サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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川淵会長の願望、実現せず!

いや、驚いた!川淵会長は≪引退した≫中田氏に、クラブW杯に出場する「オークランド」(ニュージーランド)のメンバーとして参加させる事を本気で考えていたようだ。

 サニーサイドアップの次原悦子社長が川淵会長に伝えたところによれば、≪中田氏が今後プレーする気持ちが無く、引退試合をしない≫意向との事だ。その結果、川淵会長は12月に日本で開かれるクラブW杯に出場するオークランドの選手としてのプレーを打診する姿勢だったが断念したと報じられている。

 親善試合や引退記念試合などに、ゲストプレーヤーとして「スター選手」を参加させるというのは、間違った事だとは思わないが、このクラブW杯はFIFAの公式戦として開催される大会だ。一度、引退した選手を特定の大会の為だけ、それも公式戦に出場させるという希望は、かなり無理があるように思う。
 中田氏のプレーをもう一度観たいと希望する人は多勢居るだろうが、3つの点で問題がある。

1・中田氏のコンディションの不安と、再調整のために時間と労力が削られる事の保証。
 コンディションはフィジカル面だけでなくメンタル面も含まれる。一度引退を決意して現役を退いてからは≪プロフェッショナルの勝負の世界の緊張≫から解放されたわけで、これを再度現役時代のようなレベルに戻すのは厳しいものがある。中途半端な段階で出場したら、参加する他のクラブと参加選手全員に対して失礼ではないか。そのようないい加減な状態で出場するなどとは、そもそも中田氏自身のプライドが許さないはずだ。出る以上はベストに近い状態に持っていき、周囲に『さすが中田英だ』と感嘆させなければ納得しないだろう。

 すでに引退表明後の中田氏は、次の人生を歩む為の準備を始めているではないか。新たなビジネス展開も考えているかもしれない。そのような多忙で目的意識の高い人物の時間と労力を≪一協会の会長の我がまま身勝手≫の為に差し出す必要など全くないのだ。自分のビジネスに必要だったはずの≪失われた時間・遅れた事によるロスの発生≫などを金額に換算したらどれほどの金額になることか。協会や川淵会長は埋め合わせの保証をするつもりはあるのだろうか。

 エキジビションマッチでの顔見世興行ではなく、クラブ世界一を決める勝負の掛かった公式戦だというのを忘れるなと言いたい。

2・この川淵会長の構想が出てからここまでの間、当事者の『オークランド』側の意見や希望が、ほとんど公にされていないのはどういう事か。クラブの事情もあるはずで、中田氏が入る事でクラブに生じるメリットとデメリットなどが全く判らない。

3・川淵会長は、当初は「名波」を考えていたともされているが、一体何を考えているのか?どういう精神構造をしているのか?日本人選手をゲストプレーヤーのような形で出場させる事で大会の盛り上げに利用したいのだろうが、そういう発想は≪興行≫なんですよ。赤字解消対策だとするならば、そんな大会の開催に立候補するのは辞めるべきだ。
 川淵会長の発想というのは≪現場経験者≫の人間ではなく≪興行師≫のものとしか思えない。

 大会主催当局が営業的に成功させるように努力するのは当然で、盛り上げるような活動を積極的に行なうべきだろう。しかし、それは≪一度引退した選手を、何の結びつきもないクラブから特別参加させる≫という≪超法規的措置≫を使う事ではない。売り物にするのは《レベルの高さ》なのか、それとも《勝負の面白さ》なのか、そのような方向に進むべきと考える。
 この大会を日本で開催する意義と目的は何なのか?説得力のある、そして明確な意見を公にしてもらいたい。

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