サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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対デンマーク戦は完勝

 デンマーク戦は完勝だった。

デンマークの特徴は、欧州予選でポルトガルの攻撃力に耐えた程の堅い守備力で、
攻撃的なチームではない。それが勝たなければいけない状況になったという時点で、
ハンディを負った事になる。普段は守っておいて、相手の隙を突いて速攻で得点を
狙うスタイルのチームが、点を取りに行かなければならないという事は、いつもとは
異なるコンセプト、ゲームプランを選択しなければならないのだ。
そうなると、無理や歪みが生じる危険性が高くなるから、相手に付け入れられる隙が
生じると考えられる。

 日本は無理攻めする必要はないから、デンマークが出てくる裏を突けば良い。
引き分けでも大丈夫という考えで受け身になるとやられるから積極的に攻めに出る
べき等というのは極めて日本人的な考え方で、そのような短絡的な見方は辞めよう。
今まで通りの戦い方を変更せずに続ければ良く、積極的な守備と手数を掛けない
速攻で対応すれば良いだけなのだ。それを岡田ニッポンは正確に実行しただけだ。

2発のFKで勝負は決まったが、GKのミスとか壁の作り方が失敗等という理由が
あっても「本田」「遠藤」のFKの価値を低めたり過小評価する理由にはならない。

 カウンターアタックは、どれも素晴らしかった。
オシムは個人プレーに走ったと批判的だが、あれだけ守備に走り回っている中で、
大久保も本田も長友も、ドリブルで一気に駆け上がり攻め込む姿は、今までの試合で
バックパスや横パスばかり選択していた日本人選手のプレーからは、信じられない
程の頼もしさを感じた人が多かったのではないだろうか。
 強引で無謀な時もあったが、かなりデンマークを悩ませ、嫌がらせるような
ドリブルとキープだった方が多かった。エゴイストだと言って初めから禁じたら、
あのような勇敢で迫力のあるドリブルは生まれなかったはずだ。

 日本が、これほど効果的なカウンターアタックを何度も見せたゲームというのは、
ちょっと記憶がないくらいだ。それがW杯の重要なゲームで出た事が素晴らしい。
決定力が無いと言われ続けてきた日本が「本田」 「松井」「大久保」の3人で、
ここまでの3戦とも、相手DF陣を振り回し、混乱させているのを見れば、有効な
攻撃とは、必ずしも人数と手数を掛ければ良いものではないのが判る。

 細かいパスを回してボールキープ力を高めるよりも、相手の守備陣形が固まる前に
SHまで持っていった方が得点の可能性が高いのだ。

 このデンマーク戦から教訓を学べる。
中沢・トゥーリオ・阿部の奮闘と好判断は正当に評価されるのは当然として、前線に
長身大型の選手を3~4人並べて、DFラインや中盤からのゴール前へのハイクロス
を多用する攻めは、一見、迫力があって得点の期待感を高めるが、あまり効果的では
ないのが判ったと思う。
 思い出そう。1974年ドイツ大会決勝戦の西ドイツ対オランダ戦を。
リベロが「ベッケンバウアー」ストッパーが「シュバルツェンベック」
両サイドが「ブライトナー」「フォクツ」で、ストッパーを除いては、空中戦が弱い
と懸念されていた西ドイツが、屈強なオランダの後半の怒涛の攻めを防ぎきったのを。



 
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