サポーターレベルアップ講座

サッカーをメインにして、他のスポーツに関しても独断と偏見で論じていきます。皆さんがスポーツを楽しむ、考える際の参考になれば幸いです。

バレー引き抜きの意味

ガンバ大阪の「バレー」がUAEのアル・アリに引き抜かれたのは、非常に興味深い
出来事だった。移籍と報じるよりも、シーズン途中で引き抜かれてしまったと見る
のが正しい。

 年俸・違約金・その他等で、10億円以上の巨額のお金が動いたわけだが、
将来のアジア枠の自由化がどのようになるか、一つの可能性を示したという点で
誠に有意義な出来事と言えよう。

確か、ガンバは、マグノアウベスをサウジのクラブに引き抜かれた実績を持ってた
はずだが、これで2度目か。日本で育ったブラジル人が中東の金持ちクラブに
法外な巨額マネーで、次々と引き抜かれる事例が、これで2回目になる。

 欧州のマネ事をしてアジアの域内ならば、選手は外国人枠とは関係なく、
自由に何人でも確保出来るようになったら、アホなスポーツ紙は
「中東や豪州の有力選手が日本に来るようになるかもしれない」と、
提灯記事を書きまくっていたが、今回の「バレー」の1件で、アラブのオイルダラー
の前には、惨敗・完敗・という惨状が待っていると覚悟した方が良いだろう。

中東の金持ちクラブは,≪Jリーグのように身の丈に合った運営≫なんか関係ない。
欲しい選手は≪札束をド〜ンと積んで持っていくだけだ≫

ガンバは、バレーを引きとめておくだけの資金を用意できなかった。
もう、中東勢との勝負はついているのが判ったと思う。
自分が、アジア枠に関して、「Jリーグにアジア中からスター選手が集まるなんて、
甘く考えない方が良い」と忠告・提言してる意味が分かったんじゃないかな。


浦和対川崎戦での事件について

 浦和対川崎で、また事件が発生した。事件の概要はすでに報道されたとおりで、
説明は要らないだろうが、本当に困ったもんだ。基本的にサッカーというスポーツは
見ている側も自然に熱くなってしまうので、不測の事態と言うのは起きやすいのだが
、そこを自由奔放に、野放しにしたら、それこそ無法地帯になってしまい、それでは
スポーツの場ではなくなってしまう。

 自分のサポートするクラブが負けたからといって、相手サポーターに八つ当たりを
してはいけない。対ガンバ戦で、すでに判ったとおり、クラブやサポーター仲間に
迷惑をかける結果が待っているだけだし、自分が入場禁止処分になれば、大好きな
サッカーが見れなくなるだけで、何も良い事は無い。

 サッカーが生きがいだとか、好きなクラブの応援をして、勝ってくれたら
「嫌な事や不満を忘れる事が出来る」ような効果があるならば、なおさら、そういう
場を持ち続ける事の大切さを、絶対に忘れないように心掛けるべきだ。

 ペットボトルを4本、持ち込んだという事実は重大で、今後は入場の際のチェックが
厳しくなるかもしれないが、あの検査方法では簡単に持ち込めてしまうと思う。
自分はペットボトルが大好きだし、絶対に投げないのに、持ち込み不可は面白くない
から、現状や対策に関しては、あまり詳細な指摘はしたくない。

 今回の事件で良かったのは、逃げようとした犯人を浦和サポーターが捕まえた事。
それと、被害に合った川崎サポーターが警察当局に「被害届」を出した事だ。
浦和フロントが、犯人を無期限入場禁止処分にしたのも良かった。

対ガンバ戦の事件があったにも関わらず、このような事件を起こす人物は、
事の重大さが認識出来ていないとしか思えず、

「被害届が出た」「所轄の警察署には記録が残る」

始末書とか、不起訴になっても、次に事件を起こすと、さらに罪が重くなる。
それが「犯罪の抑止力」になるわけで、不幸中の幸いとして評価したい。

 

 

祝!アジア枠創設が大前進!

