サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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アジア枠導入を考える その1

 Jリーグに既存の外人枠以外にアジア枠を設けて、当初は1人だが、将来的には無制限にするという構想があるそうだが、基本的には欧州の物まねにしか映らないし、これは単にサッカー界だけの問題ではなく、各国の経済状況や労働環境等も含めて考慮するべきではないかと思うがどうだろう。

 こういう構想が出てくる時と言うのは「いい事尽くめ」と相場は決まってる。あれも出来る。こんな事も可能だ。これなんか凄いだろうていう感じだ。
 まるで宗教団体の信者勧誘の宣伝文句のオンパレードみたいになっちゃうから割り引いて評価した方が良い。

 最大の問題は実施方法と参加国の顔ぶれだ。
例えば、日本だけでアジア枠を設けてたところで、日本のレベルアップに関していえばあまりメリットはない。なぜかというと現在のJ1・J2のレベルの高さは、間違いなくアジアのナンバー1で、他のアジア諸国、特に東南アジア勢は日本で通用する選手と言うのは代表クラスの中でも、ほんの数人(もしかしたら1~2人)程度ではないか。さらに彼らの場合に大問題となるのが日本の自然環境への適合と練習の厳しさに耐えられるかどうかだ。日本リーグ時代にもヤンマーや松下には「タイ代表」「インドネシア代表」の選手が来た事があるが、寒さに適応出来ないとか、練習がハードでついてこれずに結局使えなかったケースが多かった。Jリーグは3月開幕で天皇杯は12月だ。
 つまり、代表選手でハイレベルだからJリーグで戦力になれるとは限らないのだ。気象条件だけを取り上げたら、韓国や中国に東南アジアから行っても同様の問題が起きるだろう。


 中東の選手ならば、わざわざ日本に来るよりも、宗教や気候風土・食生活が共通する同じ中東の金持ちのクラブに入った方がプラスになる。よほどの好条件を提示しない限り、中東のトップクラスの選手が東アジア諸国に来る可能性は低いのではないか。

 アジア枠を設けて政治がらみで無理にレベルの低い選手を連れてきたら、日本がレベルダウンするし、実力以外の要因で日本の若い選手がはじかれるケースが出てくる場合もある。そうなると若年層のサッカーへのイメージダウンとなる。

 確かに欧州は、EU域内の外人枠の垣根を外したおかげで、全体的にレベルアップして、30~40年前では考えられなかった国が強くなったし、レベルが縮まったのは事実だが、欧州の場合はサッカー界だけの解放ではなく、あくまでもEUの労働環境絡みの結果という要因が非常に大きいという事を前提にして、この問題は考えないといけない。

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