サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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羽生の評価

 阿部と山岸と同様に批判が集中している羽生だが、ちょっと評価が分かれる選手だと思う。評価する場合に選手のどこを好意的に(あるいは批判的に)見るかで全然違ってくるから、そういう点で言えば勉強になる選手である。
 
 例えば次のような決定的なシーンをどうみるか?
対サウジアラビア戦・80分のバーを直撃した強烈なミドルSH。
対韓国戦・73分のゴール正面でコースが空いた所からSH・GKの正面に飛ぶが強いSHだった為にファンブル。
延長戦後半、125分の矢野がヘッドで落としたのをSHは・ボールは相手DFに当たる。これはDFが避ける余裕もない強烈なSHだった。

このようなSHシーンを観て最も多く感じる印象は「惜しい!もうちょっとズレテいれば入っていたのに-----------」だと思う。他の選手の思い切りの悪いプレーを散々見せられている中で、このようなシーンに接すると大きな期待感を持つ事は良くある。それに加えて運動量も多くダイナミックな動きで、あちこちに顔を出すから、一見ハツラツと動き回るようにも見えるから好意的に見られがちだ。

 だが。これらは大きな勘違いなのだ。
つまりこういう事である。あのようなシチュエーションで、SHが後一歩で入らないのは、≪羽生がそのように運命付けられている≫からだ。だから≪ 惜しかったのではなくて、惜しいSHしか打てない。≫と解釈すれば、何故羽生の強烈なSHが、本人のミスというよりも相手のDFやGKやバーに当たってしまうのかという理由が判る。

 また明らかに技術的にレベルが低い。出場した全ゲームを通して、中盤で日本がパス回しを行っている際に、相手にチェックされると羽生は他の選手よりも余裕がなくなり落ち着いてキックしているように見えず、時として慌てて強引に切り抜けようとする事もある。あれは自分の技術に自信がないため、そのようなアクションに走るのだ。単純なトラップミスやパスミスが他の中盤の選手よりも多いのも技術の低さの証明である。

 運動量が豊富で忠実で勤勉で労を惜しまず、最後まで頑張る。このようなプレースタイルや選手の存在は、さわやかさとスポーツマンシップにふさわしい行為に映り、見る者に感動を与えがちだ。だが非常に残念な事に≪技術レベルが低すぎて≫肝心要の場面で大きなミスを冒すのは、スポーツの世界(特にサッカーの世界)では、よく見られる光景である。動きの質が良かったり、スタミナを活かして、実に良い場面に現れるのだが、その《動きに技術が伴わない》為に、ミスをしてチャンスをつぶすのだ。その判りやすい例が、対カタール戦での同点に追いつかれた後のロスタイム突入前の90分のシーンである。羽生は相手DFラインの裏へ入り込みGKと一対一になり決定的な場面でイージーミスを犯し追加点を奪えなかった。


 70年代には、このようなタイプの中盤の選手は何人もいたが、誰一人として成功しなかった。だから答えと結論はとっくの昔に用意されている。そう、代表選手のレベルではないのだ。

さらに付け加えれば、3位決定戦の対韓国戦のPKでは、日本の6人のキッカーのうち、韓国GK「イ・ウンジェ」にコースを読まれたのは「阿部」「羽生」の二人である。阿部はキックの正確さで、サイドネット付近に強いボールを蹴った為に奇麗に決めたが、羽生はお粗末で「恰好の餌食」になってしまった。なにも遠藤みたいな芸術的なPKを決めろと要求しているのではない。あれは1本で3点分くらいの価値があると思うが、羽生はちょっと酷すぎるのでは。もしかしたら川口の方が上手いんじゃないか?

これでわかったと思う。羽生を批判するのは「決定的なSHを外した」とか「PKを止められたから」ではなくて、攻撃的なMFにしては技術が低くて、勝利の女神から遠ざけられてしまう宿命のようなものを感じるからだ。



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