サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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マスコミのJ2降格報道に関して

ガンバのJ2降格が決定したが、当ブログでも指摘したように、
この結果は驚きでも意外でも無くて、当たり前の結果である。
最多得点を挙げても、守備がお粗末で、安定した戦いが出来ないクラブが、
前時代的な、スローテンポのサッカーを指向した選手達の意識の改善が
出来なかった為の結果だと受け止めるべきである。

今回、ここで取り上げたいのは、マスコミ各社の予想報道である。

 事前のマスコミ各社の報道やNHKのアナウンサーの発言などでは、
新潟がもっとも厳しい立場と伝えていたが、底の浅い分析といえよう。

最終節前の勝ち点は以下の通りだった。

14位・C大阪 勝ち点41
15位・神戸   " 39
16位・G大阪  ” 38
17位・新潟   ” 37

 なるほど、勝ち点数だけで単純に計算して判断すれば、新潟が残留する
条件は、勝った上に、他のクラブの結果次第という事になる。
あるスポーツ紙は、残留確率をパーセントで表示していたが、これまた
単純な確率計算の結果にすぎない。

しかし、このような報道に納得したり、一喜一憂しているようでは、いつまで
経っても、自分のサッカー観察眼や分析力は、レベルアップしない。
「勝ち」「引き分け」「負け」の3つの結果の確率や勝ち点計算をしている
だけだけだという事に気付いてもらいたい。
 対戦相手の存在と、勝敗の可能性を検討し予測するという重大な要因が、
ここでは欠けている。更には、J2降格が掛っているクラブは終盤に異常に
頑張るという傾向があるのも加味した方が良い。

 各クラブの対戦相手から観ていくと、
C大阪は「川崎」とホームで対戦する。
力関係で行けば、引き分けか負ける可能性が高いが、ホームで対戦する事で、
勝つ可能性も少しは出てくる。最終的な勝ち点は「41」もしくは「42」が
有力で「43」は、あまり期待できない。

神戸は「広島」とホームで対戦する。
前節で優勝が決まったクラブが、気力の問題から次戦で負けるというケースは
予想されるが、注目する点は「広島」が真面目で安定した戦いが出来るクラブだ
という事で、プラスマイナスはゼロと考えられる。
したがって神戸の場合は最終的な勝ち点が「39」「40」「42」いずれも
想定可能な範囲の数字である。

G大阪はアウェイで「磐田」と対戦する。
磐田が8戦無勝利だからガンバが有利かというとそうではない。現在のガンバは
優勝候補だった最盛期の戦力は無い。だから、この順位にいる。
現在の順位が上で、ホームでの対戦では負けている相手とアウェイで対戦するのだ。
そのような前提条件を考慮すれば、勝つよりも負けか引き分けの可能性が高いと
判断するのが妥当だ。だから、ガンバの勝ち点は「38」「39」になる。

新潟は 【ホーム】 で、札幌と対戦する。
J2降格が決定済みで、お粗末なゲームを繰り広げてきた札幌が相手ならば、
負ける可能性は限りなく小さい。逆に勝つ可能性は大きい。しかも前節では、
ホームで圧倒的な強さを誇る「仙台」に勝っている。となれば、新潟は、
最終的な勝ち点は「40」にならないほうがおかしいと考えるべきだろう。

このように分析すれば、実は最も厳しい状況に置かれていたのは、新潟ではなくて、
ガンバ大阪だったのが判るのだ。

戦力比較も分析せずに、単純な計算や、「勝ち」「負け」「引き分け」の可能性に
希望的観測を加味してしまうのがマスコミの傾向だと思う。

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