大久保のオーバーエイジ召集騒動も決着がついたが、協会側の体裁を繕う対応には大笑いしちゃった。「神戸の強硬な拒否の姿勢」に屈したのではなく、「反町監督が落選させた・選出しなかった」という方向で理由を説明してるのは、明らかに無理があるからだ。
召集の為の正式な文書を送ったのが27日で、29日の夜まで交渉に当たっていたのだから、協会のメンツと体裁を第一に考える姿勢が露骨に出た形となった。これは「我那覇のドーピング問題」「主審暴言問題」等に見られた協会側の対応と共通するものを感じる。
我那覇の件では、最後まで強硬姿勢を貫いた揚句に、裁定が出た後も、なかなか過ちを認めようとはしなかったし、主審の件ではクラブと選手側に圧力をかけて規制するような方向で決着させた。
自分は基本的にはクラブは選手を出すべきだと思ってる。代表の成績はJリーグはもちろん、国内サッカー界にも波及効果があるからだ。しかし、今回は神戸側の事情と日程のきつさを考慮した上に、さらに協会側の対応の拙さと傲慢さには賛同するのは難しい。
それよりももっと大切なのは、川淵政権の末期に、このようなゴタゴタガ起きて拙い対応をしたのを、記録と記憶に残す事で、将来の協会幹部の参考や反省の学習資料として役立たせる事だと思う。
今後、同様の問題が起こった時に備えて、≪前例を作りたくなかった≫のだろう。その判断は間違ってはいないと思うが、逆に、監督が選ばなかった事にして決着を計るという逃げ道が出来た事を意味する。

