サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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クラブW杯開催国枠を承認

FIFAのクラブW杯組織委員会は、本年度の第二回大会から、開催国枠を設ける事を承認した。
 私の考えは、WEBサッカーマニア『正論』Vol・40「世界クラブ選手権」及び、Vol・45「FIFAトヨタカップ総括」で示した通り反対である。

 開催国枠の承認と、国立競技場の使用の2点を、FIFAに認めさせたのは『川淵』会長の勝利ともいえるが、政治力という点で行くと、やはりFIFAの幹部の方が一枚上手のようである。
 例えば、FIFAが、屋根付き競技場での開催を希望したのを、集客力があるという理由で国立にしたが、天候と対戦カード次第では、観客動員は期待出来ない。
 国立競技場を使用した欧州と南米以外のカードは、招待券の乱発と団体動員(東京地区の少年団と高体連)でやっと、あの程度の埋まり具合だったのだ。
 これをJ1優勝クラブを出場させる事で、黒字にしようという目論見なのは明白であるが、本来、クラブのホームタウンでやるのが筋なのだから、歪んだ運営方法と批判されても仕方が無い。
 
 このように考えてみよう。
 スペイン開催で、バルセロナが出場権を得てもマドリードで行なうとか、ドイツ開催でバイエルンが出場権を獲得しても、開催地がハンブルグだったら、そこで行なうというような物だ。
 決勝戦は例外としても、1&2回戦程度はホームタウンで開催した方が皆に喜ばれるはずだ。

 また日本側要望の2007年以降の継続開催案は、議論されなかったという。
これは第3回以降は日本以外の場所で開催したいというFIFAの意思表示であろう。
 今回、彼らは自分達の希望を退けて川淵会長の希望を受け入れたが、次は日本側が妥協する番だという事を暗に伝えていると考えるべきである。
 
 もし、日本恒久開催を認めた場合、他のFIFA主催大会とのバランスが崩れるわけで、それに加えてサッカー先進国の欧州と南米サイドから、またアジアのライバル国・例えば、韓国や中国・サウジ等からは、相当強硬な異議申し立てと自国での開催希望が出ると予測される。

 開催国枠を認めるという事は、運営能力と実力のあるクラブを保有する世界各国の列強にも大会開催資格を与える義務が生じ、彼らに権利を主張する根拠を与えた事を意味するのだ。
 
 果たして川淵会長はFIFAも自分に都合よく操作する事が出来るだろうか。


 
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