サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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アジア枠導入を考える その2

 さらに深刻な問題がある。
アジア各国の代表選手というのは、レベルの違いはあってもその国ではスター選手だ。そういった選手が一部の偏った国のリーグに行ってしまったら、その国のリーグは繁栄するだろうか?アジアの国でプロリーグが成立しているか、本格的にプロ化していなくても円滑に運営されている国がいくつあるだろうか。これはリーグを支えているクラブチームでも同様だ。

 アジアの中では強豪国でレベルが高くて、クラブの組織やリーグ運営がしっかりしている国、あるいは国や王族が資金を投入してくれる国、そういう国のファンはアジア中から有力な選手が集まってくる期待が持てるから楽しみだろうが、そうでない大半の国は選手供給源となってしまい、その国のリーグは衰退する事もありうる。
 
次のように反論する意見もあるかもしれない。自分の国のリーグで頑張れば、他国のクラブのスカウトの目にとまるから大丈夫だと。しかし、この考えは甘いと言わざるを得ない。
 おそらくユース年代の各カテゴリーの代表チームの段階で、才能のある選手は将来性を買われて連れていかれてしまうと考えるのが現実的だ。アジアユース大会は、若手の青田買いの場となる。草刈り場みたいなもんだ。

 最終的に、どういう国のどんなクラブが優秀選手獲得競争に勝利を納めるだろうか。
もう判ってる。「イタリア」「スペイン」「イングランド」等を見れば説明はいらない。一部の例外をのぞいたら資金力のある所が圧倒的に強くなる。今のJリーグは緊縮財政だ。「身の丈に合った運営」をしているのに、アジア枠の為に大金を投じるクラブがあるだろうか。救いがあるとしたら、Jリーグは組織や運営がしっかりとしている点をあげたい。

 他の国のリーグのクラブにスカウトされるという事の意味を考えよう。
彼らは、呼ぶ側のクラブにすれば「助っ人」であって「留学生」ではない。ゲームに勝ちタイトルを取る為に必要な選手だから自国の選手をはずしてでも契約する価値があるのだから、それなりの実力が求められるし、選手には報酬が払われねばならない。

 そういった事を真剣に考慮してもらいたい。
能力が低いのに契約する。活躍してないのに高い報酬を払う。なぜなのか調べたら、クラブのスポンサー企業が、その選手の母国の国をマーケットに営業していて宣伝・拡販の手段として利用する計算を立てていたなんて事例がどんどん出てくるかもしれない。果たしてそれが健全な運営といえるだろうか。それを続ければ国によっては政治家や財界とのコネが出来て様々な分野で影響力を持てるようになる。そうなったら「スポーツ」ではなく「政治」になってしまう。
 

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