浦和レッズがJリーグの中断期間に合宿を行うそうだが、これは当然の事であり別に驚くことではないし、休暇と合わせて「アメとムチ」という表現はあてはまらない。
自分は開幕直後の不振の時に、中断期間にミニキャンプを行うべきと書いたが、そのような展開になったので、エンゲルスもクラブのフロントも常識的な判断を行えるのが判ってホッとした。エンゲルスの強い希望と報じらているが、今シーズンの、ここまでの展開を振り返れば当然の要求にすぎない。
開幕前のキャンプの指揮を執ったのは「オジェック」であり、すでに伝えられたとおり非常に偏った不十分なトレーニング内容だったのが明らかだ。開幕直後の就任で、ここまでエンゲルスが行ってきたのはゲームでの勝利のための采配と調整だったはずだ。それは選手の組み合わせとか配置の新しい試みや、コンディショニングという形で表れた。
そして、ようやく「ポンテ」「三都主」二人が復帰する。特にポンテ不在の穴埋めに苦慮しており、オジェックは復帰まで何も手をつける気配はなく、エンゲルスはトゥーリオを中盤に上げる事で打開しようとした。この二人の復帰と高原の復調、トウーリオをCBに戻して、戦術と連係を重視したトレーニングを行う事で、おそらく中断明けには、2008バージョンの新しいレッズの姿が見られるのではないだろうか。
このような合宿(ミニキャンプ)は、チームの成績に関係なく行われるべき事で、トップに居るのに合宿するのは厳しすぎるとか「ムチ」などと思うのは、チーム作りとか監督の構想などに関しての考察が出来ない人間であり、短絡的な見方しか出来ないサポーターならいざ知らず、選手やマスコミ関係者が、その程度の人間では困る。
浦和レッズの目標は「Jリーグの優勝」ではなくて「ACL制覇」「クラブW杯」そして欧州y名門クラブに匹敵するような地位いを目指すのだから、現時点でJリーグのトップに居るからといって、「アメ」ばかり与えていては進歩しない。
開幕前のキャンプが不十分だった。
途中で監督が交した。
長期間負傷で不在だった中心選手が復帰した。
といわけで、中断期間に合宿を行うのは異例でも何でもない。ここでやらなかったら、何時やるのだろうか?リーグが再開したら、出来る事といったら対戦相手ごとに応じた練習とコンディショニングだけだ。今までやらなかった過去が間違っているのだ。

