サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

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対ブルガリア戦をどう評価するべきか

 W杯出場が掛ったオーストラリア戦をまじかに控えたブルガリアに0-2の敗戦
という結果に対して、スポーツ紙とテレビ局を中心に悲観論が広がっているが、
冷静になって見なおせば、このゲームの内容は悪くない事に気がつくはずだ。
 敗戦の後で、選手が悔しがり出来が悪かったと反省したり、奮起を求めるのは、
よくある事だから全てが適切な表現だと思わない方が良い。

 もし、対戦相手が「オランダ」「イタリア」「ドイツ」「アルゼンチン」
といったベスト8クラスのチームだったら、この敗戦は「完敗ではなく大善戦」
と評価され、オーストラリア戦に向けて明るい展望が語られたに違いない。
 問題なのは、対戦相手がネームバリューが無いブルガリアだった点にある。
実際のブルガリアは非常に強力なチームだった。イタリア・チェコ・デンマークと
同組の欧州予選を無敗、それもイタリアと2-2の引き分け、そして親善試合の
オランダ戦に勝利という実力は本物だった。
 来日したチームは主力メンバーをずらりと揃えた本気で真面目に戦う集団
だったのだから、そのような相手に負けたからといって悲観する必要などは全く
無いのが判ったはずだ。

 1点目は情報不足だったのかもしれないが、川島が虚を突かれたもので、
FKをブレ球で直接決めるという素晴らしいゴールだった。2点目はFKから、
長谷部のオウンゴールによるもので、日本は流れの中から崩された失点では
無かったのだから、完敗という表現は当てはまらない。

 日本が無得点だった事を指摘しても、あのブルガリアの強力なDFを相手に
決定機を何度か掴んだシーンを振り返れば、相手を崩して作ったチャンスは、
ブルガリアよりも、日本の方が多いのだ。むしろ、ブルガリアの守備の強さ、
そしてDFのラインコントロールの上手さを高く評価するべきだろう。
また、フィジカルの強さと派手さは無いが堅実で水準以上の足技を駆使して
きたのも、昔からのブルガリアの特徴を維持している事を確認できただけで、
日本が特別に酷かった事にはならない。

 オーストラリア戦を4日後に控えて大丈夫かという声が上がったが、
次のように考えてもらいたい。
4日後に大事な本番があるのだから、ここでムキになって全力を出して消耗
したり、負傷したり、コンディションをピークに持っていくのはバカである。
そして、すでに来日しているオーストラリアが、このゲームを観ている事を
忘れてはならない。そこで全開モードで手の内を曝け出すのはバカ丸出しだ。
例えば3-4-3のMFの左のサイドで長友ではなく駒野を起用したのを
おかしいと思っても、ベストの布陣をオーストラリアに披露する必要が
あるだろうか?

また3-4-3をテストした中では一番良い出来だった事も認めるべきで、
これでオプションが広がったし、ベストメンバーでも100点満点の準備
でもないのに、強力なブルガリアを相手に、あれだけやれたら決して悲観する
内容と結果ではないと思うだけである。

 確かに問題点はあった。
前半の吉田のポジショニングの悪さは、長谷部と内田との連係に支障をきたして、
攻守に渡り右サイドを不安定なものにしたし、ボランチの2人長谷部と遠藤は
全盛期のような堅固な壁とならずに、ゴール正面にスペースを与えてしまい、
ブルガリアに巧みに利用されていた。

しかし、今の日本代表にとって一番の目標はどこにあるか、
親善試合のブルガリアに勝つ事ではなくて、4日後のオーストラリアに勝って
W杯出場権を獲得する事である。マスコミは「大一番」という言い方をするが、
それならば、全ての準備と戦略は大一番に備えた物になる。
何時でも、何処でも、どんな相手でも、ベストのメンバーとコンディションで
全部に快勝するなど、理想を超えた妄想の世界の出来事にすぎないのだ。

自分は6月4日は埼玉スタジアムへ行ってライブで応援します。
代表メンバーとスタッフを信じて最後まで勝利の為にベストを尽くしましょう。
 
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