屈通りにはならないという事だ。

 それにしても両チームとも、選手は勝負への執念を見せてよく戦ったと思う。
一生懸命にプレーするひた向きさが伝わったのではなかろうか。
千葉は、サイドからの攻撃でチャンスを作ったし、大分は効果的な縦パスを見せて
くれたのが印象に残った。J1と比べて技術レベルでは劣るが、無駄なバックパスや
緩い横パスを多用して、手数と時間を掛けて攻めるJ1のクラブよりも好感が持てたし
終盤の起用法も判り易く適切な采配だったと思う。

来シーズンの大分は、仙台や鳥栖という手本があるのだから、見栄や体裁よりも、
結果を優先する現実的なサッカーでJ1残留を目指してもらいたい。

千葉はリーグ戦で5位ではなくて2位以内に入り、自動昇格する事を目標にして
シーズンオフを有効に活用してもらいたい。
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W杯予選、アウェイのオマーン戦に関して

 突然、ホーム不敗の強豪に仕立てられた「オマーン」に対して、日本は順当に
勝ち、2014年W杯の出場をほぼ確実なものにした。

 前半の内容の悪さや、押されぎみだった事や、本田が機能しなかった事などから、
あまり良い印象は感じなかったかもしれないが、灼熱地獄のアウェイゲームだった
事を考慮すれば、1点差でも勝利という結果に素直に喜ぶべきと思う。

 引き分け寸前のピンチを「岡崎」や「酒井高」が救ったという見方をする人も
居るだろうが、強いチーム、底力があるチームというのは、このような勝ち方が
出来るという事で、終わってみれば、実力が上の日本が順当に勝ったにすぎない。

 35度を超える暑さが一番の大敵で、日本の中では、ロシアでプレーする本田、
イングランドでプレーする吉田の二人のコンディションが非常に悪かったのは、
プレーぶりはもちろん、顔の表情を観てもハッキリと判ったと思う。
今後も中東でのアウェイゲームの際の直前の移動というケースは何度もあると
覚悟しなければならないので、何らかの対策を立てた方が良い。

前田に替えて、酒井高の起用は、弱気なのか、攻めに出たのかよく判らないが、
こういう事かもしれない。

前半からオマーンの右サイドバックは穴で、得点シーンだけでなく、長友の攻撃
参加に対して翻弄されていて、日本に先取点を取られていながら、後半に入っても
全く修正されておらず、追加点の狙い目でもあった。
 ただし、守備面よりも攻撃面で効果的な動きが見られたので、長友と酒井高の
二人を置く事で、このサイドを完全に支配して、オマーンの右サイドの選手を
受け身に立たせる。 日本は、このサイドに攻撃の起点を置いて2点目のチャンスを
作りながら、カウンターアタックをさせないという攻守両面での役割を持たせた。

細貝と長谷部を並べて中盤の守備固めを行いつつ、精神的な柱である本田をCFに、
攻撃力がある遠藤をトップ下にチェンジする。これは先の欧州遠征でもテストした
布陣だから、冒険したり、ギャンブルに出たわけではない。
 むしろ引き分けでも構わないか、あわよくば追加点が取れたら上出来という、
かなり保守的な采配だと思う。あるいは「イタリア人らしい采配」なのかもしれない。
我々は、今まで、このような采配をする監督との馴染みが薄いから混乱したり、
冒険のように見えたり、消極的に感じるのではなかろうか。

就任以来、ここまでのザッケローニの采配を観てると、かなり采配の妙で、
良い結果を出しているように思うが、「勝負の見極め」に関して適切な判断が
出来る人物と思われる。

イタリアサッカーの底力、奥の深さを教えられているように思うがどうだろう。



 

町田にアルディレスは適切だったか?

 J2の最終的な順位が決定したが、上位陣は終盤の熾烈な争いで競り合いの
強弱が最終的な順位を決めたように思う。下位は、ほぼ順当な結果ではないか
と思う。

 町田がJFLに降格するようだが、当たり前の結果とし受け入れて、来シーズン
への反省とするべきだろう。例えば監督がなぜ「アルディレス」になったのかを
検証する所から始めた方が良い。JFL~J2の、まだ基盤が出来ていない弱小
クラブに、外国人監督、それも攻撃的サッカーを志向する人物が適切だったのか
という疑問と分析が必要だ。
 多くのサポーターにとって、圧倒的にボールをキープしてゲームを支配し、
攻撃的で華麗なサッカーで自分の応援してるクラブが勝ち進むのを観るのは、
さぞかし楽しいに違いない。しかし、そのようなスタイルで1シーズンを乗り切り
結果を出すクラブというのは、それ相応の戦力を備えている事も知らなければ
いけない。

 例えば、もしJ2の選抜チームを作ったら、町田の選手が何人選ばれるだろう。
町田の攻撃力と守備力を残りの15のクラブとの相対的な比較を行ってみよう。

アルディレスの過去の監督としての結果と内容をチェックしてみよう。
JFLやJ2で、どのような結果を出しただろう?
もし、そのカテゴリーでの監督経験が無かった場合には、戦力が劣っている
クラブでの監督経験をチェックすれば良いだろう。
 J1で采配を振るったクラブは、どのような戦力とスタイルを基盤にしていたか?
そして、どのような采配を振るっていたか?