 不幸な事にアジア枠創設が決まりそうだ。早ければ来シーズンからの導入だとさ。
もし、そうならば大変に有り難い事だと思う。
この件に関しての自分の反対意見は4月に書いたけども、あそこで表明した危惧が、
杞憂に終わるか、あ〜やっぱりという事になるか、いずれ判る時が来る。

 決定したら、どうやって有効活用したら良いかを考えて見よう。

 アジアと切磋琢磨する事で、日本もレベルアップする等と公言している輩は
現状認識が甘い。少なくともジャーナリストで、そんな事を言ってるのは
分析能力がゼロどころかマイナスの連中だ。

 特にサポーター上がりの連中は、アジア予選を緊迫感で迎えて、勝負のスリル
と、ハラハラ、ドキドキ感を楽しみたいという個人的な願望が背景にあるにすぎない。
これは覚えておいた方が良い。必ずどこかで、そういう文章や発言が出てくるから。
 しかしアジア予選を、どうにかこうにか突破して出場権を獲得する程度のレベル
では、本大会では一次リーグ敗退する戦力しかない。
場合によっては、どうしてこのようなチームがW杯に出てくるのかと批判の対象に
なるだけだ。

 欧州や南米・アフリカ諸国と切磋琢磨する事で本当の強化とレベルアップが
可能となる。だから、そういった地域に目を向けるのが正しい。今は1930年代と
違って交通手段が著しく発達したから船ではなくて、飛行機という物がある。
それもプロペラ機や複葉式じゃなくて、ジェット機で欧州や南米まで、昔と比較したら
簡単に行けるんだよ。
 多分、知らないからアジアと切磋琢磨するなんて言ってるんだと思う。

本題に入ろう 「アジア枠を有効に使う」

日本に呼ぶよりも、日本人が海外へ出て行った方がサッカー的には有効だ。
サウジ・イラン・イラク・カタール・クウェート・UAE.バーレーン・オマーン・イエメン・
ヨルダン・シリア・
これで11カ国・例えば各国のリーグの1部と2部のクラブに、日本人選手・
J1でレギュラークラスの選手を一カ国あたり合計10人程度送り込むんだ。
合計110人だから人数は大丈夫だ。J1が18チーム・レギュラーが198人だから
残りの88人は東南アジア諸国のレベルアップの為に、これまた全員、アジア枠を
活かして日本を出ていくのが望ましい。

 そうする事で、アジアカップやW杯予選の時には、中東の強豪国の必要な
データは、気候や社会環境面も含めて、現地に在籍する日本人選手から、全て
集める事が出来るし、場合によっては環境に慣れた彼らの中から代表チームに召集
するのも良いだろう。

 アジアでのJリーグの価値を上げ、将来的にアジアでのマーケティング活動や
、放送権販売につなげようとの意図も大丈夫だ。大量に抜けたレギュラークラスの
穴埋めに、レベルの低い東南アジア勢を中心に集めれば良い。
 残念だけど、中東やオーストラリアのハイレベルな選手たちは、資金の豊富な
中東諸国や中国のクラブに持ってかれてしまうだろう。
 
将来は欧州みたいに自由化するなら、契約金や年俸は、ドルでもらうのか、
それとも現地の通貨か、あるいは自分の国籍がある国の通貨になるのか知りたい。
例えば、理想を言えば、カンボジア・ミャンマー・ネパール・バングラデシュ・等へ
行った日本人選手も現地の通貨で、クラブの資金力に応じた金額でもらうべきだ。
 
 ヨーロッパチャンピオンズリーグでは、外国人で固めたプレミアリーグ(イングランド)
のチェルシーやマンチェスターUが活躍したそうだが、イングランド代表もEUROでは
決勝に進出したんだろう。
決勝のスコアは10対0くらいでイングランドがスペインに大勝してるかな。

ジーコに「外人枠を増やさないと契約延長しない」と言われたクラブがある
トルコの代表チームなんか、予選で惨敗して本大会には出てないのと違うか。


 

フーリガンは厳罰処分にすべし

 スタジアムで不祥事を起こしたガンバとヴェルディのサポーターへの処分が発表された。
特にガンバは事件の原因となったサポーターグループの解散と、騒動の主役となった2人の永久入場禁止という厳しい内容のものだった。

 Jリーグの場合「子供や女性が安心して来場して楽しめる場」を売りにしているから、それを脅かす行動に対しては、今回、相当に強硬な対応策をとったように感じる。他のプロスポーツでは、案外、見逃されたり、その場の処分で済まされてしまうケースが多いが、サッカーは国際基準で考えた場合、サポーターに対しても厳しく接するのは間違っていないと思う。

 もうJリーグが誕生して15年目だから、だいぶ理解が進んだと思うが、外国・特に欧州サッカー界を見れば、不祥事や暴力行為等を起こしたサポーター・フロント・クラブ・選手などに対する処分の重さを感じていると思うがどうだろう。

 監督や選手がゲーム中に退場処分になった場合は、内容次第では、その後に出場停止や罰金などの追加処分がなされるので、日本のプロ野球などの寛大さと比較して、随分厳しいなと感じた人も多かったと思うが、サッカーの世界ではそれが普通だという事を改めて認識しておこう。

