サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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なでしこ・アメリカ戦とドイツ戦の内容に関して

 なでしこは残念だが4位に終わった。ベスト4に残った中では実績・総合力
いずれも4番目だったが、準決勝のアメリカ戦・3位決定戦のドイツ戦、
少ないながらも得点と勝つチャンスはあったのだから、希望のある敗戦として
受け止めよう。

 日本の通用した事と、しなかった事を再点検して修正と改善に努めて、
ロンドン五輪に向けた準備を明日から始めなければいけない。

 日本の戦い方とゲーム展開はアメリカ戦・ドイツ戦ともに共通していた部分が
多いため、長所も課題も明確になったのは、今後の対策を立てやすい。

 2戦とも、立ち上がりから20数分までは、日本が完全にゲームを支配した。
その時間帯に得点出来たのがアメリカ戦で、ドイツ戦も何時でも得点出来そう
な雰囲気になった為に、期待感と勝利の可能性を強く感じさせてくれた。

 だが日本は、それ以後は攻めあぐんでしまい、アメリカ戦では25分以降、
ドイツ戦では35分以降、完全に相手にゲームの主導権を握られてしまった。
ボールをキープしてる時間が長い為に、ちょっと勘違いしがちだが、
実は、中盤で潰されたり、パスをカットされてカウンターを仕掛けられて、
大慌てで守備に回るという展開が続いたのである。

 2戦とも、相手がスタミナ切れを起こすだろうという期待感と、実際に足が
止まりつつあるような光景が見られたが、先に運動量が低下したのは日本
の方だった。これは相手のスピードとフィジカルの強さに対抗する為に、
キックオフから激しく動き回るという戦術のリスクである。

 日本が低身長の割には単純なハイクロスなどの攻めには対応できるのと
、池田のラインコントロールの巧みさでカバーする守備を研究し、ボールを奪う
と徹底的に両サイドから、スピード勝負を仕掛けて突破してからクロスを入れる
か、内側に切れ込んでからSHを狙うという攻めを、アメリカもドイツも選択した。

 日本はアメリカ戦では、DFの右サイドの安藤が全く問題外で、ドイツ戦では
左サイドの矢野が速さに完全に振り回されてしまい、2戦とも、このポジションが
最大かつ致命的な「穴」となった。この2戦で起用された「原」も対応に苦しみ、
フィジカルの差はどうしようもない弱点だった。ボランチの「沢」「坂口」も守備に
回る時間が長くなり、それは攻撃力の低下となった。

 2戦とも、後半の日本に得点の可能性が出てきたのはリードされてから
FW陣を入れ替えた80分過ぎからの総攻撃体制になってからのものであった。
ドイツ戦で51分に沢のSHをGKがセーブしてCKになった以外は、
アメリカ戦は20分から、ドイツ戦は27分から、いずれも80分までの時間帯に
おける、日本のチャンスは【 ゼロ 】である。

日本は2戦とも、相手のMFの両サイドの選手の、速さとパワーを全面に出した
攻撃に対して、なす術なく完璧にやられてしまったのだ。おそらく今後対戦する
相手は、この2ゲームを参考にして日本対策を練ってくるだろう。

 これから4年間、身体能力が高い選手、走るのが早くてボディコンタクトの
強いサイドバックが出来る選手を育成しないと、世界のトップクラス相手には
苦戦するに違いない。
 DFのラインコントロールと中盤からの囲い込みだけでは限界があるし、
攻撃ラインの選手が守備に回る時間が長く消耗してしまうリスクが大きいのが
判ったのが、今大会の教訓でもある。

アテネ五輪でのアメリカ戦・W杯でのドイツ戦、いずれも防戦に追われて完敗
し、勝負どころか、まともな試合に持ち込むのが精一杯だったのが、やっと
勝負が掛ったゲームが出来るようになったのを高く評価したい。

 4年後には、必ず勝ってメダルを獲ろう。
そして、沢には色はなんでも良いから、メダルを掛けさせてあげたい。
だからあと4年間、現役を続けてもらいたい。
 

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