 そこで考えて欲しい、J2に昇格した町田にとって、アルディレスは、
相応しい監督だったのだろうか?
更に言えば、アルディレスの監督&指揮官としての評価は適切なのか疑問である。


 町田の今シーズンの目標は、攻撃的で楽しいサッカーを見せる事で、
順位は関係なく、最下位で降格しても良かったとしか思えない。


アウェイの対オマーン戦のメンバーに関して

 ブラジルW杯予選、オマーンとのアウェイ戦に挑むメンバーが発表された。
マスコミが期待するサプライズ選手も無いが、これは当たり前の事で、
今までのように、ガッカリしたり、不満そうな記事を書いていたアホ連中も
しぶしぶ納得しつつあるようだ。

 香川が招集されなかった事がニュースになっているが、負傷が完治せず、
良いパフォーマンスが期待出来ないのだから、これまた当然の事だ。
最終予選開幕前までは主力の1人が出場出来ないだけで「日本ピンチ!」
と書いて危機を煽りまくった凶行は記憶に新しいが、少しは成長したのだろうか。

 左サイドでは機能しない香川よりも、前線ならば、どこのポジションでも
戦力として期待し、計算出来て、実績を出している「岡崎」が復帰したプラス面
の方が、香川欠場のマイナスよりも、はるかにプラス面があると思えば良い。
岡崎はフィジカル面とボールキープ力で、大きく成長していて、持ち前の渋とさ、
泥臭さも消えずに、一層磨きが掛ったように思う。

長谷部も、【完全に狂って正常な判断が出来なくなってしまったマガト】が、
クビになったおかげで、めでたくゲームに連続出場出来るようになったし、
細貝は守備面で貢献しているから、メンバー的には、現時点で、ベストの選考
だと思う。問題は、久々の中東のアウェイのゲームと熱い気候の克服ではないか。

 オマーンのホームでの強さを警戒する声が強いが、今まで弱小チームとしか
対戦していないし、オーストラリアは、中東での公式戦の経験不足という弱点が
あるから、参考程度にすれば良いと思う。日本との対戦では、ホームの利を発揮
して、実力以上の力を出すだろうが、日本は内容よりも結果を重視してほしい。



ナビスコカップに関して

 ナビスコカップの決勝戦は鹿島アントラーズが優勝、清水エスパルスは、奮闘
むなしく準優勝に終わった。

 中盤での潰し合いが目立ち、枠に飛ぶシュートが少なく、バックパスと
緩いショートパスが多用されたから、つまらないゲームだったと思った人も居たかも
知れないが、守備面ではかなりハイレベルの一戦だったと評価したい。
特に、1点リードした後の鹿島の守備は素晴らしかった。清水が長身選手を2人、
トップに並べたのに対して、中央をシッカリと固めつつも、両サイドからのクロスに
備えて、サイドで主導権を与えずにスペースを作らず、清水にサイドを自由に
使わせない事に、かなり神経を使っていた。リーグ戦では不調だが、この辺りの
采配は見事で、日本人の指導者には大いに勉強になると思う。

 原が鹿島の時間稼ぎに対して苦言を呈したようだが、何を言ってるのか。
カップ戦の延長戦で、残り時間が少ない状況で、あのようなファウル絡みの時間稼ぎ
と遅延行為が出来ずに、同点の時と同じようなゲーム運びしか出来なかったら、
それは国際試合での勝負弱さに繋がる。

 アウエーゲームでは、少し注意しなければいけないが、その辺りは臨機応変に
対処すれば良いだけで、原の苦言は、典型的なバカ正直で、お人好しの日本人の
ものの見方、考え方である。
 2002年のW杯開催騒動や、中東勢のホームゲームでの戦い方を見れば、
外国は、自分たちが利益を得る事しか考えていないのが一目瞭然じゃないか。
それはサッカーやスポーツの世界だけじゃなくて政治経済全般に言える事だ。
今現在、日本周辺の領土問題で起きている事を見れば、国益最優先だというのが
誰にでも判るはずだ。

 むしろ注目すべきは、鹿島の勝負強さと、相手の流れを断ち切る駆け引きの
上手さ、どこで、どのようなプレーをしたら良いのかを選手が知っている事だ。
ガチガチに守るだけじゃなくて、カウンターで3点目を取れそうなチャンスも
作っているのだから、あの延長戦でのゲーム運びを批判するのではなくて、
参考にしても良いのではなかろうか。

 逆にリードされてからの清水の選手の対応は酷かった。
長身選手を2人並べたのに、その直後の攻めが、ショートパスとドリブルで
強引に中央突破を計ったり、MFが真ん中に集まりすぎた為に、サイドに開き、
クロスを上げるタイミングを失って、鹿島に完璧に守られてしまった。
その挙句に、ハイクロスを長身の2人ではなくて別の選手に合わせるとは、
パワープレーのやり方を知らないんじゃないか。

鹿島の柴崎は本当に素晴らしかったし、このゲームでは遠藤も良かった。
二人とも、W杯出場権獲得後の合宿やゲームでは、フル代表に入れて経験を
積ませた方が良いと思う。




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