 中には野球の応援団のような感覚で、他のクラブのサポーターにケンカ腰で突っかかる者も居るようだが、野球と違って、乱闘や暴動の切っ掛けとなった者は入場停止処分と言う前例が出来たのを肝に銘じてもらいたい。さらに今回の騒動でガンバと浦和の双方に罰金が課せられたのを忘れないように。サポーターの不祥事がクラブにも迷惑がかかるのだ。今回は避けられたが「勝ち点はく奪」とか「降格処分」というケースも想定範囲内と自覚しなければならない。

そしてもう一つ、警備の名目で両クラブのサポーターの間に設けられている緩衝地帯が拡大されるという事は、サポーターに回るチケットが減らされるという事だ。純粋にサポートしている善良なサポータたちの観る権利を奪う原因を自分が作ったわけで、恨まれたり非難される立場に立たされるようになるし、ましてや「無観客試合」になったら、責任は物凄く重くなるのだ。

自分が相手サポーターにケガをさせた事により、「勝ち点はく奪」とか、緩衝地帯の増加でチケット割り当てが減る。その罪の重さを感じ取らなければいけない。

 ここでひとつ提案するが、もし暴力行為でケガをさせられたならば、泣き寝入りしたり穏便に済ませるのではなく、正式に告訴した方が良いと提言をしておく。なぜならば、そのような人物はサッカーを愛する仲間ではないから、関係当局に≪犯罪歴≫を記録させた方が世の中の為になると心を鬼にして、警察に通報しなければいけない。

本人、あるいはその場に居合わせた人が、携帯やデジカメで証拠写真を撮る事も可能だし、それをJリーグや協会や警察に提出すれば良い。

成り行き次第で、相手クラブの勝ち点はく奪で、勝ち点1差で自分のサポートしているクラブが優勝出来たら嬉しいじゃないか。暴力に訴える愚か者に対しては、そういう報復行為もあるのを知っておこう。

浦和レッズの中断期間の合宿は当然のことだ

 浦和レッズがJリーグの中断期間に合宿を行うそうだが、これは当然の事であり別に驚くことではないし、休暇と合わせて「アメとムチ」という表現はあてはまらない。

自分は開幕直後の不振の時に、中断期間にミニキャンプを行うべきと書いたが、そのような展開になったので、エンゲルスもクラブのフロントも常識的な判断を行えるのが判ってホッとした。エンゲルスの強い希望と報じらているが、今シーズンの、ここまでの展開を振り返れば当然の要求にすぎない。

 開幕前のキャンプの指揮を執ったのは「オジェック」であり、すでに伝えられたとおり非常に偏った不十分なトレーニング内容だったのが明らかだ。開幕直後の就任で、ここまでエンゲルスが行ってきたのはゲームでの勝利のための采配と調整だったはずだ。それは選手の組み合わせとか配置の新しい試みや、コンディショニングという形で表れた。

 そして、ようやく「ポンテ」「三都主」二人が復帰する。特にポンテ不在の穴埋めに苦慮しており、オジェックは復帰まで何も手をつける気配はなく、エンゲルスはトゥーリオを中盤に上げる事で打開しようとした。この二人の復帰と高原の復調、トウーリオをCBに戻して、戦術と連係を重視したトレーニングを行う事で、おそらく中断明けには、2008バージョンの新しいレッズの姿が見られるのではないだろうか。

 このような合宿(ミニキャンプ)は、チームの成績に関係なく行われるべき事で、トップに居るのに合宿するのは厳しすぎるとか「ムチ」などと思うのは、チーム作りとか監督の構想などに関しての考察が出来ない人間であり、短絡的な見方しか出来ないサポーターならいざ知らず、選手やマスコミ関係者が、その程度の人間では困る。

 浦和レッズの目標は「Jリーグの優勝」ではなくて「ACL制覇」「クラブW杯」そして欧州y名門クラブに匹敵するような地位いを目指すのだから、現時点でJリーグのトップに居るからといって、「アメ」ばかり与えていては進歩しない。

開幕前のキャンプが不十分だった。
途中で監督が交した。
長期間負傷で不在だった中心選手が復帰した。

といわけで、中断期間に合宿を行うのは異例でも何でもない。ここでやらなかったら、何時やるのだろうか?リーグが再開したら、出来る事といったら対戦相手ごとに応じた練習とコンディショニングだけだ。今までやらなかった過去が間違っているのだ。