サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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アルガルべ杯の準優勝は大成功

 アルガルべ杯はドイツに敗れて準優勝だったが、収穫の多い大会だった。

初戦のノルウェー戦はお粗末な内容でデンマーク戦も控え選手のテストの
為のゲームで、相手が弱かったのが幸いしたが、準決勝のアメリカ戦、決勝の
ドイツ戦は、昨年のW杯よりも、はるかに良い内容で五輪に向けて期待を
持てるものだった。

 見ての通り、アメリカもドイツもメンバ-が変わったが、戦力的には大きな
ダウンは無かったし、組織的なサッカーをするという点では、レベルアップ
していた。それ以上に日本の進歩が目立ったのが印象的で、特に控えや若手が
1ランク確実にアップした。

アメリカ戦は、前半を持ちこたえたのが大きかったし、W杯はPK方式の結果の
優勝で、内容的には完敗に等しかったが、かなり互角に正面から戦えた。
ドイツ戦も、W杯では延長戦での「丸山」の一発が印象的だが、90分間、
全く得点の可能性が感じられず、完全にドイツペースのゲームだったが、今回は
ドイツはオーバーペースで、後半は、日本がゲームを支配出来た。

ドイツ戦の4失点は、すべて修正可能なミスからやられたものだから、悲観する
必要はない。1点目は「鮫島」が、簡単にクロスを入れさせたのが原因で、
2点目は「岩清水」のマークが甘かったもの、3点目のPKは「有吉」が、直前に
ボールウオッチャーになってしまった事、4点目は得点を狙いに前掛かりになって
チェックがルーズになってしまった事で、十分に防ぐ事が可能だった。

 日本は、大会を通じて選手全員を起用したがあ、普通の場合、あれだけメンバー
やポジションをいじくると、選手個々のレベル差が目立って、攻守に渡り、色々と
問題が起きるのだが、ゲームを通じて成長していったし、沢の欠場が結果的に
良い方向に出たのが、もしかしたら嬉しい誤算だったのではないか。

 マスコミは攻撃陣、得点者に大きくスポットライトをあてるが、最大の収穫は
「宇津木」だ。去年はサイドしか出来なっかたのが、CBで使える目途が立った。
フィジカルが格段に強くなり身体の切れが良い。元々の持ち味だったテクニックと
メンタルの強さは、更に良くなっていた。今回、岩清水が負傷明けのせいか、
コンディションが悪く、決定的な局面で、ブレーキとなっていたのに対して、
宇津木は相当効いており、アメリカやドイツに、かなり抵抗出来ていた。
岩清水がW杯当時の出来ならば、ドイツの2点目はSHを枠の中に飛ばさせて
いなかったと思うが、体調がベストになっても、宇津木の成長を考慮したら、
今後のCBは、熊谷と宇津木でコンビを組んだ方が良い。

「有吉」は、時折、致命的なミスをしたが、重圧と経験不足による所が大きかった
と思われるので、今回の経験を活かせれば、戦力になると期待したい。

「高瀬」は、ずっと伸び悩んでおり、CF以外のポジションを試された事で
混乱状態を生んでしまっていたようだが、今大会では、何か吹っ切れたようで、
明らかに成長期にある。選手は伸びる時期と停滞する時期があるが、高瀬は、
今、ちょうど伸びる時期なのかもしれない。

「田中明日菜」は、沢の穴を埋めるレベルにはなっていないが、五輪アジア予選
の頃とは雲泥の出来で、繋ぎ役として充分に機能していた。更に、あの得点シーン
で見せたように、昨年の中国戦に続いて、ゴール前の混戦で「ルーズボール」に
反応して得点するってのは「持っている人」ではなかろうか。

「永里」はワールドクラスで、シュート力とキープ力は凄く、このような選手が
ぜひ男子にも欲しいと思わせてくれた程の活躍だったし「宮間」「安藤」は
いつものように安定していた。「海堀」は4失点したが、GKの責任ではないし、
PKにも見事に反応していた。ボールがもう少し高めならセーブ出来ていたはずだ。
本当にPKに強いと改めて感心した。

残念だったのが「鮫島」で、非常に不安定で、攻守ともイージーミスが目立った。
去年はブレイクしたが、今年は伸び悩んでスランプなのかもしれない。

チームとしては、ドイツ戦の前半でDFラインが深すぎたし、ビルドアップが
上手く行かなかったが、初めから不調の岩清水ではなくて熊谷を起用して軸に
していたら、上手く機能していたのではなかろうか。

攻撃面で、特にドイツ戦、パスワークが寸断される、コースが読まれてると
判断して、安藤や宮間、川澄が、ドリブルを使って打開したような判断力と
実行力は男子には見られない柔軟で勇気のあるもので、本当に素晴らしかった。
ウズベキスタン戦で縦パスが出せないとバックパスと横パスしか使わずに、
ドリブルして仕掛ける知恵と勇気の無かった男子に見習わせたいと思う。
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テーマ:なでしこジャパン - ジャンル:スポーツ

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