ジーコの後任者に関して、ジーコの流れを継ぐものという選定条件を表明していながら、全く異なるオシムを選んだという前科がある。今回もやはりオシム流の踏襲にこだわらないという了解がされているようだ。
2002年にトルシエが苦心惨憺して作った土台をジーコがぶち壊し、違う流れのオシムが作った土台を今度は岡田がぶち壊すという展開になるように感じる。
予想される事として、フランス大会の時の采配を振り返れば一目瞭然で、公式戦では格上の強豪に対して超守備的な戦術で挑んでも不思議ではないし、各ポジションごとの基本を大切にするオーソドックスなチーム作りとゲーム運びを基調とするのではないか。
ポリバレント優先・超攻撃志向のオシムと異なり、センターバック・サイドバック・ボランチ・CF・など、まず各々の役割を重視するよう要求して、その上でのポリバレントという考え方をするように思う。また、もっとペース配分を考えたバランスの良いゲーム運びをさせるだろう。オシムのやり方だとスタミナ切れの心配がつきまとう、ペース配分無視と思えるようなバランスの悪さを感じる。
観ていてつまらないかも知れないが勝負強いチームを作るのではなかろうか。例えば、アジアカップの時に岡田が監督だったら、阿部をCBに起用する事は無かったし、3位決定戦で韓国には完勝しただろう。
自分が一番興味があるのが、岡田が監督を引き受けるにあたり協会に対して、どのような条件を提示したかだ。フランス大会の時に色々な経験を積んだし、その後は川淵会長との確執もあったと聞いているが、それがどのような形で活きてくるか見ものである。

